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Fターム[4F205GN18]の内容

Fターム[4F205GN18]に分類される特許

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【課題】段ムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープを調製する。流延バンド34を2個の回転ローラ33に巻き掛けて無端で走行させる。流延ダイ側の回転ローラ33の表面温度を3℃に調整する。流延ダイからドープを流延バンド34上に流延して、流延膜69を形成する。流延膜69を剥取ローラ77で支持しながら湿潤フィルム76として流延バンド34から剥ぎ取る。湿潤フィルム76を乾燥してTACフィルムを得る。流延バンド34が回転ローラ34に巻き掛けられる位置を接触開始位置Aとし、流延膜69が剥ぎ取られる位置を剥取位置Bとする。接触開始位置Aと剥取位置Bとが回転ローラ33の中心軸33aとしてなす角度θを135°とする。流延膜69は回転ローラ33により冷却されてゲル化が進行して機械的強度が上昇する。 (もっと読む)


【課題】剥ぎ取りが安定する流延膜を形成し、光学特性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】TACを、酢酸メチルを主溶媒とする混合溶媒に溶解して原料ドープ22を得る。回転ドラム111を支持体として用いる。回転ドラム111は耐低温性に優れる素材から形成する。回転ドラム111の表面温度が−20℃となるように温度調整する。原料ドープ22に所望の添加剤を添加して流延用ドープとする。流延ダイ101から回転ドラム111上に流延ドープを流延して流延膜117を形成する。流延膜は−10℃となるため剥取ローラ116で湿潤フィルム118として剥ぎ取る際に、剥取安定性に優れる。回転ドラム111表面には剥ぎ残りが生じない。湿潤フィルム118を乾燥して得られるフィルム143は光学特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、溶融製膜可能で、ケン化性に優れ、かつ平面性に優れた光学フィルム、光学フィルムの製造方法、及びそれを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルを含有する光学フィルムにおいて、該セルロースエステルが下記一般式(1)で表されるオキシカルボン酸によって置換されていることを特徴とする光学フィルム。
一般式(1) CH3−(CH2m−CO−(CH2n−COOH
(式中、m、nは0〜9の整数を表す) (もっと読む)


【課題】表皮端末部及び基材の両コーナー部から樹脂が漏れるのを防止した外観見栄えのよい表皮一体型の内装部品。
【解決手段】可撓性を有する表皮と剛性を有する基材との間に樹脂中間層が一体に成型され、表皮端末部表面が基材表面に接して樹脂中間層が漏れないように両者間がシールされている内装品であって、たとえば、表皮端末部30,31及び基材9の各々のコーナー部33,28に、シール面のインストルメントパネル表側近傍からシール面の奥側に向かって次第に広がる面取部35,29を互いに沿うように設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流延膜の厚みムラを抑制、解消して平滑なフィルムを製造する。
【解決手段】走行する流延支持体86の上に、互いに異なる第1,第2ドープ61,62を流延し、流延膜87の露出面側をゲル化して、流延膜87の一部をゲル層171とする。このとき、第2ドープ62の表面張力よりも大きな収縮力をもつようなゲル層171を生成させる。これにより、流延膜87はゲル層171の収縮力により自己平滑性をもつようになり、流延支持体から剥がされて乾燥されたフィルムは厚みムラがなく、良好な面状となる。 (もっと読む)


【課題】 成形物の偏肉を抑制することができるとともに、ピンホールを抑制することができるパウダースラッシュ成形用熱可塑性ポリウレタン材料を提供する。
【解決手段】 パウダースラッシュ成形用熱可塑性ポリウレタン材料は、熱可塑性ポリウレタンの粉体粒子よりなり、200〜500μmの粒子径を有する粉体粒子の割合が15〜65質量%であるとともに、JIS K7210に準じて測定されたメルトボリュームフローレイト(MVR)が20〜80(cm/min)である。前記熱可塑性ポリウレタンの粉体粒子は、熱可塑性ポリウレタンを冷凍粉砕して得られるものであることが好ましい。また、前記200〜500μmの粒子径を有する粉体粒子以外の粉体粒子は、200μm未満の粒子径を有している。 (もっと読む)


【課題】 新規な内部構造を有し、吸音性及び制振性に優れたスラッシュ成形体を提供する。
【解決手段】 内部に空孔を有し該空孔中に外殻と独立に運動しうる無機微粒子を内包する鈴型マイクロカプセル及び/又は内部に空孔を有し該空孔中に磁性微粒子を疎水性有機溶媒に分散させた磁性流体を内包する鈴型マイクロカプセルを含有した樹脂パウダーを所定形状にパウダースラッシュ成形させたスラッシュ成形体。 (もっと読む)


