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Fターム[4K032CF01]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱延材再加熱温度 (988) | 600℃未満 (295)

Fターム[4K032CF01]に分類される特許

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【課題】真円度および変形性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造でき、優れた脆性き裂伝播停止性能を有する圧潰強度に優れた溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、P、S、Al、Nb、Ti、Nを含有し、さらに、Cu、Ni、Cr、Mo、Vの中から選ばれる1種または2種以上を含有する厚鋼板を管状に曲げ成形し、突合せ部を溶接して鋼管とした後、さらに拡管してなる鋼管であって、当該鋼管の金属組織はフェライト相とベイナイト相との体積分率の合計が80%以上、この二相の平均硬度差が50以上150以下、残部に含まれる島状マルテンサイト相の体積分率が2%以下、X線回析により得られる管厚中心位置での圧延面の(100)面の集積度が1.5以上であることを特徴とする圧潰強度に優れた高靱性溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】低温靭性に優れた溶接性の超高強度鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】低炭素−低合金系の鋼に環境に優しい低価元素の銅(Cu)とホウ素(B)を添加して製造する。0.5−2.0重量%の銅と極微量のホウ素を含み、その他にC、Si、Mn、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti及びAlの一部または全てを含んだFeからなり、鋼の微細組織は焼き戻されたマルテンサイトとベイナイトの混合組織が90%以上である。ECO合金指数(重量%で、Mn%+2Ni%+0.5Cu%+4Mo%)を4.5以下にし、降伏強度が1.1GPa(API規格150超過)以上で、低温衝撃エネルギーが200J以上の超高強度鋼の経済的な製造が可能である。 (もっと読む)


【課題】溶接構造物等の溶接部等に内在するき裂が繰り返し応力を受けて進展することに対する抵抗性を高めた耐疲労破壊性能に優れた鋼板とその製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.03〜0.6%、Mn:0.3〜2%、sol.Al:0.001〜0.1%、N:0.0005〜0.008%を含有し、残部はFeおよび不純物からなる化学組成を有し、かつ金属組織が面積率で60〜85%のベイナイト組織、合計で0〜5%のマルテンサイト組織とパーライト組織、残部がフェライト組織であることを特徴とするシャルピー衝撃試験の衝撃吸収エネルギーvE-20が387J以上である、海洋構造物用鋼板とその製造方法。 (もっと読む)


熱機械処理方法は、析出硬化マルテンサイトステンレス鋼を熱間加工し;ステンレス鋼を焼入れし;そしてステンレス鋼を時効処理する;ことを含む。幾つかの態様によれば、熱機械処理は、ステンレス鋼を時効処理する前にステンレス鋼を固溶化熱処理するか、又は極低温冷却することを含まない。物品は、ステンレス鋼を熱間加工し;ステンレス鋼を焼入れし;そして、ステンレス鋼を時効処理する;ことを含む処理履歴を有する析出硬化マルテンサイトステンレス鋼を含む。幾つかの態様によれば、処理履歴は、ステンレス鋼を時効処理する前にステンレス鋼を固溶化熱処理するか、又は極低温冷却することを含まない。 (もっと読む)


【課題】自動車構造部材用として好適な、低温靭性、成形性、および断面成形加工後の、耐疲労特性に優れた高張力鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.24%と、少なくともNb:0.001〜0.15%を含有する素材に、ΣAi=Σ{Ti・(20+log ti)}(ここで、ti:i番目の工程での熱処理時間(h)、Ti:i番目の工程での熱処理温度(K))で定義される累積熱処理パラメータΣAiが850〜1150℃の温度域で30000〜20000、かつ500〜700℃の温度域で20000〜13000を満足する熱履歴、または熱加工履歴を付与する。粒径100nmを超える析出物中のNb量Nblpと、粒径20nm未満の析出物中のNb量Nbspとの比が0.10〜2.0である組織を有し、またV、Ti、Mo、Wのうちから選ばれた1種または2種以上を所定量含有できる。 (もっと読む)


