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Fターム[4G132BA04]の内容

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Fターム[4G132BA04]に分類される特許

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【課題】優れた熱伝導率を有しながら、低い熱膨張係数をも有する黒鉛材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高熱伝導黒鉛材料の製造方法は、組織を構成する球晶が大きく、ニードル率が低い石炭ピッチ系モザイクコークスを平均粒径13 〜 20 μmに粉砕したものにバインダーを添加して混捏する混捏工程と、再粉砕工程と、成形工程と、焼成工程と、含浸工程と、再焼成工程と、黒鉛化工程と、黒鉛化工程後に、含浸工程と焼成工程と黒鉛化工程とを繰返す工程とを有している。また、本発明の高熱伝導黒鉛材料は、上記製造方法によって得られた、かさ密度が1.85g/cm以上であり、X,Y,Z方向の各方向における熱伝導率が170W/m・K以上でありかつ熱膨張係数が5.5×10−6/K以下であり、等方性の高熱伝導黒鉛材料である。 (もっと読む)


【課題】厚さの薄い多孔質炭素板を割れやシワの発生を抑えて、安価に量産させる多孔質炭素板の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素短繊維からなる不織布を炭素により結着させた多孔質炭素板の製造方法であって、前記不織布に炭素化可能な樹脂を含浸させた混合体を、式(1)を満たす離型材を介して金型内に三段以上に積層し、式(2)を満たすように、積層した混合体を加圧下で100〜160℃に加熱して圧縮成形する圧縮成形工程と、得られた圧縮成形品を炭素化処理して厚さ0.02〜0.25mmの多孔質炭素板とする焼成工程とを有する多孔質炭素板の製造方法。−10<Y1<5、−10<Y2<5 ・・・(1)、−80<(Y1×Y2)/T<3 ・・・(2)(但し、T:混合体を圧縮成形した圧縮成形品1枚あたりの厚さ[mm]、Y1,Y2:離型材の縦方向,横方向の熱収縮率(150℃×30分)[%]) (もっと読む)


【課題】射出成形時の成形材料の流動に伴う成形体の異方性および焼成時の収縮による歪みを抑制して、物性の異方性が低い炭素成形材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】平均粒子径が100〜2000μmの炭素粉末100重量部に対し、平均粒子径が100μm以下で軟化点が射出成形時の金型温度より30〜250℃高いピッチ粉末を3〜30重量部の割合で混合し、混合粉に残炭率40%以上の熱硬化性樹脂および融点が40〜150℃の有機物質からなる成形助剤を有機溶剤に溶解した樹脂溶液を加えて、炭素粉末100重量部に対し熱硬化性樹脂の樹脂固形分が10〜40重量部、成形助剤が0.1〜5重量部の量比に混練した後、混練物を乾燥、粉砕して成形粉を作製し、成形粉を射出成形、射出圧縮成形あるいはトランスファ成形により成形し、得られた成形体を180〜280℃の温度で硬化処理し、次いで、非酸化性雰囲気下800℃以上の温度で焼成処理することを特徴とする炭素成形材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】電子機器や設備の発熱部から放熱部への熱伝導や電気伝導等に使用され、また、複合化することによって、電磁波シールドや特殊環境での構造材として使用される高い耐熱性や優れた機械的強度と異方性等の機能性を併せ持つグラファイト伝導体とその製造方法を提供する。
【解決手段】竹材を熱処理しグラファイト化することによって、得られるグラファイトに伝導性を持たせることができる。このようにして得られるグラファイト伝導体は、竹材を短冊状、繊維状又は薄板状にして、坩堝内に所望の伝導傾斜がつくように並べ、加熱加圧処理することによって得ることができる。また、植物の細胞構造をグラファイト化する特徴を活かし、その空隙に他材料を挿入することによって、伝導性以外の機能性も併せ持ったグラファイト伝導体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】炭素材料の表面エネルギーを低減させるための簡便な方法を提供する。
【解決手段】炭素材料を、炭素数8〜30のアルキル基またはフルオロアルキル基を含む原子団を外表面に有するフラーレン誘導体で被覆することにより炭素材料の表面処理を行う。フラーレン誘導体で炭素材料を被覆する簡便な方法としては、該フラーレン誘導体の溶液を炭素材料に接触させ、ついで乾燥させる方法が好ましい。このとき用いる溶媒としては、トルエン等の溶媒を用いる。 (もっと読む)


【課題】破れや皺の発生を低減できるとともに均一に柔軟化されたグラファイトシートの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】グラファイトシート1を互いに平行な一対の平板2、3で挟み、この平板2、3の摺動により柔軟化を行うことにより、グラファイトシート1両端部の歪を緩和して両端部が破れたり皺が発生するのを低減しつつ柔軟化を行うことができ、柔軟化後のグラファイトシート1の歩留まりを向上することができる。 (もっと読む)


