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Fターム[4F401BA05]の内容

Fターム[4F401BA05]に分類される特許

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【課題】廃棄物から金属を腐食することなく分離、回収して再利用できる廃棄物のリサイクル方法の提供。
【解決手段】金属とエポキシ樹脂とを含む廃棄物に、沸点が155℃〜220℃の有機溶媒を添加し、エポキシ樹脂のガラス転移温度以上、有機溶媒の沸点以下の温度で加熱して、金属と樹脂成分を分離し、金属を回収する分離工程を有することを特徴とする廃棄物のリサイクル方法。 (もっと読む)


【課題】 乾溜ガスに熱分解する被処理物を収納した容器を、従来よりも時間を掛けなくて加熱することで被処理物を乾溜できるようにし、上記加熱と同時に事前に容器そのものを予熱器でさらに時間を掛けて予熱することで、更に乾溜時間を短くし、バーナとして必要な重油量を少なくするだけでなく、個々の容器内の被処理物を乾溜に必要な時間を短縮して効率を向上させんとする。
【解決手段】
炉本体と容器4及び/又は予熱器と第2容器との間隙に、ラセン状熱風誘導路を配置することにより、バーナからの熱風を、前記容器もしくは第2容器の周囲に巻き上げて加熱するようにしたことを特徴とする乾溜熱分解器。 (もっと読む)


【課題】都市ごみ等においても分別を必要とせず、プラスチックや合成ゴム等が混ざった廃棄物でも油化と炭化の連続的処理が可能で、高品質の油化品・炭化品が得られる減圧熱分解処理装置を提供すること。
【解決手段】廃棄物等を減圧下で連続的に熱分解処理するための減圧熱分解処理装置(乾留装置)。密閉可能な減圧熱分解室(減圧乾留室)9と、減圧熱分解室9を加熱する外部加熱手段(加熱炉)51とを備えている。減圧熱分解室9は、横置き管25で形成され、該横置き管25の内部に回転攪拌機19を配して、該回転攪拌機19の回転により投入原料を前進・後退可能としたものである。減圧熱分解室9には、原料供給手段5、7と製品排出手段58を、それぞれ二段式バルブ11、12(又は62、63)を有して接続する。減圧熱分解室9の生成ガス出口15をエゼクタ47等の減圧(吸引)手段と接続する。 (もっと読む)


【課題】発生排水を、簡素に処理し、ベンゼン、フェノール、油分、ダスト等、このままであれば発熱量を利用できない成分も回収利用する方法、その装置及び炭素質原料の処理方法を提供する。
【解決手段】炭素質原料1を熱分解炉2で熱分解して熱分解ガス、タール5及び炭化物4を生成し、前記熱分解ガス及びタール5を改質炉6で改質して可燃性ガスを生成する可燃性ガスと炭化物4を併産する方法におけるガス処理排水の処理方法において、前記可燃性ガスを冷却、脱塵、及び除害処理して精製するガス精製時に発生する排水を前記炭化物4と混合し、スラリー状または粉状の燃焼設備用原料にして燃焼するガス処理排水の処理方法及びこの処理方法に用いる装置であり、また、このようにしてスラリー状または粉状の燃焼設備用原料を製造する炭素質原料1の処理方法である。 (もっと読む)


【課題】処理時間を短縮可能な熱分解処理装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックを熱分解するための熱分解処理装置であって、廃プラスチックを収容する熱分解槽と、熱分解槽内に設けられており、熱分解槽内の廃プラスチックを加熱する加熱手段と、熱分解槽内の温度を調整するために加熱手段の加熱量を制御する制御手段と、を備えた熱分解処理装置。 (もっと読む)


【課題】熱分解反応の反応効率を向上させつつ、生成される炭化物の酸化を大幅に抑えることも可能な炭化物の製造装置を提供する。
【解決手段】無酸素ガスを加熱するための熱交換器3と、熱分解炉4及び外部加熱手段5を有し、内部に収容する高分子系廃棄物1を前記熱交換器3で加熱した無酸素ガスと接触させることにより熱分解させて熱分解ガスを発生させるための熱分解装置と、冷却手段と、粉塵回収手段と、排ガス燃焼手段と、炭化物回収手段と、前記熱分解炉4へ前記加熱された無酸素ガスを供給するための第一無酸素ガス供給手段7と、前記熱分解炉4の下部に回収される炭化物2を貯留するための弁11を設けた炭化物導入口を有する第一貯留部10とを備えることを特徴とする炭化物の製造装置である。 (もっと読む)


【課題】タールトラブルを避け、ワイヤの変形が少なく絡まりにくい状況を維持することが可能で、かつ、熱ロスを低く抑えられることができる、高効率でトラブルの少ないタイヤの熱分解方法を提供する。
【解決手段】タイヤを含む複合原料を熱分解炉中で熱分解ガスと炭化物を主とした残渣に分解し、残渣から炭化物及び金属を取り出すガス化処理方法において、前記熱分解炉として、炉の上部に原料投入口11を有し、炉の下部に前記残渣を排出するためのプッシャ21を備えた排出設備20を有するシャフト型熱分解炉10を使用し、前記タイヤを含む複合原料を前記原料投入口11より炉内へ投入し、前記プッシャ21の水平方向の運動により前記残渣を炉外へ排出することによって、炉内の複合原料を鉛直下方へ降下させることを特徴とするタイヤを含む複合原料のシャフト型熱分解炉10によるガス化処理方法。 (もっと読む)


