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Fターム[4K013EA03]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 酸化物を含むもの (520) | 酸化物がCaO(生石灰)であるもの (191)

Fターム[4K013EA03]に分類される特許

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【課題】蛍石を使用しないで、溶銑中のP濃度を0.020%以下とすることができる、溶銑の脱りん方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用い、粉状のCaO含有脱りん剤を上吹きランスから溶銑に吹き付けて脱りん処理するに際し、前記吹き付ける粉状のCaO含有脱りん剤質量を、転炉内に投入する全CaOの合計質量の40%以上、脱りん処理後の配合塩基度(添加したCaOの、溶銑中のSiO2に対する比の値)を2.0〜3.0、脱りん処理後の溶銑温度を1350℃〜1420℃とする。そして、前記粉状のCaO含有脱りん剤の溶銑への吹き付けを、当該脱りん処理における上吹き酸素の供給開始時から全上吹き酸素の供給時間T1の15〜35%経過後に開始し、前記時間T1の85%〜100%経過時までの間継続し、かつ、吹き付け継続期間中の平均脱りん剤吹き付け速度を0.5〜3.0kg/min/tとする。 (もっと読む)


【課題】低融点酸化物含有フラックスを溶鋼中に極力残存させないための高清浄鋼溶製方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備において、主成分がCaOで、融点が1500℃以下の酸化物またはフッ化物を一種以上含む脱硫フラックスで溶鋼を脱硫した後にAlを溶鋼中に添加し、その後に溶鋼中に酸素ガスを吹き込むまたは吹き付けることを特徴とし、更にその際、Al添加の添加量が0.02〜0.04mass%であり、かつ酸素ガス吹き込みまたは吹き付け量が、溶鋼1tあたり0.1〜0.2Nmであることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高合金鋼の連続鋳造時に顕著に発生する凝固シェルの変形を防止し、良好な鋳肌の鋳片を得る。
【解決手段】Cr濃度とNi濃度の和が35mass%以上で、γ単相で凝固が完了する高合金鋼を連続鋳造する方法である。横断面が円形、或いは円形に近い楕円形又は長円形の鋳型を使用し、この鋳型に供給する前記高合金鋼の液相線温度に対して50℃〜250℃低い結晶化温度のモールドフラックスを使用する。
【効果】凝固シェルの強度が高く鋳型内で凝固シェルが大きな変形を生じやすい高合金鋼を、良好な表面品質で鋳造することができる。 (もっと読む)


【課題】MgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に2.5%以下にする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉の脱炭処理では、転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。これに加え、取鍋精錬時に使用するフラックスを所定の組成にする。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】低融点介在物を起因とする連続鋳造時のノズル詰まりや、圧延鋼板での表面欠陥を防止できる溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋中の溶鋼を大気圧雰囲気においてArガス攪拌を行いつつ精錬する簡易取鍋精錬法を用いて、Al脱酸またはAl−Si脱酸した溶鋼中に希土類元素(REM)を添加し、溶鋼に供給するREM添加量は溶鋼質量に対して5〜20ppmの範囲内であり、REM添加時期は簡易取鍋精錬法での最終成分調整後であって、かつ添加から処理終了までの時間が均一混合時間以下の時期に行い、介在物組成を質量比で、CaO%=1〜25%、Al23%=8〜95%、REM酸化物%=3〜90%とすることにより、形成される介在物を高融点化して無害化する。 (もっと読む)


