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Fターム[4F205GN22]の内容

型の被覆による成形、強化プラスチック成形 (42,245) | 成形操作・装置一般 (3,472) | 乾燥 (880) | 溶媒、溶剤の除去 (516)

Fターム[4F205GN22]に分類される特許

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【課題】フィルムを延伸しても、面内方向リタデーションが0nm以上5nm以下、厚み方向リタデーションが−5nm以上5nm以下とリタデーションが充分に0に近い光学フィルムを得ることができる光学フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】透明性樹脂と負の配向複屈折性を有する化合物とを溶媒に溶解させた樹脂溶液を、走行する支持体上に流延して流延膜を形成する流延工程と、前記流延膜をフィルムとして前記支持体から剥離する剥離工程と、剥離したフィルム中の溶媒を乾燥させる乾燥工程と、前記フィルムの残留溶媒率が1質量%以下になった後に、前記フィルムのガラス転移温度より30〜100℃高い温度で前記フィルムを延伸させる延伸工程とを備えることを特徴とする光学フィルムの製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】厚みムラ故障の発生を抑える。
【解決手段】流延ドラムの周面は方向Xに回転する。減圧チャンバ33及び流延ダイ31は、周面近傍に方向Xから順次並べられる。流延ダイ31は、吐出口31aからドープを吐出する。吐出したドープは、吐出口31aから周面にかけてビード41を形成する。減圧チャンバ33は、後方板63、1対の側板64を有する。後方板63は、ビード41よりも方向X上流側にて、方向Yに設けられ、周面に近接するように配される。側板64は、流延ダイ31及び後方板63の間を塞ぐように設けられる。後方遮風ユニット77は後方板63から周面に向かって突出するように設けられる。後方遮風ユニット77は、方向Yに隔離して並べられるシール板82、及びシール板82の隙間84に流れる風を遮るように設けられる遮風シート83とからなる。 (もっと読む)


【課題】チップの再利用と品種切替との両立を実現しつつ、光学特性に優れたフィルムを効率よく製造する。
【解決手段】各ユニット11、12では主溶剤及び副溶剤から第1混合溶剤27及び第2混合溶剤68をそれぞれ調製する。混合部20は、原料ポリマー26及び第1混合溶剤27を用いて原料ドープ28をつくる。溶解部21は、原料ドープ28から第1混合溶剤27の一部を蒸発させて濃縮ドープ53をつくる。チップドープ調製ユニット12は、第2混合溶剤68及びチップ67を用いてチップドープ69をつくる。三方弁15は、濃縮ドープ53とチップドープ69とのうち一方を、流延ドープ80として製膜ユニット13に送る。製膜ユニット13では、溶液製膜方法が行われ、流延ドープ80からフィルムが製造される。 (もっと読む)


【課題】湿熱耐久試験の前後における面内レターデーションRthの変動が小さいフィルムを製造する。
【解決手段】供給室4に収納されるTACフィルム3は、テンタ部5に送られる。テンタ部5は、TACフィルム3を幅方向に延伸する。テンタ部5から送り出されたTACフィルム3は、湿潤気体接触室6aへ送られる。湿潤気体供給設備45は湿潤気体400を所定の条件に調節し、湿潤気体接触室6aへ供給する。湿潤気体400は湿潤気体接触室6aに充満する。TACフィルム3が湿潤気体接触室6a内を通過すると、湿潤気体400と接触する。 (もっと読む)


