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【課題】引張強度が1900MPa以上と高強度であり、かつ高い延性を有するばね用材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】所定成分を含有する鉄系合金からなり、任意の断面における内部組織の面積比率で、焼戻しマルテンサイトが30〜80%、下部ベイナイトが5〜70%、残留オーステナイトが8〜15%であり、残留オーステナイト中の平均炭素濃度が1.0〜2.0wt%であるばね用材料であり、その製造方法は、Ac3点を超え(Ac3点+250℃)以下の温度でオーステナイト化する工程と、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms−200℃)以上Ms点以下の温度で10〜60秒間保持する焼入れ工程と、10℃/秒以上の速度で加熱し、Ms点を超え(Ms点+70℃)以下の温度で90〜3600秒間保持する等温変態工程と、室温まで冷却する冷却工程とを順に行い製造する。 (もっと読む)


【課題】 素材自体の耐食性を向上させ、かつ引張強度が1300MPa以上の高強度で、耐食性と低温靭性に優れた車両懸架用ばね部品用鋼、車両懸架用ばね部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.6%超え1.5%以下、Mn:1〜3%、Cr:0.3〜0.8%、sol.Al:0.005〜0.080%、Ti:0.005〜0.060%、Nb:0.005〜0.060%、Ti+Nb≦0.07%、N:150ppm以下、P:0.035%以下、S:0.035%以下、Cu:0.01〜1.00%、Ni:0.01〜1.00%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなり、引張強さ1300MPa以上を有する耐食性と低温靭性に優れている。 (もっと読む)


【課題】 高強度でありながら、腐食疲労強度に優れたばねを提供する。
【解決手段】 本発明のばねは、ロックウェル硬さがHRC53〜HRC56であって、
ロックウェル硬さHRC53〜HRC56の範囲において、ロックウェル硬さをHとしたときの転位密度D(cm−2)が、式(1)を満足しており、旧オーステナイト結晶粒度番号がNO.10以上である。
(式1)D≧1.4×1011×H−6.7×1012 (もっと読む)


【課題】耐へたり性に優れ、素材コストの低減と製造工程の簡略化を図ることができるばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有する線材をばねの形状に成形する成形工程と、Ac3点〜(Ac3点+250℃)の温度でオ−ステナイト化後、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms点−20℃)〜(Ms点+60℃)の温度で400秒以上保持し、次いで室温まで冷却する熱処理工程と、熱処理後のばねにショットを投射するショットピ−ニング工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】従来の技術と比較して、より高強度のばねを提供する技術を提供する。
【解決手段】 本願の高強度ばね2は、鋼材層12と、鋼材層12の表面に形成された窒化物の化合物層14とを有する。鋼材層12は、質量%で、C:0.55〜0.75、Si:1.50〜2.50、Mn:0.30〜1.00、Cr:0.80〜2.00、W:0.05〜0.30、残部が鉄および不可避的不純物を含有する。そして、鋼材層12中に析出している炭化物16の平均長さが0.12μm以下で平均幅が0.04μm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有し、任意の横断面において、面積比率でベイナイトを65%以上、残留オーステナイトを4〜13%含む組織を有し、前記残留オーステナイト中の平均炭素濃度が0.65〜1.7%であり、横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、中心の硬さが550〜650HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心の硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】表層の窒素化合物層および炭素化合物層の厚さを極力薄くするとともに、表層に高い圧縮残留応力の層を厚く形成することにより疲労強度を格段に向上させたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.27〜0.48%、Si:0.01〜2.2%、Mn:0.30〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部がFe及び不可避不純物からなる全体組成を有し、表面の窒素化合物層および炭素化合物層の厚さが2μm以下であり、かつ横断面において中心部の硬さが500〜700HVであり、表層に横断面の円相当直径をDとしたときに圧縮残留応力層が300μm〜D/4の厚さで形成され、その最大圧縮残留応力が1400MPa〜2000MPaである。 (もっと読む)


