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Fターム[4G140FB09]の内容

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Fターム[4G140FB09]に分類される特許

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【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離用部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】通気可能な多孔性の金属焼結体でなる筒状の受け部材と、該受け部材を被包し、かつ水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過させる水素分離金属でなる水素透過膜と、さらに前記水素透過膜の外側に配置され、該水素透過膜を覆って保護する外装多孔体とを具える水素分離用部材であり、また更に前記水素透過膜と外装多孔体との間に微細粉末による中間層を備えた水素分離用部材を含むものである。 (もっと読む)


【課題】 水素透過性と耐水素脆性を兼ね備えた水素透過合金について、耐水素脆性を損なうことなく水素透過性を改善する。
【解決手段】 水素透過性を担う相2と耐水素脆性を担う相3で構成された複相型水素透過合金において、前記水素透過性を担う相2が連続的につながっており、さらに望ましくは、前記水素透過性を担う相2の成長方向が透過膜1の厚さ方向に揃っている。水素透過合金としてはNb−Ti−Co系合金が例示され、該合金では水素透過性を担う相が(Nb、Ti)相で構成され、前記耐水素性を担う相がCoTi相で構成されている。水素透過パスのとぎれがなく、優れた水素透過性が得られる。さらに水素透過を担う相の成長方向が透過膜の厚さ方向に揃っていることにより、水素透過パスの距離が短くなってさらに優れた水素透過性能が得られる。 (もっと読む)


【課題】水素を含む混合ガスから水素を選択的に透過・分離する性能に優れ、燃料電池用の水素ガスの精製・分離装置へ適用でき、安価で水素を多量に吸蔵しても崩壊することがない水素透過合金膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】水素を透過する金属材料からなる水素透過部(A)と、水素を透過しない金属材料からなる水素不透過部(B)とから形成され、かつこれらはお互いに隣接しながら複合化して海島状構造をなす水素透過合金膜であって、水素透過部(A)は、水素不透過部(B)からなるマトリックス中で、膜厚方向に対して連続的に線状で連繋するが、横断面方向に対して相互に独立して微細に分散し、かつ、水素透過部(A)の割合は、膜全体に対して体積率基準で15〜80%であることを特徴とする水素透過合金膜などによって提供する。 (もっと読む)


【課題】 水素透過性と耐水素脆性に優れた水素透過合金を得る。
【解決手段】 水素透過性と耐水素脆性を兼ね備えたNb−Ti−Co合金において、第四元素としてFe、CuまたはMnの一種を含む。前記Fe又はCuを含む場合、その含有量は、1〜14mol%であるのが望ましく、Mnを含有する場合、その含有量は、1〜9mol%であるのが望ましい。水素透過性をNbTi相、耐水素脆性をCoTi相で得ることができ、優れた水素透過性能と優れた耐水素脆性が得られる。Fe、CuまたはMnは、これらの特性を阻害することなく、Coの一部と置換することができ、さらに合金の加工性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 水素透過膜における性能低下を抑制する。
【解決手段】 水素を選択的に透過させる水素透過膜を製造する際には、まず、5族金属と、酸化、窒化あるいは炭化され得る第2の成分とを含有する金属ベース層を用意する(ステップS100)。その後、金属ベース層の表面上に所定の金属層を成膜して多層構造を形成する。このとき、多層構造の表面には、パラジウム(Pd)を含有する金属被覆層を形成する(ステップS110〜S120)。さらに、第2成分を酸化、窒化あるいは炭化させる緻密化工程を行なって(ステップS130)、水素透過膜を完成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ピンホール等の欠陥が少なく信頼性が高いとともに、高いプロトン導電性も有する酸化物プロトン導電性膜、その酸化物プロトン導電性膜を用いて形成された水素透過構造体、及びその水素透過構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】 一般式Ab(1−x)bx(Aは、Ba、Mg、Ca及びSrから選ばれる元素を表わし、Lは、Ce、Zr、Ti及びHfから選ばれる元素を表わし、Mは、3族及び13族の元素から選ばれる元素を表わし、かつ0.5<a<2.0及び0.5<a/b<2.0である。)で表されるペロブスカイト構造酸化物からなり、厚みが20nm以上、500nm以下であり、大気中の電気抵抗が100KΩ以上であることを特徴とする酸化物プロトン導電性膜、及びこの酸化物プロトン導電性膜を水素透過性基材上に形成した水素透過構造体。 (もっと読む)


