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Fターム[4F205GN22]の内容

型の被覆による成形、強化プラスチック成形 (42,245) | 成形操作・装置一般 (3,472) | 乾燥 (880) | 溶媒、溶剤の除去 (516)

Fターム[4F205GN22]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は、架橋構造を有さない弾性率の高いセルロースアシレートフィルムを提供することにあり、さらには該フィルムを用いた光学補償シート、偏光板、および少なくともこれらのいずれかを備えた液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】 下記式(A)で示されるセルロースアセテートプロピオネートの高分子鎖の絡み合い点密度νeが0.3〜2.0mol/dmであることを特徴とするセルロースアセテートプロピオネートフィルム。
νe=E’/3RT 式(A)
(Rは気体定数、E’は動的粘弾性測定でのゴム状平坦領域における貯蔵弾性率、Tはゴム状平坦領域温度) (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法を用いて、効率良くフイルムをつくる。
【解決手段】流延ダイ81は、リップ板210、211やインナーディッケル板223、224とを有する。これらの接液面210a、211a、223a、224aが流出口81aを形成する。リップ板210及びインナーディッケル板223は、流出方向A1における稜211cと稜223cとの距離CL1が9μm以下になるように配される。同様にして、距離CL2〜CL4が、それぞれ9μm以下になるように、リップ板210、211やインナーディッケル板223、224が配される。液法用ノズル252、253が流出口81aの近傍に配される。流延ドープ51は流出口81aから流出し、周面82bにかけて流延ビード230を形成する。液法用ノズル252、253は、側端部230aに液法用溶液250を供給する。 (もっと読む)


【課題】製膜中、支持体の表面における汚れの付着を防止する。
【解決手段】針葉樹を原料としたセルロースアシレートを使用してドープ70を作る。このセルロースアシレートは、セルロースアシレートに含まれる化合物若しくは結合カルボン酸基のセルロースアシレートに対するモル当量が3以上15以下の範囲内で、セルロースアシレート中のCa成分の質量濃度が0ppm以上5ppm以下、Mg成分の質量濃度が10ppm以上70ppm以下である。表面を冷却したエンドレス走行の流延ドラム34上にドープ70を流延してゲル状の流延膜40を形成する。ドラム洗浄機44から流延ドラム34の表面にドライアイス粒子を含む洗浄ガスを吹き付ける。流延ドラム34から流延膜40を剥取後、乾燥してフィルム51とする。脂肪酸Ca等の生成を抑制し、洗浄ガスによる流延ドラム34表面の洗浄により汚れの付着を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】支持体の表面における汚れの付着を防止する。