【課題】芯体からの分離が容易で、芯体表面にフッ素樹脂被膜が貼り付いてしまうことによる芯体の耐久性の低下を防ぐことができ、且つ、ポリイミド樹脂とフッ素樹脂とが強固に接着した多層管状物及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】芯体にポリイミド前駆体溶液とフッ素樹脂分散液とを重ねて塗布する重ね塗り工程と、前記ポリイミド前駆体溶液及び前記フッ素樹脂分散液から溶媒を除去する工程と、前記ポリイミド前駆体をイミド化すると共に前記フッ素樹脂を被膜化する工程とを備える多層管状物の製造方法であって、前記重ね塗り工程は、フッ素樹脂分散液をポリイミド前駆体溶液の塗膜の長さと同じ長さもしくはそれより短く塗布する多層管状物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】表面が平滑な積層フィルムを効率よく製造する。
【解決手段】主流路71に主ドープ21を流す。主ドープ21よりも低粘度の各ドープ22、23を流路72、73にそれぞれ流す。第1合流部71aでは、ドープ22が主ドープ21の流れる方向に対しθ1の角度で合流し、主ドープ21からなる主層と、主層よりも厚みが薄くドープ22からなる第1副層とからなる積層ドープ95がつくれる。第2合流部71bでは、ドープ23が積層ドープ95の流れる方向に対しθ2(≦θ1)の角度で合流し、主層と第1副層と、主層よりも厚みが薄くドープ23からなる積層ドープ45がつくれる。積層ドープ45は流延ダイ28に設けられた吐出口から吐出される。支持体上には、積層ドープ45からなり各ドープ21〜23が層を成す積層流延膜が形成される。 (もっと読む)


【課題】添加剤の処方を変えた品種切り替えを効率良く行い、製品ロスを少なくする。
【解決手段】混合部15の溶解タンク23でポリマー26を溶媒27に粗溶解する。溶解部16で第1加熱器31,冷却器32により粗溶解液を溶解した後、第1フィルタ34で濾過する。濃縮部17でフラッシュ濃縮し、ピュアドープ44として貯留タンク43に貯留する。添加剤液供給部50で各品種に必要な添加剤を調合し、溶媒27と混合して添加剤液67を作製する。ピュアドープ44に対し添加ノズル51から添加剤液67を添加した後、スタティックミキサ52で均一に混合する。品種を切り替えるときには、新たな品種用の添加剤液67を添加ノズル51から添加する。全工程の配管容量C1よりも少ない配管容量C2に対し、旧流延ドープ54を新流延ドープ54により押し出し置換して、品種切り替えを行う。 (もっと読む)


【課題】 表面に凹形状部を有する固形物の製造方法を提供する。
【解決手段】 疎水性溶剤を溶剤Bとし、溶剤Bの沸点以上の沸点を有する親水性溶剤を溶剤Aとし、溶剤Bの沸点未満の沸点を有する疎水性ではない溶剤を溶剤Cとしたとき、溶剤A、溶剤B、溶剤Cおよび高分子化合物を含有し、かつ溶剤A、溶剤Bおよび溶剤Cの含有量が下記(1)〜(5)の条件を満たす溶液を使用し、
溶液に含有される溶剤が蒸発する過程において、結露によって溶液の表面に凹形状部を形成しながら溶液を固化させる。
(1)溶剤Aの含有量が0.1質量%以上かつ25.0質量%未満
(2)溶剤Bの含有量が溶剤Aの含有量より大きい
(3)溶剤Bの含有量が5.0質量%以上かつ49.9質量%以下
(4)溶剤Cの含有量が50.0質量%以上かつ94.9質量%以下
(5)溶剤A、溶剤Bおよび溶剤Cの合計含有量が90.0質量%以上 (もっと読む)


【課題】軸ズレがないフィルムをつくる。
【解決手段】ドープ11を流延ドラム32に流延して、この流延ドラムにより流延膜33を冷却して固化する。流延膜33を溶媒が含まれた状態の湿潤フィルム12として剥ぎ取り乾燥して位相差フィルム17を製造する。流延膜33がゲル化するゲル化位置の近傍には、流延ドラム32に対向するように遮風板41が設けられている。ゲル化位置よりも上流側のエリアでは、流延ドラム31の周速に対する相対速度が5m/秒以下に抑えられた風速となるように空気の流れが制御されている。ゲル化位置よりも下流側のエリアでは、上流側のエリアよりも大きい風速となるように空気の流れが制御される。 (もっと読む)


