説明

Fターム[4K027AE18]の内容

Fターム[4K027AE18]に分類される特許

1 - 20 / 52


【課題】設備寿命の大幅な短縮や生産性の低下、および大幅なコストアップを招くこと無く、加工性および耐食性に優れたAl−Zn合金めっき鋼板を得る。
【解決手段】めっきポットから引き上げた鋼板の表面に付着した溶融めっきに対して、300℃/sec以上の冷却速度による急冷処理を施して、溶融めっきを急速に凝固させることにより、めっき層を形成する。これにより、めっき層中のSi粒子を微細化して、Si粒子に起因して発生するクラックを微細化することができる。さらに、金属組織を微細化して、Znリッチ相の層数を増やして、クラックの周囲でZnの犠牲防食効果を長期にわたって発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐チッピング性、低いYP、高いBH、高いElを有し、さらにはコイル内の材質変動を低減した高強度鋼板およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015超0.100未満、Si:0.50未満、Mn:1.0超2.0未満、P:0.05以下、S:0.03以下、sol.Al:0.01以上0.3以下、N:0.005以下、Cr:0.35未満、B:0.0010以上0.0050以下、Mo:0.15未満、Ti:0.030未満を含み、2.1≦[Mneq]≦3.1を満足し、残部鉄及び不可避不純物からなり、フェライトと第2相を有する高強度鋼板。[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]+3.3[%Mo]+8[%P]+150B*、B*=[%B]+[%Ti]/48×10.8×0.9+[%Al]/27×10.8×0.025で表され、B*≧0.0022のときはB*=0.0022とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法に係り、さらに詳しくは、ライン速度、めっき浴成分、めっき浴温、合金化温度、合金化保持時間などを変更することなしに、鋼種およびめっき付着量に即して簡便に合金化速度を調整することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の要旨とするところは、溶融亜鉛めっき浴中に鋼板が浸漬あるいは接触する長さを調節することにより、鋼板が溶融亜鉛めっき浴に浸漬あるいは接触している時間を可変とすることで、めっき原板の種類やめっき付着量に応じて合金化度を制御することを特徴とする表面外観および耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】0.2%耐力値を十分に低下させた所望の品質のメッキ線を得ることができ、このようなメッキ線を安定して得ることで、製品歩留まりを向上させることができ、また、製造効率を向上させることができる半田メッキ線の製造方法及び製造装置の提供を目的とする。
【解決手段】メッキ前処理手段と、銅線1aの表面に半田メッキを施すメッキ手段61と、表面にメッキを施した銅線1a,1bを巻取る巻取り手段71とを、銅線1a,1bの走行方向の上流側からこの順に一連配置し、前記メッキ前処理手段に備えた軟化焼鈍手段51により銅線1aを低耐力化し、低耐力化した銅線1a,1bを、該銅線1a,1bの耐力よりも低い巻取り力で巻取り手段71により巻取る構成とし、前記メッキ前処理手段に、銅線1aを洗浄する洗浄手段30を備え、前記洗浄手段30を前記軟化焼鈍手段51よりも銅線走行方向の上流側に配置した。 (もっと読む)


【課題】従来よりも容易に制御パラメータを調整できる溶融金属めっき鋼板の製造装置を提供する。
【解決手段】溶融金属めっきが付着した鋼板11の表面に気体を吹き付ける表側ノズル16と、鋼板11の裏面に気体を吹き付ける裏側ノズル17と、鋼板11と表側ノズル16との間の表側ギャップ及び鋼板11と裏側ノズル17との間の裏側ギャップをそれぞれ操作量とし、制御モデルに基づいて鋼板11のめっき付着量をフィードフォワード制御又はフィードバック制御するための制御装置20とを備えた溶融金属めっき鋼板の製造装置10であって、制御モデルは、次式で表される。
CW = α×D
ここで、CWはめっき付着量、Dはノズルギャップ、αはラインスピード(LS)と表側ノズル16又は裏側ノズル17が吹き付ける気体の圧力(P)とによって決まる係数である。 (もっと読む)