【課題】 水素透過膜における性能低下を抑制する。
【解決手段】 水素を選択的に透過させる水素透過膜を製造する際には、まず、5族金属を含有する金属ベース層を用意する(ステップS100)。そして、金属ベース層の一方または双方の表面上に、所定の金属層を順次成膜して多層構造を形成する際に、パラジウム(Pd)を含有する金属被覆層を前記多層構造の表面に形成する(ステップS110、S120)。その後、金属被覆層において、結晶粒界を含む結晶構造における間隙を狭小化あるいは閉塞させて(ステップS130)、水素透過膜を完成する。 (もっと読む)


【課題】 Ag−Pd系合金膜を使用する水素透過素子において、十分な水素透過能を確保しつつ、欠陥のない合金膜を備えたものを提供する。
【解決手段】 本発明は、Ag−Pd系合金からなる合金箔と、金属材料からなり前記合金箔を処理対象ガスと交差するよう支持する支持材とを接合してなる水素透過素子であって、前記合金箔と前記支持材とが超音波シーム溶接により接合されている水素透過素子である。ここで、支持材は、その硬度が合金箔の硬度に対して0.7〜1.5倍である金属材料よりなることが好ましく、具体的にはステンレス鋼が特に好ましい。 (もっと読む)


【課題】水素透過膜の金属間の拡散による水素透過特性の低下を低減させ、水素脆性を抑制する。
【解決手段】水素透過膜21は、水素透過性能が高く体心立方構造を有する高融点の遷移金属であるVA族元素のTaを含む約500μmベース金属板50の両面にPdとの相互拡散が比較的小さくVA族元素のTaとは相互拡散しやすいVIA族元素であるMoを含む約30μmの第一中間金属箔51a,51bを配置し、第一中間金属箔51a,51bのベース金属板50が位置していない面にそれぞれPdを含む約50μmの金属被覆箔52a,52bを配置した積層体53に、所定の時間、真空中にて圧力と熱とを加えて拡散接合により積層一体化して得られたものである。 (もっと読む)


【課題】 化学的安定性に優れるZrを含有する酸化物であって、かつ高いプロトン導電率を有し、さらにプロトン以外のキャリアの導電率が低いプロトン導電性酸化物、このプロトン導電性酸化物からなる酸化物プロトン導電性膜、この酸化物プロトン導電性膜を構成要素とする水素透過構造体、及びこの水素透過構造体を用いた燃料電池を提供する。
【解決手段】 Zr及びアルカリ土類金属A、好ましくはさらにNd、Al、Y、In、Yb、Sc、Gd、Sm及びPrからなる群より選ばれる1種以上の元素Mを含有し、1.1≦A/(Zr+M)(原子比)であることを特徴とするプロトン導電性酸化物、このプロトン導電性酸化物からなる酸化物プロトン導電性膜、この酸化物プロトン導電性膜を構成要素とする水素透過構造体、及びこの水素透過構造体を用いた燃料電池。 (もっと読む)


【課題】構造自体簡単で、気密性、密着性を保持し且つ作製時の水素透過膜のハンドリング性に優れた水素透過膜補強構造体及びその作製方法を得る。
【解決手段】上下に貫通した開口を有する金属製枠体の片面に水素透過性箔膜を配してなる水素透過膜補強構造体であって、金属製板体の片面に順次拡散防止層及び中間層を設けた後、該中間層に水素透過性箔膜を接合し、次いで金属製板体側から選択エッチングを行い水素透過性箔膜を露出させてなることを特徴とする水素透過膜補強構造体及びその作製方法。 (もっと読む)


【課題】金属製多孔質体と水素透過膜が直接接触するのを防止し、金属製多孔質体に含まれる金属が水素透過膜方向へ拡散して水素透過膜を劣化させるのを抑えた水素透過部材を提供する。
【解決手段】金属製多孔質体と水素透過膜が拡散防止層を介して積層されている水素透過部材であって、前記拡散防止層の欠落部に金属酸化物製粒子が充填されている水素透過部材である。 (もっと読む)


【課題】水素分離膜として有用性が高いパラジウム又はパラジウム合金の薄膜について、これを焼結金属支持体上に形成し、しかも、膜厚が薄い場合であっても欠陥のない薄膜を提供する。
【解決手段】多孔性焼結金属からなる支持体、
該支持体上に形成されたイットリウム安定化ジルコニアの多結晶焼結体からなる多孔質層、及び
該イットリア安定化ジルコニアの多孔質層上に、めっき法によって形成されたパラジウム又はパラジウム合金薄膜
からなる水素分離膜。 (もっと読む)


