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Fターム[4K032AA17]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Mn2%以上10%未満 (473)

Fターム[4K032AA17]に分類される特許

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【課題】TiやNbを含有するオーステナイト系ステンレス鋼の継目無鋼管をエルハルト・プッシュベンチ製管法により製造する場合であっても、結晶組織で混粒を抑制すると同時に、細粒化を実現できるオーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼の鋼塊を熱間で穿孔し、得られた素管に加熱および押抜き加工からなる熱間押抜き処理を複数回繰り返し施して継目無鋼管を製造する際、複数回繰り返す熱間押抜き処理のうちの少なくとも最終回の熱間押抜き処理において、被処理管を再結晶温度以上で1〜3時間保持する加熱を行った後、この被処理管に下記(1)式で表される断面減少率Rが20%以上となる押抜き加工を行う。
R=(1−S2/S1)×100[%] ・・・(1)
ただし、上記(1)式中、
S1:熱間押抜き処理前における被処理管の断面積、
S2:熱間押抜き処理後における被処理管の断面積。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造鋳片の凝固組織および凝固二次組織の微細化および均一化を図ることが可能な連続鋳造方法およびこの連続鋳造方法による鋳片を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%-0.20%,Si:0.005%-2.0%,Mn:0.2%-3.5%,P:0.1%以下およびS:0.01%以下を含有し、Bi,SnおよびTeのうちから選ばれた第1の構成元素の1種以上を合計で0.0001%-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋳片の連続鋳造方法であって、前記鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をdとし、前記第1の構成元素を合計で0.0001%未満含有し、かつ圧下しないで鋳造した連続鋳造鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をd0とした場合に、dとd0の比の値d/d0が0.1-0.8となるように鋳片の厚さ方向中心部が凝固した直後に圧下することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法、およびこの方法で得られた鋳片。 (もっと読む)


【課題】汎用の二相ステンレス鋼と同等の耐食性を有し、溶接熱影響部の耐食性低下を抑制した高N二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるPI値が30〜38で、下記(2)式によるNI値が100〜140で、下記(3)式によるγpreが1350〜1450である溶接部耐食性に優れた二相ステンレス鋼。
PI=Cr+3.3Mo+16N・・・(1)
NI=(Cr+Mo)/N・・・(2)
γpre=−15Cr−28Si−12Mo+19Ni+4Mn+19Cu+770N+1160C+1475・・・(3) (もっと読む)


【課題】曲げ座屈発生限界歪が高く、十分な安全性能を有するX150グレード相当超高強度溶接鋼管用鋼板および溶接鋼管ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.11〜0.15%、Si:0.20〜0.50%、Mn:1.5〜2.5%、Al:0.01〜0.08%、Cu:2.0〜4.0%、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.015%を含有し、さらに、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.01〜0.1%、B:0.0005〜0.003%の中から選ばれる一種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織がベイナイトと島状マルテンサイトとの2相組織からなり、該島状マルテンサイトの面積分率が10〜25%であり、さらに圧延方向の引張強度(MPa)と一様伸び(%)との積が8000以上、かつ、1.5%耐力と0.5%耐力との比が1.1以上であることを特徴とする変形性能に優れた超高強度溶接鋼管用鋼板。 (もっと読む)


【課題】時効処理前の硬さがHVで315以下であり、時効処理後の疲労強度が510MPa以上である時効硬化性鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.28%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜2.5%、P≦0.05%、S≦0.10%、Cr:0.05〜2.5%、Al≦0.06%、Ti:0.005〜0.20%、V:0.20〜0.75%、Mo:0.30〜1.0%、N≦0.020%を含有し、残部はFeと不純物からなり、〔C+0.3Mn+0.25Cr+0.6Mo+Beff≧0.65、〔C+0.1Si+0.2Mn+0.2Cr+0.35V+0.2Mo≦0.84〕及び〔V+0.8Tieff+0.35Mo+0.5Nb>0.35(但し、Tieffは、{Ti−(48/14)N−(48/32)S}又は0の内の大きい方の値)〕を満たす時効硬化性鋼。 (もっと読む)


【課題】線状加熱部の靭性低下による脆性割れを抑制したケミカルタンカー用二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるMd30値が80以下で、下記(2)式によるNi−bal.が−8以上−4以下で、700℃で3分間等温熱処理した後の−20℃におけるVノッチ試験片によるシャルピー衝撃値が100J/cm以上である線状加熱性に優れたケミカルタンカー用二相ステンレス鋼。
Md30=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・(1)
Ni−bal.=Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N−1.1(Cr+1.5Si+Mo)+8.2・・・(2) (もっと読む)


