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Fターム[4F205GW26]の内容

Fターム[4F205GW26]に分類される特許

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【課題】面内レターデーションReが100nm以上で且つ厚み方向のレターデーションRthとReとの関係が、Rth<Re/2を満足する延伸セルロースアシレートフィルムを製造する。
【解決手段】未延伸のセルロースアシレートフィルムAを一対のローラ14、16の周速差で引っ張ることにより長手方向に縦延伸して、面内レターデーションReが100nm以上で且つ厚み方向のレターデーションRthとReとの関係が、Rth<Re/2を満足する延伸セルロースアシレートフィルムの製造方法において、一対のローラ14、16間に設けた加熱炉18内において、セルロースアシレートフィルムAを、該フィルムの結晶化温度Tc−10℃〜Tc+70℃の範囲の延伸温度で且つフィルム幅方向の温度差が10℃以内になるように加熱しながら、縦延伸倍率が1〜2倍になるように自由端一軸延伸する。 (もっと読む)


【課題】 機械特性および熱寸法安定性に優れた芳香族ポリアミドフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 アルキルアンモニウム塩で有機化処理された有機化層状珪酸塩を芳香族ポリアミドに対して1〜12重量%含んでいる芳香族ポリアミドフィルムの製造方法であって、有機溶媒に溶解させた芳香族ジアミン溶液に、有機溶媒と上記の有機化層状珪酸塩とからなる分散体を添加した後、さらに芳香族ジ酸クロリドを添加して得た芳香族ポリアミド溶液を溶液製膜することにより芳香族ポリアミドフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥室45へ案内される。テンタ乾燥室45は、第1〜第3ゾーン121〜123を有する。第1ゾーン121では、湿潤フイルムに乾燥処理と予備加熱を行う。第2ゾーン122では、湿潤フイルムに乾燥処理と延伸処理を行う。第3ゾーン123では、湿潤フイルムに乾燥処理と緩和処理を行い、フイルム22とする。第2ゾーン122における温度をT2とし、第3ゾーン123における温度をT3としたときに、T2−T3が0より大きく50未満とする。 (もっと読む)


【課題】厚み方向のレタデーション値が高いフィルムを得る。
【解決手段】エンドレスに走行する流延ドラム上にセルロースアシレート及び溶媒を含むドープを流延することにより形成した流延膜を流延ドラムから剥ぎ取り湿潤フィルム38とする。テンタ13は、異なる温度の第1〜第3乾燥領域A1〜A3で構成される。湿潤フィルム38の両側端部に複数のピンを差し込み保持した後、テンタ13内を搬送する間に乾燥してフィルム20とする。第1乾燥領域A1では湿潤フィルム38の幅を狭め、第2乾燥領域A2では幅を維持し、第3乾燥領域A3では幅を拡げる。また、第2乾燥領域A2は、第1乾燥領域A1よりも30℃以上100℃以下の範囲内で高くする。これにより湿潤フィルム38に収縮力が作用し、面方向及び厚み方向の分子配向が制御されるため厚み方向のレタデーション値が高いフィルム20が得られる。 (もっと読む)


