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Fターム[4K028AA03]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | 拡散するもの (900) | CとNの両方 (239)

Fターム[4K028AA03]に分類される特許

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【課題】高強度と伸び特性とを両立できる窒化処理鋼材の提供。
【解決手段】板厚中心から板表面に向かってそれぞれ板厚の40%までの範囲にある板厚中心領域が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.01〜0.5%、P:0.001〜0.1%、S:0.015%以下、Al:0.001〜0.5%、Ti:0.01〜0.2%、Cr:0.02〜0.1%、Nb:0〜0.05%、B:0〜0.005%、N:0.08〜0.25%を含み、残部はFe及び不純物からなる平均化学組成で、且つ、板厚中心のビッカース硬さが150以上であり、更に、前記板厚中心領域における長辺が5μm以上の粗大窒化鉄の個数密度が1×10-82当たり10個以下である窒化処理鋼材。表面に形成される化合物層の厚さが30μm以下であれば好ましい。 (もっと読む)


【課題】長寿命な遊星ローラねじを提供する。
【解決手段】遊星ローラねじは、ねじ溝1aが外周面に形成されたねじ軸1と、ねじ溝2aが内周面に形成されたナット2と、両ねじ溝1a,2a間に転動自在に介装された複数のローラ3からなるローラ列と、を備えている。そして、両ねじ溝1a,2aのうち少なくとも一方とローラ列とが交差噛み合いとなっている。両ねじ溝1a,2aの表面とローラ3の転動面3aとには、浸炭処理又は浸炭窒化処理が施され、硬化された表面層が形成されている。この表面層中の残留オーステナイト量γR は15体積%以上30体積%以下となっており、また、表面層のビッカース硬さHvは、780−4.7×γR ≦Hv≦920−4.7×γR なる式を満足している。 (もっと読む)


【課題】 表面特性に優れたチタン材の提供と、表面特性に優れたチタン材を簡便に製造し得るチタン材製造方法とを提供することを課題としている。
【解決手段】 表面層と、該表面層に内側から接する内面層との少なくとも2層の積層構造を有する表面皮膜が形成されており、前記表面層がチタンの酸化物によって形成され、前記表面層の硬度が5GPa〜20GPaのいずれかであり、前記内面層がチタンの炭化物および/または窒化物を含有する層であることを特徴とするチタン材を提供する。 (もっと読む)


【課題】高い耐磨耗性、硬度、粘性および寸法安定性を有する鋼からなる転がり負荷を受ける工作物を提供する。
【解決手段】転がり負荷用に形成されており、かつコアゾーン2と、コアゾーン2を包囲する、浸炭窒化された端縁ゾーン3とを有する、工作物1。工作物1は、コアゾーンまで硬化する鋼から形成されている。コアゾーン2は、主成分として、ベイナイト組織を有している。工作物1は、端縁ゾーン3が、マルテンサイトとベイナイトからなる混合組織を有しており、かつ端縁ゾーン内のマルテンサイトの体積割合が、少なくとも20体積%である。 (もっと読む)


【課題】異常層を低減すると共に、歯車における表層部の炭化物分布を適切に制御することによって、耐ピッチング性と共になじみ性をも改善した歯車部品を提供する。
【解決手段】本発明の歯車部品は、所定の化学成分組成を有する鋼材を所定形状に成形した後、浸炭処理または浸炭窒化処理した歯車部品であって、表面異常層の深さが5μm以下であると共に、歯面から50μm深さ位置での炭化物面積率Fmが3〜20%であり、且つ歯面から25μm深さ位置での炭化物面積率Fsと前記炭化物面積率Fmとの比(Fs/Fm)が1.0未満を満足するものである。 (もっと読む)


【課題】加工性と疲労特性とを兼備した軟窒化処理用鋼板と、その製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03〜0.10mass%、Si:0.5mass%以下、Mn:0.1〜0.6mass%、P:0.04mass%以下、S:0.04mass%以下、Al:0.005〜0.08mass%、Cr:0.4〜1.2mass%、Nb:0.002mass%以上0.01mass%未満およびN:0.01mass%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼素材を、加熱温度:1100〜1250℃、仕上圧延終了温度:Ar変態点〜980℃、巻取温度:500〜740℃とする熱間圧延することにより軟窒化処理用鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】ベルトからの繰返し負荷及びベルトとの摺動発熱による、プーリーの摺動面の疲労亀裂を抑制することにより、摺動面の耐摩耗性を向上させることができる無段変速機用プーリーを提供する。
【解決手段】金属ベルトに少なくとも一部が巻きつけられ、前記金属ベルトに摺動する摺動面を少なくとも有し、素材の鋼としてJIS G 4053に規定されているクロム鋼又はクロムモリブデン鋼から選択した材料を用いた無段変速機用プーリーであって、前記摺動面が、最大谷深さRv2.0μm以下の表面粗さであり、前記炭素の含有する濃度が、0.65〜1.40質量%の範囲にあり、前記摺動面のビッカース硬さをH、前記窒素の含有する濃度N質量%としたときに、H≧−320×N+700の関係を満たしてなる。 (もっと読む)


