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Fターム[4F205GN22]の内容

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Fターム[4F205GN22]に分類される特許

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【課題】 液晶表示装置(LCD)の偏光板用保護フィルム等に用いられる光学フィルムの製造方法において、エアの巻き込みを低減する。フィルムにエア巻き込み現象によるツレ・シワを発生させずに、平面性の優れた広幅の光学フィルムを製造する。広幅化および高品質化の要求に応えることができる光学フィルム、その製造方法、偏光板、及び表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法で、乾燥工程におけるウェブの残留溶媒量が50〜150重量%である状態において、搬送ロールとウェブとの接触点に対し、エアをウェブの表面側から吹きつけて、ウェブをロール面に押圧して密着させる。ウェブに対してエアが、ウェブ幅手方向の0.7〜1.0倍にわたって吹き付けられること、また、吹付けエアによるウェブ押圧力が、0.3〜5kPaであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ポリマーフィルムの擦り傷やしわ等を防止する。
【解決手段】溶液製膜設備は、弾性率が1.0GPa〜10.0GPaの範囲であるときのフィルムを支持する支持手段としてローラ48を搬送路に備える。ローラ48は、溶媒を含む状態でバンドから剥がされたポリマーフィルム12を搬送する。ローラ48は、周方向に沿って形成された、断面略半円形状の谷部60および山部61を有する。谷部60および山部61は、軸方向に交互に並んでおり、そのピッチPv、Pmは0.01mm以上2mm以下、谷部60の底点60aから山部61の頂点61aまでの高さHv−mは0.01mm以上1mm以下となっている。谷部60および山部61の曲率半径Rv、Rmは、0.1mm以上0.5mm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高いReを有しかつReに対してRthの値が低くヘイズが抑えられた光学特性を有するフィルムを製造する。
【解決手段】ドープ21を走行するドラム75に流延する。流延膜76を得る。流延膜76が冷却により自己支持体性を有した後に湿潤フィルム54としてドラム75から剥ぎ取る。流延膜を剥ぎ取る時の湿潤フィルム54の溶媒残留量をWとする。第1テンタ55において、湿潤フィルム54を乾燥しながら幅方向に延伸して中間フィルム56とする。溶媒残留量が(W−100)重量%に達するまでの間に幅方向に5%以上30%以下に拡げる延伸を湿潤フィルム54に行う。第2テンタ57において、幅方向に10以上60%以下拡げるように中間フィルム56の延伸を行う。従来よりも高いReを有しかつRth/Reの値及びヘイズの値が抑えられた光学特性を有するフィルムを製造できる。 (もっと読む)


【課題】製造工程におけるエネルギー効率が高く、且つ、着色の少ない無色透明性に優れ、回収性の高いセルロースアシレートフィルムを得ることができるセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースアシレートを含有するポリマー溶液を流延してウェブを形成する流延工程と、前記流延工程において形成された前記ウェブを搬送しながら搬送方向に延伸する延伸工程と、前記延伸工程において延伸された前記ウェブに、下記式の条件を満たす熱処理温度T(単位:℃)で熱処理を施す熱処理工程と、を含み、前記延伸工程における前記ウェブの延伸開始時の残留溶媒量が20〜300質量%であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムの製造方法。
式:Tg0<T<Tm0
[式中、Tg0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムのガラス転移温度(単位:℃)を表し、Tm0は熱処理前のセルロースアシレートフィルムの融点(単位:℃)を表す。] (もっと読む)


