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Fターム[4K013EA03]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 酸化物を含むもの (520) | 酸化物がCaO(生石灰)であるもの (191)

Fターム[4K013EA03]に分類される特許

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【課題】鉄鋼スラグからのフッ素の溶出を長期間にわたり抑制し、カルシウム化合物と鉄鋼スラグとが凝結することのない処理方法、およびそのように処理した改質スラグを提供する。
【解決手段】塊状に粉砕されたフッ素を含む鉄鋼スラグに、粒径が0.5mmを超え30mm未満である12CaO・7AlOまたは/および3CaO・AlOの2.5〜30質量%を添加する。これによって鉄鋼スラグから溶出するフッ素の安定化し、溶出を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 脱酸生成物であるアルミナ系介在物が他の鋼種に比べて多い極低炭素鋼を製造するに当たり、脱酸生成物であるアルミナ系介在物を効率的に且つ安定して低減し、清浄性の高い極低炭素鋼を安定して製造する。
【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記減圧下での脱炭精錬の終了後に、CaO粉の供給速度と金属Alの供給速度との比が下記の(1)式の範囲を満足するように、それぞれの供給速度を調整して金属AlとCaO粉とを同時に溶鋼へ添加して溶鋼を脱酸する。但し、(1)式において、QCaO はCaO粉の供給速度(kg/分)、QAlは金属Alの供給速度(kg/分)である。
1.6≦QCaO /QAl≦2.4…(1) (もっと読む)


【課題】伸線性と疲労特性の可及的に高められた鋼線材と、該鋼線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】溶鋼処理時のガス撹拌におけるガス流量を、溶鋼1トンあたり0.0005Nm3/min以上0.004Nm3/min以下とすることによって、規定の成分組成を満たすと共に、鋼線材の軸心線を含む任意の断面に存在する下記X組成を満たす圧延方向に垂直な幅が2μm以上の酸化物系介在物であって、下記A組成の上記酸化物系介在物が1個以上20個以下で、かつ下記B組成の上記酸化物系介在物が1個未満である鋼線材を得るようにする。
A組成:Al23+CaO+SiO2=100%とした場合に、
20%≦CaO≦50%、かつAl23≦30%
B組成:Al23+CaO+SiO2=100%とした場合に、
CaO>50% (もっと読む)


【課題】 転動疲労寿命などを悪化させる非金属介在物を溶鋼中から除去可能なものにするアルミキルド鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 アーク加熱とガス攪拌又は電磁攪拌による還元精錬(取鍋精練)後における取鍋内の溶鋼の溶存Mg濃度を0.1ppm以上2.0ppm以下とする。前記取鍋耐火物のうち、前記還元精練時においてスラグの接するスラグライン耐火物のMgO成分を70%以上とし、前記スラグライン耐火物以外の側壁耐火物のAl23成分を80%以上、MgO成分を10%以下、SiO2成分を0.3%以上2.0%以下とする。前記還元精錬後における前記スラグのSiO2成分を11%以下、CaO成分を45%以上60%以下、Al23成分を23%以上37%以下、MgO成分を4%以上12%以下とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグからのフッ素の溶出を確実に防止する。
【解決手段】カルシウムアルミニウムシリケートを含む粉末2と、硫酸根を含む粉末3の混合物を固定剤として用いて、カルシウムアルミニウムシリケートを含む平均粒径が2mm以下の粉末2を20〜80質量部と、硫酸根を含む粉末3を10〜80質量部と、フッ素を含む製鋼スラグ1をはじめとするフッ素を含む産業廃棄物を100質量部と、増容材4を900質量部以下とを、混合することにより、フッ素を含む製鋼スラグ1をはじめとするフッ素を含む産業廃棄物を安定化処理し、土中埋設材料6を製造する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼に混入して転炉から取鍋に流出される転炉スラグを除去しないまま溶鋼を脱硫処理して低硫鋼を溶製するに当たり、処理工程を煩雑化することなく復燐を抑えて脱硫処理する事のできる低硫鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】溶銑段階で脱燐処理及び脱硫処理の施された溶銑を転炉で脱炭精錬して炭素含有量が0.1質量%未満の溶鋼を溶製し、この溶鋼を取鍋2に出鋼した後、取鍋内のスラグ4を除去することなく取鍋内に石灰系脱硫剤を添加し、次いで、溶鋼と石灰系脱硫剤とを攪拌して脱硫処理する。その際に、転炉における脱炭精錬では、副原料としてマンガン鉱石を使用すること、及び、脱炭精錬終了後の転炉内スラグの組成を、燐含有量が2質量%以下、MnO含有量が5質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 蛍石等のフッ素を含有する造滓剤を使用することなく、従来と同等以上の性能を有する溶銑及び溶鋼用脱硫剤を提供する。
【解決手段】化学成分がCaO40〜60質量%、Al2O360〜40質量%であり、主要鉱物として 3CaO・Al2O3及び12CaO・7Al2O3、並びに、非晶質を含有することを特徴とするカルシウムアルミネート系溶銑及び溶鋼用脱硫剤であり、前記カルシウムアルミネート系溶銑及び溶鋼用脱硫剤と生石灰源を含有する溶銑及び溶鋼用脱硫剤である。 (もっと読む)


