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Fターム[4K028AA03]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | 拡散するもの (900) | CとNの両方 (239)

Fターム[4K028AA03]に分類される特許

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【課題】従来は、熱処理炉に残留アンモニア濃度の計測器を単に接続して、熱処理炉の残留アンモニア濃度を計測していたが、熱処理炉と計測器とを接続する流路配管内でアンモニアの分解が進行することから、正確な残留アンモニア濃度を計測することができず、熱処理炉を適正に制御することができなかった。
【解決手段】熱処理炉2内の雰囲気を導出ガスとして残留アンモニア濃度計測器11へ供給する流路配管21の途中部に分岐流路配管22を設け、分岐流路配管22の先端側を大気解放して、熱処理炉2内の雰囲気を分岐流路配管を通じて外部へ流出させ、分岐流路配管22の途中部に、導出ガスの流量を調節する流量調節バルブ12を設けて、流量調節バルブ12により分岐流路配管22内の導出ガスの流量を調節しながら、熱処理炉2内から流出する導出ガスの残留アンモニア濃度を前記残留アンモニア濃度計測器11により計測する、残留アンモニア濃度測定方法。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止するように焼入れした、鉄鋼材料及びその製造方法並びに高周波焼入れ部品を提供する。
【解決手段】基材11と基材11の表面に形成した化合物層12と化合物層12上に形成した酸化防止被覆層13とから成り、基材11が所定の深さの硬化層を有する焼入れ鉄鋼材料10であって、基材11の表面上の硬度が高められている。焼入れ鉄鋼材料10は、表面に化合物層12を形成した基材11上に酸化防止被覆層13を形成する第一の段階と、化合物層12及び酸化防止被覆層13を備えた基材11を高周波焼入れする第二の段階とを備え、第二の段階が所定の加熱温度となるまで所定の加熱時間で昇温し、加熱温度に達した後、直ちに冷却が行われる。 (もっと読む)


【課題】処理品表面が無酸化の状態で目的の熱処理を行うことが出来る熱処理設備とその方法を提供する。
【解決手段】扉によって区画された加熱炉10と塩浴室20を接するように構成した熱処理装置において、雰囲気ガスを加熱炉に集中的に導入し、加熱炉と塩浴室との間の扉100にガス通路110を設け、加熱炉に導入した雰囲気ガスを塩浴室に流入させる。塩浴室は密閉構造とし外気と遮断する。加熱炉から流れ込んだ雰囲気ガスは塩浴室の雰囲気を無酸化雰囲気とし、余剰のガスは排気口300を通じて燃焼排気される。このとき加熱炉の内圧は塩浴室の内圧より高く維持し、塩浴室より加熱炉に雰囲気ガスが逆流しないようにする。また、塩浴室の上部に圧力逃がし弁400を設け塩浴室の内圧が加熱炉の内圧より高くなったときに開閉する。さらに扉の開閉や処理品が塩浴槽に浸漬した際に生じる炉内圧の急激な低下の際にはスーパーパージを行う安全回路を設ける。 (もっと読む)


【課題】準高温環境における硬度低下の抑制および寸法安定性の向上とともに、硬度レベルの向上を達成可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法、機械部品および当該機械部品を含む転がり軸受を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、0.1質量%以上0.4質量%未満の炭素と、0.1質量%以上1.1質量%以下の珪素と、0.5質量%以上1.5質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼を準備する工程と、当該鋼を、A点以上の温度において浸炭窒化することにより、鋼の表面を含む領域に窒素富化層を形成する工程と、鋼を、窒素富化層のM点を超え、M点よりも50℃高い温度以下の温度に保持することにより、窒素富化層の残留オーステナイト量が5体積%以下となるように窒素富化層をベイナイト変態させる工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】準高温環境における硬度低下の抑制および寸法安定性の向上とともに、硬度レベルの向上を達成可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法、機械部品および当該機械部品を含む転がり軸受を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、0.4質量%以上0.7質量%未満の炭素と、0.15質量%以上0.35質量%以下の珪素と、0.6質量%以上1.3質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼を準備する工程と、当該鋼を、A点以上の温度において浸炭窒化することにより、鋼の表面を含む領域に窒素富化層を形成する工程と、鋼を、窒素富化層のM点を超え、M点よりも50℃高い温度以下の温度に保持することにより、窒素富化層の残留オーステナイト量が5体積%以下となるように窒素富化層をベイナイト変態させる工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】重量の増加を抑制しつつ高い耐久性を付与するとともに、寸法精度および寸法安定性を向上させることが可能な転がり軸受用保持器とその製造方法、および転がり軸受を提供する。
【解決手段】保持器14は、0.4質量%以上0.7質量%未満の炭素と、0.15質量%以上0.35質量%以下の珪素と、0.6質量%以上1.3質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成されている。そして、保持器14の表面14Aを含む領域には、内部14Cよりも窒素濃度が高い層である保持器窒素富化層14Bが形成されている。さらに、保持器窒素富化層14Bは、ベイナイト組織を含み、残留オーステナイト量が5体積%以下に抑制されている。 (もっと読む)


