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Fターム[4K014CA04]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 製造鋼 (61) | 合金鋼 (45) | 含Cr鋼 (28)

Fターム[4K014CA04]に分類される特許

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【課題】AOD、MRP、AOD-L、MRP-L、CLU、ASM、Conarc−ステンレス鋼等の転炉プロセスまたはVOD、SS-VOD、RH、上吹RH等の真空プロセスからの酸化クロム含有スラグから金属クロムを回収するための方法を提供する。
【解決手段】転炉または真空設備内での吹込み過程または処理過程の最後に発生するスラグが還元されることなく排滓されまたは除滓され、このスラグが電気炉に装入され、この電気炉にさらに屑鉄および場合によっては残留粉塵からなる通常の装入材料が装入され、付加的に炭素および場合によってはケイ素が添加され、溶解時に、添加されたスラグ中に含まれた酸化クロムが炭素とケイ素とによって金属クロムへと直接に還元される。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有するスラグから簡単に六価クロムの溶出を抑制することができるようにする。
【解決手段】クロムを含有するスラグから六価クロムの溶出を抑制する方法において、電気炉等の精錬にて生成されたスラグの組成を、質量%で、CaO:30〜55%、SiO:5〜17%、Al:0.5〜12%とする。また、クロムを含有するスラグが、[(M.Fe+FeO)/T.Fe]≧2×[Cr×Fe/T.Fe]−3を満たすようにして六価クロムの溶出を抑制する。 (もっと読む)


【課題】Cr鋼において蛍石を使用せずに脱燐を行う際に、鋼中Crの酸化に起因したCr生成によるスラグの高融点化を防止し、流動性を確保した上で脱燐反応を促進させる。
【解決手段】溶鋼の電気炉精錬方法における溶解期において、スクラップ中Cと加炭材中Cとを合わせてC質量で8.0〜14.0kg/t、スクラップ中Siと合金鉄中Siとを合わせてSi質量で6.0〜10kg/t、およびCaO源を脱珪後塩基度が1.5〜3.0であって、かつ、該CaO源に含まれるCaO量が20kg/t以上であるように添加し、脱燐期にNaOを6.0〜12.0kg/t、酸素源を気体酸素換算で3.0〜4.5Nm/t添加することによって、Crを1.0〜2.0%含有する溶鋼を精錬する。 (もっと読む)


【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生される特殊鋼電気炉酸化スラグの絶乾密度を向上させてリサイクル用途の拡大を図ることが可能な特殊鋼電気炉酸化スラグを提供する。
【解決手段】特殊鋼を電気炉で溶解又は精錬する際に副生する酸化スラグであって、クロム酸化物、マンガン酸化物又は酸化鉄の少なくともいずれか一つが該酸化スラグに添加され、或いは、溶鋼酸化により溶鋼中のクロム、マンガン及び鉄を酸化させて該酸化スラグ中におけるCr23、MnO及びFeOの組成割合の合計が16質量%以上となるように調整され、且つ、絶乾密度が3.1〜4.5g/cm3の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吹酸脱炭開始時点においてS≦0.013質量%程度が要求される低硫黄クロム含有鋼を溶製する場合において、クロム源として安価な汎用Fe−Crを用いることを可能にするクロム含有鋼の吹酸脱炭方法を提供する。
【解決手段】電気炉にてC:2〜8質量%、Cr:10質量%以上の含クロム溶湯を溶製し、Cr:4質量%以下の低クロム溶湯を準備し、前記含クロム溶湯X(トン)と低クロム溶湯とを混合してCr:8〜26質量%の混合溶湯Y(トン)とし、0.52≦X/Y≦0.80を満足し、前記混合溶湯を精錬容器内で吹酸により脱炭する。これにより、含クロム溶湯については電気炉溶製時に軽脱硫を行い、低クロム溶湯については重脱硫を行い、両者を混合した場合、S含有量が高い汎用Fe−Crを用いたとしても、目標とする低S溶湯とすることができる。 (もっと読む)



【課題】 含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用するに際して、6価クロムの溶出を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】含クロム鋼を製造する際に発生した酸化スラグを再利用する方法において、溶解精錬後の組成が、質量%で、CaO:35〜55%、SiO2:5〜20%、Al23:0.5〜15%、MgO:3〜15%、MnO:2〜15%、CaF2:0.05〜0.5%、T.Fe:10〜30%、Cr23:0.2〜6.0%であり、且つ、残部が不可避不純物である酸化スラグに対し、当該酸化スラグ中の酸化鉄にマンガン元素が固溶してなる鉱物相の量が、12.5質量%以上となるように、溶解精錬後の前記酸化スラグを冷却する。 (もっと読む)


