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Fターム[4K013EA11]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤、添加剤それ自体 (1,656) | 炭酸塩を含むもの (38)

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【課題】 取鍋内スラグを十分に固化させて取鍋からタンディッシュへの流出を防止するとともに、取鍋内スラグの近傍に存在する溶鋼の清浄性を従来に比較して更に向上させ、高速鋳造下であっても介在物の少ない清浄性に優れた鋳片を製造する。
【解決手段】 転炉から取鍋へ未脱酸状態のまま出鋼し、出鋼後、取鍋内のスラグに金属AlまたはAlドロスを添加してスラグ中の低級酸化物を還元するとともに、スラグのMgO濃度が6〜15質量%となるように、MgCO3含有物質をスラグに添加し、次いで、真空脱ガス装置において、溶鋼中炭素と溶存酸素とを反応させて溶存酸素濃度を0.050質量%以下まで低減し、溶存酸素濃度が0.050質量%以下となった後に金属Alで溶鋼を脱酸し、Mnは脱酸剤として使用せず、溶鋼のMn成分の調整が必要なときには、前記のAl脱酸後にMn含有金属を添加してMn調整を行い、その後、溶鋼を連続鋳造機でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】難脱硫鋼の脱硫技術に関し、溶鋼やステンレス鋼などの溶融鉄合金をCaO−SiO系スラグを用いてスラグ−メタル間反応により溶融金属中の硫黄濃度を低減する脱硫処理において脱硫率を向上させる脱硫方法を提供する。
【解決手段】溶融金属表面に、CaO、SiO、Alを合計で80%以上含有し、それら以外の成分としてMgO、Cr、MnO、鉄酸化物の一種または二種以上を合計で20質量%以下含有するスラグを形成させ、溶鋼とスラグとを攪拌し脱硫処理を行う。この際に、スラグ中のCaO,SiO、Alの各濃度が(1)式:(%CaO)/(%Al)≧2.3と,(2)式:0.4≦(%CaO)/(%SiO)≦3.5とを同時に満足するように調整し、かつ溶鋼中のSi濃度[Si]≧0.1質量%、もしくはAl濃度[sol.Al]≧0.005質量%に調整した後、スラグ中BaO濃度が(3)式:4≦(%BaO)≦20を満足するようにスラグにBaOを添加する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを溶鋼上に散布した時に、炎や煙、及びボイリングの発生量やそれに伴う発塵が極めて軽微で、モールド内の観察が容易で、溶融速度を遅延しすぎることがなく、金属を添加したモールドパウダーに発生し易い溶融不良等を起すことがなく、且つ発熱性を付与した鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明に係る鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、モールドパウダー用ベース配合物に対して、外掛けで7質量%以下の量で、弗素原子と炭素原子のモル比(F/C)が1≦F/C≦2の範囲内にあり、かつ水素原子と炭素原子のモル比(H/C)が0≦H/C≦1の範囲内にある弗素原子及び炭素原子含有化合物を配合することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiがモールドパウダー中のSiO2を還元してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーの粘度の上昇を抑えることのできる耐摩耗鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.35質量%、Si:0.05〜1.0質量%、Mn:0.1〜2.0質量%、B:0.0003〜0.0030質量%、Al:0.002〜0.1質量%、Ti:0.1〜1.0質量%、Cr:0.1〜1.0質量%、Mo:0.05〜1.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造機で鋳造するにあたり、連続鋳造用鋳型の振動条件を、振幅:3.0〜9.0mm、振動数:60cpm以上120cpm未満とし、0.1〜5.0質量%の脂肪酸を配合したモールドパウダーを使用して、0.6〜1.0m/minの鋳造速度で鋳造する。 (もっと読む)


【課題】 極低硫鋼を製造することを目的として転炉から出鋼された溶鋼に対して、CaO含有物質を脱硫剤の主たる構成物質として用いて取鍋内で取鍋精錬法による脱硫処理を施すにあたり、CaF2を脱硫剤の一部として使用しなくても、また、脱硫剤がプリメルトフラックスでなくても、添加した脱硫剤を迅速に滓化させ、効率良く脱硫する。
【解決手段】 脱硫処理及び脱燐処理の施された溶銑の転炉での脱炭精錬によって得られ、転炉から取鍋2に出鋼された溶鋼9を、当該溶鋼への攪拌用ガスの吹き込みにより攪拌しながら、取鍋内に添加されたCaO含有物質を脱硫剤として用いて取鍋内で脱硫処理する溶鋼の脱硫処理方法であって、脱硫処理後の取鍋内スラグ10の組成を、SiO2の含有量が5〜15質量%、[(質量%CaO)+(質量%MgO)]/(質量%Al23)が1.5〜3.0で、且つCaF2を実質的に含有しない組成に調整する。 (もっと読む)


【課題】 精錬炉から出鋼する含Cr溶鋼の温度低下およびスラグ発生量を抑制し、大気からの吸窒を防止し得る含Cr溶鋼の吸窒防止方法を提供する。
【解決手段】 転炉11の出鋼口14の周囲に、窒素ガスを含まないガス15を噴出するガス噴出機17を設けておく。転炉11の出鋼口14から取鍋12へ出鋼する含Cr溶鋼13の出鋼流13aを、ガス噴出機17からガス15を噴出してシールドし、大気からの吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】減圧機能を有する取鍋精錬設備を用いて、フッ素を含有しないフラックスを精錬剤として使用して、Ti≦0.0030%,T.O≦0.0010%の軸受鋼やそれに類する清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉又は電気炉からの出鋼後、減圧下でAr又はN2ガスを使用して溶鋼およびスラグを撹拌して精錬し、精錬剤としてフッ素を含有するフラックスを使用せず、取鍋精錬後のスラグ組成が、質量濃度で、CaO:30〜60%,MgO:3.0〜15%,Al2O3:10〜30%かつ(%CaO)/(%SiO2):2.0〜10.0である条件下において、該取鍋精錬後のスラグ組成を質量濃度で、TiO2:1.0%以下、かつNa2OとK2Oとの合計として0.05〜1.00%とする。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延で延伸しやすく、介在物が十分小型化され、冷間加工性も良好である共に、耐疲労特性に優れたばねを得る高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、線材の直径の1/4部よりも表層側に存在する、幅:3μm以上の介在物のうち、S濃度が10質量%以下の酸化物系介在物の個数にして70%以上が下記(1)式を満足するものであり、且つ当該酸化物系介在物の個数にして70%以上のものが所定の組成範囲領域のうちの2または3の領域に分かれて存在するものである。
CaO+Al23+SiO2+MnO+MgO>80(質量%) ‥(1) (もっと読む)


