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Fターム[4F205GN22]の内容

型の被覆による成形、強化プラスチック成形 (42,245) | 成形操作・装置一般 (3,472) | 乾燥 (880) | 溶媒、溶剤の除去 (516)

Fターム[4F205GN22]に分類される特許

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【課題】ピンがフィルムから離脱する離脱位置における異物故障の発生を抑える。
【解決手段】スプロケット42d近くのピンプレート43の上方位置からテンタ出口40aまでの間で、湿潤フィルム25の両耳部に近接させて、異物除去部70を設ける。異物除去部70を、チャンバ71、ブラシローラ72、エアブロー吸引ヘッド73、粘着ローラ部74から構成する。ブラシローラ72をスプロケット45dの上方位置のピンプレート43に接触させることで、ピンの離脱位置の変動が抑えられる。ピン離脱時のフィルムへの衝撃が小さくなり、バリの分離による異物発生が抑えられる。エアブロー吸引ヘッド73で、異物を吸引して除去し、この後に粘着ローラ部74により異物を除去するため、異物が確実に除去される。チャンバ71でピンの離脱部を被うため、製品エリアに異物が飛散することがなくなり、異物故障の発生が抑えられる。 (もっと読む)


【課題】裏面層と表面層との膜厚差を抑えつつ、フイルムを製造する。
【解決手段】流延ダイ52は、積層ドープ61が通過するスロット106を有する。スロット106は、第1スロット部111、第2スロット部112及び第1幅縮小スロット部116を有する。第2スロット部112は、方向SDの流路幅が、第1スロット部111の方向SDの流路幅よりも狭く、第1幅縮小スロット部116は、方向SDの流路幅が、第1スロット部111側から第2スロット部112側に向かうに従い次第に狭くなるように形成される。スロット106の方向SDの流路幅は、内壁面100a、101aによって決定される。また、1対の内壁面100a、101aは、対称面SFに対して、面対称に形成される。ここで、対称面SFとは、方向B1に直交する断面において、内壁面100aと内壁面101aとの間に位置し、方向LDと略平行な直線として現れる平面である。 (もっと読む)


【課題】剥ぎ取り故障や厚みムラ故障を回避しつつ、効率良くフイルムをつくる。
【解決手段】流延ダイ39は、流入口39aと流出口39bと流入口39aと流出口39bとを連通する流路39cとを有する。インナーディッケル板88、89が流路39cの両側縁部に設けられる。インナーディッケル板88の仕切部94は、流路39cと流路90とを仕切り、先端には、鋭角な先端部94aが形成される。流路39cと流路90とには、ポンプ26a、26cが接続する。流出口39bから外周面43aにかけて形成される流延ビード40に対して、自由面側湾曲判別処理を行い、流延ビード40の側縁部40aの湾曲量が所定値になるまで、側縁部40aとなる第3流延ドープ30cの流量を減少させる。 (もっと読む)


【課題】幅方向における面内レターデーションReの分布が略均一のフイルムを製造する。
【解決手段】第1ゾーン21にてTACフイルム3の両側縁部3a、3bに湿潤空気をあてる。TACフイルム3には、幅方向の両側縁部3a、3bから中央部3cに向かうに従い含水率が小さくなる含水率分布が形成される。クリップ32a、32bにより両側縁部3a、3bを把持して、幅方向にTACフイルム3を延伸する延伸工程を行う。延伸工程により、両側縁部3a、3bの低自由度に起因し、延伸前後のTACフイルム3における幅方向の複屈折率の増大量が両側縁部3a、3bから中央部3cに向かうに従い次第に大きくなる第1分布の不均一を、含水率分布に起因し、延伸前後のTACフイルム3における幅方向の複屈折率の増大量が両側縁部3a、3bから中央部3cに向かうに従い小さくなる第2分布で相殺する。TACフイルム3の水分を蒸発させる。 (もっと読む)