【課題】 スーパーインバー合金の微小な経時変形を限りなく抑えることが可能な合金及び合金の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の合金は、スーパーインバー合金の基本成分である鉄とニッケルとコバルトとを含む合金であって、
該合金に含まれる炭素のうち炭化物を形成していない炭素量が0.010重量%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた母材特性と耐溶接割れ感受性を備えるとともに、良好な溶接継手特性を示す、780MPa以上の引張強さを有する高張力鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.1%、Si:0.5%以下、Mn:0.4〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.008%以下、Cr:0.1〜2%、Ti:0.005〜0.03%、B:0.0003〜0.0025%、Al:0.005〜0.08%、N:0.006%以下、残部Feおよび不純物を含有し、溶接割れ感受性指数Pcmが0.23以下であり、かつ次の(1)式〜(3)式のいずれをも満足する化学組成の鋼片を、1000〜1200℃に加熱し、900℃以下の温度域での累積圧下率が50%以上となるように熱間圧延した後熱間多段拘束ローラにて平坦矯正を行って直ちに急冷し、表面温度が300℃以下に達した時点で急冷を停止し、以後室温まで放冷することを特徴とする、780MPa以上の引張強度を有する高張力鋼の製造方法。放冷後に600℃以下の温度で焼戻してもよい。
680×Nb(%)+12000×[B(%)−10.8/14.1×(N(%)−Ti(%)/3.4)]+DI≧82・・・(1)式
3390×Nb(%)+DI≧125・・・(2)式
5800×C(%)+76400×S(%)+3190×|Nb(%)−0.013|−DI≦410・・・(3)式 (もっと読む)


【課題】圧延方向に対し45°方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.12%、Si≦0.50%、Mn:0.4〜2%、P≦0.05%、S≦0.008%、Al:0.002〜0.05%、N≦0.01%、Nb:0.003〜0.1%、残部はFeと不純物からなる化学組成で、〔C+(Mn/6)+(Cu/15)+(Ni/15)+(Cr/5)+(Mo/5)+(V/5)〕:0.32〜0.40%、板厚中心部において、フェライト組織分率≧80%、有効結晶粒径≦25μmで、しかも、板厚1/4位置における45゜方向の(321)面、(211)面及び(110)面のX線強度比の和と板厚中心部における45゜方向の(321)面、(211)面及び(110)面のX線強度比の和との算術平均値が3.3以下である高強度厚肉鋼板。但し、有効結晶粒は、EBSP法を用いて15゜以上の方位差を有する境界を結晶粒界とみなした場合の結晶粒を指す。 (もっと読む)


【課題】安価な形状記憶効果が付与された形状記憶合金製のレール継目板の製造方法を提供すること。
【解決手段】無遊間接続用の形状記憶合金製レール継目板の製造方法において、鉄系の形状記憶合金製素材を熱間押出し法によって、前記形状記憶合金製レール継目板の断面外形よりも僅かに大きい断面外形であって、複数本分の継目板に相当する長さ寸法以上の長さを有する長尺形鋼6aに成形した後、その長尺形鋼6aのほぼ全長に渡って形状記憶効果を付与するに必要な引張変形を付与し、その後、その引張変形を付与した長尺形鋼6aを切断することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、プレストレストコンクリート等に用いられているPC鋼線に関するものであり、特に、耐遅れ破壊特性と延性に優れる強度が2000MPa以上の高強度PC鋼線とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.9〜1.2%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.2〜1.5%、Al:0.001〜0.05%、N:0.0005〜0.010%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ90%以上の伸線加工パーライトと10%以下のフェライト、ベイナイト組織からなり、引張強さが2000MPa以上であるPC鋼線であって、該PC鋼線の線径をDとしたときに、PC鋼線の表面から0.1Dの領域(表層部)の表層Hv硬さ(Hv表)と表層部より内側の領域(内部)の内部Hv硬さ(Hv内)の比(Hv表/Hv内)が1.1以下であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度PC鋼線、及びその製造方法である。Cr、Mo、V、Ni、Cu、Bの1種又は2種以上、及び/又は、Ti、Nb、Zrの1種又は2種以上を含有しても良い。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造前の軟質化焼鈍時間の短縮化が可能であり、軟質化焼鈍後には優れた冷間鍛造性を実現する鋼線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.60%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.20〜1.80%、P:0.040%以下、S:0.050%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が初析フェライト組織とパーライト組織、及びベイナイト組織から構成され、初析フェライトの体積率が40%以下であり、炭化物の平均アスペクト比が5未満であるパーライト組織、またはベイナイト組織(以下組織I)を体積率で10%以上50%以下含み、平均アスペクト比が5以上のパーライト組織(以下組織II)を体積率で30%以上含む。 (もっと読む)