【課題】ヘイズの値が0.5以下であり、50nm以上であるReを有する位相差フィルムを製造する。
【解決手段】ドープを流延ドラムに流延する。この流延ドラムにより流延膜を冷却する。流延膜を固化する。溶媒が多く含まれた状態の流延膜をフィルム12として剥ぎ取る。フィルム12をテンタ15で乾燥する。溶媒残留率が60重量%となるまでフィルム12を乾燥する。溶媒残留率が10重量%になるまで、温度が105℃以下の気体を吹き付けてフィルム12を乾燥する。溶媒残留率が10重量%のフィルム12のセルロースアシレートのガラス転移点をTg℃とする。フィルム12が(Tg+10)℃以上(Tg+60)℃以下の温度範囲のときにフィルム12を拡幅して、位相差フィルム14を得る。 (もっと読む)


【課題】厚み、Re、Rthが幅方向で均一な長尺の位相差フィルムを製造する。
【解決手段】テンタ部12は、搬送方向Z1の上流側から順に、予熱エリア36、延伸エリア37、緩和エリア38、冷却エリア39とされている。予熱エリア36では、フィルム20の耳部20aから幅方向Z2の中央に向かうに従い温度が高くなるように、フィルム20を加熱する。これにより、延伸エリア37におけるフィルム20の幅方向Z2での応力が幅方向で一定になる。耳部20aと中央との温度差は2℃以上20℃以下の範囲とする。延伸エリア37では、予熱エリア36で得られた幅方向Z2における温度分布を保持しながらフィルム20を拡幅する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、光学フィルムの幅が変更されても搬送ロールの交換の必要が無く、ロール滑りが発生せずに、擦り傷のない高品質な光学フィルムの製造方法と製造装置及び該製造装置で製造した光学フィルムを提供することである。
【解決手段】回転自在な複数の搬送ロールは、少なくとも片方の端部近傍の周面に搬送補助部を有し、樹脂フィルムの一方の端部と搬送補助部とが接触するように、樹脂フィルムの幅に応じて、搬送ロールを、軸方向に移動することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】過酷な湿熱条件においても経時安定性に優れる偏光板を提供すること。
【解決手段】グルコピラノース環の2,3,6位の少なくともいずれかの水酸基がアシレート基で置換されたセルロースアシレートであって、6位の水酸基のアシル基による置換度(S6)が0.87以上0.97以下であるセルロースアシレートと、可塑剤を35質量%以下含むポリマー溶液を基材上に流延してウェブを形成する流延工程と、
前記流延工程によって形成されたウェブを基材から剥離した後、残留溶媒が5質量%以上30質量%以下の領域で160℃以上200℃以下の熱処理を1分以上120分以下行う熱処理工程と、を含む、セルロースアシレートフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】表面に形成される孔が、所望の寸法で、所望の形成密度の多孔フィルムを製造する。
【解決手段】液槽50に溶液21を貯留する。液槽50内の溶液21にポリマーフィルム45を浸漬する。液槽50内の溶液21の液面64に湿潤空気400をあてる。湿潤空気400との接触により、液面64では結露が生じ、液面64には水滴406が形成する。湿潤空気400との接触により、液面64上の水滴406を目標寸法になるまで成長させる。目標寸法まで成長した水滴406が存在する液面64を介して、ポリマーフィルム45を溶液21から引き出すと、ポリマーフィルム45の表面45aには膜22が形成し、膜22の表面22aには液面64上の水滴406が集められる。膜22に乾燥空気をあてて、溶剤と水滴とを蒸発させると、水滴を鋳型とする多孔フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】Re及びReの湿度依存性が小さいフィルムを、ドラム式流延で製造する。
【解決手段】ドープ12をドラム82に流延する。流延膜14を冷却により固化して、剥ぎ取る。湿潤フィルム13をピンテンタ64に案内する。流延膜14の移動速度V1とピンテンタ64における湿潤フィルム13の搬送速度V2との比V1/V2を1.01以上1.3以下の範囲とする。ピンテンタ64では、1.01倍以上1.30倍以下の範囲の拡幅率で、湿潤フィルム13を拡幅する。拡幅は、溶剤残留率が100重量%に達するまでに終了するように実施する。 (もっと読む)


