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Fターム[4H006KA58]の内容

Fターム[4H006KA58]に分類される特許

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【課題】ポリウレタン、熱可塑性エラストマー等の原料として有用な、耐熱安定性及び耐加水分解性に優れたポリカーボネートジオールの提供。
【解決手段】少なくとも1つの水酸基(OH基)が二級又は三級の炭素原子に結合した分岐鎖状アルキレンジオールと特定のカーボネートを原料として用いる新規なポリ(分岐鎖状アルキレン)カーボネートジオール及び異なる2種以上の分岐鎖状アルキレンジオールと特定のカービネート原料として用いるポリ(分岐鎖状アルキレン)カーボネートジオール共重合体、並びにそれらの製造方法が提供される。得られた新規なポリ(分岐鎖状アルキレン)カーボネートジオール及びポリ(分岐鎖状アルキレン)カーボネートジオール共重合体は、例えば、自動車分野、OA機器分野での外観用塗料、コート剤等として工業的に広く使用することができる。 (もっと読む)


【課題】副生成物のリサイクルを含み、共生成物の回避が可能な、または効果的方法で達成され得る、芳香族カーボネート、好ましくはジアリールカーボネートの調製方法の提供。
【解決手段】ジアルキルカーボネートと少なくとも1つのモノヒドロキシル化合物から、触媒の存在中でジアリールカーボネートを連続的に調製する方法、およびポリカーボネートの調製のためのその使用に関する。使用されるジアルキルカーボネートの調製で得られたアルキレングリコールは、触媒の存在中での一酸化炭素との酸化的カルボニル化によって、環状アルキレンカーボネートを得、これを順にジアルキルカーボネートに変換することで、リサイクルされる。より特別には、この方法は、ジフェニルカーボネート調製法(DPC法)について、生じたアルキレングリコールを利用する。 (もっと読む)


【課題】主生成物として低級ジアルキルカーボネートと、副生成物としてアルキレングリコールとを、環式アルキレンカーボネート(例えばエチレンカーボネートまたはプロピレンカーボネート)と低級アルキルアルコールとの触媒の存在下でのエステル交換により製造するための連続法ならびに引き続きのプロセス工程における該ジアルキルカーボネートの精製。
【解決手段】プロセスの経済およびエネルギー効率を最適化するために、さらなる機器が、装置中において液体流の中間加熱に用いられる。例えば、中間過熱器を含む第1エステル交換塔(K1)における反応性精留によるアルキレンカーボネートおよびアルキルアルコールのエステル交換工程および単一蒸留塔(K2)によりエステル交換塔の頂上で得られるジアルキルカーボネートおよびアルキルアルコールを含有する混合物の仕上げを行う。 (もっと読む)