【課題】 高い水素透過性能を有するとともに、熱処理による結晶構造の変化がない熱安定性に優れた水素分離膜および水素分離膜モジュールを提供する。
【解決手段】 水素分離膜は、YまたはGdの含有量をxat%、Agの含有量をyat%として、x≦15、0.1≦y≦5、かつ3x+y>36の条件を満たす範囲でYまたはGdとAgとを含有し、残部がPdおよび不可避不純物からなる合金を含むことを特徴とする。また、水素分離膜モジュールは、この水素分離膜の一方の表面に、金属多孔板が貼り付けられており、この金属多孔板の反対側の表面に、支持板が貼り付けられている。 (もっと読む)


原料水素富化ガス(3)をPSA精製ユニット(1)に供給し、純度の高い水素を製品出口(4)に送り、水素が不足したガスを残留物出口に送る。前記水素が不足したガスを加圧して(9)、ガス状可燃性混合物が循環するライン(10)に注入する。ガス状可燃性混合物の一部(12)をPSAユニットの上流で抽出し、加圧し(13)、PSAユニット(1)の前記原料に再注入する。前記発明は特に石油化学の現場で使用される。 (もっと読む)


【課題】頻繁な起動停止と短時間起動が可能で高エネルギー密度が実現できるともに、装置のコンパクト化に適した燃料電池システムを提供する。
【解決手段】2−プロパノール水溶液が供給され2−プロパノール水溶液の電解反応によって水素を生成する電解改質セル8〜12を有する電解改質部1と、電解改質部1で生成された水素を用いて燃料電池発電を行う燃料電池セル13〜15を有し、電解改質部1に接続された燃料電池部2と、を設ける。燃料電池部2を電解改質部1に電気的に接続して、燃料電池発電によって発生した電力の少なくとも一部が電解改質セル8〜12に供給されて2−プロパノール水溶液の電解反応のために使用される。 (もっと読む)


本発明は、非対称の一体的にスキンで覆われた膜であって、ポリイミドと;ポリビニルピロリドン、スルホン化されたポリエーテルエーテルケトンおよびそれらの混合物からなる群より選択されるもう1つのポリマーとを含む膜に関する。有機溶剤に実質的に不溶性であり、かつ、実質的に傷を有しない膜は、蒸気分離膜として有用である。非対称の一体的にスキンで覆われたポリイミド膜を製造するための方法もまた開示されている。 (もっと読む)


本発明は有機酸溶液と0価金属とから純水素を発生させる方法である。金属を鉱酸ではなく有機酸と反応させることにより、従来の方法で認められるのより一定した緩和な速度で水素発生が起こるので、本方法は燃料電池用途に適している。酸性溶液から純水素を発生させるこの方法を用いた携帯可能な水素発生装置もまた開示される。
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【課題】 表面状態に優れた水素透過膜を有する水素分離装置を提供すること。
【解決手段】 多孔質支持体10と、前記多孔質支持体10に支持され、水素ガスを選択的に透過する水素透過膜13と、前記多孔質支持体10及び前記水素透過膜13の間に形成され、前記多孔質支持体10及び前記水素透過膜13を形成する成分が相互に拡散することを防止するバリア層12と、前記多孔質支持体10及び前記バリア層12の間に形成されるコーティング層11とを備え、前記コーティング層11の表面には、前記多孔質支持体10の表面における気孔の平均気孔径よりも小さな平均気孔径を有する気孔が、前記多孔質支持体10の表面における気孔の個数よりも多くなるように形成されている水素分離装置1。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを抑えることができかつ水素透過性能が高い水素透過膜およびそれを備えた燃料電池を提供する。
【解決手段】 水素透過膜(100)は、バナジウム、ジルコニウム、ニオブおよびタンタルのうちの少なくとも1種類の金属を含む金属ベース層(1)と、金属ベース層(1)の最表面の少なくとも一部に形成されたタンタル酸化物層(2)とを備えることを特徴とする。タンタル酸化物層(2)が水素透過能を有することから、水素透過膜(100)は、水素を選択的に透過させることができる。また、タンタル酸化物はパラジウム等の貴金属等に比較して安価であることから、製造コストが低減される。 (もっと読む)


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