【課題】細径の鋼線の表面に厚い溶融Alめっき層を有する溶融Alめっき鋼線を工業的に大量生産するのに適した溶融Alめっき装置を提供する。
【解決手段】鋼線3を長手方向に連続的に搬送してAlめっき浴1中に浸漬させた後、めっき浴面から気相空間に引き上げる溶融Alめっき鋼線製造装置において、気相空間側からめっき浴面の一部領域に気体を吹き付けてめっき浴面に局所的な窪みを形成させる気体吐出ノズルAを備え、前記窪み部分での浴面低下によって浴面から引き上げられる鋼線の水平方向両側における浴面高さに差が生じるようにノズルAの気体吹き出し方向が調整されている溶融Alめっき鋼線製造装置。 (もっと読む)


【課題】 加工の厳しい部品への適用に必要な高いめっき密着性を具備する高耐食性溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板の表面に、Mg:1〜10質量%、Al:4〜20質量%、Si:0.0001〜0.5質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板において、めっき/鋼板界面にAl−Fe−Si−Zn四元系合金層を生成させる。合金層の厚みが1〜100nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガスワイピングノズルを用いてめっき付着量の制御を行う際に、鋼帯の通板速度に関わりなくスプラッシュによるめっき表面欠陥の発生を適切に抑え、高品質の溶融金属めっき鋼帯を安定して製造する。
【解決手段】溶融金属めっき浴から連続的に引き上げられる鋼帯の表面に、ガスワイピングノズルからガスを吹き付けてめっき付着量の制御を行う溶融金属めっき鋼帯の製造方法において、ガスワイピング部で発生する音波を測定し、所定のバンドパスフィルタでフィルタリングした後の音波データの標準偏差が基準値以下になるように、ガスワイピングノズルの設定条件を調整する。スプラッシュ発生源となるガスワイピング振動を抑制できるので、鋼帯通板速度に関わりなくスプラッシュの発生量を安定的に低減できる。 (もっと読む)


【課題】細径の鋼芯線の表面を厚い溶融Alめっき層で被覆するのに適した溶融Alめっき鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】溶融Alめっき浴1に浸漬した鋼線3を気相空間に連続的に引き上げる方法で鋼線表面に溶融Alめっき7を施すにあたり、浴面から引き上げられる鋼線の中心線を含むある平面内で、鋼線の水平方向両側における浴面高さに差が生じる状態を作り、その状態を維持しながら鋼線を引き上げる溶融Alめっき鋼線の製造方法。上記において、引き上げられる鋼線周囲のめっき浴面の一部領域に気相空間側から局所的に窒素ガスなどの気体を吹き付けて浴面に窪み4を形成させることにより、前記の水平方向両側における浴面高さに差が生じる状態を作る手法を採用することが好適である。溶融Alめっきに供する鋼線の直径が0.1〜1.0mmのものが特に好適な対象となる。 (もっと読む)


【課題】めっき層が優れた加工性(耐クラック性)を有するとともに、めっき下地の腐食が生じにくい溶融Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の少なくとも一方の表面に、Al:1.0〜10質量%、Mg:0.2〜1.0質量%、Ni:0.005〜0.2質量%を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなるめっき層を有する溶融Zn系めっき鋼板であって、前記めっき層と下地鋼板の界面にNi濃化層を有する。めっき層が優れた加工性を有し、加工部でのクラック発生が抑えられるとともに、めっき下地の腐食が抑制される優れた加工部耐食性を有する。 (もっと読む)