【課題】軟窒化後の疲労強度と曲げ矯正性に優れ、軟窒化機械構造部品の素材として好適な軟窒化用鋼材の製造方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.50%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.3〜1.5%、P≦0.05%、S≦0.1%、Ti:0.005〜0.05%、Cr≦0.40%、Al≦0.05%及びN:0.005〜0.030%を含有し、残部はFe及び不純物からなる鋼を、1100〜1300℃に加熱し、仕上げ温度を900℃以上として熱間鍛造した後、570℃以上で、かつ、〔A1=723−10.7(Mn%)+29.1(Si%)−16.9(Ni%)+16.9(Cr%)〕の式で表されるA1℃以下の温度で焼なましする。必要に応じてさらに、Mo≦0.50%、Cu≦0.60%、Ni≦0.60%、Ca≦0.005%の中から選ばれた1種以上の元素を含有した鋼を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 780MPa級の高い強度と優れた低温靭性を兼ね備えた高張力鋼板の製造方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.06〜0.15%、Si:0.05〜0.35%、Mn:0.60〜2.00%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Cu:0.1〜0.5%、Ni:0.1〜1.5%、Cr:0.05〜0.8%、Mo:0.05〜0.6%、Nb:0.005%未満、V:0.005〜0.060%、Ti:0.003%未満、Al:0.02〜0.10%、B:0.0005〜0.003%、N:0.002〜0.006%を含有した鋼片を1050℃以上1200℃以下の温度に加熱し、870℃以上で熱間圧延を完了させ、10秒以上90秒以下経過後、840℃以上の温度から5℃/s以上の冷却速度で200℃以下まで冷却し、その後450℃以上650℃以下の温度で20分以上60分以下の焼戻し処理を施す。 (もっと読む)


【課題】厚肉の高強度鋼板においても、母材の強度・靭性に優れるとともに、溶接熱部の靭性にも優れる高張力鋼とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.30%以下、Mn:1.60〜2.30%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.06%、Nb:0.004〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、N:0.001〜0.005%、Ca:0.0005〜0.003%を含有し、かつ、Ca,SおよびOが下記(1)式;
0<(Ca−(0.18+130×Ca)×O)/1.25/S<1 ・・・(1)
ここで、Ca,SおよびOは、各元素の含有量(mass%)
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する高張力鋼。 (もっと読む)


【課題】浸炭部品の焼戻し軟化抵抗の増加を達成する方途について提案する。
【解決手段】C:0.1〜0.35mass%、Si:0.3〜1.1mass%、Mn:0.2〜1.0mass%、Mo:0.1〜1.0mass%、Cr:0.2〜2.0mass%、Al:0.01〜0.05mass%、P:0.02mass%以下、N:0.005〜0.02mass%、S:0.03mass%以下、O:0.0015mass%以下およびSb:0.002〜0.02mass%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼素材に、1150℃以上の温度域に加熱して熱間圧延を施し、800〜950℃の温度域で減面率30〜50%の仕上圧延を施し、次いで0.5℃/s以下で冷却した後、1150℃以下で熱間加工を施し、その後2℃/s以下の冷却速度にて冷却する。 (もっと読む)