【課題】電気炉およびそれに準じる製鋼炉を用いて精錬するに際して、フッ素を含む媒溶剤の添加を実質的に行うことなく脱りん処理および溶鋼内の有価金属成分の安定制御が可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】精錬終了時にCr:0.1質量%以上3.0質量%以下、P:0.002質量%以上0.20質量%以下を含有する溶鋼を対象として、T.Fe:4質量%以上30質量%以下、NaO:4質量%以上20質量%以下であるとともに、(%CaO)、(%Al)および(%Cr)の比が、1.0≦(%CaO)/{(%Al)+(%Cr)}≦3.0を満足する組成を有するスラグを生成する。 (もっと読む)


【課題】酸化スラグを再利用するにあたって、6価クロムの溶出を確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】質量%で、CaO:35〜51%、SiO2:5〜16%、Al23:0.5〜11%、MgO:3〜15%、MnO:2〜11%、CaF2:0.1〜0.5%、T.Fe:14〜29%、Cr23:0.2〜6.0%を含有し、残部が不可避不純物である酸化スラグに対して、T.Fe分におけるFeO/Fe23が1.25以上となるように調整することで、酸化スラグをリサイクル用のスラグにする。 (もっと読む)


【課題】脱燐が困難なFe−Cr−Ni系ステンレス鋼を脱燐して最終的に0.02mass%以下の燐濃度に抑えることができるとともに、冷えたCr原料を投入する必要がなく、また、入手が容易な低品質(高P)の合金スクラップ原料を有効活用することができる技術を提供する。
【解決手段】2つの電気炉を用いて原料を溶解し、それらを合わせることで目的とする成分のステンレス鋼を製造する低燐ステンレス鋼の製造方法であって、第1の電気炉においては、少なくともFe、Cr、Niを含む鋼を溶解し、第2の電気炉においては、少なくともFeを含む鋼、あるいは少なくともFeおよびNiを含む鋼を溶解し、第2の電気炉にて溶解した溶鋼に酸素を吹き込むことによりPを酸化除去し、第1および第2の電気炉で溶解した鋼を合わせた後、P濃度を0.02mass%以下とする低燐ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】無害化剤の添加や処理効率を低下させるような特別の処理を施すことなく、還元スラグを無害化させることが可能な還元スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】Crを含み、塩基度([%CaO]/[%SiO2])が1.5以上であり、S含有量が0.1mass%以上である還元スラグを水で浸潤させ、80℃以上の温度で反応させる反応工程を備えた還元スラグの処理方法。前記反応工程は、炉から排出された200℃以上の前記還元スラグに前記水を加えるものでも良い。あるいは、前記反応工程は、炉から排出され、200℃未満の温度に冷却された前記還元スラグに前記水を加え、加熱手段を用いて前記水を80℃以上に加熱するものでも良い。 (もっと読む)


【課題】クロム含有スラグから、攪拌力の弱い電気炉内で低濃度まで効率良くクロムの還元処理を行うと同時に、添加するフラックスにF含有物を用いないことによってスラグの資源化を可能にし、安価にクロムを回収する。
【解決手段】酸化クロムを5質量%以上含むスラグを電気炉の溶鉄上に添加して、珪素と炭素により酸化クロムを還元してクロムを溶鉄中に還元回収する方法において、還元処理後の溶鉄温度が1500℃以上であって、かつ、還元処理後の溶鉄中の炭素濃度と珪素濃度が(1)式を満たすように炭素源と珪素源を添加し、還元処理後のスラグ中CaO、SiO2、Al23濃度(質量%)の関係が(2)式を満たすように、アルミナ源や生石灰および/または石灰石を添加する。
C≧−29.4+0.015×(T+273)−0.003×(T+273)×logSi (1)
1.8≧CaO/(SiO2+Al23)≧0.8 (2) (もっと読む)