【課題】1180MPa以上のTSを有し、かつ穴拡げ性や曲げ性などの成形性に優れた高強度冷延鋼板、高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.05〜0.3、Si:0.5〜2.5、Mn:1.5〜3.5、P:0.001〜0.05、S:0.0001〜0.01、Al:0.001〜0.1、N:0.0005〜0.01、Cr:1.5以下、残部Feを含有し、式(1)及び(2)を満足し、かつ、マルテンサイト相の面積率が30%以上で、マルテンサイト相の平均粒径が2μm以上であるミクロ組織を有する成形性に優れた高強度冷延鋼板;[C]1/2×([Mn]+0.6×[Cr])≧1-0.12×[Si](1)、550-350×C*-40×[Mn]-20×[Cr]+30×[Al]≧340(2)、ただし、C*=[C]/(1.3×[C]+0.4×[Mn]+0.45×[Cr]-0.75)。 (もっと読む)


【課題】ワイヤーハーネス用素線に適した細径の溶融Alめっき鋼線において、伸線加工時に問題となる反応層のクラック発生を軽減させる。
【解決手段】鋼芯線の周囲に溶融Alめっき層を有しており、溶融Alめっき後にまだ伸線加工を受けていないAlめっき鋼線であって、長手方向に垂直な断面において、鋼素地とAlめっき層の間に介在するFe−Al系合金反応層の平均厚さを6μm以下に低減した伸線加工性の良好なAlめっき鋼線。このAlめっき鋼線は、長手方向に垂直な断面において、鋼素地の部分の円相当径が例えば0.1〜1mmであり、当該断面に占めるAlめっき層(反応層を除く)の面積率が例えば10%以上である。 (もっと読む)


【課題】スプラッシュの発生を低減し、表面外観に優れる溶融金属めっき鋼帯を安定して製造できる溶融金属めっき鋼帯製造設備を提供する。
【解決手段】溶融金属めっき槽から連続的に引き上げられる鋼帯(2)に対し、溶融金属めっき槽上方で鋼帯を挟んでその両面に対向配置したワイピングノズル(3)からガスを吹き付けて付着金属の厚さを制御する溶融金属めっき鋼帯の製造装置において、浴内サポートロール(5)上方の浴面下の鋼帯の両側に、浴内サポートロール(5)の外周面の浴面側1/4以上を覆うように形成されたロール被覆部分と、その上方に配置され鋼帯に対向するように形成された鋼帯対向部分とを備え、鋼帯対向部分がロール被覆部分の鋼帯側端部に接続されてなる第一整流板(1)と、鋼帯エッジより外側に、浴内サポートロール(5)外周の30%以上を囲む第二整流板(11)が設置されている。 (もっと読む)


【課題】Siの含有量が0.2質量%以上であっても、めっき不良や合金化処理時間の遅延を抑制することが可能な溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式HOCO-(CH2)n-COOHで表されnが8以下であるジカルボン酸類を0.01質量%以上含有する溶融亜鉛めっき用洗浄液で洗浄した鋼帯を乾燥し、この鋼帯を700〜900℃の温度域で30〜60秒間焼鈍する焼鈍処理、3〜200℃/sの冷却速度で350〜550℃の温度域まで冷却する冷却処理、350〜550℃の温度域で10〜90秒間以下保持する保持処理、および全Al濃度を0.08〜0.5質量%に調整した溶融亜鉛めっき浴に浸漬するめっき処理、さらに必要に応じ450〜580℃の温度域で合金化処理を行う。ここで、焼鈍処理から保持処理における雰囲気中水素濃度は2〜40体積%、かつ焼鈍処理における雰囲気の露点DMと保持処理における雰囲気の露点DLとは次の関係を満たす: DL≦-30℃、かつDM-DL≧10℃。 (もっと読む)


【課題】切断してプレス成形される際に、加工部位ごとに異なる特性が要求される部品への使用に好適な溶融亜鉛系めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】板面の板幅方向および/または板長さ方向に、特性の異なる複数の領域を有する溶融亜鉛系めっき鋼板。前記特性の異なる複数の領域は、摺動特性に優れる領域および/またはめっき密着性に優れる領域を含む。DFF型またはNOF型の加熱炉で加熱した後、還元焼鈍、溶融亜鉛めっき、合金化処理を行い、加熱炉では、合金化処理後に摺動特性に優れる領域とするところは、加熱バーナーの空気比を1.05以上で鋼板を加熱し、合金化処理後にめっき密着性に優れる領域とするところは、加熱バーナーの空気比を1.05未満で鋼板を加熱する。 (もっと読む)