【課題】多パス溶接部の靭性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.50〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.02%以下、Al:0.10〜2.00%、N:0.0070%以下を含む組成とする。さらに、Ti:0.005〜0.030%を含有してもよい。これにより、従来、粗大な島状マルテンサイトが生成し靭性低下の著しかった、多パス溶接部におけるICCGHAZ(溶融点直下まで加熱された溶接ボンド部のうち後続の溶接パスによりオーステナイトとフェライトの二相温度域に再加熱された部位)が、体積率で4%以上の残留オーステナイト相を含む組織を呈し、多パス溶接部の靭性が顕著に増加する。なお、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Bのうちの1種または2種以上、REM、Ca、Mgのうちの1種または2種以上、を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】ドライブシャフトとして必要とされる耐疲労特性を保証された、耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】母材部の組成が、C:0.25〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.1%以下、N:0.0010〜0.0100%を含み残部Fe及び不可避的不純物である電縫鋼管であって、電縫溶接部への溶接欠陥の投影面積である溶接欠陥面積が40000μm未満であることを特徴とする耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管。 (もっと読む)


【課題】鋼管素材用として好適な、低温靭性に優れた低降伏比高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.4〜2.2%、Al:0.005〜0.10%、Nb:0.02〜0.10%、Ti:0.001〜0.030%、Mo:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%を含み、下記(1)式で定義されるMoeqが1.4〜2.2%の範囲を満足するように含有する組成と、平均粒径が10μm以下のベイニティックフェライトを主相とし、第二相は、面積率で1.4〜15%の、アスペクト比:5.0未満の塊状マルテンサイトを含む組織であり、塊状マルテンサイトの大きさは、最大で5.0μm以下、平均で0.5〜3.0μmとすることが好ましい。Moeq(%)=Mo+0.36Cr+0.77Mn+0.07Ni・・(1) (もっと読む)


【課題】二相ステンレス鋼の成分およびボルトの加工率、熱処理を制御することにより、ボルト加工性を維持しながら、耐応力腐食性、耐食性、強度に優れたステンレス鋼高力ボルトを得る。
【解決手段】質量%で、C:0.003〜0.05%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Ni:3.0〜9.0%、Cr:19.0〜30.0%、Mo:1.0%超、4.0%以下、N:0.05〜0.30%、を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、(a)式のF値が35〜80であり、引張強さが1000〜1300MPa、引張耐力が800〜1200MPaであることを特徴とする耐応力腐食割れに優れる高強度・高耐食性のステンレス鋼ボルトである。 (もっと読む)


【課題】母材の靭性と合金元素節減型二相ステンレス鋼合わせ材の耐食性を併せ持つクラッド鋼板、及び溶体化熱処理を省略して使用エネルギーが少なく、環境面でも優れた安価なクラッド鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板であって、該二相ステンレス鋼が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜7.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Ni:0.1〜5.0%、Cr:18.0〜25.0%、N:0.05〜0.30%、Al:0.001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、熱間圧延中におけるクロム窒化物の析出に関する指標となるクロム窒化物析出温度TNが800〜970℃であることを特徴とする二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間加工性、被削性および焼入れ性を兼備した、高炭素電縫鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.60%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.001〜0.1%、P:0.001〜0.05%、S:0.02%以下、N:0.0010〜0.0100%、B:0.0003〜0.0050%、Ca:0.0001〜0.0050%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する高炭素鋼管を素材鋼管とし、Ac変態点以上に加熱・均熱したのち、圧延終了温度:900℃〜(Ac変態点)、900℃以下の温度域で累積縮径率:30〜70%の縮径圧延を施す。これにより、球状化焼鈍を行うことなく、フェライト相中に、平均粒径d:0.1μm以上0.5μm未満の、セメンタイト粒子が分散した組織とすることができ、とくに被削性が顕著に改善する。 (もっと読む)