【課題】 表面が塗装されたばねを製造する方法において、焼付け処理と低温焼鈍処理とを兼ねながら、その処理時間を短縮することができる技術を提供する。
【解決手段】 本願の製造方法は、予め設定された設定温度までばねを加熱する加熱工程(S12)と、加熱されたばねを予め設定された冷却パターンで冷却しながら、ばねの表面に塗料を吹付けて焼付ける塗装工程(S14,S16)を有している。そして、加熱工程における設定温度と塗装工程における冷却パターンが、加熱工程及び塗装工程においてばねに所定の低温焼鈍処理が行われるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】ばね用鋼をコイリングしてコイルばねに加工する際に、コイリング後に行う焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度と良好な腐食疲労特性を両立し、さらに低温靭性にも優れるコイルばねを提供できるばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%、Si:1〜3.5%、Mn:0.20〜2.0%を含有するとともに、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.05%、およびV:0.25%以下よりなる群から選択される少なくとも1種、Cr:0.05〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)で示される炭素当量Ceq1が0.55以下であるばね用鋼。
Ceq1=[C]+0.108×[Si]−0.067×[Mn]+0.024×[Cr]−0.05×[Ni]+0.074[V] ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 生産性の高い電磁誘導加熱による熱処理方法を提供する。
【解決手段】 本願の熱処理方法は、金属製の板状ワーク32を熱処理する方法に関する。板状ワーク32は、貫通孔を有しており、その貫通孔の周囲を一巡する電流経路が形成可能となっている。この熱処理方法は、貫通孔の位置が一致するように複数のワーク32を積層する積層工程と、積層された複数のワーク32の各貫通孔を貫くように設置されたコア30に交番磁束を発生させることで、各ワーク32の電流経路に電流を誘導してワーク32を加熱する加熱工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】高い強度を確保しつつ、良好な腐食疲労強度を発揮するばね用鋼を提供する。
【解決手段】焼入れ焼戻しマルテンサイトを含むばね用鋼であって、前記鋼中に含まれるSi量が、質量%で、鋼全体の2.1%以上2.4%以下、C量が0.35%以上0.55%以下、Mn量が0.20%以上1.50%以下、Cr量が0.10%以上1.50%以下を含み、さらに、Ni量が0.40%以上3.00%以下,Mo量が0.05%以上0.50%以下およびV量が0.05%以上0.50%以下からなる群から選択される1種又は2種以上の元素を含み,残部がFe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】ばね座金付き高張力ボルトを様々の鋼種で製造するにおいて、ボルトの材料として焼き入れしていないナマの材料を使用することを容易ならしめて、座金組み込みボルトの製造コストを低減する。
【手段】ばね座金は、C:0.35〜0.50%、Ni:0.30〜0.60%、Cr:0.80〜1.10%、Mo:0.80〜1.10%、V:0.040〜0.10%を含有したSNCM系鋼材で製造されている。MoやVの析出硬化により、500〜600℃の温度領域で焼き戻ししても硬度が大きく低下しないため、ボルトが様々な鋼種からなっていて焼き戻し温度が大きく相違しても、ボルトと一緒の焼き戻しによって必要な硬度(ばね性)を確保できる。その結果、多種類類のボルトを製造するにおいて、ダイスの寿命向上を図りつつ多種類の材質のばね座金を用意する手間を無くすことができる。 (もっと読む)


この発明は、回転対称に溶接されて、回転対称な溶接部(16)によって連結された二個の部品(12,14)を有し、溶接部(16)の近傍に主要負荷領域(22)が存在する部品(10)であって、縁部の硬化により、そこが強化されるように、溶接部(16)および、それの周囲(22)だけが強化された部品(10)、および、回転対称に溶接されて、二個の部品(12,14)を有する部品(10)を、前記二個の部品(12,14)間の、回転対称な溶接部(16)を溶接することにより製造する方法であって、前記二個の部品(12,14)の溶接後、焼入れゾーン(16,22)の熱入れにより、溶接部(16)および、それの周囲(22)を直ちに硬化させる方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1800MPa以上と高強度でありかつ高い延性を有するばね用鋼、ばねおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】全体組成が、質量%で、C:0.5〜0.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなるばね用鋼であって、任意の断面における内部組織の面積比率で、ベイナイトが65%以上、残留オーステナイトが6〜13%、および残部(0%を含む)がマルテンサイトであり、残留オーステナイト中の平均C濃度が0.65〜1.7%であることを特徴とする高強度高延性ばね用鋼。 (もっと読む)


