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Fターム[4K013FA04]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 制御、測定又は数値限定 (648) | 対象が圧力又は真空度であるもの (39)

Fターム[4K013FA04]に分類される特許

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【課題】RH式真空脱ガス処理中に、その処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする溶鋼のC濃度調整方法であって、そのRH処理後のC濃度を目標値±0.001%以内に制御する方法を提供することである。
【解決手段】RH式真空脱ガス処理中に、その処理中溶鋼のC濃度を0.005〜0.010%高める加炭処理を行うことによって、その加炭処理後の溶鋼中C濃度を0.010〜0.050%の範囲とする。その加炭処理開始前にその溶鋼中のAl濃度を0.01%〜0.10%とし、かつ、そのRH真空槽内雰囲気圧力を67〜1330Paとしてから、炭剤粉末とCaO粉末とを混合した加炭剤粉末を、そのRH真空槽内に設置した上吹きランスを通じて、C質量換算速度を加炭対象溶鋼のトン当たり0.024〜0.058kg/minとして、その溶鋼へ上吹き添加する。 (もっと読む)


【課題】鋼中の酸化物組成をCaO−Al−MgO系に制御することで転動疲労寿命の長い高清浄度鋼を提供することに加え、その溶製方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C濃度:0.85〜1.2%、Sol.Al濃度:0.020〜0.035%、Cr濃度:0.50〜2.0%、S濃度:0.0020%以下、Total O濃度:0.0020%以下を有するとともに、連続鋳造後の鋳片から切り出したサンプルを鏡面研磨して顕微鏡観察した際に該鏡面研磨面上に存在する円相当径で1.0μm以上10μm以下の非金属介在物を有し、該非金属介在物を構成する全元素の中でのCa、Al、MgおよびOの占める割合が90atom%以上であるとともに、そのCa濃度が5atom%以上である非金属介在物の全個数のうち、その非金属介在物のCaO濃度が20〜50mass%であるものの個数比率が50%以上であることを特徴とする高清浄度軸受鋼である。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石に含有される酸素によって脱炭反応を促進させるのみならずマンガン鉱石中のマンガンを高い歩留りで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加量が下記の(1)式を満たす範囲内となるように、マンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度に応じてマンガン鉱石を前記脱炭精錬中に真空槽内に添加する。但し、(1)式において、WMnはマンガン鉱石の添加量(kg/t)、[%C]はマンガン鉱石添加前の溶鋼中炭素濃度(質量%)、ηMnはマンガン鉱石中のマンガンの含有量(質量%)、αは定数である。
Mn=100×[%C]/(α×ηMn) 0.0218≦α≦0.0436 …(1) (もっと読む)


【課題】低コストで、安全性を考慮しつつ、ポーラスプラグの寿命延長を図る。
【解決手段】底部に設けたポーラスプラグから不活性ガスを吹込む取鍋操業である。ポーラスプラグに不活性ガスを供給する配管の途中に逆止弁を設置して、当該逆止弁とポーラスプラグ間の配管内のガス圧力が、取鍋精錬終了後から取鍋が連続鋳造設備に到着して溶鋼排出を開始する時点で、10×104Pa以上となるように維持する。さらに、取鍋内溶鋼を排出後のポーラスプラグの酸素洗浄時には、取鍋外よりポーラスプラグに、前記した圧力以上で不活性ガスを吹込み、予め定めておいた所定のガス流量になった時点で信号を発するようにしておくことが好ましい。
【効果】ガスの吹込み停止後もポーラスプラグの通気性を確保できるので、ポーラスプラグへの地金差し等が抑制でき、ポーラスプラグの洗浄時間が短かくなってポーラスプラグの損耗が減少し、寿命が向上する。 (もっと読む)


【課題】アルミキルド鋼製造時のレードルノズル詰まり防止方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法によるアルミキルド鋼製造時において,溶鋼をRH装置を用いて処理するに際し,溶鋼脱酸用Alを添加した後に溶鋼中トータル酸素濃度を分析するためのサンプルを採取し,該溶鋼に含まれるトータル酸素濃度とAl濃度とを溶鋼環流中に分析して,その値をもとに以下に示す(1),(2)式の範囲内で該溶鋼環流を終了するよう調整する。[Al]>0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+1.0≦t≦0.043×T.[O]+2.0(1)式、[Al]≦0.030質量%の場合:0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+1.0≦t≦0.043×T.[O]+100×(0.03-[Al])+2.0(2)式 (もっと読む)