【課題】 窒化鋼などの高Al鋼を連続鋳造にて製造する場合におけるAl23系介在物による連続鋳造におけるタンディッシュのノズルの閉塞を改善し、かつ高Al鋼の清浄度を改善する方法を提供する。
【解決手段】 高Al鋼の取鍋精錬による二次精錬の初期の造滓時に、溶鋼中のAlによる強脱酸と、強攪拌を行うことにより、スラグ組成のSiO2濃度を0.30%以下と低くコントロールすることによって、溶鋼中のAlとスラグ中のSiO2中の反応を抑制して溶鋼汚染を防止する高Al鋼の二次精錬方法である。 (もっと読む)


【課題】Alの酸化発熱反応を利用して昇熱を行う取鍋処理において、溶鋼の吸窒反応を抑制し、窒素濃度を低位に維持できる低窒素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】Alを含有する溶鋼に不活性ガスを吹き込みつつ、溶鋼表面に酸素ガスを吹き付けて溶鋼温度を上昇させる取鍋処理において、溶鋼中のAl含有率Al(%)に応じて溶鋼に吹き込む不活性ガス流量Q(Nm3/(min・t))を下記(1)〜(3)式の関係を満足するように調整する低窒素鋼の溶製方法である。Al≦0.1のとき0.014≦Q≦0.016・・(1)、0.1<Al≦0.18のとき0.01≦Q≦0.013・・(2)、0.18<Alのとき0.006≦Q≦0.008・・(3)。 前記溶鋼に吹き込む不活性ガスの吹き込み深さと溶鋼深さとの比の値を0.6以上とし、また、前記溶鋼に吹き付ける酸素ガスのノズル出口における線速度を300〜900Nm/sの範囲とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製鉄所内の設備を用いて安価で、かつ、確実にフッ素含有製鋼スラグを処理して、フッ素の溶出抑制を工業的レベルで実行可能なものとするフッ素含有製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】 フッ素含有製鋼スラグと石炭灰を溶融状態の高炉滓に同時に添加して溶解した後、冷却固化して、フッ素濃度が2.5質量%以下の高炉滓とすることを特徴とするフッ素含有製鋼スラグの処理方法であり、好ましくは、前記フッ素含有製鋼スラグの粒径が0.2mm以下で、該フッ素含有製鋼スラグと石炭灰を20mm以下の造粒物として前記溶融状態の高炉滓に添加する。 (もっと読む)