【課題】被処理物の内部における窒素濃度の制御を容易に実施することが可能な浸炭窒化方法、内部における窒素濃度の制御が容易な機械部品の製造方法、内部における窒素濃度が精度よく制御された機械部品、および被処理物の内部における窒素濃度の制御を容易に実施可能な熱処理炉を提供する。
【解決手段】浸炭窒化方法は、熱処理炉内の雰囲気が採取される工程と、採取された雰囲気における未分解アンモニアの体積分率が算出される工程と、算出された未分解アンモニアの体積分率に基づいて、熱処理炉内の雰囲気が調整される工程とを備えている。そして、雰囲気が採取される工程では、熱処理炉内において被処理物が占める領域からの距離が150mm以下である領域の雰囲気が採取される。 (もっと読む)


【課題】熱処理炉内の雰囲気を精度よく制御することが可能な熱処理炉を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理を実施するための熱処理炉は、被処理物91を保持する床面ベルト53を有する反応室としての第2加熱ゾーン51Cと、第2加熱ゾーン51C内に開口56Aを有し、開口56Aから第2加熱ゾーン51C内の雰囲気を採取する雰囲気採取パイプ56とを備えている。そして、雰囲気採取パイプ56は、開口56Aと床面ベルト53との距離が変更可能に設置されている。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下で長寿命な針状ころ軸受および針状ころを提供する。
【解決手段】スラストニードルころ軸受1の軌道輪11およびニードルころ13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5%である。 (もっと読む)


【課題】大きなトルクが負荷された場合でも変形や損傷を防止でき、衝撃強度にも優れ、大きなトルクが連続的に負荷される場合においても変形や損傷に起因した疲労強度の低下を抑制できる高剛性浸炭用鋼及び機械構造用部品を提供すること。
【解決手段】高剛性浸炭用鋼は、0.40≦C≦0.70質量%、0.10≦Si≦0.50質量%、0.10≦Mn≦1.00質量%、1.00≦Cr≦2.00質量%、2.00≦Mo≦6.00質量%、及び、0.30≦V≦1.50質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼材の表面に浸炭層が形成され、浸炭層表面の炭素濃度Xcが0.6≦Xc≦0.7質量%であり、かつ、浸炭距離δcが0.8mm≦δc≦1.2mm、であり、Moの偏析比aが1.00≦a≦1.30であり、鋼材の残留γ量が10vol%以下である。 (もっと読む)


【課題】処理効率の低下を抑制しつつ、オーステナイト結晶粒の微細化が可能な浸炭処理または浸炭窒化処理と焼入硬化処理とを含む鋼の熱処理方法、高い生産効率で浸炭処理または浸炭窒化処理と焼入硬化処理とを含む熱処理が実施され、オーステナイト結晶粒が微細化された機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、A点以上の温度である浸炭温度Tにおいて浸炭する浸炭工程と、浸炭工程の後、M点を超え660℃以下の温度である冷却温度Tに冷却する冷却工程と、冷却工程の後、A点以上浸炭温度T以下の温度である再加熱温度Tに再加熱する再加熱工程と、再加熱工程の後、A点以上の温度からM点以下の温度に冷却して焼入を実施する工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ラックアンドピニオン式電動パワーステアリング装置のピニオン軸の先端部の耐摩耗性を、表面炭素含有率を特に高くすること以外の方法で向上させる。
【解決手段】ピニオン軸22の軸方向全体に浸炭処理または浸炭窒化処理を施した後、外周面22Bが内輪軌道面として機能する先端部22bにのみ高周波焼入れを施す。 (もっと読む)


【課題】浸炭量を制御してマルテンサイト系ステンレス鋼の表面硬度を最大限度向上する。
【解決手段】連続炉4を411予熱領域411及びオーステナイト化領域312からなる加熱炉41領域及び冷却炉45から構成し、変成炉43でアンモニア42を加熱分解して生成した窒素及び水素を乾燥器44を経て気体混合器47でプロパン46を加えて、連続炉に導入する。該混合気中の水素によってステンレス鋼の酸化膜が還元されて、プロパン46中の炭素原子のステンレス鋼基材中への浸炭を促進し、プロパン46の流量を0.05〜0.08liter/minに制御することによって過剰の炭素原子がクロムと炭化物を形成して鋭敏化によりステンレス鋼の耐食性が影響を受けるのを防止する。浸透炭素量を制御してステンレス鋼基材中での固溶のみを行わせ、その他に炭化物を形成させない。本発明は浸炭によってマルテンサイト系ステンレス鋼表面の硬度を向上する。 (もっと読む)


