説明

Fターム[4K014AB11]の内容

Fターム[4K014AB11]の下位に属するFターム

Fターム[4K014AB11]に分類される特許

1 - 19 / 19


【課題】 脱燐反応を阻害することなく且つ脱燐処理能力を低下させることなく、炭素源の添加によって溶銑の脱炭を抑制しながら溶銑の予備脱燐処理を行う。
【解決手段】 精錬容器2に収容された溶銑15の浴面に向けて上吹きランス3を介して酸素ガスを吹き付けるとともに、溶銑浴面の酸素ガスの吹き付け面に向けてCaO系脱燐用媒溶剤17を吹き付けて溶銑を予備脱燐処理する際に、前記精錬容器内に、バイオマス由来の、灰分含有量が9質量%以下である炭素源21を添加する。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のCaF源の使用を制限し、Al源も積極的には使わずに溶銑脱燐処理を高能率で行い、かつ、低膨張スラグを安定して得ることができる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】上底吹き機能を有する精錬炉において粉状CaO源と塊状CaO源とを用い、上吹きランスから溶銑1トン当たり1.6〜2.1Nm/minの酸素ガスと共に粉状CaO源を溶銑に吹き付けて溶銑を脱燐処理する。その粉状CaO比率は20〜40%とし、Al源を積極的に添加することなく蛍石等のCaF源使用を溶銑1トン当たり0.8kg以下に制限して、脱燐処理後のスラグ塩基度を1.9〜2.2に調整する。それと共に、前記した上吹き酸素の供給中には、その上吹き酸素の供給開始から全上吹き酸素供給時間の10%が経過した時点以降、その全上吹き酸素供給時間の90%が経過する時点までは、その精錬炉内の雰囲気圧力を15〜35Paに制御する。 (もっと読む)


【課題】 鉄源として鉄スクラップを使用して鋼製品を製造するにあたり、鉄スクラップを加炭溶解して溶製した溶銑、或いは、鉄スクラップを溶解させた溶銑から錫を効率良く除去する。
【解決手段】 本発明の溶銑の脱錫方法は、大気圧よりも減圧下の雰囲気中で、硫黄を0.04質量%以上含有する溶銑に固体アンモニウム塩を供給し、該固体アンモニウム塩を溶銑中または溶銑湯面上で熱分解させて溶銑に含有される錫を除去する。その際に、前記雰囲気の圧力を2000Pa以下とすること、前記溶銑の硫黄含有量を0.3質量%以下とすること、或いは、前記溶銑の炭素含有量を2.0質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転炉精錬において、脱燐剤の吹き付けを行なう設備が無くても、効率よく転炉操業を行なうための精錬方法及び溶鋼の製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】溶銑への脱燐剤の吹き付けを行なうことなく、溶銑の脱燐精錬または脱燐脱炭精錬を行なう精錬方法において、少なくとも粉体が含まれる脱燐剤を反応容器に装入した後に、上記反応容器に溶銑を装入して精錬を行なう。 (もっと読む)