本発明は、アルカンジオールおよびジアルキルカルボナートの調製方法に関し、この方法は、(a)エステル交換反応触媒の存在下でアルキレンカルボナートとアルカノールを反応させて、ジアルキルカルボナート、未転化アルカノール、アルカンジオール、未転化アルキレンカルボナートおよびアルコキシアルカノール不純物を含む反応混合物を得る段階;(b)反応混合物を第一蒸留塔での蒸留に付して、ジアルキルカルボナート、アルカノールおよびアルコキシアルカノール不純物を含む塔頂流ならびにアルカンジオールおよびアルキレンカルボナートを含む塔底流を得る段階;(c)第一蒸留塔からの塔底流を第二蒸留塔での蒸留に付して、アルカンジオールを含む塔頂流およびアルキレンカルボナートを含む塔底流を得る段階;(d)第一蒸留塔からの塔頂流を触媒の存在下、第三蒸留塔での蒸留に付して、炭酸エーテル不純物が生成されるアルコキシアルカノール不純物とジアルキルカルボナートの反応を生じさせて、アルカノールを含む塔頂流ならびにジアルキルカルボナートおよび炭酸エーテル不純物を含む塔底流を得る段階;および(e)第三蒸留塔からの塔底流を第四蒸留塔での蒸留に付して、ジアルキルカルボナートを含む塔頂流ならびにジアルキルカルボナートおよび炭酸エーテル不純物を含む塔底流を得る段階;および(f)第四蒸留塔からの塔底流を第一蒸留塔に再循環させる段階を含む。
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温室効果ガス(例えば、二酸化炭素)からのジアリールカーボネートの製造を提供し得るジアリールカーボネートの製造方法が開示されている。開示されている方法は、有利にはジエチルカーボネート及びジアリールカーボネートの製造を統合して、ジメチルカーボネートからジアリールカーボネートを製造するときに通常必要とされるような溶媒をベースとする抽出蒸留の必要を排除し、分離装置及び原材料使用の統合を提供し、前記方法に対する運転及び資本要件を低減させる。幾つかの実施形態において、本明細書中に開示されている方法は例えばエタノール使用に関して本質的に閉ループで運転され得る。
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【課題】環状アルキレンカーボネートの量が極めて少ない状態で、環状アルキレンカーボネートと低級アルコールとの触媒エステル交換反応により、主生成物の低級ジアルキルカーボネートおよび副生成物のアルキレングリコールを調製するための連続的な方法の提供。
【解決手段】少なくとも99.5重量%のアルコールを含有する流れの導入が、ジアルキルカーボネートを含有するアルコールの導入点よりも下方で、該導入点の間隔が特定の間隔比で行われることにより環状アルキレンカーボネートと低級アルコールとの触媒エステル交換反応を行い、主生成物の低級ジアルキルカーボネートと、副生成物のアルキレングリコールとを調製する。 (もっと読む)


【課題】アルキレンカーボネートと2種以上のアルコールとのエステル交換反応で、対称ジアルキルカーボネートと非対称ジアルキルカーボネートを工業的に有利に製造する方法を提供する。
【解決手段】アルキレンカーボネートと2種以上のアルコールとを同一の反応器内でエステル交換反応させて、対称ジアルキルカーボネートと非対称ジアルキルカーボネートを製造する。この方法において、前記エステル交換反応液に対して、エステル交換反応で生成するアルキレングリコールと同じアルキレングリコールを抽出溶媒とする抽出蒸留を行うことにより、副生するエーテル化合物を除去しながらエステル交換反応を行う。 (もっと読む)


本発明は、ジアルキルカーボネートおよびアルカンジオールを調製する方法に関し、この方法は以下を含む:(a)均一エステル転移反応触媒の存在下、アルキレンカーボネートとアルカノールを反応させて、未変換アルキレンカーボネート、未変換アルカノール、ジアルキルカーボネート、アルカンジオール、および触媒を含有する混合物を得ることであって、この触媒量は、混合物量に基づいて20から2,000ppmwである、(b)工程(a)の混合物を固体吸着剤と接触させて、未変換アルキレンカーボネート、未変換アルカノール、ジアルキルカーボネート、およびアルカンジオールを含有し、さらに触媒を含有しないか実質的に減少した量で含有する、混合物を得ること、(c)工程(b)の混合物を、未変換アルキレンカーボネートおよびアルカンジオールを含有する底部流と、未変換アルカノールおよびジアルキルカーボネートを含有する頂部流とに分離すること、(d)工程(c)の底部流からアルカンジオールを回収すること、ならびに(e)工程(c)の頂部流からジアルキルカーボネートを回収すること。 (もっと読む)


