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Fターム[4K013CA15]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | ガス処理及びガス処理装置 (872) | ランス (145)

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【課題】容器内の非対称な位置に吹込み位置を変化させることができ、もって攪拌効率、反応効率の向上効果を図れる粉体吹込み方法を提供する。
【解決手段】溶融金属の成分を調整するために粉体を容器3内の溶融金属に吹き込む粉体吹込み方法において、ランス1を支持する台車2を水平面内において円弧又は円の軌道に沿って円周方向に移動させながら、ランス1の先端から容器3に貯蔵された溶融金属5にキャリアガスと共に粉体を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】精錬剤から発生した可燃性ガスが大気中に放出されることを可及的に抑制しつつ確実に精錬を行う。
【解決手段】本発明の精錬処理方法は、吹き込み用ランス3の吐出口6を溶鉄に浸漬させる前に、非発生精錬剤の吹き込みを開始した後、吹き込み用ランス3の吐出口6を溶鉄に浸漬させる。吐出口6の浸漬深さを50mm〜200mmとして非発生精錬剤から発生精錬剤に吹き込みを切り替える。発生精錬剤を吹き込むときの固気比を3kg/Nm3以上としてさらに吐出口6の浸漬深さを200mmより大きくする。再び吐出口6の浸漬深さを50mm〜200mmとして発生精錬剤から非発生精錬剤に吹き込みを切り替える。切り替え後の非発生精錬剤の固気比を3kg/Nm3以上とし且つ溶鉄中で1分以上吹き込むものである。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス処理中に、その処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする溶鋼のC濃度調整方法であって、そのRH処理後のC濃度を目標値±0.001%以内に制御する方法を提供することである。
【解決手段】RH式真空脱ガス処理中に、その処理中溶鋼のC濃度を0.005〜0.010%高める加炭処理を行うことによって、その加炭処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする。その加炭処理開始前にその溶鋼中のAl濃度を0.01%〜0.10%とし、かつ、そのRH真空槽内雰囲気圧力を67〜1330Paとしてから、炭剤粉末とCaO粉末とを混合した加炭剤粉末を、そのRH真空槽内に設置した上吹きランスを通じて、C質量換算速度を加炭対象溶鋼のトン当たり0.024〜0.058kg/minとして、その溶鋼へ上吹き添加する。 (もっと読む)


【課題】 ストラス寿命試験の10%破断寿命(B10寿命)が5×107回以上となる高疲労寿命の高疲労強度鋼鋳片の製造方法を提供する。
【解決手段】 高炉で溶製された溶銑を転炉で脱炭精錬して溶鋼を溶製し、該溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、その後、取鍋内の溶鋼に加熱攪拌処理を施した後に真空脱ガス処理を施し、次いで、得られた溶鋼を連続鋳造機で連続鋳造して高疲労強度鋼の鋳片を製造するにあたり、前記出鋼後に取鍋内の転炉スラグを取鍋から除滓し、該転炉スラグの除滓後、取鍋内に媒溶剤を添加して、該媒溶剤の添加によって生成される取鍋内スラグの組成を、比[質量%CaO/質量%SiO2]が6.0〜12.0、比[質量%CaO/質量%Al23]が1.5〜3.0、MgO含有量が4.0質量%以下、TiO2含有量が1質量%以下で、且つ、取鍋内スラグの1600℃での粘度を1.3〜2.0poiseに調整し、前記加熱攪拌処理を実施する。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、溶鉱炉で溶銑を製造する際に副産物として生成されるスラグを固化させた後に粉砕処理することにより得られた固体粉状物質と、を混合することにより製造されたことを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度((質量%CaO)/(質量%SiO2))を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置の真空槽内の溶鋼に、該RH真空脱ガス装置に付設された投射ランスから脱硫フラックスを投射して、溶鋼の脱硫を行うにあたり、前記RH真空脱ガス装置に付設された真空排気装置のコンデンサーの冷却水を分析し、好ましくはpH値を測定し、この値をフィードバックして、脱硫フラックスの投射量を調整する。得られたコンデンサー冷却水の分析値に基づき、予め求めた、コンデンサー冷却水の分析値とコンデンサー冷却水中に溶解した脱硫フラックス量との関係から、さらに追加すべき脱硫フラックスの投射量を算出して、脱硫フラックスの投射量を調整することが好ましい。これにより、溶鋼中S量の的中率が向上し、溶鋼のS量ばらつきが低減して、溶鋼歩留りが顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石に含有される酸素によって脱炭反応を促進させるのみならずマンガン鉱石中のマンガンを高い歩留りで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加量が下記の(1)式を満たす範囲内となるように、マンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度に応じてマンガン鉱石を前記脱炭精錬中に真空槽内に添加する。但し、(1)式において、WMnはマンガン鉱石の添加量(kg/t)、[%C]はマンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度(質量%)、ηMnはマンガン鉱石中のマンガンの含有量(質量%)、αは定数である。
Mn=100×[%C]/(α×ηMn) 0.0218≦α≦0.0436 …(1) (もっと読む)


