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Fターム[4K013BA14]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 介在物制御 (280)

Fターム[4K013BA14]に分類される特許

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【課題】SiO系介在物が著しく抑えられ、疲労特性に優れたばねの製造に有用な高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:1.2%(質量%の意味、成分について以下同じ)以下(0%を含まない)、Si:1.2〜4%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.01%以下(0%を含まない)を含み、残部鉄および不可避不純物からなる鋼であって、
鋼中の介在物のうち、酸素濃度が25質量%以上の酸化物系介在物は、
Al+MgO+CaO+SiO+MnO=100%(質量%の意味、介在物について以下同じ)とした場合のSiO含量が70%以上で、
L(介在物の長径)/D(介在物の短径)が4以上かつDが25μm以上である介在物、およびL/Dが4未満かつLが25μm以上である介在物の合計が20個/500g以下であることを特徴とする疲労特性に優れた高清浄度ばね用鋼。 (もっと読む)


【課題】介在物の全体が低融点で変形し易くすると共に、熱延前や熱延中の加熱時に相分離してもSiO2が生成しにくいものとすることで、疲労特性に優れたばねを得る高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】本発明の高清浄度ばね用鋼は、線材の表面から直径の1/4深さまでの表層側に存在する、幅:3μm以上の酸化物系介在物が、下記(1)式を満足すると共に、MgO濃度:5質量%以下(0質量%を含む)、およびMnO濃度:10質量%以下(0質量%を含む)であり、且つ当該酸化物系介在物中のSiO2,Al23およびCaOの各濃度が所定の関係を満足すると共に、Al23濃度[An]、SiO2濃度[Sn]およびCaO濃度[Cn]をAl23-SiO2-CaO三成分系状態図で示したときにその融点が1500℃以下である。
CaO+Al23+SiO2>80(質量%) ‥(1) (もっと読む)


【課題】 本発明は直流あるいは交流用電磁弁鉄心材をはじめとする優れた軟磁化特性が必要な部品に使用される被削性に優れた高固有抵抗電磁鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:≦0.02%、Si:2.5〜3.2%、Mn:≦0.5%、P:≦0.030%、S:0.003〜0.020%、Cr:5〜9%、Al:0.005〜0.026%、Ti:≦0.020%、Ca:0.0010〜0.0080%、O:≦0.0040%を含有し、さらに、C+N:≦0.025%、Ca/S:≧0.1、(S/32−O/16)×104 ≧−0.5、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼であって、かつ、Al2 3 系酸化物平均粒径:≦5μm、からなる被削性に優れた高固有抵抗電磁鋼。 (もっと読む)


【課題】二次精錬における条件と転炉における製造条件を適切に制御することによって、硬質な非圧延介在物が低減されて伸線性と疲労特性の高められた鋼線材を得るための鋼材を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】転炉に装入する主原料を、溶銑、冷銑および屑鋼とすると共に、これら主原料全体に対する割合で溶銑:96〜100%(質量%の意味、以下同じ)、冷銑:4%以下(0%を含む)および屑鋼:2%以下(0%を含む)とし、且つ全主原料中の平均P濃度を0.02%以下として転炉吹錬を行ない、転炉吹錬終了後の二次精錬時における溶鋼撹拌ガス流量を、溶鋼1t当り0.0005Nm3/分以上、0.004Nm3/分以下とし、次いで連続鋳造におけるタンディッシュ内にパージするAr流量をタンディッシュ内の溶鋼1t当り0.04Nm3/分以上、0.10Nm3/分以下として操業する。 (もっと読む)


【課題】 高清浄度鋼の製造方法において、非金属介在物の低減を十分に行うことができるようにする。
【解決手段】溶鋼上のスラグに固体炭素を投入する5分以上前に、溶鋼を脱酸するのに必要な化学量論値以上の量のAlを溶鋼に投入して50W/ton以上の攪拌動力密度で攪拌した後、炭素成分が90%以上で且つ粒度が1mm〜15mmとなる固体炭素をスラグ上に溶鋼1ton当たりにつき0.15kg〜0.40kg投入し、50W/ton以下の攪拌動力密度で10分以上攪拌する。 (もっと読む)