【課題】滓化性を向上させることができ、脱硫反応を効率良く行うことができる鉄鋼用造滓剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体の表面にフッ化カルシウムが結合されて存在し、前記フッ化カルシウムの存在量がフッ化カルシウムと生石灰又は軽焼ドロマイトとの合計量に対して8〜35質量%のものである。粒状体としては、生石灰よりなるものが好ましい。また、粒状体は2〜30mmの粒子径を有していることが好ましい。係る鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体を600〜1100℃に加熱した状態で有機フッ素化合物と接触させて有機フッ素化合物を分解させ、分解して生成したフッ素を生石灰又は軽焼ドロマイトと反応させることにより製造される。有機フッ素化合物としては、ハイドロフルオロカーボンが好ましい。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】本発明の目的は、金属アルミニウム粉末のような粉塵爆発の危険性がなく、製造上並びに使用上安全であり、溶銑、溶鋼、アルミニウム、ニッケルのような溶融金属の温度を上昇させるのに充分な発熱量があり、且つ発熱反応時に白煙等を多量に発生せず、作業性が良好な発熱材を提供することにある。
【解決手段】本発明の発熱材は、金属または合金を10〜35質量%、酸化マンガンを5〜85質量%、及び酸化鉄を0〜80質量%(但し、酸化マンガンと酸化鉄の合計量は50〜90質量%)含有してなるか、更に、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩及び金属硝酸塩よりなる群から選択される1種または2種以上の発熱開始促進材を0〜20質量%含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、還元材として比較的反応性が低く、安全な金属または合金を使用し、その添加量がなるべく少なくて良く、酸化材としては少量で酸化効果が高く、作業性を悪化させず、従来よりも発熱量が大きい連続鋳造用発熱型モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明の連続鋳造用発熱型モールドパウダーは、金属または合金を1〜20質量%、酸化マンガンを1〜40質量%、及びアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩及びアルカリ金属硝酸塩からなる群から選択された発熱開始促進材の1種または2種以上を0.5〜13質量%含有してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できるようにした石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】破砕された石灰石に工業塩を接触させて塩焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕して塩焼き生石灰フラックスとする。これは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応してスラグの生成を促進する。なお、破砕された石灰石を素焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕した素焼き生石灰を混合しても、粉砕された石灰石を造粒して素焼きした素焼き生石灰を混合しても、さらには、カルシウム・フェライトを混合するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】ボーキサイト鉱石と赤泥残渣からのアルミナ、イルメナイトからの二酸化チタンの無廃棄物抽出方法を提供する。
【解決手段】C飽和鋳鉄合金の融点より高温で酸化鉄を還元して金属鉄と、高C鉄合金とAlおよびTi金属酸化物に富むスラグを生成し、炭酸アルカリで処理してアルミン酸アルカリおよびチタン酸塩を形成する。アルミニウムアルカリを水浸出により分離し、CO2 吹き込みによりアルミナ水酸化物を沈殿させる。水浸出の残渣を硫酸で処理し、TiO2 を加水分解ルートにより沈殿させる。金属のほとんどを回収し、pH4〜5で、土壌調整に使用できるケイ酸質残渣を生成する。炭酸アルカリの存在下で酸化的焙焼を行い、焙焼物の水浸出を行い、TiO2 をpH4未満の調節条件下で選択的に沈殿させ、TiO2 に富む酸化物をチタニア鉄鉱石/残渣物質から選択的に分離する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】 冷間加工性または疲労特性がさらに改善された高清浄度鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、Li含有物として、Li含有量が20〜40%のLi−Si合金および/またはLi2CO3を溶鋼に添加するものであり、具体的にはLi含有物を、成分調整、温度調整、スラグ精錬の一連の溶鋼処理が終了した段階で溶鋼中に添加することにより、鋼中のtotal−Li量が0.020〜20ppm(質量基準)であり、且つ長径20μm以上の酸化物系介在物が鋼50g当たり1.0個以下になるように制御する。 (もっと読む)


【課題】 高清浄度鋼の冷間加工性と疲労特性をさらに改善する。
【解決手段】 前記課題が解決された高清浄度鋼は、total−Liを0.020ppm〜20ppm(質量基準)の範囲で含有するか、或いはtotal−LiとSiをtotal−Li/Si(質量比)=1×10-6〜1000×10-6で含有しており、長径20μm以上の酸化物系介在物が、鋼50g当たり、例えば1.00個以下になっている。前記高清浄度鋼の化学成分は、通常、C:1.2%以下(質量%の意。以下、同じ)、Si:0.1〜4%、Mn:0.1〜2%、total−Al:0.01%以下、O:0.005%以下、total−Mg:0.1〜20ppm(質量基準)、及びtotal−Ca:0.1〜20ppm(質量基準)程度である。 (もっと読む)


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