【課題】高粘性のモールドフラックスが有する利点を有したまま、鋳造開始直後から安定した緩冷却作用を得る。
【解決手段】化学組成が、質量%で、CaO/SiO2=1.05〜1.60、Al2O3=3〜22%、MgO=4〜14%、(Al2O3+MgO)で表される濃度和が12〜27%、TiO2=4〜13%、(CaO/SiO2−0.8)×TiO2で表される濃度バランス値が1.5〜4.1、(K2O+Na2O+Li2O+F)で表される濃度和が3〜7%である。結晶化温度が1190〜1290℃、1300℃における粘度が0.2〜0.9Pa・s、溶融したモールドフラックスが冷却されながら結晶化する際に、初めに晶/析出したペロブスカイトを核にして、主たる結晶としてのメリライトが晶/析出し、溶融したフラックスを2℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度に対する10℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度の低下が30℃以下の連続鋳造用モールドフラックスである。
【効果】モールドフラックスの巻き込みが防止され、凝固収縮に起因する変形や割れの無い高品質の鋳片を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al23系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
【解決手段】 本発明の耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法は、転炉から取鍋への出鋼時または出鋼後に溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸し、先ず、この取鍋内の溶鋼にCaOを含有するフラックスを添加して脱硫処理を施すとともに、この脱硫処理時にCa含有金属を添加し、次いで、取鍋内の溶鋼に真空脱ガス処理を施し、更に、真空脱ガス処理後の取鍋内の溶鋼にCa含有金属を添加し、その後、該溶鋼を鋳造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】CaF2などのフッ素源を含有しないフラックスを用いて、鋼中介在物を微細化すると同時に介在物個数を低減し、清浄性が高く、転動疲労寿命特性に優れた軸受鋼を製造する。
【解決手段】溶鋼を収容する取鍋内にCaO−SiO2系フラックスを添加し、次いで、大気下において、Alにより脱酸された溶鋼と前記フラックスとを攪拌用ガスの溶鋼中への吹き込みによって攪拌し、溶鋼のトータル酸素濃度が0.0030質量%以下となった後に、下記の(1)で定義される[%Ca]effが0.0003質量%以上0.0010質量%以下の範囲内で溶鋼にCaを添加し、その後、真空脱ガス装置において溶鋼を減圧下で精錬する。[%Ca]eff=[質量%Ca]-(0.18+130×[質量%Ca])×[質量%T.O]−(1)。但し、[質量%Ca]は溶鋼中のCa濃度(質量%)、[質量%T.O]は溶鋼中のトータル酸素濃度(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】一次精錬から二次精錬にわたる工程においてMgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に3.0%以下にできるようにする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉における脱炭処理を行うに際し、当該転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。 (もっと読む)


【課題】非延伸性非金属介在物の個数が低減された表面性状に優れるFe−Ni合金スラブとその製造方法を提案する。
【解決手段】Ni:30〜45mass%を含有し、好ましくはさらに、Si:0.001〜0.2mass%、Mn:0.1〜0.7mass%、Al:0.0001〜0.005mass%、Ca:0.00005〜0.001mass%、Mg:0.00005〜0.001mass%、Cr:0.1mass%以下、O:0.0005〜0.007mass%を含有するFe−Ni合金スラブに、1100〜1375℃の温度で、Niの拡散距離DNiが39μm以上となる均質化熱処理を施して、スラブ内のMgO・Alスピネル組成および/またはMnO−MgO−SiOシリケート組成からなる非延伸性介在物を含む非金属介在物の個数をスラブ内の全介在物個数の20%以下に低減する。 (もっと読む)


【課題】スラグ中での溶解速度が高く、かつハンドリング性の良好なスラグ調整剤を提供すること。
【解決手段】スラグ調整剤は、酸化物換算で20質量%以上、98%質量%以下のMgOを主成分とし、残部がCaO、SiO、カルシウム炭酸化物、及びカルシウム水酸化物の少なくともいずれか1種以上、並びに不可避的不純物からなる原料に、外掛けで0.1質量%以上、2.0質量%以下の発泡剤、及び、外掛けで0.01質量%以上、0.2質量%以下の有機繊維の少なくともいずれか一方を添加し、さらにバインダーを加えて混練、成形、及び乾燥してなる。 (もっと読む)


【課題】含クロム溶鋼の減圧精錬方法において、連続的に測定した溶鋼温度の情報を基に、溶鋼中[C]濃度を把握し、脱炭条件を制御することで、クロムの酸化損失を少なくする。
【解決手段】減圧下で含クロム溶鋼に酸素ガスと不活性ガスを吹き込んで脱炭精錬を行う方法において、減圧開始時から溶鋼温度を連続的に測定し、測定した溶鋼温度及び計算式を用いて、自然脱炭基、酸素脱炭基および拡散脱炭基の各期毎で精錬条件の制御を行うことにより、脱炭終了時の[C]濃度の予測精度を向上できるとともに、脱炭反応の進行状況を的確に把握することができ、かつ脱炭酸素効率を安定的に高位に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】低フッ素濃度と高塩基度および潤滑性の3つを同時に満足する。
【解決手段】連続鋳造用のモールドフラックスである。一旦溶融後凝固したモールドフラックス中に晶出若しくは析出する主たる結晶が、ゲーレナイト(Gehlenite)とアケルマナイト(Akermanite)との全率固溶体メリライト(Melilite)である。かつメリライトに含まれるカルシウムの一部がストロンチウムに置き代わっている。
【効果】環境汚染が小さく、溶鋼中に巻き込まれ難いモールドフラックスを得ることができ、幅広い鋳造条件に適用することができる。 (もっと読む)