本発明は、発泡スラグを生成するための方法に関する。本発明の目的は、それによって高い酸化クロム含有量を有するスラグの発泡を達成することのできる方法および材料を提供することである。この目的は、電気アーク炉に金属酸化物と炭素の混合物を装入し、該金属−スラグ界面の該スラグの下で、金属酸化物が炭素により還元され、石灰石は熱的に調和しなくなり、発生するガスが、気泡の形成によって前記スラグを発泡させるという点で満たされる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、発泡したスラグを生成するための方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、電気アーク炉内でオーステナイト系ステンレス溶湯上に発泡したスラグを生成するための方法であって、金属酸化物と炭素との混合物が電気アーク炉に導入され、スラグの下方で、金属と前記スラグとの間の界面の位置において、金属酸化物が炭素によって還元され、発生したガスの泡形成によってスラグ発泡を生じさせる方法である。本発明では、ブリケットまたはペレット等の成形品の態様で添加される導入すべき混合物は、ニッケル酸化物に加えて、鉄酸化物、鉄担体、炭素、及び所要の結合剤を含有している。 (もっと読む)


【課題】 撹拌能力に優れる溶融金属撹拌用インペラを提供する。
【解決手段】 溶融金属撹拌用インペラ1は、回転軸2の下端部4付近から径方向に突出する4つの撹拌羽根5を備える。撹拌羽根5は、それぞれ大略的に、上面11、下面12、前面13、後面14および外側面15を有する角柱状に形成される。撹拌羽根5は、さらに、上面11から後面14にかけて角部を切欠いた傾斜面となる後部上切欠面16と、前面13から外側面15にかけて角部を切欠いた傾斜面となる前部外切欠面17と、下面12から前面13にかけて角部を切欠いた傾斜面となる前部下切欠面18とを有する。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼のLF精錬の操業時にCaSiワイヤーを溶鋼に投入することによりCa添加量を調整する方法において、CaSiワイヤーの投入速度を改善し、Ca添加の歩留りを向上させることによりCaSiワイヤーの投入量を低減させる方法を提供することである。
【解決手段】 電気炉で原料のスクラップを溶解および精錬し、得られたステンレス鋼の溶鋼をさらに取鍋精錬し、この精錬の終期にCaSiワイヤーを溶鋼中に投入してCa添加を行って溶鋼の成分を調整する。すなわち、CaSiワイヤーの投入速度を最適の100m/mmの速度にすることで、投入したCaSiワイヤーを取鍋底部に到達させて順次に溶解せしめ、溶鋼中へのCa添加量の歩留りを最大の6.7%に向上させた。 (もっと読む)


【課題】 電気炉での操業負荷を軽減し、スラグ発生量を低減してその確実な有効利用を可能にする効率的なステンレス溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】 電気炉でステンレス原料を溶解して溶湯にし、電気炉生成スラグの組成を塩基度が1.0〜1.5、(F)≦0.40重量%にし、溶湯と電気炉生成スラグとを取鍋に出銑し、電気炉生成スラグを除滓する(a1〜a3)。除滓後に溶湯を炉外脱硫処理し、Cr=9〜22重量%、S<0.015重量%を含むステンレス溶銑にする(a5)。炉外脱硫には、石灰(CaO)または(CaO)≧35重量%、(F)≦1.5重量%を含む石灰系脱硫剤を使用する。スラグ処理した(a4)電気炉生成スラグおよび炉外脱硫生成スラグは、リサイクル用途に有効利用される。 (もっと読む)


ステンレス鋼の製造において、電気アーク炉中で固体金属を溶融する際に、高い割合の金属酸化物、主に酸化クロムを含有するスラグが形成される。酸化クロムの濃度は、しばしば30%を超える値となる。これまでは、このような組成のために、このスラグを望ましい程度にまで還元させることができなかった。それを原因とする有価値の材料の大きな損失を最小限にするために、本発明では、バラスト材料としての鉄キャリアー、還元剤としての炭素又は炭素と珪素、及びバインダー材料からなる規定された混合物から構成されるペレット状物又はブリケット状物(8)を電気アーク炉中に装入することが提供される。ここで、当該ペレット状物又はブリケット状物(8)は、スラグ層(7)の下で鋼溶融物(6)中に浮遊して、スラグ(7)の金属酸化物、特にそれに含まれる酸化クロムと還元反応により化学的に反応する。この際生じた主に一酸化炭素からなる反応ガス(12)は、スラグ(7)の発泡を有利に促進する。
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