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Fターム[4K013EA03]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 酸化物を含むもの (520) | 酸化物がCaO(生石灰)であるもの (191)

Fターム[4K013EA03]に分類される特許

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【課題】 酸化物系非金属介在物が従来よりも少なく、耐転動疲労性に優れた軸受鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉での脱炭精錬により得た溶鋼の転炉から取鍋への出鋼中に金属Alを添加して取鍋内の溶鋼を脱酸し、出鋼後、取鍋内の溶鋼上に存在する転炉スラグを排出し、転炉スラグの排出後に取鍋内にフラックスを添加して塩基度(CaO/SiO2 )が質量比で1.5〜3.0の取鍋スラグを取鍋内に生成させ、次いで、希ガスを溶鋼中に吹き込んで前記取鍋スラグと溶鋼とを攪拌し、その後、RH真空脱ガス装置で溶鋼の真空脱ガス精錬を実施し、軸受鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】圧縮成形機による圧縮成形が可能であり、有価物としてリサイクル処理することができる鉄系粉末材料および該鉄系粉末材料よりなる製鋼用原料ブリケットを提供する。
【解決手段】鉄系金属の研削切粉と油分及び水分を含有する研削油とからなる泥状体と、粒径1〜3mmの生石灰及び水とを攪拌混合し、生石灰が水と反応して発熱し、この熱により泥状体中の水分が蒸発するとともに、反応により生成した消石灰が油分を包囲して泥状体は鉄系粉末材料となる。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】前処理および設備の変更を伴わずに簡便に実施することができ、溶鋼中の硫黄および水素の含有量が少ない取鍋精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋3に受けた前記溶鋼を昇温する前または昇温途中に、MgO≧95%、CaO=0%である第1のフラックスを溶鋼1トンあたり5〜8kg添加し、第1のフラックスの添加後に、生石灰および/またはフッ化カルシウム(CaF2)を有する第2のフラックスを添加し、第1のフラックスおよび第2のフラックスの添加の結果として、精錬後のスラグが下記成分となるように溶鋼の2次処理を行う。
CaO :20〜40mass%
SiO2 :20〜30mass%
CaF2 :10〜20mass%
MgO :20〜25mass%
T.Fe+MnO+Cr23 ≦2.0mass%
(CaO+MgO)/SiO2 :1.5〜3.0 (もっと読む)


【課題】 粉体吹込み用浸漬ランスからのガスの噴流を溶銑中或いは溶鋼中に深く侵入させ、吹き込んだ粉体を溶銑中或いは溶鋼中に長時間滞留させることのできる粉体吹込み用浸漬ランスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための粉体吹込み用浸漬ランス1は、少なくとも2以上の流路5,6を有し、それぞれの流路から精錬用粉体9を搬送用ガスとともに溶銑中または溶鋼中に吹き込むための粉体吹込み用浸漬ランスであって、それぞれの流路における搬送用ガスの流速が異なるとともに、隣り合う流路から噴射される搬送用ガスがそれぞれの流路の噴射口7,8の近傍で互いに接触した状態で噴射されるように、それぞれの流路の噴射口は、近接し且つ同一方向を向いている。 (もっと読む)