【課題】金属溶湯中に含まれる水素または酸化物等の非金属介在物を効率的に除去できる金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去を提供する。
【解決手段】金属溶湯を収容する容体(10)と、金属溶湯中に含まれる水素または非金属介在物を除去する作用ガスを金属溶湯中で噴出させる噴孔(42)を有する導気管(40)と、導気管に該作用ガスを供給するガス供給源と、導気管の噴孔から噴出した作用ガスを金属溶湯中で微細分散させる撹拌手段(50)と、を備える金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去装置であって、金属溶湯の湯面上にできる湯上空間から容体外へ流出する出向気流を許容すると共に容体の外界にある外気が湯上空間へ流入する入向気流を規制する外気規制手段を有する。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼を減圧した真空槽に環流して精錬を行う溶鋼精錬において、粉体脱硫剤を溶鋼に添加して脱硫精錬を行うに際し、優れた脱硫率を維持しつつ、鋼板中のA系介在物を低減することのできる溶鋼精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼を減圧した真空槽に環流して精錬を行う溶鋼精錬において、粉体脱硫剤を溶鋼に添加して脱硫精錬を行った後、真空槽内で酸素ガスを溶鋼に吹き付けることによって溶鋼中のAlを燃焼させ、さらに取鍋と真空槽の間で溶鋼を環流する。これにより、脱硫剤として粒径の小さな粉体脱硫剤を用いたとしても、熱延鋼板にA系介在物が発生することがなく、復硫を抑制しつつ、加工性の良好な極低硫鋼を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 バーナー機能を有する上吹きランスを用い、バーナーで加熱したフラックスを高い歩留りで真空槽内の溶鋼に吹き付け添加すると同時に、バーナー火炎による溶鋼中Alの酸化を防止する。
【解決手段】 フラックスを搬送用ガスとともに噴出することが可能で、且つ、燃料ガス及び酸素ガスを同時に噴出してランス下方で火炎を形成することが可能な上吹きランスを真空槽に配置して火炎を形成し、該火炎で加熱したフラックスを真空槽内の溶鋼に吹き付けて溶鋼を精錬する真空精錬方法において、粉粒状のフラックスを噴射する上吹きランスの出口径をD(mm)、上吹きランスの先端から真空槽内の溶鋼湯面までの距離であるランス高さをH(mm)とすると、出口径Dとランス高さHとが下記の(1)式の関係を満足するように、出口径D及びランス高さHのうちの何れか一方または双方を調整する。
35≦H/D≦50 ……(1) (もっと読む)


【課題】脱硫材が溶鋼中に懸濁しているAl23と合体しても、脱硫効率が落ちない溶鋼の脱硫方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備で、脱硫の時間経過に従って、Al23の濃度を増加させた脱硫材を用いることを特徴とする溶鋼脱硫方法で、特に、脱硫開始から3〜5分まで、CaO:68質量%以上、かつ、Al23/CaO:0.11〜0.25、MgO:0〜10質量%、SiO2:0〜5質量%、及び、その他不可避的に混入する成分を含む脱硫材を使用し、その後、CaO:51質量%以上、かつ、Al23/CaO:0.25〜0.67、MgO:0〜10質量%、SiO2:0〜5質量%、及び、その他不可避的に混入する成分を含む脱硫材を使用する。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス装置を用いた単一処理で短時間の脱硫剤吹き付けによって鋼中のS濃度およびN濃度を簡便に低減できる方法を提供する。
【解決手段】RH式真空脱ガス装置の真空槽内に設置した上吹きランスから、質量%で、Al濃度:0.005〜1.0%、S濃度:0.003%以下、O濃度:0.003%以下、およびN濃度:0.005%以下である溶鋼に脱硫剤を吹き付けて脱硫脱窒するに際し、前記脱硫剤として、希土類元素(REM)とCaOとの質量混合比(REM)/(CaO)が下記(1)式を満足するものを使用することを特徴とする溶鋼の高速脱硫脱窒方法。
0.02≦(REM)/(CaO)≦0.3 …(1) (もっと読む)