【課題】CaOとMgOを主成分とする精錬剤を用いて溶銑の脱硫を行う際、溶銑にAlを添加して、Al濃度を適正範囲に制御し、脱硫能の低下を抑制する。
【解決手段】CaO及びMgOを主成分とする精錬剤を用いて溶銑の脱硫を行う方法において、溶銑のAl濃度を0.005〜0.1%に調整して、カルシューム−アルミネートの生成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】銅を含有するスクラップの銅を硫化物系フラックスで除去する際に、銅、及び脱銅処理後の冷却スラグをそれぞれ有効利用する。
【解決手段】銅を含有するスクラップを溶銑とともに溶解してナトリウム、鉄、硫黄を主成分とするフラックスを用いて脱銅精錬を行って得られる脱銅スラグの処理に際し、脱銅スラグ中の酸素含有量を3質量%以上にすると共に、脱銅スラグを600℃以上800℃以下の温度範囲で3時間以上保持することによって、脱銅スラグ中の銅を金属銅に改質して回収し、無機化合物のスラグと金属銅とを分離する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置で攪拌されている溶銑に、投入シュートからの上置き添加と上吹きランスからの上吹き添加とを併用して石灰系脱硫剤を供給して溶銑を脱硫処理するにあたり、高い添加歩留まりで脱硫剤を添加することができると同時に、添加した脱硫剤の凝集を防止することができ、これにより、安定して高効率で脱硫する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑の脱硫方法において、インペラー4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、先ず、石灰系脱硫剤6を上置き添加し、次いで、当該上置き添加の終了後、石灰系脱硫剤を、上吹きランス5を介して搬送用ガスとともに前記溶銑の浴面上に上吹き添加する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理するにあたり、添加した脱硫剤を少ないエネルギーで溶銑中に効率良く分散することができ、溶銑を従来に比べて高い脱硫率で脱硫処理する。
【解決手段】 本発明に係る溶銑の脱硫処理方法は、機械攪拌式脱硫装置を用いて処理容器2に収容された溶銑3を脱硫処理するにあたり、前記処理容器に収容される溶銑の浴深さをHとし、処理容器の内径をDとしたときに、内径(D)に対する浴深さ(H)の比(H/D)が1.0以上で2.0未満の範囲内となる処理容器を用いて脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】滓化性を向上させることができ、脱硫反応を効率良く行うことができる鉄鋼用造滓剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体の表面にフッ化カルシウムが結合されて存在し、前記フッ化カルシウムの存在量がフッ化カルシウムと生石灰又は軽焼ドロマイトとの合計量に対して8〜35質量%のものである。粒状体としては、生石灰よりなるものが好ましい。また、粒状体は2〜30mmの粒子径を有していることが好ましい。係る鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体を600〜1100℃に加熱した状態で有機フッ素化合物と接触させて有機フッ素化合物を分解させ、分解して生成したフッ素を生石灰又は軽焼ドロマイトと反応させることにより製造される。有機フッ素化合物としては、ハイドロフルオロカーボンが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際して、蛍石やソーダ灰を使用することなく、これらを使用した場合と同程度もしくはそれ以上に脱燐を促進し得る溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】(1) 耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際し、この溶銑に酸素源およびCaO 系精錬剤を添加すると共に、Li2O源を添加し、脱燐処理終了後のスラグ中Li2O濃度を0.1 〜5.0 質量%に調整すると共に、脱燐処理終了後のスラグ塩基度を1.5 〜3.5 に制御することを特徴とする溶銑の脱燐処理方法、(2) 前記溶銑の脱燐処理方法においてLi2O源を脱燐処理中に連続添加あるいは分割添加するもの。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の脱硫処理で発生する脱硫スラグを脱硫剤として再利用するに際し、脱硫スラグの保有熱を有効に活用するとともに、脱硫能を確保して安定して脱硫処理を行うことができる脱硫処理方法を提供する。
【解決手段】 上記課題は、溶銑の脱硫処理で発生した脱硫スラグ4を脱硫剤の一部として熱滓の状態で脱硫処理容器6に装入し、次いで、該脱硫処理容器に溶銑8を装入し、その後、該溶銑に新たな脱硫剤10を添加して溶銑を脱硫処理することにより解決される。 (もっと読む)