【課題】Mnを10質量%以上,炭素を0.1質量%以上,窒素を0.001質量%以上含有し残部鉄および不純物からなる高Mn含有溶融金属を脱炭および脱窒して,Mnが10質量%以上の高Mn含有金属を製造する。
【解決手段】溶融金属を保持する取鍋を容器内に収容し該容器ごと減圧して精錬する減圧精錬設備を用いる場合にはその取鍋に,真空槽と浸漬管を有する還流型脱ガス設備を用いる場合には取鍋に,MgOを20質量%以上含有する耐火物を用い,高Mn含有溶融金属の温度が1500〜1650℃、かつ、真空槽内の雰囲気圧力が6000〜16000Paの条件で酸素を供給して脱炭および脱窒する。高Mn含有溶融金属が,Mnおよび鉄の一部に代えて,Siを1質量%以下,Pを0.5質量%以下,Sを0.5質量%以下,Crを20質量%以下,Cuを1質量%以下およびNiを10質量%以下からなる群から選ばれた一種以上をさらに含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】浸漬管の交換作業に長時間を要さず、浸漬管と下部槽を接続するフランジ部に加工を行わずに前記フランジ部からのリークによる外気の真空槽内への吸引を防止する。
【解決手段】RH脱ガス処理を伴う低窒素鋼の溶製方法である。溶鋼を脱ガス処理するRH脱ガス装置の、下部槽1と浸漬管2とを連結するフランジ部1a,2aの外周を複数に分割したパージボックス4で覆う。これらパージボックス4の接続部をコーティングした状態で、前記パージボックス4内の圧力が0.15MPa以上となるように、前記パージボックス4内の前記フランジ部1a,2aに不活性ガスを吹き付ける。
【効果】パージボックスの取り付け取り外しが容易に行え、浸漬管の交換を短い作業時間で行うことができる。また、パージに使用するガス量が少量で済む。また窒素ピックアップが減少する。 (もっと読む)


【課題】鋼材の成分の規格範囲を出来る限り外すことなく酸化物系介在物の低減を行うことができるようにする。
【解決手段】鋼材5を電子ビーム2によって溶解することにより高清浄度鋼を製造する製造方法において、鋼材5を電子ビーム2により溶解するに際し、鋼材5の[C]を0.03質量%以上とし、電子ビーム2に供給する電力を電力原単位で4〜10kWh/kgとし、溶解真空度を1×10-3Torr以下とし、電力原単位/溶鋼表面積の値を0.015kWh/kg・cm2以上とする。 (もっと読む)


【課題】炉内に高温の溶鋼を収容した状態で大気精錬から減圧精錬に切り替え、精錬を行ったときに炉内で蒸発した金属が集塵機に集塵されて、発火により濾布を焼損する問題を未然に防ぐことのできる減圧精錬設備を提供する。
【解決手段】AOD炉10に、開口18を閉鎖する蓋体34と減圧吸引を行う減圧吸引管とを有する減圧装置を付加し、大気精錬の後に蓋体34を装着して減圧精錬を行う設備において、溶鋼Wの上方位置で炉壁を貫通して設けた酸素吹込管58から減圧状態の下でOガスを炉内に且つ溶鋼Wの上方空間Kに吹き出す酸素吹込装置56を取り付けておく。 (もっと読む)