【課題】光学特性にすぐれたフイルムを製造する。
【解決手段】流延バンドの上に流延ドープを流延して流延膜を形成する。流延膜を流延バンドから剥ぎ取って湿潤フイルム18を得る。湿潤フイルム18は、渡り部90を介してテンタ乾燥機45へ案内される。テンタ乾燥機45では、テンタ130は、湿潤フイルム18を搬送しがら、湿潤フイルム18乾燥処理と延伸処理と緩和処理とを施し、フイルム22を得る。テンタ乾燥室45における搬送により、湿潤フイルム18にはボーイング現象が発生する。この現象により、湿潤フイルム18に第1の光軸ずれが生成し、遅相軸にばらつきが生じる。本発明では、第3ゾーン123での延伸処理により、第1の光軸ずれと相殺しうる第2の光軸ずれを湿潤フイルム18上に形成するため、遅相軸のばらつきを抑えたフイルム22を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】無端ベルト支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特別な装置を設置することなく、端部のカールを防止し、端部の強度を上げることでことで搬送不良を防止し、ツレ、シワの発生がない広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスより無端ベルト支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端ベルト支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記無端ベルト支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部を低くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ウェブの延伸工程において、ウェブを幅手方向に1.2倍以上に延伸してもヘイズが高くならないセルロースエステルフィルムの製造方法、その方法により製造されたセルロースエステルフィルム、該フィルムを用いた偏光板、及び表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法は、延伸工程におけるウェブの延伸率が20〜60%であり、かつ延伸工程における温風吹出し手段から吹き出す温風の温度が、巻き取り後のフィルムのガラス転移温度(Tg)に対し、Tg+35℃〜Tg+80℃である。延伸工程に入る直前のフィルムの残留溶媒量が10〜35重量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】支持体に無端ベルト支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特定の添加剤を使用することなく、特定の原料に限定することなく、弾性率が向上し強度を保持し取り扱いが容易な広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスより無端ベルト支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端ベルト支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記無端ベルト支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部が高くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ドラム支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特別な装置を設置することなく、端部のカールを防止し、端部の強度を上げることでことで搬送不良を防止し、ツレ、シワの発生がない広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスよりドラム支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記ドラム支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記ドラム支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部を低くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】製造装置を大きくすることなく、且つ、延伸装置の煩雑な管理を必要としない製造装置を使用し、幅方向のリターデーション値が安定した位相差フィルムの製造方法、この製造方法で製造された位相差フィルム、この位相差フィルムを使用した偏光板、及びこの偏光板を使用した液晶表示装置の提供。
【解決手段】一軸延伸装置によって延伸処理する溶液流延法による位相差フィルムの製造方法において、前記ウェブを前記無端支持体より剥離した後、前記一軸延伸装置までは、前記ウェブの残留溶媒量が、40質量%〜110質量%の間に、表面粗さ(Ra)が0.8μm〜2.0μmの搬送ロールによる搬送工程を有し、前記一軸延伸装置では、前記ウェブの搬送方向(MD方向)、或いは搬送方向と直角方向(TD方向)に、10%〜35%延伸することを特徴とする位相差フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】支持体にドラム支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特定の添加剤を使用することなく、特定の原料に限定することなく、弾性率が向上し強度を保持し取り扱いが容易な広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスよりドラム支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記ドラム支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記ドラム支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部が高くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高分子フィルム特にポリイミドフィルムを製造する際に、乾燥や熱処理をテンター式搬送装置を使用して実施する場合に、フィルムの揺動や蛇行を防止するための、治具を設けた高分子フィルムの製造装置と高分子フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】テンター式処理部(搬送装置)において、フィルム下方からの支え治具とフィルム上方からの押さえロール治具を、フィルムがピンシートに把持される位置の前に設けた高分子フィルム製造装置とこの装置を使用する高分子フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置の偏光板保護フィルムに好適なセルロースエステルフィルムについて、広幅の薄膜フィルムをドラム方式で製膜することを可能にし、ドープ流延部の振動や、リボンの振動によるキャスト横段故障(フィルム長手方向のムラ)を抑える。フィルムの生産性を向上する。フィルム幅手方向の収縮を小さくすることができ、しかもリタデーションの値を低くする。光学特性に優れた、幅の広い液晶表示装置用セルロースエステルフィルムを製造する。
【解決手段】 膜厚が10μm以上、50μm以下のセルロースエステルフィルムを得る、溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法において、テンター(5)でのフィルム搬送速度が、冷却ドラム(1)表面の移動速度の1.21〜2.0倍の速度である。冷却ドラム(1)の直径が2.0〜10.0m、周速度が50〜120m/minであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】セルロースエステルフイルムの厚み方向のレターデーション値(Rth)と面内のレターデーション値(Re)との関係を調整する。
【解決手段】ソルベントキャスト法の乾燥工程において、フイルムの温度がセルロースエステルのガラス転移温度以上の温度となる場合は機械方向には実質的に延伸しないことを条件にして、フイルムの温度がセルロースエステルのガラス転移温度よりも低い温度となる場合は残留溶媒量が5乃至3重量%の状態であることを条件にして、機械方向に垂直な方向に0.1乃至20%延伸してセルロースエステルフイルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】従来の方法よりも生産性に優れ、生産コストを低減できるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)シートの製造方法とPTFE製シールテープの製造方法とを提供する。
【解決手段】(i)PTFE粒子と、界面活性剤と、分散媒である水とを含むPTFE粒子の分散液に、上記粒子が互いに接近または接触する力を加えることにより、上記水および上記界面活性剤を内包するPTFE含有固形物を形成する工程と、(ii)上記固形物をシート状に変形させる工程と、(iii)シート状に変形させた上記固形物に含まれる上記水の量を低減させる工程と、を含む製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】膜厚方向の配向度が高く、光学的なムラが小さく、かつ透明性の高いセルロースアシレートフィルムを製造し、液晶表示装置に用いた際に表示ムラの小さい光学フィルムを得ることを目的とする。
【解決手段】本発明のセルロースアシレートフィルムは膜厚方向の配向度P2(th)が下記式1を満たし、ヘイズが1.0%以下であることを特徴とする。
0.085+0.5×P2(xy)≦P2(th)≦0.5 (式1) (もっと読む)