【課題】Fe-Ni合金スラブの最大非金属介在物の大きさを推定することにより、表面品質に優れたFe-Ni合金板を製造する方法を提案する。
【解決手段】極地統計法により、スラブ段階における最大非金属介在物の大きさを測定し、その大きさ√areamaxが200μm以下であるFe-Ni合金スラブを用いて常法に従う熱間圧延および/または冷間圧延を行い、履歴の明らかなFe-Ni合金板を製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、金属アルミニウム粉末のような粉塵爆発の危険性がなく、製造上並びに使用上安全であり、溶銑、溶鋼、アルミニウム、ニッケルのような溶融金属の温度を上昇させるのに充分な発熱量があり、且つ発熱反応時に白煙等を多量に発生せず、作業性が良好な発熱材を提供することにある。
【解決手段】本発明の発熱材は、金属または合金を10〜35質量%、酸化マンガンを5〜85質量%、及び酸化鉄を0〜80質量%(但し、酸化マンガンと酸化鉄の合計量は50〜90質量%)含有してなるか、更に、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩及び金属硝酸塩よりなる群から選択される1種または2種以上の発熱開始促進材を0〜20質量%含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脱炭工程において、スロッピングの発生が防止されながら、高濃度のMnを含有する溶鋼中の炭素が安全に除去される、高Mn鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】高Mn鋼の製造方法は、原材料を溶解し、第1の溶鋼を得る溶解工程S10と、前記第1の溶鋼に造滓剤を添加するとともに酸素ガス及び不活性ガスを吹き込んで前記第1の溶鋼中の炭素を除去し、第2の溶鋼を得る脱炭工程S20と、前記第2の溶鋼の成分を調整し、第3の溶鋼を得る成分調整工程S30と、前記第3の溶鋼を鋳込み、10質量%以上20質量%以下のMn及び0.15質量%以下のCを含有する鋳塊を得る鋳込み工程S40とを備える。前記第1の溶鋼は、0.20質量%以下のSiと0.30質量%以下のCとを含有する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑や溶鋼などの溶鉄を脱硫処理するに際し、溶鉄の攪拌のためのインジェクション法などを併用せずとも、且つCaF2 を配合しなくとも、金属帯被覆脱硫用ワイヤーによるワイヤーフィーダー法のみで効率良く脱硫処理することのできる金属帯被覆脱硫用ワイヤーを提供するとともに溶鉄の脱硫処理方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための金属帯被覆脱硫用ワイヤーは、CaO系フラックスと、金属Mg及び/またはMgOと、金属Alと、廃トナー粉と、を混合した粒状及び/または粉状の脱硫剤が金属質の帯材で被覆されていることを特徴とし、上記課題を解決するための溶鉄の脱硫処理方法は、前記金属帯被覆脱硫用ワイヤーを溶銑中または溶鋼中に供給して脱硫処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 転炉出鋼時に普通鋼或いは低硫鋼のS含有量が目標S濃度の上限を外れた場合、製造工程に撹乱を生ずることなく、且つ、製造コストの上昇を抑えしかも安定してこれらのS含有量を目標上限以下に低減することのできる脱硫方法を提供する。
【解決手段】 溶銑の脱炭精錬により得た溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、取鍋内溶鋼の湯面上に存在するスラグの還元処理を行った後、溶鋼をRH真空脱ガス装置にて二次精錬するに当たり、RH真空脱ガス装置にて溶鋼中にAlを投入して溶鋼を脱酸した後、RH真空脱ガス装置に設けた上吹きランスから、真空脱ガス槽内の溶鋼湯面に向けてCaOを48〜58mass%、Al23 を42〜52mass%含有し、CaF2 を含有しない脱硫用プリメルトフラックスを吹き付けて溶鋼を脱硫する。その際に、脱硫用プリメルトフラックスを吹き付ける前に、真空脱ガス槽内の溶鋼にMgOを投入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】CaFの使用量を低減させる、あるいはCaFを使用することなく、溶解性及び保存性に優れた製鋼用フラックスを得ることができる製鋼用フラックスの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の原料組成物を混合処理する第1工程と、前記第1工程で得られた混合物を加熱溶融する第2工程と、前記加熱溶融した混合物を水砕により急冷して、得られる固体状の製鋼用フラックスをガラス化させる第3工程とを有する。これにより、製造された製鋼用フラックスはガラス化度が向上した非晶性固体となるので、溶解しやすく介在物除去効率が高くなり、溶湯温度損失を低減させることが可能となると共に、粉末化しにくく保存性も向上する。 (もっと読む)


【課題】海水淡水化用ポンプ材料、設備機器、ケミカルタンク用材料として好適な塩化物環境での耐食性と衝撃特性に優れた二相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%以下,Si:0.05〜3.0%,Mn:0.1〜6.0%,P:0.05%以下,S:0.010%以下,Ni:1.0〜10.0%,Cr:18〜30%,Mo:5.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.10〜0.40%,Al:0.001〜0.08%以下,Ti:0.003〜0.05%,Mg:0.0001〜0.0030%,O:0.010%以下を含有し、Nの活量係数fNとTi含有量とN含有量の積:fN×Ti×Nが0.00004%2以上であり、Ti含有量とN含有量の積:Ti×Nが0.008%2以下であることを特徴とする二相ステンレス鋼である。 (もっと読む)


【課題】溶鋼処理中におけるスラグフォーミングを抑制できる溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内において吹き下げられた溶鋼に対して、取鍋内において炭素を投入することにより、この溶鋼の炭素含有量を上昇せしめる溶鋼処理方法において、前記投入の一部又は全部は、炭素含有量C[wt%]が70を超える物質によるものとする。この物質の投入により添加される炭素の重量としての炭素添加重量Wc[kg/tonSteel]と、溶鋼処理の終了時点におけるスラグ中のCaO含有量[wt%]を同じくAl2O3含有量[wt%]で除した比としての溶鋼処理終了時比C/Aと、が下記式の何れかを満足するように溶鋼処理終了時比C/Aを制御する。
Wc<0.4のとき、Wc×1.7+0.6≦C/A≦2.0…(1)
0.4≦Wc<1.5のとき、Wc×0.2+1.2≦C/A≦2.0…(2)
1.5≦Wcのとき、1.5≦C/A≦2.0…(3) (もっと読む)