【課題】溶鋼2次製錬用脱硫スラグは、年間50万トン発生するが、多くはフッ素を含んでいるため、そのまま廃棄できず、高炉スラグとして再利用し、無害化するか、処理しきれない分は、保管・管理しているのが実情であるが、脱硫スラグ中の硫黄分を除去し、再び脱硫スラグ原料として使用可能とする方法を提供する。
【解決手段】脱硫スラグ中の硫黄分を除去する方法として、約1000℃で空気酸化をさせることで、硫黄分が、揮発除去できることを理論的かつ実験的に確かめたもので、高温で硫黄分をSO2として気化させて除去する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス精錬処理を行っている際に停電が発生したときに、他にトラブルを発生することなく容易にスタンバイの状態に復帰させることができるようにする。
【解決手段】取鍋3内の溶鋼2に浸漬させる浸漬管14を有する真空脱ガス槽4を備えたRH装置1を用いて、取鍋3内の溶鋼2の真空脱ガス精錬処理を行っている際に停電が発生した時の対応方法であって、停電後に真空脱ガス槽4内の真空度を電力不要で動作する真空計21で測定し、この真空計21で測定した真空度が、650torr以上大気圧以下の範囲に達した際に、真空脱ガス槽4の浸漬管14を取鍋3から引き抜く。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽内の真空度の変化をさせている際に停電が発生したときに、他にトラブルを発生することなく容易にスタンバイの状態に復帰させることができるようにする。
【解決手段】取鍋3内の溶鋼2に浸漬させる浸漬管14を有する真空脱ガス槽4を備えたRH精錬装置で、真空脱ガス槽4内の真空度を変化させている際に停電が発生した時の真空度昇降中の停電時対応方法であって、停電時には、真空脱ガス槽4内の真空度が大気圧以上とならないようにガスを排気すると共に、真空脱ガス槽4内の真空度を電力不要で動作する真空計で測定し、この真空計で測定した真空度が650torr〜大気圧の範囲に達した際に、真空脱ガス槽4の浸漬管14を取鍋3から引き抜く。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス槽内を所定の圧力に減圧する時間を短縮するためプレ排気を用いる場合に、真空脱ガス槽内へのエアの流入を確実に防止することができる真空脱ガス処理装置における排気開始方法を提供する。
【解決手段】真空脱ガス処理装置10は、取鍋13の上方に設置され、下部14aが溶鋼12に200〜500mm浸漬した真空脱ガス槽14と、真空脱ガス槽14内のエアを吸引する真空排気装置と、真空脱ガス槽14と真空排気装置をつなぐ排気配管16、20及び均圧配管18と、排気配管16、20に設けられた排気主弁17及び均圧配管18に設けられた均圧弁19と、取鍋13を昇降する昇降装置11とを備えている。排気主弁17及び均圧弁19を閉じた状態で排気配管20を減圧した後、均圧弁19を開き、真空脱ガス槽14内を減圧代0.04MPa以上減圧する。その際、均圧弁19を開にする時点又は開にする以前の時点から取鍋13を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】真空精錬設備における水封式真空ポンプのキャビテーションを防止する真空脱ガス方法を提供する。
【解決手段】真空精錬設備におけるエジェクター式真空排気装置および水封式真空ポンプを使用する真空脱ガス方法であって、前記水封式真空ポンプで吸入し排気した排ガスを吸入ラインに循環させて前記水封式真空ポンプの吸入側流量をほぼ一定にさせることにより該水封式真空ポンプのキャビテーションを防止することを特徴とする真空脱ガス方法。 (もっと読む)


【課題】溶鉄を精錬して一般鋼やステンレス鋼を溶製する場合において、精錬初期から中期にかけての高酸素ガス流量時点でのスピッティングおよびダストの発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期の酸素ガス流量低下時点での鉄やクロムの酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ3個以上のノズルからなる2種類のノズルを有し、合計ノズル数は偶数であり、2種類のノズルの傾斜角度は相互に5度以上15度以下の範囲で異なり、各ノズルが円周方向に交互に配置され、傾斜角度の小さいノズルの適正膨張絶対圧力P0P1と傾斜角度の大きいノズルの適正膨張絶対圧力P0P2を、精錬中のノズル入口側絶対圧力P0の最大値P0maxに対して、下記(1)式かつ(2)式の範囲に限定した溶鉄精錬用ランスを使用して精錬する。
0max/2.0≦P0P1≦P0max/1.3 (1)
0max/1.3<P0P2≦P0max/0.8 (2) (もっと読む)