【課題】横段の発生が抑制された面故障の少ない樹脂フィルムの製造方法、前記製造方法によって得られた樹脂フィルム、前記樹脂フィルムを透明保護フィルムとして用いた偏光板、及び前記偏光板を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】透明性樹脂を溶媒に溶解させた樹脂溶液を、走行する支持体11上に流延ダイ20から流延して流延膜16を形成する流延工程と、前記流延膜16を前記支持体11から剥離する剥離工程と、剥離した流延膜を乾燥させる乾燥工程とを備え、前記流延ダイ21の吐出口21bの長手方向端部における前記吐出口21bと前記支持体11との間隔が、前記吐出口21bの長手方向中央部における前記吐出口21bと前記支持体11との間隔より広いことを特徴とする樹脂フィルムの製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】フィルムの引裂き強度を向上させる。
【解決手段】ドープを流延ドラムに流延して、この流延ドラムにより流延膜を冷却して固化する。流延膜を溶媒が含まれた状態のフィルム12として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム12をテンタ18で乾燥する。テンタ18では、溶媒残留率が40重量%から10重量%に減少する間のフィルム12の温度を80℃以上(Tg+50)℃以下とし、これによりセルロースアシレートを結晶化させる。この結晶化工程の間は拡幅せず、温度保持工程の後に拡幅して位相差フィルム17とする。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置等(LCD)の偏光板用保護フィルムに利用可能な光学フィルムについて、剥離性のばらつきによるシワ、ツレの発生や、リタデーションのばらつきなど品質の低下を招くことのない光学フィルムを製造し、偏光板用保護フィルム等の広幅化および高品質化の要求に応える。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、流延ゾーン(A)と、ウェブ延伸ゾーン(B)と、ウェブ乾燥ゾーン(C)とを備え、流延ゾーン(A)の後に、延伸ゾーン(B)及び乾燥ゾーン(C)のうちのいずれか一方が配置され、その後に、同他方が配置される。雰囲気温度の異なるゾーン同士の間のゾーン間移行部のうちのいずれか1つのゾーン間移行部、またはすべてのゾーン間移行部に、紫外線照射装置および/または常圧プラズマ装置を設置し、ゾーン間移行部を移行するウェブに、紫外線照射および/または常圧プラズマ照射による高エネルギー処理を施す。 (もっと読む)


【課題】冷却流延法であってもRth/Reが4未満となるようにRthが低く抑えられた位相差フィルムを製造する。
【解決手段】ドープを流延ドラムに流延して、この流延ドラムにより流延膜を冷却して固化する。流延膜を溶媒が含まれた状態のフィルム12として剥ぎ取る。剥ぎ取ったフィルム12をテンタ18で乾燥する。テンタ18では、溶媒残留率が150重量%から40重量%になるまではフィルム12の周辺の雰囲気温度を70℃以上となるように保持する。この温度保持工程の間は拡幅せず、温度保持工程の後に拡幅して位相差フィルム17とする。 (もっと読む)


【課題】流延工程においてエア巻き込みの発生を抑える。
【解決手段】ドラム本体32aの回転により周面32cがX方向へ走行する。流延ダイ30がドープ21を周面32cへ吐出する。ドープ21は、流出口30aから周面32cにかけて流延ビード40を形成した後、周面32cに流延膜33を形成する。剥ぎ取りローラ34は、流延膜33を周面32cより剥ぎ取り、湿潤フィルム47としてテンタに送る。流延膜33が剥ぎ取られた後の周面32cは、スポンジローラ76と当接する。周面32cに生成した液滴はスポンジローラ76に吸収される。乾燥風チャンバ75は、乾燥風を周面32cに当て、周面32cに残留する液滴を気化させつつ、周面32cにおける液滴の生成を抑える。 (もっと読む)


【課題】ポリオレフィンと不活性微粒子とを含む組成物からなり、空孔率が高く、バックライトの組み立て加工時のプレス加工による変形が抑制され、反射性能保持に優れる多孔膜を提供する。
【解決手段】ポリオレフィンと不活性微粒子とを含む組成物からなり、ポリオレフィンと不活性微粒子との重量比が20〜5:80〜95であり、不活性微粒子は 平均粒子径が30〜200μmのもの(微粒子A)0.001〜1重量部と平均粒子径が0.05〜10μmのもの(微粒子B)90〜110重量部の混合物であり、空孔率が70〜95体積%の独立又は連続してなる空孔を有する多孔膜。 (もっと読む)