【課題】内側るつぼの損傷および傾きを防止して作業性を向上することができ、また、圧縮率が高くても、外側るつぼから内側るつぼに均一に熱を伝えることができる程度に熱伝導率が保たれることにより、製品品質の低下を防ぐことができるるつぼ用保護シートを提供する。
【解決手段】内側るつぼ2と外側るつぼ3を有するるつぼ1において、両るつぼの間に配設される膨張黒鉛からなるシート4であって、面方向の熱伝導率が、120W/(m・K)以上であり、厚さ方向から34.3MPaの加圧力で加圧圧縮したときにおいて、圧縮率が20%以上である。 (もっと読む)


【課題】低密度であっても高熱伝導性を示す炭素材料、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】かさ密度が1.65Mg/m以上、X、Y、Z軸方向の平均熱伝導率が180W/(m・K)以上であり、水銀による細孔分布測定において、細孔半径が0.01μm以上1.0μm以下の累積細孔容積をV、細孔半径が1.0μmより大きい部分の累積細孔容積をVとしたとき、V≧2Vである炭素材料である。この炭素材料の固有抵抗は8μΩ・m以下であることが好ましい。この炭素材料は、骨材と結合材とを混捏、粉砕して成形粉を得て、この成形粉に対して外掛け1.0部以上20部以下の炭化物を添加して混合した後に、この混合したものを成形することによって得られた成形体を所定温度以上で熱処理するという工程を有する製造方法により作製できる。 (もっと読む)


【課題】活性化水素によるエッチング作用に対する耐性が低い非ダイヤモンド炭素材料を基材とするダイヤモンド被覆非ダイヤモンド炭素部材を提供する。
【解決手段】ダイヤモンド被覆非ダイヤモンド炭素部材は、非ダイヤモンド炭素からなる基材1と、この基材上に形成され結晶子の平均直径が10nm以下である微結晶ダイヤモンド膜2からなる中間層と、この中間層上に形成され結晶子の平均直径が20nm以上であるダイヤモンド膜3と、を有する。基材1はアモルファス炭素又はグラファイトからなるか、又は熱間静水圧加圧処理された炭素材料からなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ガラス状炭素からなる継目なしの中央拡径中空成形体を提供すると共に、その有用な製造方法を提供すること。
【解決手段】中央部が拡径した中空形状を有する継目なしの炭素質中空成形体であって、その製法は、外型と熱溶融性中子との間に形成されるキャビティ内に液状の熱硬化性樹脂を注入し、中央部が拡径した中空形状で継目なしの熱硬化樹脂成形体を得る注型成形工程、該注型成形工程の後に、中子を構成する熱溶融性素材を加熱して溶融流出させる中子流出工程、得られた熱硬化性樹脂成形体を炭素化する炭素化工程、含む。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性に優れ、金属腐食の問題にも対応できる、実用的な高性能のグラファイトシートを用いてなる電子機器用放熱部材及び電子機器を提供する。
【解決手段】熱伝導性グラファイトシート材料を用いてなる電子機器用放熱部材において、熱伝導性グラファイトシート材料全体に含まれる硫黄成分の含有量を300ppm以下に保持するとともに、該シート材料を電子機器に装着したとき、該シート材料の体積と電子機器の筐体内部の空間容積との比率を1:10〜1:1000に設定することを特徴とする電子機器用放熱部材及び電子機器などを提供した。 (もっと読む)


【課題】CNFが混入すると共に孔径のほぼ揃った連続多孔体をなす多孔質体を提供する。
【解決手段】メソフェーズピッチにカーボンナノファイバーが混入され、メソフェーズピッチが孔径のほぼ揃った連続多孔質構造体に形成され、メソフェーズピッチの壁の厚み内に、壁表面に突出することなく前記カーボンナノファイバーが封止込められていることを特徴とする。メソフェーズピッチに、縮合多環式炭化水素またはこれを含有する物質をフッ化水素・三フッ化ホウ素の存在下で重合させて得られるものを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】焼結時における炭素系母材による被焼結体への浸炭現象や、被焼結体の炭素系母材との溶着などを抑制し得る焼結用セッター材を提供する。
【解決手段】炭素系母材表面に、ガラス状カーボン40質量%以上を含む炭素質材料を用いて形成された厚さ10〜1000μmの被覆層を形成し、かつ当該被覆層がその表面に露出したセラミックス粒子を保持する焼結用セッター材。 (もっと読む)