【解決手段】セルロースアシレートと溶媒とを含むドープ70を調製する。セルロースアシレートは木材を原料とし、セルロースアシレートに含まれる化合物若しくは結合カルボン酸基のセルロースアシレートに対するモル当量が3以上15以下の範囲内として、Ca成分の質量濃度が0ppm以上5ppm以下、Mg成分の質量濃度が50ppm以上100ppm以下である。表面を冷却したエンドレス走行の流延ドラム34上にドープ70を流延してゲル状の流延膜40を形成後、流延ドラム34から流延膜40を剥取し乾燥してフィルム51とする。ドラム洗浄機44から流延ドラム34の表面に紫外線を照射する。流延ドラム44上の有機物が分解除去される。以上より、汚れとなり得る脂肪酸Ca等の生成が抑制されるため流延ドラム34上での汚れの付着を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】斜めムラの発生を抑制しながら、生産速度を向上させてフィルムを製造する。
【解決手段】表面を冷却させた流延ドラム34の上に、ポリマーを含む固形分と溶剤とからなる2種類以上のドープを共流延してゲル状の流延膜44を形成する。流延膜44は、流延ドラム34上で空気に面する表層44aと表層44a及び流延ドラム34に接した内層44dとを有し、この内層44dは基層44bと支持体層44cとからなる。表層ドープ70aの固形分濃度C1を18重量%以上20重量%以下の範囲とし、基層ドープ70bの固形分濃度C2よりも2重量以上5重量%以下で低くする。また、表層44aの厚みが流延膜44の総厚みの2%以上10%以下とする。これにより、表層44aでの有効なレベリング効果が得られ斜めムラの発生が抑制される。この流延膜44を流延ドラム34から剥ぎ取り乾燥して得られるフィルムは優れた光学特性を示す。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥室45へ案内される。テンタ乾燥室45は、第1〜第3ゾーン121〜123を有する。第1ゾーン121では、湿潤フイルムに乾燥処理と予備加熱を行う。第2ゾーン122では、湿潤フイルムに乾燥処理と延伸処理を行う。第3ゾーン123では、湿潤フイルムに乾燥処理と緩和処理を行い、フイルム22とする。第2ゾーン122における温度をT2とし、第3ゾーン123における温度をT3としたときに、T2−T3が0より大きく50未満とする。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルムの製造において、金属支持体表面に傷やウォーターマークをつくることなく、短時間に汚れを除去し、支持体表面の離型性を向上し、かつ支持体表面を汚れにくくする。さらに洗浄剤を用いたメガソニック超音波照射装置により、支持体表面に超音波照射液を吹き付けることで、Ca等の無機物も短時間に完全に剥がし取る。フィルム生産条件の制約が減り、フィルム生産条件の選択範囲が大幅に広がり、透明性、平面性に優れた光学フィルム、その製造方法、光学フィルムを用いた偏光板、及び表示装置を提供する。
【解決手段】 光学フィルムを製造するにあたり、金属支持体の表面を、洗浄装置により洗浄剤を用いて洗浄した後、支持体表面に残った液滴を液水切り装置により吹き飛ばし、ついで支持体の表面を大気圧プラズマ装置により高エネルギー表面処理を施した後、支持体表面にドープを流延する。 (もっと読む)