【課題】ピンがフィルムから離脱する離脱位置を安定化させる。
【解決手段】スプロケット42dの上方位置に、ブラシローラ72を設けて、湿潤フィルム25の両耳部からピン46が抜け出る位置を一定にする。ブラシローラ72によって離脱位置が常に一定となるため、ピン46の離脱位置が湿潤フィルム25の搬送方向で変動することがなくなる。ピン46の離脱位置の変動がないため、湿潤フィルム25からピン46が抜け出る時の衝撃が小さくなる。衝撃による湿潤フィルム25のバリの分離や飛散が少なくなり、バリが湿潤フィルム25の製品エリアに付着することがない。異物故障の発生を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】流延ビードの振動を抑え、厚みムラ故障を防ぐ。
【解決手段】ケーシング24は、第1〜第3仕切り板61〜63により、流延ダイ25が配される流延室66と、流延膜14に自己支持性を発現させる自己支持性発現室67と、剥離ローラ29を含む剥離室68とに分けられる。流延室66は、各仕切り板61、62と、ケーシング24を構成する各面71〜73、76により、流延ダイ25を囲むように形成される。各面71〜73、76及び底面77の内壁面には、無数の吸音部材90が設けられる。吸音部材90は、略楔形に形成され、その先端は、ケーシング24の内部に向かうように伸びている。温調器92は、吸音部材90を、ケーシング24内における溶媒の凝縮点TR以上に保持する。 (もっと読む)


【課題】孔の大きさや深さや配列がより精緻に形成された多孔フィルムを製造する。
【解決手段】支持体12の第1面11に有機高分子化合物を含む溶液を載せて液膜を形成する。支持体12の第1面11には、溶液の濡れ広がりを防止するために、格子状の仕切部材が備えられる。支持体12の第2面13にはペルチェ素子16が複数配されてあり、各ペルチェ素子16は、個々に接続する駆動回路を介して温度制御回路により駆動を制御される。格子で囲まれたエリア毎に溶液と載せて、支持体12はエリア毎にペルチェ素子により独立して温度制御される。液膜を形成した後にペルチェ素子16により支持体12の温度を変化させて結露工程を始め、液膜上に水滴を形成する。水滴が形成されると支持体12の温度を変えて水滴の新たな発生を抑止し溶媒を液膜から蒸発させる。溶媒を蒸発させてから水滴が蒸発するように支持体12の温度を変化させる。 (もっと読む)


【課題】 溶液流延製膜法により寸法安定性が良化し、かつリタデーションの発現性が良<なり、高リタデーションを得ることができる光学フィルム、及びその製造方法を提供し、近年の偏光板用保護フィルム等の薄膜化、広幅化、及び高品質化の要求に応え、液晶表示装置のコーナームラ、額縁故障の発生を防止する。
【解決手段】 光学フィルムの製造方法は、ウェブ(フィルム)の延伸工程を経た後に、フィルム両端部に乾燥用エンボス加工を施し、フィルム両端部に多数の断面凸弧状の凸部と断面凹弧状の凹部よりなる凹凸部を有する乾燥用エンボス部を付与する。乾燥用エンボス部のフィルム圧縮残留歪率を5〜50%とし、乾燥用エンボス部付きフィルムを搬送ロールによる搬送乾燥後に、乾燥用エンボス部を断裁切除する。ついで、該フィルムの端部に、製品用エンボス加工を施して、製品用エンボス部を付与した後、フィルムを巻き取る。 (もっと読む)


【課題】厚みムラ故障を抑えつつ、フイルムを容易に製造する。
【解決手段】フィードブロック51は、各ドープ39a〜39cが供給される第1〜第3供給口91a〜93cと、流出口92と、第1流入口91a及び流出口92を接続する主流路93とを備える。副流路94b、94cは、主流路93と第2流入口91b及び第3流入口とを連通する。主流路93との連通部の直前の副流路94b、94cには、ディストリビューションピン96b、96cが設けられる。駆動部98b、98cは、ディストリビューションピン96b、96cを、軸を中心に回動し、第2流入口91b、91cにおける副流路94b、94cの断面積S1と主流路93との連通部の直前における副流路94b、94cの断面積S2との比S2/S1の値を0.03〜0.5に調節する。 (もっと読む)