【課題】特段の装置を必要とせず、簡単に複数の機械部品の周部を一括して浸炭処理することのできる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 軸線2に対して直角で互いに平行な側端面3と、軸線2まわりに形成されている周部1Aとを有する機械部品について、周部1Aの表面を硬化処理する方法において、複数の機械部品1を側端面3同士で対面させて配列し、上記複数の機械部品1のすべてを連結部材8,9によって軸線方向での圧縮力を伴って連結して連結体10を形成し、該連結体10を浸炭もしくは浸炭窒化の熱処理雰囲気内に配し、熱処理後に該熱処理雰囲気外に上記連結体10を取り出し、しかる後に、連結部材8,9を取り外す。 (もっと読む)


【課題】チェックバルブのリテーナの耐久性を向上させ、チェーンテンショナの信頼性を確保する。
【解決手段】シリンダ外部から圧力室16内への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ20を、環状のバルブシート21と、バルブシート21と接離可能に設けたチェックボール22と、絞り加工によって形成した有底筒状のリテーナ23とで構成し、そのリテーナ23でチェックボール22を保持し、リテーナ23の筒部23Aに形成した開口を通じて作動油が出入りするようにし、その開口が、リテーナ23の底部23Bに対する筒部23Aの曲げ位置に至って形成されているチェーンテンショナにおいて、リテーナ23の開口を、リテーナ23の内側から外側に向けて打ち抜いて形成する。 (もっと読む)


組成が、重量パーセントで:C=0.20〜0.30%;Co=微量レベル〜1%;Cr=2〜5%;Al=1〜2%;Mo+W/2=1〜4%;V=微量レベル〜0.3%;Nb=微量レベル〜0.1%;B=微量レベル〜30ppm;Ni=11〜16%(Ni≧7+3.5Alとする);Si=微量レベル〜1.0%;Mn=微量レベル〜2.0%;Ca=微量レベル〜20ppm;希土類元素=微量レベル〜100ppm;N≦10ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量レベル〜100ppm(Ti+Zr/2≦10Nとする);10ppm<N≦20ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量レベル〜150ppm;O=微量レベル〜50ppm;N=微量レベル〜20ppm;S=微量レベル〜20ppm;Cu=微量レベル〜1%;P=微量レベル〜200ppmであり、残りが鉄および精錬により生じる不可避の不純物であることを特徴とする鋼。当該鋼から部品を製造する方法、及びこのようにして得られる部品。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下において長寿命なトランスミッション用転動部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5質量%である。 (もっと読む)


【課題】合金元素の含有量を抑制しつつ、苛酷な環境下で長寿命な自動車電装・補機用転動部材および転がり軸受を提供する。
【解決手段】グリース封入深溝玉軸受1の外輪11、内輪12、玉13は、0.7〜1.1%の炭素、0.3〜0.7%の珪素、0.3〜0.8%のマンガン、0.5〜1.2%のニッケル、1.3〜1.8%のクロム、0.1〜0.7%のモリブデンおよび0.2〜0.4%のバナジウムを含有し、残部鉄および不純物からなり、珪素+マンガンは1.0%以下、ニッケル+クロムは2.3%以上、クロム+モリブデン+バナジウムは3.0%以下である鋼から構成され、高炭素含有層が形成され、その表層部の硬度は725〜800HV、表層部の炭化物の最大粒径は10μm以下、面積率は7〜20%以下、表層部は内部よりも炭素量が0.2〜0.4%高く、表層部の窒素量は0.1〜0.5質量%である。 (もっと読む)


【課題】軸部の途中で異種材料が接合されたエンジンバルブについて、均一な窒化層を形成しつつ窒化処理後の接合部に発生する軸径差を微小にするエンジンバルブの製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素源ガスを含むガス雰囲気中にエンジンバルブを加熱保持してその表面にフッ化物を生成させるフッ化処理工程の後、炭素源ガスを主体とするガス雰囲気中に上記エンジンバルブを加熱保持してその表面に炭素を優先的に拡散させる炭素拡散処理工程を実施し、その後窒素源ガスを主体とするガス雰囲気中に上記エンジンバルブを加熱保持する窒化処理工程を行なうエンジンバルブの窒化処理方法であって、フッ化処理後、5容量%以上の炭素源ガス雰囲気中300〜600℃で10分以上保持することにより、弁軸と弁傘が異なる材質の接合バルブであっても、窒化処理後に接合部両側の軸径差を微小にすることが可能となる。 (もっと読む)


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