【課題】300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときでも、溶接後の靭性に優れる大入熱溶接用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.08mass%、Si:0.01〜0.15mass%、Mn:1.60〜2.6mass%を含有し、炭素当量Ceqが0.33〜0.45の範囲にある成分組成を有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部の組織が、旧オーステナイト粒界から析出した粒界フェライトを除いた旧オーステナイト粒内組織の大きさが10μm以下であり、かつ島状マルテンサイトが面積分率で2%以下であることを特徴とする大入熱溶接用鋼材である。ここで、旧オーステナイト粒内組織の大きさとは、EBSDで測定した15°以上の傾角を有する粒界組織における線分法で測定した平均切片長さのことである。 (もっと読む)


【課題】引張強度が600MPa以上の鋼材として好適な曲げ加工性および低温靱性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】旧オーステナイト粒のアスペクト比が20以下、かつ析出物および/または介在物が1000個/μm3以下、かつ、セメンタイトの平均粒子径が60nm以下で、鋼板の板厚1/4位置の{110}面の集積度が0.3〜1.8、鋼板の板厚1/4位置の{211}面の集積度が0.9〜2.4で、質量%で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、Oを含有し、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Cr、W、B、Ca、REM、Mgの一種または二種以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼。上記成分の鋼を、未再結晶域で圧下率が70%以下の熱間圧延後、Ar変態点以上から2℃/秒以上の平均冷却速度で350℃以下の温度まで冷却し、平均昇温速度1℃/s以上で400℃以上、Ac変態点以下に焼戻す。 (もっと読む)


【課題】300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときでも、溶接後靭性に優れる大入熱溶接用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.08mass%、Mn:1.8〜2.6mass%、Ni:1.0mass%以下を含有し、炭素当量Ceqが0.33〜0.45の範囲にある成分組成を有し、溶接入熱量が300kJ/cmを超える大入熱溶接を施したときのボンド近傍の熱影響部の組織が、旧オーステナイト粒界から析出した粒界フェライトを除いた旧オーステナイト粒内組織の大きさが10μm以下であり、かつ島状マルテンサイトが面積分率で2%以下であることを特徴とする大入熱溶接用鋼材である。ここで、旧オーステナイト粒内組織の大きさとは、EBSDで測定した15°以上の傾角を有する粒界組織における線分法で測定した平均切片長さのことである。 (もっと読む)


【課題】引張強度が600MPa以上の鋼材として用いて好適な曲げ加工性および低温靱性に優れる高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板のミクロ組織において旧オーステナイト粒のアスペクト比が20以下、かつ析出物および/または介在物が1000個/μm3以下で、鋼板の板厚1/4位置の{110}面の集積度が0.3〜1.8、鋼板の板厚1/4位置の{211}面の集積度が0.9〜2.4で、質量%で、C、Si、Mn、Al、N、P、S、Oを含有し、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Cr、W、B、Ca、REM、Mgの一種または二種以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼。上記成分の鋼を鋳造後、未再結晶域で圧下率が70%以下の熱間圧延によって所定の板厚とし、引続きAr変態点以上から2℃/秒以上の平均冷却速度で350℃以下の温度まで冷却した後、板厚中心部をAc変態点以下に焼戻す。 (もっと読む)


【課題】き裂伝播異方性が小さく、船舶、海洋構造物、橋梁、建築物、タンクなど構造安全性が強く求められる溶接構造物に好適な疲労き裂伝播抵抗性且つ延性に優れた鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜1.8%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、必要に応じてCu,Ni、Cr,Mo、Nb,V,Ti,Bの一種または二種以上、残部が実質的にFeからなる鋼を、1000℃以上、1250℃以下に加熱し、Ar点以上で累積圧下率50%以上、仕上げ圧延温度Ar点以上で圧延後、Ar〜Ar−80℃の温度域より550℃以下300℃以上まで、10℃/s以上で加速冷却し、引き続き1℃/s以上の昇温速度で550℃以上Ac以下まで加熱して放冷する。 (もっと読む)


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