【課題】助剤濾過方式において、新濾過器に切り替えるときの切替発塵の発生を抑える。
【解決手段】原料ドープ41に濾過助剤溶液56を分散させて、第1濾過器47に送液する。濾過器47内で濾材支持体60の上に濾過助剤を堆積させ、この濾材支持体60及び堆積層からなる濾材63を用いて原料ドープ41を濾過する。濾過圧力が高くなったところで、第1濾過器47から第2濾過器48に切り替える。この切り替えは、新たに使用する第2濾過器48に原料ドープ41を循環させた状態で行う。原料ドープ41を循環させた状態で第1濾過器47から第2濾過器48へと切り替えるため、切替発塵の発生を抑えることができる。新たな第2濾過器48の出口側原料ドープに異物が発生することがない。 (もっと読む)


【課題】カワバリの発生を抑えて、異物故障の発生が少ないフイルムを製造する。
【解決手段】ドープ貯留装置21はドープ貯留タンク45と溶媒ガス供給部46とを備える。溶媒ガス供給部46は、溶液64を蒸発させて、溶媒ガス64aを生成する。ドープ38がドープ貯留タンク45から流延ダイに供給されると、溶媒ガス64aがドープ貯留タンク45内に供給される。このとき、溶媒ガス64aの供給速度はドープ38の供給速度以上とされる。 (もっと読む)


【課題】減圧チャンバの内部の圧力変動を抑える。
【解決手段】流延ドラム32は軸を中心に回転する。周面32aはX方向へ走行する。流延ダイはドープを周面32aに吐出する。流延ダイの流出口から周面32aにかけて流延ビードが形成される。減圧チャンバは、流延ビードの背面側を減圧する。周面32aの近傍には、流延ビードに向かって流れる流入風400が発生する。減圧チャンバと周面32aとの隙間に幅ラビリンス板77を設ける。幅ラビリンス板77には、流延ビードの幅方向に長く伸びるラビリンス溝87が設けられる。ラビリンス溝87を構成する先端86cは、ラビリンス溝87の長手方向に直交する断面が鋭角になるように形成される。 (もっと読む)


【課題】薄膜としてもガラス基盤から偏光板を剥がす際に破れにくいセルロースエステルフィルム、耐湿熱性、透明性、光学的等方性に優れ、かつガラス基盤から偏光板を剥がす際に破れにくいセルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルムを提供する。
【解決手段】アシル基の置換度が2.6〜3.0のセルロースエステルと、ポリエステルエーテル又はポリエステルと、実質的に塩素系溶媒を含まない有機溶媒との混合物をドープとし、得られた該ドープを支持体上にフィルム状に流延し、該支持体に流延した生乾きのフィルムを剥離し乾燥して、膜厚が20〜60μmで、膜厚を40μmの厚さに換算した場合、フィルムの直角形引裂法による引裂強度が3.5N〜7.0Nである単層のフィルムを製造することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法、セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム。 (もっと読む)


【課題】 溶液流延製膜法において、フィルム表面を柔らかくすることで、フィルムの両端部に、高速でもホットエンボスで、必要な高さのエンボスを確保し、フィルムの巻き性を安定させる。ヒゲ状故障が無くかつフィルムの巻き性を確保する。高速製膜が可能で、生産性が向上する光学フィルムを提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法により金属支持体から剥離したウェブ(流延膜)を幅手方向に延伸し、乾燥後にロール状に巻き取る光学フィルムについて、フィルム最表面のビッカース硬度(HV1)と、フィルム膜厚の10%まで押し込んだときのビッカース硬度(HV2)との比:HV2/HV1を、1.0〜1.5とする。上記ウェブの延伸率が20〜60%であり、ロール状の巻きフィルムの下記式で定義される実効ナールが、2.5〜7.0μmであることが好ましい。
実効ナール=(エンボス部ロール断面積−コア断面積)/巻き長さ−平均膜厚 (もっと読む)