【課題】 高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を、簡便に且つ安価にしかも安定して製造する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤の製造方法は、主成分をCaO粒子とし、該CaO粒子の表面に炭素質粒子が付着したCaO系脱硫剤の製造方法であって、CaO粒子と、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子とを混合してCaO粒子の表面に炭素質粒子を付着させることを特徴とする。その際に、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子と前記炭素質粒子とを混合した後のCaO粒子の測色計による明度指数L* 値を30以下とすることにより、より高効率のCaO系脱硫剤を安定して製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶存Al量が0.1%以上である高アルミニウム鋼を連続鋳造する場合でも、鋳片の凹みや割れの発生を防止して、表面品質に優れた鋳片を製造することができるモールドパウダーを提供すること。
【解決手段】T−CaO:35〜60%、SiO2:5〜20%、Al23:15〜30%、MgO:0.2〜1.0%、Li2O:7〜13%、F:7.0〜13%、C:10.5〜14%、および不可避不純物からなり、式:2.5≦[T−CaO]/[SiO2]≦12.0〔式中、[T−CaO]および[SiO2]は、それぞれ、T−CaOおよびSiO2のモールドパウダー中の含有量(質量%)を表す。〕を満たす、溶存Al量が0.1%以上である鋼を連続鋳造するためのモールドパウダー。 (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で且つ高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤は、主成分がCaO粒子であるCaO系脱硫剤において、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子を、前記CaO粒子と混合させたものである。また、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子の平均粒径を10μm以上とする、前記炭素質粒子の配合率を1質量%以上とすることで、脱硫効率を一層向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】優れた疲労特性の鍛造品を得るための介在物の微細化された鍛造用鋼、およびこうした鍛造用鋼を製造するための有用な方法を提供し、更には、この様な鍛造用鋼を用いて得られる、良好な疲労特性を発揮しうる介在物の微細化された鍛造品(特に、一体型クランク軸)を提供する。
【解決手段】本発明の鍛造用鋼は、鋼中の溶存Mg濃度が0.04〜5ppm、かつ鋼中の溶存Al濃度が50〜500ppmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】介在物の全体が低融点で変形し易くすると共に、熱延前や熱延中の加熱時に相分離してもSiO2が生成しにくいものとすることで、疲労特性に優れたばねを得る高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】本発明の高清浄度ばね用鋼は、線材の表面から直径の1/4深さまでの表層側に存在する、幅:3μm以上の酸化物系介在物が、下記(1)式を満足すると共に、MgO濃度:5質量%以下(0質量%を含む)、およびMnO濃度:10質量%以下(0質量%を含む)であり、且つ当該酸化物系介在物中のSiO2,Al23およびCaOの各濃度が所定の関係を満足すると共に、Al23濃度[An]、SiO2濃度[Sn]およびCaO濃度[Cn]をAl23-SiO2-CaO三成分系状態図で示したときにその融点が1500℃以下である。
CaO+Al23+SiO2>80(質量%) ‥(1) (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できるようにした石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】破砕された石灰石に工業塩を接触させて塩焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕して塩焼き生石灰フラックスとする。これは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応してスラグの生成を促進する。なお、破砕された石灰石を素焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕した素焼き生石灰を混合しても、粉砕された石灰石を造粒して素焼きした素焼き生石灰を混合しても、さらには、カルシウム・フェライトを混合するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】耐食性、溶接性および表面性状に優れたステンレス鋼と、その製造方法を提案する。
【解決手段】C≦0.1%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜3.0%、Cr:13.0〜26.0%、Ni:2.0〜30.0%、Mo:0.01〜5.0%、Co≦3%、Al:0.001〜0.1%、S:0.0002〜0.02%、Mg:0.00005〜0.01%、Ca:0.00005〜0.01%、O:0.0050〜0.01%、N:0.01〜0.3%を含有するステンレス鋼を製造するに当たり、AODおよび/またはVODにおいてCaO−SiO−Al−MgO−F系スラグを形成し、さらにAlまたはAlおよびフェロシリコンを投入してクロム還元、脱酸および脱硫を行うことにより、該ステンレス鋼中に含まれる非金属介在物をCaO−SiO−Al−MgO−MnO系酸化物からなるものとする。 (もっと読む)


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