【課題】準高温環境における硬度低下の抑制および寸法安定性の向上とともに、硬度レベルの向上を達成可能な鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法、機械部品および当該機械部品を含む転がり軸受を提供する。
【解決手段】鋼の熱処理方法は、0.7質量%以上1.2質量%以下の炭素と、0.1質量%以上1.1質量%以下の珪素と、0.25質量%以上1.5質量%以下のマンガンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼を準備する工程と、当該鋼を、A点以上の温度において窒化することにより、鋼の表面を含む領域に窒素富化層を形成する工程と、鋼を、窒素富化層のM点を超え、M点よりも50℃高い温度以下の温度に保持することにより、窒素富化層の残留オーステナイト量が5体積%以下となるように窒素富化層をベイナイト変態させる工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 肌焼鋼に浸炭或いは浸炭窒化を施し、さらに高周波焼入れを施した鋼部品と同等の面圧疲労強度を有し、且つ、使用時に低騒音の鋼部品を提供する。
【解決手段】 化学成分が、質量%で、C:0.1〜1.2%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.05%以下、S:0.001〜0.3%、O:0.0050%以下、N:0.003〜0.03%、を含有し、さらに、Al:0.005〜0.2%、Ti:0.005〜0.2%、のうち1種または2種を含有し、残部が実質的に鉄と不可避不純物よりなる鋼からなり、表層に浸炭層または浸炭窒化層と高周波焼入れ層とを有し、窒化層を除く全断面に亙って、平均粒径が0.1〜10μmであり、最大粒径が20μm以下である黒鉛粒が存在することを特徴とする面圧疲労強度と低騒音性に優れた浸炭高周波焼入れ鋼部品。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼産業用機械の圧延工程などといった軸受にとって劣悪・過酷な環境下でもその機能を長期に亘って維持できる新規な4列円錐ころ軸受の提供。
【解決手段】内輪と外輪との間にその周方向に沿って4列のころ列を備えた4列円錐ころ軸受であって、少なくとも前記外輪および各円錐ころは、C:0.1〜1.2質量%、Si:0.1〜1.0質量%、Mn:0.4〜1.4質量%、Cr:0.5〜2.0質量%、Mo:0.5〜2.0質量%、残部Feと不可避的不純物からなる鋼材からなると共に、浸炭もしくは浸炭窒化処理を施された後に、表層部に、C:0.8〜1.2質量%、N:0.01〜1.00質量%含まれている。これによって、優れた耐摩耗性、耐焼付き性などを発揮できるため、鉄鋼産業用機械の圧延工程などといった軸受にとって劣悪・過酷な環境下でもその機能を長期に亘って維持することができる。 (もっと読む)


【課題】軌道面の転がり疲労特性が高く、全体として寸法変化が小さい軌道輪を得る。
【解決手段】炭素含有率が0.2質量%以上1.2質量%以下である鉄鋼材料を用いて内輪1を形成する。浸炭処理または浸炭窒化処理によって表層部の炭素含有率を0.6質量%以上1.2質量%以下とし、焼入れ処理を行った後に、高周波焼戻し処理を軌道面11の反対側から行う。これにより、表層部の残留オーステナイト量を軌道面側で25体積%以上45体積%以下に、軌道面の反対側で15体積%以下にするとともに、表層部の硬さを軌道面側でHv(ビッカース硬度)650以上に、軌道面の反対側でHv450以上にする。 (もっと読む)


【課題】大きなコスト増加なしに、異物が混入した潤滑環境下で用いられる転動部品として適用した場合にも、長寿命化を達成することができる転動部品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.90%〜1.10%、Si:0.35%超〜0.70%、Mn:0.80%未満、Cr:1.85%〜2.50%、O:12ppm以下を含有する鉄鋼材料に対して、球状化焼鈍、加工、浸炭浸窒処理、仕上げ加工を施すことにより形成される転動部品。表面における平均C量は1.20〜1.50質量%、平均N量は0.10〜0.60質量%。表面における粒径0.1μm以上の析出物は、平均粒径が0.6μm以下、1mm2あたりに70万個以上存在、面積率は10%以上。表面の残留オーステナイト量は、体積率で25〜45%。表面の硬さはHv750以上。転動部品の内部は、残留オーステナイト量が体積率で20%以下。 (もっと読む)