【課題】シンプルな方法と装置を用いて、低コストで、容易・迅速に製造可能で、小ロット品の製造にも適し、かつ図柄・デザインの位置ずれも殆ど生じない、樹脂成形品の製造方法および装置を提供する。
【解決手段】樹脂成形品1の原材料となる樹脂に乾燥を助ける溶剤を添加した液状樹脂2を、液供給ロール3を介して、外周面に微細で浅い凹所5を多数個形成した凹版形ロール4の外周面に転写し、余分な樹脂溶液を除去した状態で、少なくとも外周部が柔軟性と樹脂剥離性をもつブランケットロール7の外周面へ転写して、そこで半ば乾燥した状態の樹脂膜9とし、その樹脂膜9を、樹脂成形品の内表面または外表面に対応した外面形状11をもつ型材10の外面に転写させ、その後に、乾燥した該樹脂膜9を型材10から剥離することで樹脂成形品1とする。 (もっと読む)


【課題】要求される防眩性に対する対応が容易で、コストを上げることなく、生産効率が高く、使用した製品の性能に影響を与えない防眩性フィルムの製造方法及び防眩性フィルムの提供。
【解決手段】溶媒に樹脂を溶解したドープを連続的に回動する無端支持体の上に流延し、ウェブを形成した後、前記無端支持体から前記ウェブを剥離し、乾燥する溶液流延法で製造する凹凸面を有する防眩性フィルムの製造方法であって、前記無端支持体の表面は凹凸形状を有する樹脂層で被覆されており、前記樹脂層の上に前記ドープを流延しウェブを形成した後、前記ウェブを残留溶媒が30%〜80%の状態で剥離し、乾燥することで、前記凹凸形状を転写し、前記凹凸面を形成することを特徴とする凹凸面を有する防眩性フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、幅方向の線膨張係数を長さ方向の線膨張係数よりも小さく制御したポリイミドフィルムの連続製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ポリイミド前駆体の溶媒溶液を支持体上にキャストし、該溶液中の溶媒を除去し自己支持性フィルムとして支持体から剥離し、自己支持性フィルムを初期加熱温度80〜300℃の間で幅方向に延伸し、その後最終加熱温度350〜580℃で加熱することを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】生産性を落とすことなく、流延ドラムの周面を確実に洗浄する。
【解決手段】ドラム洗浄装置38を、流延ドラムの周面32aの上方であって、剥取ローラと減圧チャンバとの間に設ける。洗浄ガス76を流延ドラムの周面32aに吹き付ける。洗浄ガス76にはドライアイス粒子73が含まれる。周面32aに付着した異物は、ドライアイス粒子73との衝突により、周面32aから除去される。除去された異物は、洗浄ガス76とともにX方向またはY方向に流れる。対向風90により、X方向に流れる洗浄ガス76がチャンバ63外に漏れることを防止する。対向風91により、Y方向に流れる洗浄ガス76がチャンバ63外に漏れることを防止する。 (もっと読む)


【課題】厚さムラ故障を回避しつつ、効率よくフイルムを製造する。
【解決手段】流延ダイ52は、積層ドープ61が通過するスロット106を有する。スロット106は、第1スロット部111、第2スロット部112及び第1接続スロット部116を有する。第2スロット部112は、方向SDの流路幅が、第1スロット部111の方向SDの流路幅よりも狭くなるように形成される。第1接続スロット部116は、方向SDの流路幅が、第1スロット部111側から第2スロット部112側に向かうに従い次第に狭くなるように形成される。第1スロット部111の方向LDの内壁面111aは、湾曲面120を介して、第1接続スロット部116の方向LDの内壁面116aと、湾曲に接続する。第1接続スロット部116の方向LDの内壁面116aは、湾曲面121を介して、第2スロット部112の方向LDの内壁面112aと、湾曲に接続する。 (もっと読む)