【課題】耐食性、溶接性および表面性状に優れたステンレス鋼と、その製造方法を提案する。
【解決手段】C≦0.1%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜3.0%、Cr:13.0〜26.0%、Ni:2.0〜30.0%、Mo:0.01〜5.0%、Co≦3%、Al:0.001〜0.1%、S:0.0002〜0.02%、Mg:0.00005〜0.01%、Ca:0.00005〜0.01%、O:0.0050〜0.01%、N:0.01〜0.3%を含有するステンレス鋼を製造するに当たり、AODおよび/またはVODにおいてCaO−SiO−Al−MgO−F系スラグを形成し、さらにAlまたはAlおよびフェロシリコンを投入してクロム還元、脱酸および脱硫を行うことにより、該ステンレス鋼中に含まれる非金属介在物をCaO−SiO−Al−MgO−MnO系酸化物からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】スラグ成分組成、溶鋼の昇熱処理および攪拌処理の適正化により、脱硫と清浄化とを同時に促進させ、極低硫高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜4により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程、工程2:工程1の後に取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う工程、工程4:工程3の後に溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程。前記の溶製方法において、工程1または工程2においてAlを添加し、工程4を省略してもよい。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガスを行なう際の溶鋼のフォーミングを防止し、高清浄度鋼の生産性向上を達成できる溶製方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶鋼の脱炭処理を行なった後、取鍋に収容した溶鋼に可溶性ガスを溶解させ、次いで溶鋼を真空脱ガス槽に収容し、真空脱ガス槽内を2.7〜13.3kPa/分(=20〜100torr/分)の割合で減圧して所定の真空度に到達させ、引き続き真空脱ガス槽内を所定の真空度に維持しつつ真空脱ガス処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精錬中に形成される非金属介在物を延伸性の良好なものとし、延伸性ばかりでなく、疲労強度にも優れたステンレス鋼になる溶鋼を溶製可能な低Crステンレス溶鋼の精錬方法を提供することを目的としている。
【解決手段】精錬容器に低Crステンレス溶鋼を保持し、まず該溶鋼のC濃度が0.03〜0.60質量%になるよう仕上げ脱炭精錬してから目標Cr濃度になるように成分調整した後、Siで脱酸する低Crステンレス鋼の精錬方法を改良した。具体的には、前記Si脱酸後の溶鋼に、引き続きCaとREMとを複合添加し、該溶鋼中のCa及びREMの合計濃度を0.0002〜0.0012質量%の範囲に調整する。 (もっと読む)


【課題】Pbフリーであっても良好な被削性(特に仕上げ面粗さ)を発揮すると共に、連続鋳造方法によって生産性良く製造することのできる低炭素硫黄快削鋼を製造するための方法を提供する。
【解決手段】低炭素硫黄快削鋼を製造するに当り、転炉から取鍋へ出鋼して溶鋼処理するに際して、成分調整のため添加するFeMn合金およびFeS合金の70%以上を転炉出鋼時に添加すると共に、前記取鍋は前回受鋼した溶鋼中のSi含有量が0.20%以下およびAl含有量が0.030%以下の取鍋を使用するか、或は取鍋を施工してから溶鋼処理を全く行なっていない取鍋を使用し、溶鋼処理後の溶鋼中のSi含有量を0.0020%以下、Al含有量を0.0015%以下に制御する。 (もっと読む)


【課題】アルミナクラスターによって生じる溶鋼のノズル詰まりや溶鋼の品質低下を確実に防止できるアルミキルド鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を取鍋,タンディッシュ経由で鋳型に注入して連続鋳造し,アルミキルド鋼を製造する際に,溶鋼にAlを添加して脱酸した後,REMを下記(1)式に示す範囲内の添加量で添加する。
0.025×(T.[O]+ΔO)<W<0.05×(T.[O]+ΔO)・・・(1)
[但し,W:REMの添加量(質量ppm),T.[O]:REM添加前に溶鋼が含有する総酸素量(質量ppm),ΔO:REM添加後からタンディッシュ到達までの間に予測される溶鋼の酸素増加量(質量ppm)] (もっと読む)