本発明は、クリンカー総質量に対して、下記:
・30〜85%のAl2O3
・3〜45%のCaO;
・9〜45%のMgO;
を含み、且つ4%〜60%の範囲の、改定NF B40‐312規格に従う見掛け気孔率水中測定法によって測定したような見掛け気孔率を有することを特徴とするクリンカーに関する。 (もっと読む)


【課題】 添加する精錬剤を十分に加熱でき、CaF2を含有しない脱硫剤を用いた場合でも高い脱硫効率を得ることができるのみならず、真空槽の予熱や地金溶解、溶鋼の昇温、溶鋼の脱炭処理なども実施することのできる加熱・精錬方法を提供する。
【解決手段】 ランス先端の中央部に、酸素ガス、不活性ガス、粉体状精錬剤の3種のそれぞれを独立して噴出することの可能なノズルが配置され、該ノズルの周囲に、燃料及びその燃焼用ガスを噴出する燃焼バーナーが二箇所以上に配置された複合ランス13を真空槽5に挿入して行う、真空脱ガス装置における加熱・精錬方法であって、(A)脱ガス処理前の真空槽の予熱、(B)脱ガス処理中の溶鋼3の加熱・昇温、(C)脱ガス処理中の溶鋼の脱炭処理、(D)脱ガス処理中の溶鋼の脱硫処理などの精錬、(E)脱ガス処理中または脱ガス処理後の真空槽の内壁の付着物の加熱溶融除去の中の少なくとも1つを実施する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼2次製錬用脱硫スラグは、年間50万トン発生するが、多くはフッ素を含んでいるため、そのまま廃棄できず、高炉スラグとして再利用し、無害化するか、処理しきれない分は、保管・管理しているのが実情であるが、脱硫スラグ中の硫黄分を除去し、再び脱硫スラグ原料として使用可能とする方法を提供する。
【解決手段】脱硫スラグ中の硫黄分を除去する方法として、約1000℃で空気酸化をさせることで、硫黄分が、揮発除去できることを理論的かつ実験的に確かめたもので、高温で硫黄分をSO2として気化させて除去する。 (もっと読む)


【課題】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも安定して鋳造でき、熱延粗圧延直後のスケール除去を十分に行えるようにする。
【解決手段】sol.Al濃度が0.1〜1.5質量%、Si濃度が0.3〜2.0質量%、C濃度が0.05〜0.18質量%である普通鋼の連続鋳造に用いるモールドフラックスである。CaO含有率をSiO2含有率で除した比(CaO/SiO2)が1.0〜2.0で、P2O5が1.0〜8.0質量%、B2O3が0.5〜5.0質量%のうちの1種または2種を含有し、かつ、凝固温度が1050〜1200℃、1300℃における粘度が0.5〜2.5dPa・sで、一旦溶融させたフラックスを毎分10℃の速度で冷却した常温試料中の主な結晶相がカスピダインである。
【効果】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも、高圧水等によるスケール除去を促進でき、島状スケールの少ない熱延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】減圧機能を有する取鍋精錬設備を用いて、フッ素を含有しないフラックスを精錬剤として使用して、Ti≦0.0030%,T.O≦0.0010%の軸受鋼やそれに類する清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉又は電気炉からの出鋼後、減圧下でAr又はN2ガスを使用して溶鋼およびスラグを撹拌して精錬し、精錬剤としてフッ素を含有するフラックスを使用せず、取鍋精錬後のスラグ組成が、質量濃度で、CaO:30〜60%,MgO:3.0〜15%,Al2O3:10〜30%かつ(%CaO)/(%SiO2):2.0〜10.0である条件下において、該取鍋精錬後のスラグ組成を質量濃度で、TiO2:1.0%以下、かつNa2OとK2Oとの合計として0.05〜1.00%とする。 (もっと読む)


【課題】 Al含有量が0.70%以上である高Al含有鋼の連続鋳造において、鋳込み初期から常に安定して良好な鋳片を製造し、この鋳片から得られた鋼製品の表面疵不良の発生を抑制する方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、全カーボン量≦5%、45%≦SiO2≦55%、Al23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Aのモールドパウダーを鋳込み初期にモールド内に散布し、鋳込み開始後の1ヒート以内にAl23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Bのモールドパウダーをモールド内に追加散布して鋼を連続鋳造する高Al含有鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


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