【課題】乾燥風を吹き付けて浮上させながらフイルムを搬送する際に、フイルムを膨らませないようにする。
【解決手段】湿潤フイルム25aの下方に乾燥ダクト48を設置する。乾燥ダクト48は、ダクト本体50と、乾燥風供給部52と、排気管53と、排気量制御部54とを備える。乾燥風供給部52はダクト本体50に乾燥風56を供給する。乾燥風56は吹出孔57aを介して湿潤フイルム25aに吹き付けられる。排気孔53aは、湿潤フイルム25aの幅方向の略中央部に対向する位置に設けられる。この排気孔53aは、湿潤フイルム25aの下方に流れている乾燥風56のうち湿潤フイルム25aの幅方向の略中央部に対応する部分に流れている乾燥風56aを、排気管53の内部に排気する。乾燥風56aは排気孔53bを介して外部に排気される。乾燥風56aの排気量は排気量制御部54により制御される。 (もっと読む)


【課題】厚みムラ故障や面状故障を回避し、生産効率の高い溶液製膜方法を提供する。
【解決手段】周面32aは、走行速度50m/分以上で走行する。流延ダイ30は、周面32a上に、ポリマと溶媒とを含むドープ21を流延する。ドープ21は流延ダイ30から周面32aにかけて流延ビード22を形成する。減圧チャンバ36は、中空部36aを有する。中空部36aは、保持板90により、第1BP室101と、第1BP室101との下流側の第2BP室102とに分割される。流延ビード22と保持板90との間に、遮風ブロック105を配する。減圧チャンバ36は、流延ビード22の背面22a側を減圧し、背面22a近傍にある雰囲気を、中空部36a内へ吸引する。温調機114は、配管113を介して、遮風ブロック105の温度を調節する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、光学的なムラが少なく、湿度変動による面内のレターデーション(Re)および厚み方向のレターデーション(Rth)の変化が少なく、光学フィルムとして適した機械的強度をもつセルロース体フィルム、それを用いた位相差フィルム、光学補償フィルム、偏光板及び画像表示装置を提供することである。
【解決手段】置換基が炭素数5から炭素数30の脂肪族アシル基(A)と炭素数2から炭素数4の脂肪族アシル基(B)を有するセルロース体を含有し、フィルムの60mm×60mmの範囲内における配向角度分布の最大値と最小値の差が、0.50度以下であるセルロース体フィルム。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法における厚みムラ故障を抑える。
【解決手段】減圧チャンバ150は、各シール板152〜158により箱型状に形成される。中空部150a内には、仕切り板160〜163が略左右対称に配置されている。遮風板170は、背面170cと各シール板152、160の前端とが固定するように設けられる。溝175は、流延ビード200の幅方向に伸びるように底面170bに形成される。この溝175により、底面170bに突起部177a〜177cが形成される。遮風板170に設けられる、溝175の形状、大きさ、形成ピッチや、突起部177a〜177cの形状等の調節により、Q1/Q2の値が1/100以上1/4以下で略一定になるように保持する。Q1は、底面170bと周面72aとの間を通って、減圧ゾーンへ流入する空気A1の流量であり、Q2は、開口部150cの近傍の空気A2が中空部150aへ流入する量である。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法を用いて、効率良くフイルムをつくる。
【解決手段】流延ダイ81は、リップ板120、121と側板122、123とから構成され、流入口124a、124bと流出口125とを有する。インナーディッケル板130、131が、流入口124a、124bと流出口125とを連通する流路126の両側端部に設けられる。流路126の内部に配される仕切り部材140は、流出口125に向かって伸びるように形成される。仕切り部材140は、流延ビード80の幅方向に対し、流路126を、第1ドープ流路145aと第2ドープ流路146bとの2区画に分けるように設けられる。仕切り部140の流出口125側の先端には鋭角な先端部140xが形成される。 (もっと読む)


【課題】ピンテンタに入る直前の湿潤フイルムの両側端部を落ち込ませることなく、その湿潤フイルムを安定して搬送させる。
【解決手段】落ち込み防止装置55は、湿潤フイルム25の両側端部(耳部)の下方であって、その耳部をピンに差し込む直前の位置に設けられている。落ち込み防止装置55はケース57、エア供給器59、保持ローラ60を備える。エア供給器59は、エア63をケース57内に供給する。このエア63は、エア吹出孔61aを介して、耳部に吹き付けられる。これにより耳部が浮上する。また、保持ローラ60は耳部を保持する。これにより、耳部は落ち込むことなく、確実にピンテンタ13のピン46の差込開始位置に到達する。 (もっと読む)