【課題】アルミキルド鋼の連続鋳造鋼片を製造するにあたり,ノズル詰まりなどといったアルミナクラスターに起因する問題をより確実に回避する。
【解決手段】Alで脱酸した溶鋼にREMを添加した後,連続鋳造して鋼片を製造するに際し,前記REMの添加を,粒径が10mm以下,質量%でREMを30%以下含有するFe−Si−REM合金を用いて,溶鋼1tonあたり25g/min以下の添加速度で行う。こうして製造された鋼片は,鋼片中に介在する粒径1〜10μmの酸化物系介在物の個数比率において,REM酸化物濃度0.5〜15質量%の酸化物系介在物が30%以上,REM酸化物濃度15質量%を超える酸化物系介在物が10%未満,残りがREM酸化物濃度0.5質量%未満の酸化物系介在物となる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも被削性並びに疲労強度を一層向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】Mn:0.05mass%以上2.0mass%以下およびS:0.01mass%以上0.06 mass%以下を含む成分組成を有し、アスペクト比が50以上のMnSの全MnS中に占める比が累積頻度で5%以下に規制する。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.2%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.0〜2.0%、およびN:0.01%以下(0%を含まない)を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.005%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、全組織に占めるフェライト分率が4〜24%で残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.12%(「質量%」の意味。以下同じ)、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.4〜1.8%、およびN:0.003〜0.01%を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.02%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、全組織に占める島状マルテンサイトの分率が1.1%以下で残部がベイナイト組織であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材。 (もっと読む)


【課題】表面品質と内部品質が共に優れるTi含有極低炭素鋼スラブの製造方法を提案する。
【解決手段】溶鋼を脱炭し、Al予備脱酸し、Ti脱酸する真空脱ガス処理を施した後、Caを添加し、その後、連続鋳造してTi含有極低炭素鋼スラブを製造する方法において、上記Al予備脱酸およびTi脱酸における総還流量を2000t以上確保すると共に、Arガスの吹き込みを行うことなく連続鋳造することを特徴とするTi含有極低炭素鋼スラブの製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼塊にスラグ巻き込みに起因する介在物がほとんど存在しない高清浄鋼を製造する。
【解決手段】1回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が5〜60W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整すると共に、脱ガス処理後のスラグ組成が、CaO/SiO2≧3.5且つCaO/Al23=1.5〜3.5且つT.Fe+MnO≦1.0質量%となるようにスラグ調整を行い、脱ガス処理では、その中期までは攪拌動力密度が50〜200W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整し、中期以降は攪拌動力密度が140W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整し、2回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が25W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】従来は微細介在物の浮上分離の点で不利とされていた取鍋精錬炉においても介在物の浮上分離を確実に実現し、さらには脱硫を適切に行うための方途について提案する。
【解決手段】取鍋精錬炉内の溶鋼を、該取鍋底部からの不活性ガスの吹き込み並びに電磁攪拌の併用により攪拌して精錬を行うに当り、脱ガス処理時は、電磁攪拌による溶鋼流動を、取鍋内壁に沿って上昇し前記不活性ガス上昇領域にて下降する向きに誘導する。 (もっと読む)


【課題】溶融金属中に乱流が発生することを抑制して溶融金属表面に浮いている酸化物やフラックスの巻き込みを防止し、溶融金属中に微細な気泡を均一に分散させることができるガス吹込みノズル装置を提供する。
【解決手段】溶融金属中にガスを吹込むガス吹込み装置において、軸心方向に沿ってガス吹込み通路を有する軸部2と、この軸部2の下端部に設けられ上記ガス吹込み通路2aに連通するノズル部3を備え、このノズル部3は下部に溶融金属の流入孔と、側壁3bに放出孔3cとを有し、且つ軸心回りに回転可能に構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大型介在物に起因するプレス割れが生じにくい薄鋼板用鋳片とその製造方法および薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造鋳片内の介在物組成を以下に制御した上で,圧下比150以上で圧延する。80≦Ti酸化物(%)+REM酸化物(%)+Al(%)CaO(%)≦510≦Ti酸化物(%)15≦Al(%)≦705≦REM酸化物(%)≦0.31×Al(%)+15。この方法により、プレス加工時に大型非金属介在物に起因するプレス割れが生じにくい薄鋼板を得ることができる。 (もっと読む)


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