【課題】 偏光板保護フィルムに適した光学フィルム、及びその製造方法を提供する。また偏光板用保護フィルム自身が偏光散乱異方性を有することで、ディスプレイの光学特性、特に輝度が向上でき、生産性及び耐久性に優れた偏光板用保護フィルム、および該偏光板用保護フィルムを用いた偏光板、並びに該偏光板を用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ドープが支持体上に流延されてから0.2秒以上、30秒以内の間に下式を満たす条件で、支持体上のウェブを乾燥させる。
30≦Z≦−5.40T+420
Z:ウェブ残留溶剤量(重量%)、Z={(M−N)/N}×100、
M:ウェブ重量、N:重量Mのウェブの乾燥後の重量、T:膜平均温度(℃) (もっと読む)


【課題】正面及び膜厚方向レターデーションの発現性に優れ、高温暴露時のコントラストムラを低減させる光学フィルムを提供すること、また、微小領域の軸バラツキからくる光学ムラを低減し、液晶パネル搭載時の表示ムラを低減すること、さらにまた、コントラストが高く、表示ムラが小さく、かつ環境湿度変化があっても視野角特性変化の少ない液晶表示装置及び液晶表示装置に使用する偏光板の提供すること。
【解決手段】光弾性係数が-5×10-13(1/Pa)〜5×10-13(1/Pa)であり、測定した面内、厚さ方向のレターデーションRe、Rthが下記式(I)、(II)を満たし、フィルムの最小弾性率が3000Mpa以上であることを特徴とする光学用フィルム。
(I) 20nm≦Re≦400nm
(II) 70nm≦Rth≦500nm (もっと読む)


【課題】位相差フィルムの厚みムラおよびクロスニコル時に観察されるムラを小さくすることが可能な、セルロースアシレートフィルム、光学補償フィルム、偏光板、液晶表示装置およびセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供することである。
【解決手段】実質的な表面層のセルロースアシレートの水酸基のアシル基による置換度Aとフィルム全体のセルロースアシレートの水酸基のアシル基による置換度Bとが、それぞれ次式(I)、(II)を満たし、かつ波長λnmの光に対する面内レターデーション値Re(λ)が30nm≦Re(590)≦100nm、波長λnmの光に対する膜厚方向のレターデーション値Rth(λ)が100nm≦Rth(590)≦250nmを満たすことを特徴とするセルロースアシレートフィルム。
(I)2.90≦A≦3.00
(II)2.70≦B≦2.90 (もっと読む)


【課題】擦り傷やツレ、シワを発生させることなく環状ポリオレフィンフィルムを連続的に製造する。
【解決手段】走行する流延バンド82にドープ24を連続して流出させて流延膜24aを形成し、溶媒を含んだ状態で剥ぎ取る。フィルム62をテンタ64で幅方向に延伸しながら乾燥する。テンタの下流の搬送路に設けられ、周面に凹凸を有するローラ対65によりフィルム62の両側端部を狭持させることにより、フィルム62の両側端部にナーリングを付与する。ナーリングを付与されたフィルム62を乾燥室69で乾燥してから、巻取ロール107に巻き取る。 (もっと読む)


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