本発明は、廃材から、石炭、アスファルト、液体炭化水素、有機酸、メタンガスおよび/または水素を製造する方法に関する。該方法は、a)廃材を準備し、b)該廃材を、700nm〜1mmの波長を有する低周波マクロ波の照射に付し、温度205℃〜900℃、圧力1.0バール〜19.0バールにして、石炭を生成し、c)随意に、工程b)からのガス状の残存材料に、DPP B102として特定される固体金属の存在下で物理化学的反応に付し、温度180℃〜500℃、圧力0.98バール〜5.5バールにして、アスファルトを生成し、d)随意に、工程b)またはc)からのガス状の残存材料を、物理化学的反応および/または凝縮に付し、温度150℃〜750℃、圧力0.96バール〜200バールにして、液体炭化水素を生成し、e)随意に、工程b)、c)またはd)からのガス状の残存材料を、DPP D102として特定される固体金属の存在下で物理化学的反応に付し、温度50℃〜150℃、圧力0.95バール〜1.5バールにして、有機酸を生成し、f)随意に、工程b)、c)、d)またはe)からのガス状の残存材料を、吸収剤洗浄および室温での冷却に付し、メタンガスおよび水素を生成し、前記廃材は、その乾燥重量に対して、9〜85%の炭素含有量、1〜15%の水素含有量、および0〜65%の酸素含有量の組成を有する。本発明は、さらに、このような方法によって得られ得る製品およびこのような方法を行うための装置に関する。
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ゴム廃棄物、特に、スクラップタイヤ、の多段熱処理の方法が提案される。この方法は、ゴム廃棄物の製品粒を反応炉(10)の三つの異なる連続する加熱ゾーンに投入する複数の工程を有する。加熱ゾーン(11a,11b,11c)において、製品粒は、100〜200℃、好ましくは、150〜180℃の第1温度で加熱され、その後、200〜350℃の第2温度で、更に、300〜600℃の第3温度で加熱される。これらの温度は各加熱ゾーン内においてそれ以上オイルが放出されなくなるまで維持される。最終工程として、製品粒が反応炉(10)から取り出され、所望の固体材料が分離される。
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【課題】低コストで樹脂を処理できる樹脂の油化方法の提供。
【解決手段】有機溶剤の存在下、樹脂を熱分解し、得られる生成油の一部を熱分解時の有機溶剤の少なくとも一部として利用することを特徴とする樹脂の油化方法。 (もっと読む)


【課題】種々の石油化学製品廃棄物から再利用可能な精製油、ガス及び炭化品を生成する装置を提供すること。
【解決手段】石油化学製品廃棄物の油化装置10は、主として、熱風発生炉30、熱分解機40、触媒蒸留器50から構成される。原料受入れホッパー20に石油化学製品廃棄物が供給され、熱風発生炉30により加熱槽の伝熱面が加熱された熱分解機40において、廃棄物がまず溶解油となり、溶解油が熱で分解され、ガス及び炭化品が生成される。ガスは、触媒蒸留器50内で油と非凝縮性ガスであるプロパンガス等に蒸留される。プロパンガス等は熱風発生炉30に送られ、装置の燃料として利用される。 (もっと読む)


【課題】有機高分子混合物を熱分解する基材分類回収方法およびその装置を提供する。
【解決手段】本発明は、主として熔融無機塩を利用して有機高分子を熱分解し、高分子材料中に混合する基材を簡単に分離でき、分類の目的を容易に達成でき、大面積(体積)の基材を取得でき、元の基材の特性を破壊させず、リサイクル性を向上でき、そしてより重要なのは、処理の過程に省エネルギー・二酸化炭素排出削減の目標および汚染防止対策の目的を達成でき、同時に両者に配慮でき、有機高分子の廃棄物処理方法、基材の分類方法および装置を提供できるものである。 (もっと読む)


【課題】高分子系廃棄物の熱分解後の熱分解炉内に残る炭化物の酸化を抑えることが可能な高分子系廃棄物の熱分解装置を提供する。
【解決手段】無酸素ガスを加熱するための熱交換器1と、内部に高分子系廃棄物2を収容する熱分解炉3及び該熱分解炉3を外部から加熱する外部加熱手段4を有し、熱分解ガスを発生させるための分解装置5と、前記分解装置5で発生した熱分解ガスを冷却して、凝縮した油分を回収するための油分回収装置9と、前記油分回収装置9で油分を回収した後の残ガスを、無酸素ガスとして前記熱交換器1に供給するための循環路6と、前記熱分解炉3中に導入する不活性ガスを生成するためのガス発生器7と、前記熱分解装置系内の酸素濃度を検出するための酸素濃度検出器8とを備えることを特徴とする高分子系廃棄物の熱分解装置である。 (もっと読む)