【課題】 [S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を、取鍋内溶鋼にCaFを添加しなくとも、転炉の出鋼温度を高めることなく簡便な手段により溶製する。
【解決手段】 大気圧下の溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程1、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼及びCaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成する酸化物をCaO系フラックスと混合する工程2、及び酸化性ガスの供給を停止するとともに、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫及び介在物除去を行う工程3を順番に行う際に、工程2における酸化性ガス供給時間tと、工程3における攪拌時間tとの比(t/t)を0.6以上とすることにより、[S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を溶製する。 (もっと読む)


製鋼産業に由来し、酸化鉄粒子を含むスラグ(2,2')を利用するプロセスにおいて、還元剤(29)が追加され、スラグ(2,2')の酸化鉄粒子及び任意的に設けられる他の金属酸化物が前記還元剤(29)によって還元される。 小さいエネルギー消費と低い投資で可能となる効率的なスラグ還元を達成するために、本プロセスは以下のように実行される: − 反応容器(7)内の溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)上に、前記スラグ(2,2')を、ゆっくりと連続的に長時間に亘って充填するステップと、 − 前記スラグ(2)、前記残留溶融鉄、及び新たに形成された溶融鉄(17)を長時間に亘って電気的に加熱するステップと、 − 炭素を含有している還元剤(29)を不活性ガスと共に、前記スラグ(2)と前記溶融鉄(25)との間の境界面(26)に近接する領域内へ、若しくは直接的に前記溶融鉄(25)内へ、ランス(11)によって長時間に亘って噴出させるステップと、 − 前記溶融鉄(25)内の前記還元剤(29)の前記炭素を溶解させるステップと、 − 金属鉄及び一酸化炭素を形成しつつ、前記スラグ(2)の酸化鉄粒子を長時間に亘って還元させるステップと、 − 結果として生じる一酸化炭素によって発泡スラグ(2')を長時間に亘って形成させるステップと、 − 酸素含有ガス若しくは酸素を前記発泡スラグ(2')に導入して、長時間に亘って一酸化炭素を二酸化炭素へと後燃焼させるステップと、 − 前記反応容器(7)の底部を不活性ガスで長時間に亘って洗浄するステップと、− 前記処理されたスラグ(16)を排出するステップと、 − その後任意的に、溶融鉄(17)を排出し、これにより、溶解炭素を含有している残留溶融鉄(25)が前記反応容器(7)内に残されるステップと、を備えていることを特徴とする。
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【課題】 本発明の目的は、従来とは異なる機構によってコンロッドの破断分割性(破断分割時の塑性変形量低下効果)を高めることにある。本発明の他の目的は、S量の多少によらず破断分割性(破断分割時の塑性変形量低下効果)に優れたコンロッド用鋼を提供することにある。
【解決手段】 C:0.1〜0.5%(質量%の意味。以下同じ)、Si:0.1〜2%、Mn:0.5〜2%、P:0.15%以下(0%を含まない)、S:0.06〜0.2%、N:0.02%以下(0%を含まない)、Ca:0.0001〜0.005%およびAl:0.001〜0.02%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼であり、該鋼に含まれる酸化物系介在物を最大のものから5個選択したとき、これら5個の酸化物系介在物が、図1の斜線で囲まれた領域の組成を満足するコネクティングロッド用鋼である。 (もっと読む)