【課題】 極低硫鋼を製造することを目的として転炉から出鋼された溶鋼に対して、CaO含有物質を脱硫剤の主たる構成物質として用いて取鍋内で取鍋精錬法による脱硫処理を施すにあたり、CaF2を脱硫剤の一部として使用しなくても、また、脱硫剤がプリメルトフラックスでなくても、添加した脱硫剤を迅速に滓化させ、効率良く脱硫する。
【解決手段】 脱硫処理及び脱燐処理の施された溶銑の転炉での脱炭精錬によって得られ、転炉から取鍋2に出鋼された溶鋼9を、当該溶鋼への攪拌用ガスの吹き込みにより攪拌しながら、取鍋内に添加されたCaO含有物質を脱硫剤として用いて取鍋内で脱硫処理する溶鋼の脱硫処理方法であって、脱硫処理後の取鍋内スラグ10の組成を、SiO2の含有量が5〜15質量%、[(質量%CaO)+(質量%MgO)]/(質量%Al23)が1.5〜3.0で、且つCaF2を実質的に含有しない組成に調整する。 (もっと読む)


【課題】 鉄スクラップを鉄源として利用して溶融鉄を溶製する際に、鉄スクラップによって溶融鉄に持ち込まれる銅及び/または錫を短時間で効率的に除去することのできる、溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法は、RH真空脱ガス装置1の環流用ガスの全部または一部に溶融鉄3に溶解するガスを使用して取鍋内の溶融鉄をRH真空脱ガス装置の真空槽5と取鍋2との間で環流させ、溶融鉄中に含まれる銅及び/または錫を真空槽内で蒸発除去する。この場合に、溶融鉄に溶解するガスとしては、窒素ガス、水素ガス、プロパンガス、アンモニアガスのうちの1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置において、アルミニウムの燃焼による溶鋼の昇熱処理を実施した後に溶鋼を脱硫処理するにあたり、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋に溶鋼を出鋼した後、前記取鍋をRH真空脱ガス装置1に搬送し、RH真空脱ガス装置の真空槽内に吸引した溶鋼3にアルミニウムを添加し、次いで減圧下の溶鋼表面に向けて酸素ガスを供給して溶鋼中のアルミニウムを燃焼させて溶鋼を昇熱し、溶鋼昇熱のための酸素ガスの供給終了後、溶鋼中に溶解するアルミニウム濃度を0.005質量%以上確保した状態で2分間以上溶鋼を環流し、その後、真空槽内の溶鋼にスラグ固化材を投入し、次いで、上吹きランス13を介してCaO系脱硫剤を搬送用ガスとともに真空槽内の溶鋼の表面に向けて吹き付け添加して溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】Mnを10質量%以上,炭素を0.1質量%以上,窒素を0.001質量%以上含有し残部鉄および不純物からなる高Mn含有溶融金属を脱炭および脱窒して,Mnが10質量%以上の高Mn含有金属を製造する。
【解決手段】溶融金属を保持する取鍋を容器内に収容し該容器ごと減圧して精錬する減圧精錬設備を用いる場合にはその取鍋に,真空槽と浸漬管を有する還流型脱ガス設備を用いる場合には取鍋に,MgOを20質量%以上含有する耐火物を用い,高Mn含有溶融金属の温度が1500〜1650℃、かつ、真空槽内の雰囲気圧力が6000〜16000Paの条件で酸素を供給して脱炭および脱窒する。高Mn含有溶融金属が,Mnおよび鉄の一部に代えて,Siを1質量%以下,Pを0.5質量%以下,Sを0.5質量%以下,Crを20質量%以下,Cuを1質量%以下およびNiを10質量%以下からなる群から選ばれた一種以上をさらに含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al23系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
【解決手段】 本発明の耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法は、転炉から取鍋への出鋼時または出鋼後に溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸し、先ず、この取鍋内の溶鋼にCaOを含有するフラックスを添加して脱硫処理を施すとともに、この脱硫処理時にCa含有金属を添加し、次いで、取鍋内の溶鋼に真空脱ガス処理を施し、更に、真空脱ガス処理後の取鍋内の溶鋼にCa含有金属を添加し、その後、該溶鋼を鋳造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸化物系介在物を減少させて曲げ性に優れた鋼板を製造することができるようにする。
【解決手段】取鍋精錬時において、ガス攪拌の時間を5分以上とし、静止状態でのスラグ厚は260mm以上400mm未満とする。また、取鍋精錬時において、スラグ中のMgO量が1.2kg/ton以上5.0kg/ton以下とし、ガス攪拌の時間(t1)とスラグ中のMgO量(X)との関係がt1≦−5X+40を満たすとと共に、t1≧−5X+20を満たすようにする。さらに、真空脱ガス精錬において、溶鋼の還流時間を10分以上40分以下とし、溶鋼還流量も150ton/min以上200ton/min以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を脱硫精錬するに際し、脱硫剤を添加して脱硫を施しながら、溶鉄表面を覆った脱硫スラグの上部から水素ガスまたは水素ガスを30体積%以上含む不活性ガス(水素含有ガス)を吹き付ける。または、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から水素含有ガスを吹き付ける。水素含有ガスを吹き付けることにより、脱硫スラグからの気化脱硫が進行するので、溶鉄からスラグへの脱硫が継続し、優れた脱硫能力を発揮する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


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