【課題】炭素含有量の少ない含クロム溶鋼を高効率で製造可能な含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】精錬炉の内部に収容した含クロム溶鋼中に酸素ガスおよび非酸化性ガスを含む混合ガスを吹き込んで脱炭する大気精錬後に、該精錬炉内を減圧して含クロム溶鋼中に酸素ガスを含む攪拌ガスを吹き込んで脱炭および溶鋼の昇熱を行なうと共に脱炭後に還元剤を投入する減圧精錬を行なう。この場合に、減圧精錬では、前記精錬炉内を2,500〜7,000Paまで減圧し、溶鋼の昇熱に必要な酸素ガス量を、精錬炉内の含クロム溶鋼1,000kg当り28〜43m3/h(0℃、1気圧換算)で溶鋼中へ吹き込む。 (もっと読む)


【課題】低融点または低沸点の金属元素の適正量を溶融金属中に添加し、鋳片内に均一に安定して分散させることが可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)タンディッシュ内の溶融金属に浸漬させた浸漬ランス内に、添加金属元素を含有するワイヤーまたはロッドを挿入して金属元素の蒸気および/または粒子を発生させ、その金属蒸気および/または金属粒子を不活性ガスとともに溶融金属中に添加する連続鋳造方法であって、タンディッシュ内への単位時間当たりの溶融金属供給量に応じて浸漬ランス内へのワイヤーまたはロッドの供給速度を制御するとともに、タンディッシュ内の溶融金属の深さに応じて不活性ガスの供給流量および/または圧力を制御する連続鋳造方法。(2)溶融金属が溶鋼であり、添加金属元素がMg、Bi、Ag、Ca、Te、Pb、Mn、Liなどの1種以上を含む金属である前記(1)に記載の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス設備の真空槽の真空度を、簡単な構成により、ある一定の真空度に保つことができるようにすること。
【解決手段】真空脱ガス設備の真空槽2の真空排気を行うための真空排気ラインLに複数の真空排気装置4〜9を備え、予め定めた真空度範囲毎に、使用する真空排気装置の組み合わせを設定して真空槽2の真空排気を行う真空排気システムにおいて、真空排気ラインに圧力調節弁13を設けた。圧力調節弁13の開度を調節することにより、使用している真空排気装置を間欠運転させることなく、真空槽2の真空度を制御し、真空槽2の真空度を予め定めた真空度設定値に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置の真空槽の上蓋を貫通する上吹きランスから、真空槽内の溶鋼に向けて酸素ガスを吹き付けて溶鋼を精錬するに当たり、脱炭反応速度の低下などの支障を来すことなく、真空槽測壁の耐火物の損耗を従来に比べて抑制する。
【解決手段】 上吹きランス13から真空槽5内の溶鋼湯面に向けて酸素ガスを吹き付けながら溶鋼3を精錬するに際し、真空槽内の溶鋼湯面から上吹きランス先端までの距離であるランス高さH(m)と、上吹きランスから吹き込む酸素ガスの上吹きランス中心線に対する広がり角度θ(deg.)と、真空槽内溶鋼湯面位置における上吹きランス中心位置から真空槽測壁の耐火物表面までの距離R(m)とが、下記の(1)式の関係を満足する範囲内となるように調整するとともに、溶鋼湯面における酸素ガスの動圧が2kPa以下となるように酸素ガスを供給する。 H≦(R−0.2)/tanθ……(1) (もっと読む)


【課題】 非金属介在物の低減を十分に行う。
【解決手段】高清浄度鋼向けの溶鋼を転炉1又は電気炉から取鍋2に装入する直前に、当該高清浄度鋼向けの溶鋼を装入する取鍋2に対して溶鋼を装入して取鍋精錬装置5でCaO/SiO2≧4.5の高塩基度スラグを用いて精錬を行っておき、高清浄度鋼向けの溶鋼をRH装置6で精錬する直前に、当該RH装置6に対してフリー酸素が300ppm以上で且つ温度が1580℃以上である溶鋼を用いて精錬を行い、その際の還流時間をt≧15−[(T−1580)×Q]/1000を満たすようにする。 (もっと読む)


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