【課題】 回転する攪拌羽根を有する機械式攪拌装置を用いて溶銑や溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、脱硫剤などの精錬用フラックスを効率良く溶融鉄中へ添加・分散させて、効率良く精錬を実施する。
【解決手段】 攪拌羽根4を備えた機械式攪拌装置を用い、攪拌羽根を回転させて溶融鉄3と精錬用フラックス7とを攪拌混合して溶融鉄を精錬するに際し、前記攪拌羽根の回転数と攪拌羽根の直径とが下記の(1)式の関係を満たすように調整する。但し、(1)式において、Fは、攪拌羽根の回転数(rpm)、Rは、攪拌羽根の直径(m)である。
F×R>200 …(1) (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できるようにした石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】破砕された石灰石に工業塩を接触させて塩焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕して塩焼き生石灰フラックスとする。これは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応してスラグの生成を促進する。なお、破砕された石灰石を素焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕した素焼き生石灰を混合しても、粉砕された石灰石を造粒して素焼きした素焼き生石灰を混合しても、さらには、カルシウム・フェライトを混合するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 溶銑の段階で極低硫鋼レベルの硫黄濃度まで安定して脱硫することのできる、溶銑の脱硫方法を提供する。
【解決手段】 金属Mgの配合量を5〜30質量%、金属Alの配合量を5〜30質量%、CaO系フラックスの配合量を40質量%以上とし、金属Mgと金属AlとCaO系フラックスとを混合した粒状及び/または粉状の脱硫剤が鉄系帯材で被覆された鉄被覆脱硫用ワイヤー4を、ワイヤーフィーダー5を介して溶銑2に供給して脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、従来に比べて脱硫効率を高めることができ、溶銑を効率良く脱硫処理する方法を提供する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑3を脱硫処理するに際し、耐火物製の攪拌体4によって攪拌されている溶銑に、鉄系シース材で脱硫剤を被覆した鉄被覆脱硫用ワイヤー7を供給して脱硫処理する。その際に、脱硫剤の上置き添加を併用しても構わない。これにより、微粉の脱硫剤であっても飛散することなく溶銑に添加され、効率良く脱硫処理することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いてCaOを主体とする脱硫剤により溶銑を脱硫処理するに当たり、フッ素系滓化促進剤を使用しなくても効率良く溶銑を脱硫処理する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いてCaOを主体とする脱硫剤7により溶銑3を脱硫処理するに際し、溶銑と接触する雰囲気ガス中の酸素ガス濃度を3体積%以下に調整して脱硫処理する。その際に、ガス供給配管6から、溶銑の表面に向けて、静止状態の溶銑表面積当たり0.3Nm3 /min・m2 以上の非酸化性ガスまたは不活性ガスを吹き付けること、及び、CaO系脱硫剤は、実質的にフッ素を含有しないことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】脱P溶銑を転炉で吹錬する際に、スクラップ配合量を増大させることが可能な方法を提供する。
【解決手段】転炉を用いて脱P溶銑の精錬を実施するに際し、スクラップを配合すると共に、その配合量に応じて造滓剤を添加し、生成するスラグ中の(FeO)の濃度が耐火物の溶損を促進しない範囲で溶鉄を酸化し、その酸化熱でスクラップを溶解する。造滓剤の添加量が下記(i)式を満足する条件で操業するのが望ましい。 (4.5×S)<Z<(6.6×S+12) ・・・(i) ただし、Z:造滓剤添加量(kg/t) S:スクラップ配合量(%) (もっと読む)


【課題】溶銑予備脱燐処理による低燐溶銑の製造方法において、気体酸素の溶銑浴面への供給により精錬剤の高い滓化促進作用を得るとともに、気体酸素が供給される溶銑浴面領域での酸化反応による高温場の形成を抑制し、高い脱燐反応効率を得る。
【解決手段】溶銑を保持した容器内に酸素源とCaO源である精錬剤を添加して、溶銑予備処理である脱燐処理を行ことにより低燐溶銑を製造する方法において、溶銑浴面に浴面上方から気体酸素を供給するとともに、この気体酸素が供給される溶銑浴面領域に化学反応又は/及び熱分解反応により溶銑の熱を吸熱する物質を供給し、気体酸素が供給される溶銑浴面領域の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


本発明に係るコアードワイヤは、少なくとも1つの断熱層を有し、この層が、溶鋼などの溶融金属浴との接触に際して熱分解を開始する材料からなることを特徴としている。
(もっと読む)


1 - 19 / 19