【課題】母材の強度・靭性に優れると共に、溶接熱影響部の靭性にも優れる高張力鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】質量%でC:0.005〜0.2%、Si:0.05〜0.3%、Mn:0.5〜5%、Cr:3%以下、Ni:5%以下、Ti:0.005〜0.02%、B:0.0003〜0.003%を含有し、Mn+Ni+Cr−12.5×C≧2.6%を満たす鋼素材をAc変態点〜1200℃の温度に加熱後、累積圧下率50%以上の熱間加工し、次いで、そのままAr変態点以上の温度から板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、あるいは、放冷してからAc変態点〜1050℃の温度に再加熱した後に板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、その後、450〜650℃の温度で焼戻処理を施して、溶接熱影響部に形成される島状マルテンサイトの平均面積を3μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】板厚が厚い所での低温圧延をすることなく、かつ、特別な設備を必要とせず、材質ばらつきの小さい、低温靭性に優れた溶接構造用極厚鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】 鋼片を、1000〜1200℃に加熱し、板厚中心温度950〜1200℃で粗圧延後、板厚中心温度900超〜1020℃で1次仕上圧延を施し、その後、板厚中心温度780〜900℃で2次仕上圧延を施し、続いて、板厚中心温度720℃以上から、1〜10℃/sの板厚中心冷却速度で、550℃以下の温度まで加速冷却を施し、板厚が60〜100mm、降伏応力が315〜460MPaであり、ミクロ組織がフェライト、及びベイナイト、または、フェライト、パーライト、及びベイナイトの混合組織であり、かつ、板厚中心部における平均結晶粒径が5〜20μmの厚鋼板とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】母材の強度・靭性に優れると共に、溶接熱影響部の靭性にも優れる高張力鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】質量%でC:0.005〜0.2%、Si:0.3%以下、Mn:0.5〜5%、Cr:3%以下、Ni:5%以下、Al:0.01〜0.08%、B:0.0003〜0.003%を含有し、Mn+Ni+Cr−12.5×C≧2.6%を満たす鋼素材をAc変態点〜1200℃の温度に加熱後、累積圧下率50%以上の熱間加工し、次いで、そのままAr変態点以上の温度から板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、あるいは、放冷してからAc変態点〜1050℃の温度に再加熱した後に板厚中心部の温度が350℃以下になるまで急冷し、その後、450〜650℃の温度で焼戻処理を施して、溶接熱影響部に形成される島状マルテンサイトの平均面積を3μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接が適用可能な、引張強さ570MPa以上のテーパプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.8〜2.2%、P:0.015%以下、S:0.0005〜0.0050%、Al:0.005〜0.1%、Nb:0.003〜0.014%、Ti:0.003〜0.02%
B:0.0003〜0.0025%、N:0.0030〜0.0070%、Ca:0.0005〜0.005%且つ、(1)式を満たし、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを1000℃〜1200℃に加熱したのち、板厚が長手方向にテーパ状に変化する熱間圧延を圧延仕上温度を900℃以下Ar点以上で行い、その後、500℃以下まで加速冷却する。0≦N−Ti/3.42≦0.0025、ただし、N、Tiは各成分の含有量(質量%)(1) (もっと読む)


【課題】溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接に適し、造船、建築、土木等の各種構造物に好適な鋼材を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.08%、Si:0.01〜0.15%、Mn:1.8〜2.6%、P:0.008%以下、S:0.0005〜0.0040%、Al:0.005%以下、Nb:0.003〜0.03%、Ti:0.005〜0.030%、N:0.0050〜0.0080%、B:0.0003〜0.0025%、必要に応じて、V、Cu、Ni、Cr、Mo、Ca、Mg、Zr、REMの1種または2種以上、Ceq(IIW)が0.33〜0.45、残部Fe及び不可避的不純物の化学成分を有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部組織において、旧オーステナイト粒径が200μm以下、島状マルテンサイト面積分率が1.0%以下である鋼材。 (もっと読む)


【課題】強度、衝撃特性、耐食性に優れる溶体化熱処理を省略した安価で使用エネルギーが少なく環境面でも優れた合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材を得ること。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜7.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Ni:0.1〜5.0%、Cr:18.0〜25.0%、N:0.05〜0.30%、Al:0.001〜0.05%、を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、熱間圧延中におけるクロム窒化物の析出に関する指標となるクロム窒化物析出温度TNが960℃以下であって、溶体化熱処理を施した熱延鋼材よりも降伏強度が50MPa以上高い、熱間圧延ままの溶体化熱処理を省略した合金元素節減型二相ステンレス熱延鋼材。 (もっと読む)


【課題】孔型ロールを用いて高強度の素管を高加工度で冷間圧延するピルガー圧延において、孔型ロールの工具寿命を長寿命化することが可能な高強度管の製造方法を提供する。
【解決手段】1対の孔型ロールと、その孔型ロールの間にマンドレルを備えたピルガー圧延により、引張降伏応力が700MPa以上の素管を、断面減少率が70%以上で冷間圧延する高強度管の製造方法であって、HRCで57〜61の硬度を有する低合金高速度鋼からなる孔型ロールを用いることを特徴とする。低合金高速度鋼は、質量%で、C:0.50〜0.75%、Si:0.02〜2.00%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Cr:5.0〜6.0%、Mo:1.5〜4.0%、W:0.5〜2.0%、V:0.70〜1.25%およびAl:0.1%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水素ステーション等に設置される水素貯蔵容器や蓄圧器など、高圧水素環境で使用して好適な引張強度780MPa以上の高強度でかつ靱性の優れた鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.6超〜2.5%、P:0.02%以下、S:0.003%以下、Al:0.01〜0.08%、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B、Caの1種または2種以上を含有し、且つPcmが0.19以上、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が面積分率70%以上の下部ベイナイトと面積分率3%以下の島状マルテンサイトを備え、引張強度が780MPa以上である鋼材。
Pcm(%)=C+Si/30+(Mn+Cu+Cr)/20+Mo/15+Ni/60+V/10+5B 但し、各元素記号は含有量(質量%) (もっと読む)


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