【課題】裏面層と表面層との膜厚差を抑えつつ、フィルムを製造する。
【解決手段】ピン96bは、周面にドープ39bを通す第1溝部を有する。ピン96cは周面にドープ39cを通す第1溝部を、この第1溝部の底部上、幅方向中央部には、ドープ39cを通す第2溝部を有する。駆動部98b、98cにより、ピン96b、96cの向きを調節し、ドープ39b、39cの流量を調節する。内壁面127cを方向B1に沿うように、内壁面127bを方向B1と交差するように設ける。ドープ39aが合流部95へ流れる。ドープ39bが、ピン96bの第1溝部を介して合流部95へ流れる。ドープ39cが、ピン96cの第1及び第2溝部を介して合流部95へ流れる。合流部95では、各ドープ39a〜39cが方向Yに層を成す積層ドープ61が生成する。積層ドープ61は、第2縮流スロット部127を経て、吐出口115から吐出される。 (もっと読む)


【課題】フッ素樹脂よりなり、膜厚が20μm以下で、かつガーレー秒が300秒以上であることを特徴とする、ボイドやクラック等の欠陥を有しないフッ素樹脂薄膜の製造方法及びその製造方法に好適に用いられるフッ素樹脂ディスパージョンを提供する。
【解決手段】平滑なフィルム上に、フッ素樹脂粉末を分散媒中に分散したフッ素樹脂ディスパージョンを塗布した後、前記分散媒の乾燥及びフッ素樹脂粉末の焼結を行い、その後、前記平滑なフィルムを除去することを特徴とするフッ素樹脂薄膜の製造方法、及び、ポリテトラフルオロエチレンを主体とするフッ素樹脂粉末を分散媒中に分散してなり、さらに、ノニオン性で分子量が1万以上の水溶性ポリマー又は陰イオン性の界面活性剤を含有することを特徴とするフッ素樹脂ディスパージョン。 (もっと読む)


【課題】厚さムラ故障を回避しつつ、効率よくフィルムを製造する。
【解決手段】流延ダイ52は、積層ドープが供給される流入口と、積層ドープを吐出する吐出口105と、流入口及び吐出口105を連通する第2スロット106cとを有する。吐出口105近傍の第2スロット部106cには、幅W1の出口スロット部121が設けられる。出口スロット部121の上流側のスロット106には、幅W1よりも広い幅W2の広スロット部122が設けられる。出口スロット部121と広スロット部122との間の上流側のスロット106には、拡開スロット部123が設けられる。拡開スロット部123は、出口スロット部121から広スロット部122に向かうに従い、幅W1から幅W2へと次第に広くなる。拡開スロット部123を構成する第1内壁面123bは、140°以上170°以下の角度θ1で、第1内壁面121bと交差する。 (もっと読む)


【課題】剥げ残りを防止しつつ積層フィルムを製造する。
【解決手段】フィードブロックは、第1ドープが通過する第1流路と、第1ドープよりも低い粘度の第2ドープが通過する第2流路と、各流路と吐出口とを連通するスロットと、スロットに設けられた合流部とを備える。合流部では、各ドープから各ドープが層を成す積層ドープが生成される。円柱状のピン96cは、合流部における第2流路の出口を塞ぐ。ピン96cは、積層方向と直交する拡幅方向と軸とが沿うように配される。ピン96cの側面には、合流部と副流路とを連通する切欠部100が、周方向に伸びるように設けられる。切欠部100は、方向Xの幅W1がスロットの拡幅方向の流路幅よりも狭くなるように、方向Xの両端部における径方向の深さは、方向Xの中央部よりも浅くなるように設けられる。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延ドラム32の上にドープ21を流延して流延膜33を形成する。流延膜33を周面32aから剥ぎ取って湿潤フイルム38を得る。湿潤フイルム38は、渡り部41を介して、フイルム20としてピンテンタ13へ案内される。ピンテンタ13は、搬送方向MDの上流側から第1〜第3ゾーン61〜63に区画される。第1ゾーン61では、ピンテンタ13の保持により幅を略一定に保ちながらフイルム20を搬送する。第2ゾーン62では、幅方向TDに延伸しながらフイルム20を搬送する。第3ゾーン63では、ピンテンタ13の保持を解除し、フイルム20を搬送する。第1〜第3ゾーン61〜63では、それぞれフイルム20の乾燥処理が行われる。第2ゾーン62における、フイルム20の残留溶媒量の変化量ΔZY2を、4重量%以下にする。 (もっと読む)


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