【課題】工作機械のスピンドル用として好適な転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪、外輪、および転動体のうち少なくとも1つを以下の方法で製造する。先ず、炭素(C)を0.2質量%以上0.7質量%以下、クロム(Cr)を0.5質量%以上3.0質量%以下、ケイ素(Si)を0.4質量%以上2.0質量%以下、モリブデン(Mo)を0.5質量%以上3.0質量%以下の各範囲で含有し、酸素(O)の含有率が10ppm以下であり、残部が鉄及び不可避の不純物である合金鋼を用いて所定形状に成形する。次いで、840〜920℃での浸炭窒化処理、550〜650℃での焼鈍処理、加熱温度800〜860℃での焼入れ処理、−80〜−10℃での深冷処理、250℃以上400℃以下での焼戻し処理をこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】鋼製軸受構成部材の表層に大きな圧縮残留応力を付与することができ、もって軸受寿命の大きな大型転がり軸受を提供する。
【解決手段】直径が120mm以上の大型転がり軸受において、鋼製軸受構成部材に予め軟窒化処理を施し、その軸受構成部材をA1変態点未満の温度で予加熱し、次いで高周波加熱によって表層のみ相変態を起こさせて焼入れる熱処理を施すことで、鋼製軸受構成部材の表層に大きな圧縮残留応力を付与することが可能となり、これにより大きな軸受寿命を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】鋼製リングの熱処理時に真円度不良などの熱的歪みが生じることを抑制することのできる鋼製リングの熱処理方法を提供する。
【解決手段】鋼製リング1より小さい線膨張係数を有し且つ鋼製リング1の常温での平均外径に対して100.1%〜101.2%の内径を有する拘束部材3の内部に鋼製リング1を上下に積層し、次いで鋼製リング1に浸炭温度または浸炭窒化温度まで加熱した後、臨界冷却速度未満の冷却速度で鋼製リング1を冷却する。 (もっと読む)


【課題】水素による疲労寿命低下を効果的かつ経済的に防止できる転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体20と当該転動体20が転動する軌道輪10,10とを有する転がり軸受100であって、前記転動体20または軌道輪10,10の少なくとも1つを、浸炭あるいは浸炭窒化によって表面の窒素と炭素との合計濃度が1.0質量%以上であり、かつ表面の残留オーステナイト量が45〜70体積%であり、かつ表面硬さがHv600以上の鋼材から構成する。これによって、水素含有量が多い環境下であっても、水素による疲労寿命低下を効果的に防止することができると共に、材料コストも低く抑えることが可能となり、経済的である。 (もっと読む)


【課題】処理ガスの流出による固化物の発生を未然に防止できる新規なガス窒化炉およびガス軟窒化炉の提供。
【解決手段】被処理物Sを窒化処理する加熱室10と前記被処理物Sの前後処理を行う前後処理室20との間に、前記被処理物Sを通過および待機させる待機室30を備えたガス窒化炉100であって、前記待機室30に、当該待機室30内を所定温度以上に加熱する加熱手段38と、当該待機室30内のガスを排気する排気手段L3とを備える。これによって待機室30へ流出してきた処理ガスが固化することなくそのまま排出されるため、処理ガスの流出による固化物の発生による処理炉全体の処理効率の低下を未然に防止できる。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化を図りつつ、寿命の低下を抑止することのできるロッカーアーム用転がり軸受を提供する。
【解決手段】本発明のロッカーアーム用転がり軸受50においては、ローラ4、ローラ軸2、およびころ3の全てが窒素富化層を有している。ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を超える範囲にあり、残留オーステナイト量が11体積%以上25体積%以下であり、窒素含有量が0.1質量%以上0.7質量%以下であり、ローラ4における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号は、ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号よりも小さく、ローラ4における窒素富化層の残留オーステナイト量は、ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層の残留オーステナイト量よりも多い。 (もっと読む)


【課題】曲げ矯正性に優れるとともに高い疲労強度を有する調質型軟窒化クランク軸およびその素材として用いるのに好適な調質型軟窒化クランク軸用粗形品の提供。
【解決手段】(1)C:0.30〜0.55%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.20〜0.80%未満、P:0.005〜0.05%、S:0.005〜0.10%、V:0.01%超〜0.30%、N:0.005〜0.030%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のCr<0.10%、Al≦0.05%の化学組成で、表面からの深さ≧2mmの部位のミクロ組織が、パーライト又はフェライト<10%のフェライト・パーライトである調質型軟窒化クランク軸用粗形品。(2)前記粗形品を素材とする軟窒化クランク軸で、前記粗形品を表面からの深さで少なくとも2mm以上切削加工してから軟窒化処理された調質型軟窒化クランク軸。化学組成に、(a)Mo≦0.15%及びTi≦0.030%の1種以上、(b)Ca≦0.020%の少なくとも1つの群の元素のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


本発明は、ジルコニウム又はハフニウム合金製の部材の少なくとも一部を表面処理する方法に係り、この方法は、該合金の表面層をナノ構造化して、該合金に、その少なくとも5μmなる厚みに対して、100nmに等しいかあるいはそれ以下の粒度を与えるための少なくとも一つの工程を含み、該ナノ構造化は、以前に、該部材の製造中に、これに対して適用された最後の熱処理の温度又はそれ以下の温度にて行われることを特徴とする。本発明は、またこのようにして処理されたジルコニウム又はハフニウム合金製部材にも関連する。
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【課題】端面の硬度を低下させ、かつ、硬度のばらつきを抑制することのできる、転動軸を提供する。
【解決手段】本発明にかかるローラ軸2は、ロッカーアーム1用軸受に使用される。ローラ軸2は、軸受鋼で形成される。またローラ軸2には、A1点以上で浸炭窒化処理する処理と、A1点未満にまで冷却する処理と、転走領域を高周波焼入する処理と、端面2cの表層部を除去する処理とがなされている。 (もっと読む)


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