【課題】 より清浄度を高めるための軸受鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】 軸受鋼の精錬において、窒素ガスを溶鋼に供給しながら行う転炉で一次精錬工程を行い、転炉から出鋼した溶鋼中に窒素ガスを吹き込み当該窒素ガスで撹拌するバブリング工程を行い、バブリング工程後に行なう真空脱ガス処理工程を行なう。バブリング工程で窒素ガスを用いているので、一次精錬時に窒素濃度がばらついていても窒素濃度を高めた状態で真空脱ガス処理を行うことができる。このため、真空脱ガス処理での非金属介在物の除去効果が向上し、鋼の清浄度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べて少ない石灰の使用量であっても、しかも、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、従来と同等の脱燐効率で脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする媒溶剤を添加し、酸素源として気体酸素源及び/または固体酸素源を供給して、添加したCaOを主体とする媒溶剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、CaOを主体とする媒溶剤に加えて、酸化チタンを含有する物質を媒溶剤の一部として使用する。この際に、前記スラグの酸化チタンの含有量を10質量%以下とすること、造滓剤の一部として更に酸化アルミニウムを含有する物質を使用すること、前記CaOを主体とする媒溶剤、酸化チタンを含有する物質及び酸化アルミニウムを含有する物質は実質的にフッ素を含有しないこと、更に、前記酸化チタンを含有する物質として砂鉄を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌子を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属を精錬するに当たり、精錬剤を効率良く溶融金属中へ添加・分散させることができ、効率良く精錬を実施することのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 攪拌子4を有する機械式攪拌装置を用いて溶融金属3を精錬するに際し、前記攪拌子の回転角速度を精錬処理中に周期的に変更して溶融金属を攪拌する。この場合に、前記攪拌子の回転数Rに対する角速度の変化振動数Fの比である変速振動数比F/Rを、1以上とすること、前記攪拌子の回転制御をインバーターにより行うこと、及び、前記攪拌子の回転制御を、カムを用いて機械的に行うことなどが好ましい。 (もっと読む)


少なくとも1つの延性相を有するスピノーダル構造を含む金属複合体、およびこれを製造する方法が開示される。該金属複合体は、液体状態で正の混合熱を含む合金を形成すること;前記合金を精製すること;および少なくとも1つの延性サブネットワークを含む前記合金のネットワーク構造を形成すること、により形成される。
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【課題】溶銑,溶鋼の脱硫、清浄化処理を効率よくかつ均一に行うことができ、さらに耐火物溶損の少ない溶銑および溶鋼の精錬用フラックス、並びに、その製造方法を提供する。
【解決手段】CaOを27〜37質量%、Al2O3を14〜24質量%、SiO2を29〜39質量%、CaF2を10〜20質量%含むことを特徴とする精錬用フラックスであり、12CaO・7Al2O3、CaO・Al2O3、CaO・2 Al2O3、CaO・SiO2、SiO2及びCaF2を含むことを特徴とする精錬用フラックスおよびその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 鋼中の非金属介在物の生成を抑制する一方で、分離除去を促進することで、介在物の極めて少ない高清浄鋼を安定して製造する方法を提供することにある。
【解決手段】 溶鋼の真空脱ガス処理に際し、被処理溶鋼中に予め可溶性ガスを溶解せしめ、次いで、その溶鋼を減圧処理することにより、このとき発生するガス気泡に該溶鋼中の介在物を帯同させて浮上除去する高清浄鋼の製造方法において、前記可溶性ガスをまず転炉精錬中もしくは精錬完了後の段階で溶解させると共に、転炉からの出鋼時に出鋼流に対してスラグ改質剤を添加し、その後、真空脱ガス処理に先立つ取鍋内溶鋼中に可溶性ガスを再び単独または不活性ガスとともに吹き込む高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼表面で速やかに溶融し、溶鋼の再酸化を防止できる溶鋼保温剤を提供する。
【解決手段】 融点が溶鋼温度より低い原料と融点が溶鋼温度より高い原料を配合した溶鋼保温材である。融点が溶鋼温度より低い原料の割合が、全体の30質量パーセント以上で、平均組成での融点が溶鋼温度より低いことが望ましい。融点が溶鋼温度より低い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いること、融点が溶鋼温度より高い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも一種の酸化物、または、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いることが好ましい。平均組成がCaO/Al2O3=0.5〜2.0であり、MgO=5〜30%、SiO2含有量を10%未満とすることが好ましい。上層に固体の保温剤を堆積させればさらに保温性が増す。 (もっと読む)


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