【課題】 最表皮層形成用の第1パウダーと裏面側層形成用の第2パウダーとを混合して表皮製造型に投入し、この表皮製造型により最表皮層と裏面側層とを積層状に一括的に成形することができる、樹脂製表皮の製造方法を提供する。
【解決手段】 最表皮層形成用の第1パウダー14の溶融時粘度が裏面側層形成用の第2パウダー15の溶融時粘度よりも低く、且つ第1パウダー14の平均粒径が第2パウダー15の平均粒径よりも小さくなるように設定し、第1,第2パウダー14,15を混合して表皮製造型11に投入して加熱し、この表皮製造型11によりその型面12側に最表皮層5が位置するように最表皮層5と裏面側層6とを積層状に一括的に成形する。 (もっと読む)


【課題】 多層構造のゲルフィルム(多層ゲルフィルム)を作製し、これを加熱処理してポリイミド系多層フィルムを製造するにあたり、各ポリイミド層の間の密着性も優れたものとするだけでなく、生産性の向上を図る。
【解決手段】
ポリイミドまたはその前駆体のポリアミド酸を含有するポリイミド系ワニスを、複数種類、支持体上に積層して多層液膜を形成し、これを乾燥して多層ゲルフィルムを得るときに、少なくとも1種のワニスには、予め脱水剤および触媒を添加しておくとともに、上記多層液膜の層間が剥離する前、好ましくは2分以内に乾燥を開始する。上記ワニスは予め常温以下に冷却しておくことがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】大面積化、高精細化に対応した、偏光性能(偏光度、単体透過率)の面内均一性に優れた偏光膜を製造するためのポリビニルアルコール系フィルムおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】小角X線散乱法により求められる長周期が、20nm以下で、かつ非晶部の厚さが15nm以下であり、フィルムの厚みが30〜70μmであることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルムである。(α)製膜したポリビニルアルコール系フィルムを冷却する工程、ならびに(β1)フローティング法を用いて100℃未満で熱処理する第一熱処理工程および(β2)フローティング法を用いて100℃以上で熱処理する第二熱処理工程からなる、冷却したフィルムを熱処理する工程(β)により、ポリビニルアルコール系フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 面状に優れた残留溶媒量の少ないセルロースアシレートフィルムの製膜方法を提供すること。
【解決手段】 フィルムのガラス転移温度(Tg)よりも高い沸点を有する溶媒を含有するセルロースアシレート溶液を用いて残留揮発分が8質量%以下のウェブを形成し、該ウェブを搬送しながら風速10m/分以上の乾燥風で乾燥し、該乾燥直後に冷却して、巻き取ることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製膜方法。 (もっと読む)


【課題】溶融製膜法により製造されるセルロースアシレートフィルムにおいて着色を起こすことのない、光学フィルムに適した、透明性に優れるセルロースアシレートフィルムおよびその製造方法の提供、並びに、このセルロースアシレートフィルムを用いた、高品位な位相差フィルム、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび画像表示装置の提供。
【解決手段】セルロースアシレートフィルムであって、特定のアシル置換度を有し、且つ残留硫酸根量(硫黄原子の含有量として)が特定量以下であるセルロースアシレートを少なくとも含有する組成物を溶融製膜するセルロースアシレートフィルムの製造方法、並びに該製造方法により製造されたセルロースアシレートフィルム、これを用いた高品位な位相差フィルム、偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび画像表示装置。 (もっと読む)


【課題】良好な絶縁性を持ち、比誘電率と誘電正接が低く、かつその温度依存性が小さい耐熱性高分子フィルムを提供する。
【解決手段】主鎖にイミド結合を有する高分子90.0〜99.99質量部、カーボンナノチューブ0.01〜10.0質量部からなり、線膨張係数が−5ppm/℃〜+20ppm/℃の範囲であり、体積抵抗率が1×1010Ωcm以上であることを特徴とする耐熱性高分子フィルムであり、好ましくは主鎖にイミド結合を有する高分子がポリイミドベンゾオキサゾールであり、カーボンナノチューブが金属と複合されたカーボンナノチューブである。 (もっと読む)