本発明は、(a)10から200℃の温度、5×10から5×10N/mの圧力にて、エステル交換触媒の不存在下でアルキレンカルボナートおよびアルカノールを反応させ、ヒドロキシアルキルアルキルカルボナート、アルカノールおよびアルキレンカルボナートを含む混合物を得る工程;(b)ヒドロキシアルキルアルキルカルボナート、アルカノールおよびアルキレンカルボナートを含む混合物を、10から200℃の温度、および5×10から5×10N/mの圧力にてエステル交換触媒と接触させて、アルカンジオールおよびジアルキルカルボナートを含む混合物を得る工程;ならびに(c)アルカンジオールおよびジアルキルカルボナートを含む混合物からアルカンジオールおよびジアルキルカルボナートを回収する工程を含む、アルカンジオールおよびジアルキルカルボナートの調製プロセスに関する。
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反応物のエステル交換反応及び/又は不均化反応を含むアルコール分解プロセスが開示される。アルコール分解プロセスは、反応物と微量の可溶性有機金属化合物をアルコール分解固体触媒を備えるリアクタに供給する工程を含み、可溶性有機金属化合物とアルコール分解固体触媒は、それぞれ第2族〜第6族元素を有しており、これは様々な実施例において同一のものが用いられてもよい。例えば、固体触媒上でエステル交換反応を行い、微量の可溶性有機金属化合物がエステル交換リアクタに供給される不均化反応を次いで行うことでジフェニルカーボネートが連続的に生成可能であってもよい。さらに、エステル交換反応及び/又は不均化反応に好適な触媒等の使用済みのアルコール分解固体触媒を再活性化させるプロセスが開示される。このプロセスは、触媒上に堆積したポリマー材料を除去する工程と、その固体触媒上に触媒作用活性金属を再堆積させる工程とを備える。
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アルキレンカーボネートは、(a)アルキレンオキシド、二酸化炭素およびホスホニウム触媒が、アルキレンカーボネートおよび触媒を含む生成物流が取り出される反応ゾーンへ連続的に導入され、(b)アルキレンカーボネートならびにアルキレンカーボネートとホスホニウム触媒との混合物が前記生成物流から分離され、(c)段階(b)において分離された前記アルキレンカーボネートが生成物として回収され、(d)前記アルキレンカーボネートとホスホニウム触媒との混合物が、前記反応ゾーンへ連続的に再循環される方法において、触媒としてのホスホニウム化合物の存在下におけるアルキレンオキシドと二酸化炭素との反応により製造される。このように製造されたアルキレンカーボネートをアルカノールと適切に反応させて、アルカンジオールおよびジアルキルカーボネートを製造する。 (もっと読む)


アルカンジオールおよびジアルキルカーボネートは、(a)アルキレンカーボネートとアルカノール原料とを、エステル交換反応条件下で、反応蒸留帯域で接触させて、ジアルキルカーボネートおよびアルカノールを含む頂部流ならびにアルカンジオールを含む底部流を得るステップと、(b)前記ジアルキルカーボネートおよびアルカノールを含む頂部流をアルカノールに富む流れおよびジアルキルカーボネートに富む流れに分離するステップと、(c)前記ジアルキルカーボネートを、場合により更なる精製後に、前記ジアルキルカーボネートに富む流れから回収するステップと、(d)前記アルカノールに富む流れの少なくとも一部を、前記アルカノール原料の一部として前記反応蒸留帯域へ再循環するステップと、
を含み、前記アルカノールに富む流れは少なくとも2つの部分に分割され、少なくとも1つの部分は凝縮され、前記アルカノールよりも低い沸点を有する化合物を含まない、方法において調製される。この方法は、プロピレンカーボネートおよびメタノールからプロピレングリコールおよびジメチルカーボネートを生成するのに特に適切である。 (もっと読む)


本発明は、(i)アルキレンオキシドを、炭酸化触媒の存在下、100から200℃の反応温度において二酸化炭素と接触させて、アルキレンカーボネートを含む反応混合物を得る段階と、
(ii)段階(i)において得られた反応混合物を、触媒の存在下、R−OH(式中、Rは水素またはアルキル基である。)と接触させて、アルカンジオールおよびRCOを含む反応混合物を得る段階と、
(iii)アルカンジオールおよびRCOを含む混合物を分離段階にかけて粗製アルカンジオール流を得、この粗製アルカンジオール流を蒸留してアルカンジオールの精製流を底部流として得る段階と、
(iv)段階(iii)において得られたアルカンジオールの精製流をさらに蒸留して、アルカンジオール、重質成分、および場合によって炭酸化触媒の混合物を含む底部流、ならびに高純度アルカンジオールを含む頂部流を得る段階と
を含み、段階(i)において得られた反応混合物の少なくとも一部を、粗製アルカンジオール流の少なくとも一部および/または精製アルカンジオール流の少なくとも一部との熱交換に使用する
アルカンジオールの調製方法に関する。 (もっと読む)