【課題】排ガス処理部の処理能力を維持した場合であっても、処理対象物の処理量を向上させることのできる炭化装置を提供する。
【解決手段】炭化装置は、処理対象物を収容する熱分解槽と、熱分解槽を加熱するヒータと、ヒータによる加熱を制御する制御手段と、処理対象物から発生した排気ガスを処理する排ガス処理手段とを備える。制御手段は、ヒータを制御して、逐次設定温度が高くなる3設定温度で熱分解槽を加熱させる。第1の設定温度は、処理対象物を脱水させるため温度、第2の設定温度は、脱水させた処理対象物を乾燥し炭化させるための温度、第3の設定温度は、炭化させた処理対象物の安定化と処理対象物の臭気を減少するため温度とする。そして、各温度設定においては、その温度を所定時間維持させる。 (もっと読む)


【課題】単に溶融熱分解するだけでは分解せずに炭化しやすいポリカーボネート樹脂から、生成油を高い収率で回収できるポリカーボネート樹脂の油化方法を提供する。
【解決手段】ポリカーボネート樹脂に、プロピレングリコールまたはエチレングリコールなどの多価アルコールを含む有機溶媒を添加して、ポリカーボネート樹脂を熱分解する。 (もっと読む)


【課題】熱分解炉装置のカートリッジ内へ一度に多量の廃タイヤを投入可能とする廃タイヤ油化装置を提供する。
【解決手段】廃タイヤをラジアル方向に8〜32個に分割する裁断機を備え、裁断された分割タイヤ片9をプラスチック製のフレキシブルコンテナ10に収納して、ストックし、その後、該フレキシブルコンテナ10とその内部に収納した上記分割タイヤ片9とを一体状に投入して該コンテナ10及び分割タイヤ片9を密封状態で加熱して油分抽出を行う熱分解炉装置20とを、備えている。 (もっと読む)


本発明は廃タイヤリサイクルシステムを開示する。本発明は投入された廃タイヤをキャリアガスとして循環させて使用し、直接加熱方式によって分解させる熱分解炉と、この熱分解炉で発生される高熱の蒸気を冷却凝縮させてオイルを捕集するオイル捕集手段と、熱分解炉とオイル捕集手段を経由して再び熱分解炉に循環されるキャリアガス循環ラインとを含む廃タイヤリサイクルシステムにおいて、前記キャリアガス循環ラインの一端に連結されて、バルブの断続によって選択的にキャリアガスを供給するもので、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、アンモニウム系の成分を少なくとも一つまたは一つ以上混合してなるキャリアガスを充填した充填要素を備えたキャリアガス供給装置をさらに含む。

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【課題】 乾留ガスから得た凝縮油を低沸油と高沸油に分け、それぞれを各別のタンクに貯蔵して再利用する。
【解決手段】 廃タイヤ、廃プラスチック等の被処理物を加熱して乾留ガスを得る乾留機と、乾留ガスを凝縮液化する凝縮機と、凝縮機で得られた凝縮油を分留塔で高沸油と低沸油に分け、それぞれを高沸油タンクと低沸油タンクに貯蔵した高分子廃棄物からの油分離システム。 (もっと読む)


【課題】汎用性に富む蒸気ボイラで未燃物が少なく燃焼効率の高い燃料として利用でき、飛躍的に熱効率を向上でき、省エネルギー化を図れて地球温暖化を抑制することができる、廃タイヤの燃料化によるサーマルリサイクル方法を提供する。
【解決手段】廃タイヤをチップ状に破砕してチップ状廃タイヤAとし、ガス化・炭化炉2内に投入し、1次空気を導入しかつ水分を加えて部分燃焼させるとともに、前記チップ状廃タイヤに含有された炭素および炭化水素成分の水性ガス化反応等を同時に行わせることにより可燃性ガスGを生成する。未燃カーボンは炭化物Bとして副生し、含有されている鉄類を除去したのち、粉砕して微粉化し、水または油と混合・撹拌してスラリー化し、可燃性ガスGおよびスラリー状微粉炭化物C’をそれぞれ蒸気ボイラ5の燃焼室5a内に送り込んで2次空気を導入して完全燃焼させ、蒸気ボイラ5内の水を水蒸気化して熱源にする。 (もっと読む)


【課題】樹脂廃棄物と含水率の高い有機性廃棄物とを混合して熱分解させる場合に、安定して熱分解させることのできる熱処理システム、及び、高含水有機性廃棄物を効率よく乾燥させることのできる乾燥装置を提供する。
【解決手段】高含水有機性廃棄物14を乾燥させる乾燥装置30と、樹脂廃棄物12、および、乾燥装置30で乾燥された高含水有機性廃棄物14を収容し、樹脂廃棄物12と乾燥された高含水有機性廃棄物14とを混合して加熱することにより熱分解させる熱分解装置40とを備える。乾燥装置30は、前段乾燥炉132と後段乾燥炉134とを有して、前段乾燥炉132において高含水有機性廃棄物14を収容する容積は、後段乾燥炉134において高含水有機性廃棄物14を収容する容積より大きい。 (もっと読む)


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