【課題】 表面の凹凸の大きな記録媒体への二次転写性に優れ、凹部分にもきれいに画像を転写することができる導電性ベルトを提供する。
【解決手段】 ベース層、弾性層および表層の少なくとも3層が内周面から外周面に向かって順次積層されている導電性ベルトであって、IRHD硬さ試験マイクロ法により積層状態の前記ベルトの表層側から測定した硬度が60以下であり、前記ベース層は、厚さ50〜150μmで、引張弾性率が2000MPa以上かつ内周面側の表面電気抵抗率が10Ω/□以上1011Ω/□以下で、前記弾性層は、厚さが400〜1500μmで、JIS
A硬度が60以下かつ体積抵抗率が10Ω・cm以上10Ω・cm以下、前記表層は、厚さが3〜30μm、複素弾性率が250MPa以下である。
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シート状物のパウダースラッシュ成形工程と、表面処理工程との連続実施が可能であって、接着性に優れたシート状物を効率的に製造することができるパウダースラッシュ成形機およびパウダースラッシュ成形方法を提供する。そのため、パウダースラッシュ部と、金型冷却部と、表面処理部と、を備えたパウダースラッシュ成形機およびそれを用いたパウダースラッシュ成形方法であって、表面処理部には、パウダースラッシュ部において成形されるとともに、金型冷却部において、所定温度に冷却されたシート状物の表面に、表面処理層を形成するための表面処理装置を備えることを特徴とする。
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【課題】高強度、高弾性、高屈曲性であり、電気特性、寸法安定性について環境による影響が少なく、また耐久性に優れた電子写真記録装置における像の中間転写ベルトやその像の記録シートの転写搬送ベルトなどに良好な半導電性ポリイミドベルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリイミドとシリコン変性ポリイミドのブロック共重合体よりなるポリイミドベルトであって、導電性の添加剤を含有し、吸湿膨張係数が15ppm/%RH以下、耐折強さが3万回以上、表面抵抗率の常用対数値が7〜14[logΩ/□]の範囲にあり、印加電圧10Vと1000Vにおける表面抵抗率の常用対数値の差が1[logΩ/□]以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


パウダースラッシュ成形用金型に対して、パウダーを均一に付着させることができるパウダースラッシュ成形機およびパウダースラッシュ成形方法を提供する。そのため、金型加熱部と、パウダースラッシュ部と、金型冷却部と、を備えたパウダースラッシュ成形機およびそれを用いたパウダースラッシュ成形方法において、金型加熱部に、金型の下方から、流速15m/秒以上の熱風を、吹き付けるための熱風吹出部と、金型加熱部の炉内底面の角部または辺部に沿って設けられ、金型を加熱した後の熱風を回収するためのエネルギー回収部と、を備えるとともに、炉内底面に、熱反射板を設けることを特徴とする。
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【課題】溶液製膜設備におけるフィルムの帯電量を抑える。
【解決手段】流延した軟膜を剥ぎ取って乾燥・冷却した後に巻き芯に巻き取ってフィルム101を製造する。乾燥後にフィルム101を冷却するための冷却室107に除電装置120を設け、冷却室107で冷却しながらフィルム101を除電する。冷却後のフィルム101にナーリング付与ローラ109によりナーリングを施しながら、除電装置121によりフィルム101を除電する。巻き取りの直前にも除電装置122を設け、フィルム101を除電する。巻き取り前の乾燥・冷却工程や、ナーリング付与工程、巻き取り工程で除電を行い、フィルム製造における帯電履歴を改善するため、フィルム101の帯電電位を−5〜+5Vにすることができる。フィルム101の帯電量が低く抑えられ、フィルム101の鹸化処理や塗布処理において帯電電位に起因する塗布斑の発生が無くなる。 (もっと読む)


【課題】 粉砕性および耐スクラッチ性に優れた、アクリル系ブロック共重合体組成物を提供することにある。また、パウダースラッシュ成形用の組成物、およびその組成物を用いたパウダースラッシュ成形品を提供することにある。
【解決手段】 (A)アクリル系ブロック共重合体100重量部と、(B)膠質炭酸カルシウムおよび/又は軽微性炭酸カルシウムからなる沈降炭酸カルシウム10〜100重量部、とを含有するアクリル系ブロック共重合体組成物とする。 (もっと読む)


【課題】 溶媒の乾燥及び回収に伴う製造負荷、設備負荷を低減し、機械特性、光学特性、寸法安定性に優れたセルロースエステルフィルム、光学フィルム、該光学フィルムを偏光板保護フィルムとして用いた偏光板、及びその偏光板を用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 原料セルロースエステルを多価カルボン酸により部分的に架橋した水分含有量3.0質量%以下のセルロースエステルと可塑剤、酸化防止剤、光安定剤、酸掃去剤の少なくとも1種を含んでなる混合物を150℃以上250℃以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって得られることを特徴とするセルロースエステルフィルム。 (もっと読む)


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