【課題】熱伝導の均一性が良好で、熱伝導係数が高く、伝熱抵抗が低い熱伝導材料の製造方法を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブ・アレイ15を提供するステップと、カーボンナノチューブ・アレイ15の隙間に相変化材料12を充填して、複合相変化材料を形成するステップと、該複合相変化材料を、前記カーボンナノチューブ・アレイ15と交叉する方向に沿ってカット加工して、所定の厚さを有するスライスを形成するステップと、前記カーボンナノチューブ・アレイ15の両端を前記相変化材料から露出するように、該スライスを前記相変化材料12の相変化温度以上まで加熱した後、冷却して熱伝導材料100を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


本発明は、グラファイトが有する面方向の高熱伝導特性を維持しつつ、層方向の熱伝導性も改善した高熱伝導性部材を提供することを目的とする。本発明は、グラファイト系マトリックス中に炭素粒子が分散してなる高熱伝導性部材であって、(1)前記グラファイトを構成する各グラフェン層のc軸が実質的に平行であり、(2)前記c軸に垂直な方向の熱伝導率κ‖が、400W/m・k以上1000W/m・K以下の範囲であり、(3)前記c軸に平行な方向の熱伝導率κ⊥が、10W/m・k以上100W/m・k以下の範囲である。
(もっと読む)


【課題】CNTを金属母材中に均一に分散させて含有させ得る金属/CNT複合焼結体の製造方法、及びこれにより得られる金属/CNT複合焼結体を提供すること。
【解決手段】金属粉末を用いて金属スラリーを作成する工程(1)と、CNTを用いてCNTサスペンションを作成する工程(2)と、工程(1)で得られた金属スラリーと工程(2)で得られたCNTサスペンションとを用いて金属/CNT混合スラリーを作成する工程(3)と、工程(3)で得られた金属/CNT混合スラリーを用いて金属/CNT混合グリーン成形体を作成する工程(4)と、工程(4)で得られた金属/CNT混合グリーン成形体を焼成して金属/CNT複合焼結体を得る工程(5)と、を含む。
金属粉末に由来する金属母材中に、CNTが分散している金属/CNT複合焼結体。 (もっと読む)


【課題】 任意の三次元方向のいずれにおいても30mm以上の厚さを有する炭素材であっても、その中心部における純度が表面近傍と同等レベルである炭素材を製造する方法およびその純化方法を提供する。
【解決手段】 炭素原料粉末およびバインダの混練物の成形工程と、焼成工程と、焼成体に、ハロゲンを含む有機物を加熱した有機溶媒に溶解させた溶液を、該有機溶媒の沸点以下の温度で含浸させる工程と、乾燥工程と、黒鉛化処理工程とを経る製造方法、または、焼成または焼成・黒鉛化した炭素材について、含浸工程と、乾燥工程と、ハロゲンを含むガス雰囲気下での熱処理工程とを経る純化方法により、炭素材を得る。 (もっと読む)


【課題】 1.0×103cm2以上の大面積でも、破損することなく、面内の熱拡散率のバラツキ小さい、ロールがけにより平坦化する必要のない、高熱伝導性グラファイトフィルムを得ることを課題とする。
【解決手段】 高分子フィルムを2000℃以上の温度で熱処理するグラファイトフィルムの製造方法であって、高分子フィルムが、1)分子配向度MOR―c値が1.35以下、2)配向主軸方向の線膨張係数(a)と配向主軸に垂直方向の線膨張係数(b)の比(b/a)が1.0以上・1.3 以下、3)加熱収縮率が0.1%以下の高分子フィルムであることを特徴とする、グラファイトフィルムの製造方法、とする。 (もっと読む)


【課題】SiCとの熱膨張係数差によって生じるクラックや割れを防止でき、しかも急激な昇温にも耐える耐熱性に優れたシリコン単結晶引上用黒鉛ルツボを提供する。
【解決手段】293〜673Kの熱膨張係数が3.0〜4.0×10−6/K、293Kでの熱伝導率が120W/(m・K)以上、耐熱衝撃係数が80kW/m以上、熱膨張係数の異方比が1.1以下であるシリコン単結晶引上用黒鉛ルツボである。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度と密度の比が少なくとも約7000psi/g/ccである炭素フォームを包含する、特に複合材料機械類または他の高温用途に有用な炭素フォームの提供。
【解決手段】重合体状フォームブロック、特にフェノール系フォームブロックを不活性または空気を排除した雰囲気中、温度約500℃から、より好ましくは少なくとも約800℃〜約3200℃で炭化させ、密度が約0.05〜約0.4であり、圧縮強度が少なくとも約2000psiであり、気孔率が約65%〜約95%、細孔の細孔容積の少なくとも約90%が約10〜約150ミクロンの直径を有し、縦横比が平均約1.0〜約1.5であるような調整可能なセル構造を有することで高温用途に十分な密度、圧縮強度が得られる。 (もっと読む)


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