【課題】ポリビニルアルコール系フィルムの製造過程が繰り返されることでフィルムから流出された可塑剤が、キャスティング基材の表面に蓄積されて可塑剤層を形成する場合でも、ポリビニルアルコール系フィルムの剥離性が良好に維持され良好な物性のポリビニルアルコール系フィルム、及びこれを備えた偏光板を提供する。
【解決手段】ポリビニルアルコール系高分子と、可塑剤と、フルオロカーボン系界面活性剤、ポリシロキサン系界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群より選択されたいずれか1つの第1界面活性剤と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤からなる第2界面活性剤とを溶媒に溶解させてポリビニルアルコール系高分子溶液を用意する段階、前記ポリビニルアルコール系高分子溶液をキャスティング基材の表面に溶液キャスティングする段階、次に溶媒を除去し、ポリビニルアルコール系フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法において、剥離後の搬送における押され故障の解消により、これまでのフィルム生産条件の制約が減り、フィルム生産条件の選択範囲が大幅に広がり、フィルムのすべり性が向上し、貼り付き故障を防止し、透明性、平面性に優れた光学特性を有する光学フィルムを製造する。生産速度を上げることができて、フィルムの生産性を向上することができ、ひいては偏光板用保護フィルム等の薄膜化、広幅化、及び高品質化の要求に応え得る光学フィルム、その製造方法、偏光板、及び表示装置を提供する。
【解決手段】溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法で、剥離後のウェブの残留溶媒量が160〜30重量%である状態において、該ウェブの支持体接触側表面に、常圧プラズマ処理および/または紫外線照射処理よりなる高エネルギー表面処理を施す。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高いReを有しかつReに対してRthの値が低く、ヘイズ値が低い光学フィルムを製造する。
【解決手段】第1テンタ55において、平均温度が70(℃)以上115(℃)以下の範囲の気体中で、溶媒残留量が25重量%に達するまで湿潤フィルム54を延伸する。中間フィルム56を得る。第1テンタ55の平均温度が40(℃)以上90(℃)以下の範囲の気体中で、溶媒残留量が10重量%以上25重量%未満になるように中間フィルム56を乾燥する。中間フィルム56を第2テンタ57に搬送する。第2テンタ57において160(℃)以上195(℃)以下に温度設定された気体中で、溶媒残留量が10重量%に達した後の前記中間フィルム56を延伸する。フィルム52を得る。Rth/Reの値が低く、かつReの値が高く、ヘイズ値が低い光学フィルムを製造できる。 (もっと読む)


【課題】温度によって性質が変化し、微細構造を有するフィルムを製造する。
【解決手段】所定の温度で疎水性と親水性とに可逆的に変化する温度応答性重合体と、ポリスチレンとが溶媒に溶解された溶液をつくる。温度応答性重合体は、疎水性部と親水性部とをもつ第1単独重合体を生成可能な第1化合物と、温度応答性を有する第2単独重合体を生成可能な第2化合物との共重合体であり、疎水性部とを成す第1構成単位と温度応答性部を成す第2構成単位からなる。溶液を流延ベルトの上に流延して流延膜を形成する。流延膜に結露させ、溶媒と水滴とを蒸発させる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、揮発性の高い可塑剤や紫外線吸収剤を用いても、異物故障の発生がない、品質の高い光学フィルム、その製造方法及びその製造装置を提供することである。
【解決手段】乾燥室に対してフィルム搬送方向上流側または下流側の少なくともどちらか一方に隣接した中間室において、千鳥状に配置された複数の搬送ロールを用いて前記フィルムを搬送し、フィルムが搬送ロールに巻き付く円弧の角度θを45°以上178°以下とすることを特徴とする。 (もっと読む)


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