【課題】生産性を落とすことなく、流延ドラムの周面を確実に洗浄する。
【解決手段】ドラム洗浄装置38を、流延ドラムの周面32aの上方であって、剥取ローラと減圧チャンバとの間に設ける。温風66を周面32aに対して吹き付け、周面32aに付着した異物の温度を上昇させる。異物の温度を上昇させた後に、ドライアイス粒子73を混合させた洗浄ガス76を吹き付ける。ドライアイス粒子73との衝突により、異物は周面32aから除去される。 (もっと読む)


【課題】助剤濾過方式において、所定強度のプレコートの形成を簡単に検出する。
【解決手段】原料ドープ41に濾過助剤を分散させて、第1濾過器47または第2濾過器48で濾過する。濾過器47,48内で濾材支持体60の上に濾過助剤を堆積させ、この濾材支持体60及び堆積層からなる濾材63を用いて原料ドープ41を効率良く濾過する。濾過圧力が高くなったところで、濾過器47,48を切り替えて、使用済みの濾過器に洗浄液を流して、洗浄する。洗浄後に、プレコート液61を循環させて、濾材支持体60上に濾過助剤を均一に堆積させて所定強度のプレコート62aを形成する。所定のプレコート強度が得られる濾過助剤総量を予め求めておき、この濾過助剤総量をプレコート液中に分散させる。濁度計69a,69bの出力が一定値以下になったときに、所定強度を有するプレコートが得られる。 (もっと読む)


【課題】助剤濾過方式におけるプレコート表面のカワ貼りの発生、及び崩落を無くする。
【解決手段】原料ドープ41に濾過助剤を分散させて、第1濾過器47または第2濾過器48で濾過する。濾過器47,48内で濾材支持体60の上に濾過助剤を堆積させ、この濾材支持体60及び堆積層からなる濾材63を用いて原料ドープ41を効率良く濾過する。濾過圧力が高くなったところで、濾過器47,48を切り替えて、使用済みの濾過器に洗浄液を流して、洗浄する。洗浄後に、プレコート液61を循環させて、濾材支持体60上に濾過助剤を均一に堆積させてプレコート62aを形成する。プレコート液61の抜液を自重で行う。抜液に際して、抜液分の溶媒飽和ガス76を連通管75及びバルブV7を介して濾過器47内に送り、プレコートの表面にカワバリが発生することを阻止する。 (もっと読む)


【課題】乾燥工程における収縮を制御して、幅広の偏光子を製造する方法を提供すること。
【解決手段】ポリビニルアルコール系フィルムに、染色工程、架橋工程および延伸工程を少なくとも施した後に、乾燥工程を施す偏光子の製造方法において、乾燥工程では、前記各工程が施された、水分率40重量%以上を有する前記フィルムに、連続する複数個の熱ロールに接触させることにより前記フィルムの乾燥を行い、前記フィルムの水分率を20重量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】カワバリや耳塊、面状欠陥故障の発生を抑える。
【解決手段】流延ダイ36の吐出口36aから流延ドラム上にドープが流延される。吐出口36aと流延ドラムとの間には流延ビード40が形成される。減圧チャンバ37は流延ビード40のドラム走行方向上流側を減圧する。流延ビード40の両端部に対して凝固防止液41が供給される。遮風板39は、流延ビードの両端部の近傍でドラム走行方向上流側に設けられている。この遮風板39により、流延ビードの両端部から減圧チャンバ37内に流入する吸引風が遮られる。これにより、凝固防止液41の飛散を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】流延膜を流延ドラムから剥げ残り無く剥ぎ取る他に、流延ドラム表面への析出物の発生を抑える。
【解決手段】流延ドラム32の周面32bに、疎水化層32cを形成する。疎水化層32cをPTFE製とし、水接触角を90°以上にする。流延ダイ30を用いて、ドープ21を流延ドラム32の表面上に流延する。流延ドラム32が回転し、流延ドラム32の表面上に流延膜33を形成する。流延膜33は流延ドラム32上で冷却される。この冷却により、流延膜33から脂肪酸エステルを主成分とする析出物が流延ドラム32の表面に析出しようとするが、疎水化層32cによる撥水性によって、析出物の付着が阻止される。また、撥水性によって、流延膜33の剥ぎ取り時に剥ぎ残りが無くなる。 (もっと読む)


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