【課題】厚み方向のレタデーション値が高いフィルムを得る。
【解決手段】エンドレスに走行する流延ドラム上にセルロースアシレート及び溶媒を含むドープを流延することにより形成した流延膜を流延ドラムから剥ぎ取り湿潤フィルム38とする。テンタ13は、異なる温度の第1〜第3乾燥領域A1〜A3で構成される。湿潤フィルム38の両側端部に複数のピンを差し込み保持した後、テンタ13内を搬送する間に乾燥してフィルム20とする。第1乾燥領域A1では湿潤フィルム38の幅を狭め、第2乾燥領域A2では幅を維持し、第3乾燥領域A3では幅を拡げる。また、第2乾燥領域A2は、第1乾燥領域A1よりも30℃以上100℃以下の範囲内で高くする。これにより湿潤フィルム38に収縮力が作用し、面方向及び厚み方向の分子配向が制御されるため厚み方向のレタデーション値が高いフィルム20が得られる。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥機45へ案内される。テンタ乾燥機45では、テンタ130は、湿潤フイルム18を搬送しがら、湿潤フイルム18乾燥処理と延伸処理と緩和処理とを施し、フイルム22を得る。テンタ乾燥室45における搬送により、湿潤フイルム18にはボーイング現象が発生する。この現象により、湿潤フイルム18に第1の光軸ずれが生成し、遅相軸にばらつきが生じる。本発明では、第3ゾーン123での延伸処理により、第1の光軸ずれと相殺しうる第2の光軸ずれを湿潤フイルム18上に形成するため、遅相軸のばらつきを抑えたフイルム22を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】幅方向で遅相軸の方向が一定で光学ムラがない高Re,高Rthのセルロースアシレートフィルムを、高速で製造する。
【解決手段】ドープをドラム上に流延して冷却固化し、フィルム62として剥がす。フィルム62をクリップテンタ65に搬送してクリップで両側端部を把持する。クリップテンタ65の第1加熱部111では、フィルム62を180℃より高く250℃以下の一定温度T1に保持する。次に、第2加熱部2で、フィルム62を加熱して130℃以上(T1−10)℃以下の一定温度T2に保持する。第3加熱部113では、フィルム62を拡幅しながら、加熱してT2よりも高くT1よりも低い温度にする。そして、フィルム62の温度をT3よりも10℃以上低くしてクリップによる把持を解除する。 (もっと読む)


【課題】ノルボルネン化合物重合体溶液から、溶液流延法により、光学フィルムを製造するに際して、乾燥中の剥離等の問題を引き起こすことなく、各種特性に優れた光学フィルムを得る方法を提供する。
【解決手段】界面活性剤を含有する層を表面に有する基材にノルボルネン化合物重合体の溶液を流延し、乾燥した後、基材から剥離することを特徴とするノルボルネン化合物重合体からなる光学フィルムの製造方法。界面活性剤はアニオン性界面活性剤であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】位相差フィルムや偏光板等に有用な光学的性質を有しており、高温下においても力学強度が高いフィルムを提供すること。
【解決手段】 Reが15nm以上、Rthが−7.5nm以下で、引張り弾性率が面内で最大となる方向に240℃において20%伸ばしたときの引張り応力が15〜100N/mm2であるセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】ドープが流出されるスリットの近傍に異物が付着するのを抑制する。
【解決手段】ポリマーと溶剤と添加剤とを混合したドープの中に、更に添加剤を含有させた外層用ドープと、添加剤を含有させない基層用ドープとを用意する。各ドープをフィードブロック50に送りこの内部で合流させた後に、流延ダイ51の先端に形成されたスリット出口85から走行する支持体54上に共に流出させて流延ビード93を形成し、支持体54上に複層構造の流延膜61を形成する。送風ユニット53からスリット出口85であり、かつ流延ビード93の幅方向全領域に向けてドープに含ませた溶剤の上記を含む溶剤ガスを送り、スリット出口85付近で溶剤ガスを液化させない範囲で高濃度に維持する。このような雰囲気下ではドープの乾燥が防止されるため、スリット出口85の幅方向全領域に渡って異物の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ドープの吐出口の全幅領域に渡って異物の付着を抑制し、良好な面状のフィルムを製造する。
【解決手段】ポリマーと溶剤とを含むドープを複数種類用意し、フィードブロックの内部で所望の配置となるよう合流させた後、連続して走行させた支持体54の上に流延ダイ51のスリット出口85から共に流出させて、外層61b,61cの間に基層61aを配した複層の流延膜61を形成する。スリット出口85付近に流れる風90を遮るように、流延ダイ51に対して支持体54の走行方向下流側に、スリット出口85と略同等以上の幅を持つ遮風部材53を設置して、遮風部材53と流延ダイ51との間に閉塞エリアを形成させる。閉塞エリア内に風90を滞留させて溶剤ガス濃度を高く維持することで、ドープの乾燥を防止し、スリット出口85の全幅領域に渡って異物の付着を抑制する。 (もっと読む)


201 - 220 / 516