【課題】メッキ性と成形性に優れた溶融亜鉛メッキ高強度鋼板およびその製造方法を工業的規模で実現する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.22%、Si:0.005〜1.0%、Mn:1.5〜2.8%、P:0.001〜0.1%、S:0.001〜0.01%、N:0.0005〜0.01%、Al:0.02〜1.0%、Mo≦0.3%、Cr≦0.5%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、ミクロ組織が、フェライトが面積率で20〜70%、残留オーステナイトが面積率で1〜5%以下、面積率で20%以上70%以下のマルテンサイトおよび残部がベイナイトであり、かつ下記(A−1)(A−2)(B)の式を満足する。
マルテンサイト分率≧0.07×[TS狙い値]-40・・・(A−1)
フェライト分率≧(100-[マルテンサイト分率])×0.8-20・・・(A−2)
(0.0012×[TS狙い値]-0.29)/3<[Al]+0.7[Si]<1.4・・・(B) (もっと読む)


【課題】Si、Mn、Al、Crの1種以上を含有する鋼板を下地鋼板として、不めっきのない美麗な外観を有し、めっき密着性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】Si、Mn、Al、Crの1種以上を含有する鋼板を下地鋼板とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、めっき層中及び下地鋼板表層に、酸化物が存在し、該酸化物の総量が0.25g/m以上で、かつそのうち下地鋼板側に存在する酸化物の割合が全酸化物量に対して質量比で40%以下であり、めっき層中に含まれるFeの割合が、質量比で13.0%以下である。 (もっと読む)


【課題】従来のめっき付着量測定装置は、金属板の端部の位置を検出した後に付着量計ヘッドを変位させる必要があるので、測定に要する時間が長くなり、めっき付着量の調整精度が低くなっている。
【解決手段】本発明によるめっき付着量測定装置は、第1及び第2対向検出センサ3A,3Bが金属板1の幅方向1Wに沿って互いに離間して配置され、金属板1の幅方向1Wに関して第1対向検出センサ3Aと第2対向検出センサ3Bとの間に付着量計ヘッド4が配置される構成である。 (もっと読む)


【課題】制約条件に基づくネック速度スケジュールを考慮し、板温変化量と通板速度との相関の最適化を図る。
【解決手段】理論制約速度に基づいてストリップが現在から所定距離だけ進行する間のネック速度スケジュールを作成するネック速度スケジュール作成部2と、ネック速度スケジュールをベースにして複数の速度変更パターンに基づいて複数の速度スケジュールを作成し、それら各速度スケジュールについてシミュレーションを実行して加熱炉51の誤差予測値を予測するシミュレーション部3と、加熱炉51の誤差予測値を要素として含む評価関数を使用して、複数の速度変更パターンを評価し、その中から速度変更パターンを決定する中央速度探索部4とを備え、速度変更パターンとして、ネック速度を移行させる際に、その移行前後のネック速度よりもいったん低速にするパターンを採用している。 (もっと読む)


【課題】鋼材表面に溶融亜鉛めっきを施した後、溶融Zn−Al−Mg合金めっきを行う2段めっき方法において、めっき層の構造を最適化することにより、高耐食性を有し、加工時のめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材の表面に、下層としてFe−Al合金層を有し、その上に、中間層として、質量%で、Al:4〜20%、Fe:0.1〜15%、Mg:0.1〜5%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金層を有し、さらに、その上に、上層として、質量%で、Al:4〜20%、Mg:0.1〜5%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金層を形成する。 (もっと読む)


1 - 20 / 52