アルカンジオールおよびジアルキルカーボネートの調製方法が提供され、方法は、(a)アルキレンカーボネートとアルカノール供給原料とを、エステル交換反応条件下で、反応性蒸留塔において接触させ、ジアルキルカーボネートおよびアルカノールを含む上方に移動する流れならびにアルカンジオールを含む下方に移動する流れを得る段階、(b)前記アルカンジオールを前記塔の底部で回収する段階、(c)ジアルキルカーボネートおよびアルカノールを含む生成物流を前記塔の上部で取り出す段階(上部は前記塔の頂部より下にある。)および、(d)低沸点化合物を前記塔の前記頂部で除去する段階を含む。 (もっと読む)


【課題】改良された固体塩基触媒を提供する。
【解決手段】カルシウム酸化物10.0〜30.0重量%とジルコニウム酸化物70.0〜90.0重量%とを含む固体塩基触媒に関する。本触媒では、カルシウム源は、CaClまたはCa(NOで、ジルコニウム源は、ZrOClまたはZrO(NOである。また、前記触媒の調製法と不均一系触媒の作用でジメチルカーボネートを合成する触媒の使用とを提供する。本触媒は、優れた触媒安定性と触媒活性を示し、製品から容易に分離し得るので、再使用可能である。 (もっと読む)


好ましくは、表面ヒドロキシル基を有する多孔質材料表面に担持された周期表のIV、V及びVl族からの2つ〜4つの元素の酸化物、水酸化物、オキシヒドロキシドまたはアルコキシドからなる群から選択される固体触媒組成物の存在下で、二重蒸気/液相態様で、エステル交換反応及び不均化反応を実行することによる様々な有機カーボネートの製造方法、並びに、失活した触媒を、ベンゼンまたはTHFのような溶媒中のヒドロキシ含有化合物の溶液と接触させることによる、ポリマー堆積によって失活した触媒を再活性化する方法。 (もっと読む)


本発明は、一般式
Zn(CN)(ROH).xZnCl.yH
(ここで、Rは、3級ブチルであり、Mは、Fe、Co及びCrから選択される遷移金属イオンであり、xは、0〜0.5であり、yは、3〜5であり、nは、10或いは12である)を有する新規エステル交換反応触媒を提供する。上記触媒は、アルコールとの反応に関するグリセリド、脂肪酸エステル及び環状カーボネートの効率的エステル交換反応のために有益である。 (もっと読む)


【課題】原料として、環状カーボネートと脂肪族1価アルコールを用いたジアルキルカーボネートとジオールの製造に際し、高いジアルキルカーボネートおよびジオール収率を長期間安定して維持する製造方法の提供。
【解決手段】触媒の存在下、連続多段蒸留塔Aで、環状カーボネートと、脂肪族一価アルコールをエステル交換反応させてジアルキルカーボネートとジオールを製造するにあたり、A上部よりジアルキルカーボネートを含む混合物を、下部よりジオールを含む混合物を抜き出すにあたって、 a. 該触媒が、該脂肪族1価アルコールおよび/または該ジオールと反応して水を生成する触媒であり、 b. 該触媒と該脂肪族1価アルコールおよび/または該ジオールが、Aに供給される前に予め混合され、水を生成する反応が行われ、 c. 生成した水の90モル%以上が予め除去されてからAに供給されるジアルキルカーボネートとジオールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】環状カーボネートと脂肪族1価アルコールを用いたジアルキルカーボネートとジオールの製造方法に際し、高反応率を維持し、複雑な装置や操作を要せず触媒の活性低下を防ぎ、長期に渡り安定した反応成績を維持する製造する方法を提供する。
【解決手段】連続多段蒸留塔A上部よりジアルキルカーボネートを含む混合物を抜き出し、連続多段蒸留塔A下部よりジオールを含む混合物を抜き出し、該ジオールを含む混合物を別の蒸留塔Bに供給し、ジオールよりも沸点の低い化合物の少なくとも一部を連続多段蒸留塔Aに戻すにあたって、連続多段蒸留塔Aに戻す該ジオールよりも沸点の低い化合物の混合物中の水濃度を1ppm以上1000ppm以下にする。
【効果】アルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物触媒の長寿命化を達成する。 (もっと読む)


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