本発明は、大型トラックやトレーラなどの車両における車軸懸架装置用の可撓性支持アームの製造方法に関する。この方法において、鋼ブランクは加熱される。次に、適切な成形処理によってブランクは所望形状の支持アームに成形される。続いて、支持アームは暖かな液状媒体内で冷却されることでオーステンパされる。
(もっと読む)


【課題】NiやCu、さらにはVやMo等の高価な合金元素の大量投入による製造コストの増加を抑制し、しかも高強度かつ高靭性であり、しかも耐遅れ破壊特性に優れるばね鋼を安価に提供する。
【解決手段】C:0.40%以上0.65%以下、Si:1%以上2%以下、Mn:0.8%以下、S:0.01%以下、Mo:0.05%以上0.60%以下、Cr:0.3%以上1.5%以下およびB:0.0005%以上0.0100%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物の成分組成とし、さらにマルテンサイト分率が90%以上かつ旧オーステナイト粒径が10μm以下の組織を有し、引張強度を1900MPa以上、全伸びを10%以上とする。 (もっと読む)


【課題】疲労特性に優れたばね用線材を提供すること。
【解決手段】線材の中心を通る縦断面において、図1の斜線部で示される領域を合わせて1視野とすることとし、20以上の視野でTiN系介在物の最大厚みを測定し、この最大厚みが、(1)5μm以下になるもの、(2)5μmを超え10μm以下になるもの、(3)10μmを超え25μm以下になるもの、(4)25μmを超えるものの、4クラスに各視野を分類したとき、全視野数に対して、クラス(1)の視野割合が5%未満、クラス(2)の視野割合が30%以下、クラス(3)の視野割合が70%以上、クラス(4)の視野割合が5%未満であるばね用線材。 (もっと読む)


【課題】鋼中に水素が侵入しても水素脆化が起こりにくく、高引張強度域で優れた腐食疲労強度を確保でき、かつ具体的な最適成分範囲を明確にした高強度ばね用鋼及びそれを用いた高強度ばね部品を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.50〜0.65%、Si:0.50〜0.90%、Mn:0.40〜1.20%、Cu:0.20〜0.40%、Ni:0.20〜0.50%、Cr:0.60〜1.10%、V:0.05〜0.30%を含有し、残部がFe及び不純物元素からなる。さらにB:0.0005〜0.0050%、Ti:0.010〜0.070%を含有することが好ましい。さらにばね形状に成形し、焼入れ処理後の焼戻し時においては、390℃以上の温度で処理し、拡散性水素量の低減を図ると良い。 (もっと読む)


【課題】鋼管の段階で高強度を付与し、曲げ加工性に優れ、しかもスタビライザ形状に曲げ加工した後の焼鈍処理無しに所望の強度を呈する中空スタビライザ用電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.30質量%,Si:0.5質量%以下,Mn:1.0〜2.5質量%,P:0.03質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:0.5〜1.5質量%,Mo:0.1〜0.5質量%,B:0.0005〜0.010質量%,Ti:0.01〜0.1質量%,N:0.01質量%以下及びAl:0.02〜0.08質量%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成をもつ鋼を、熱間圧延し、酸洗して電縫鋼管とする際に電縫溶接部に特定条件の焼きなましを施し、続いて次の式(1)及び(2)、(3)の条件を満たす焼鈍を行う。
(T+273)/33+log(t) ≧23 ・・・(1)
ここで、T:到達温度(℃)、t:到達温度での保持時間(秒)であり、さらに
到達温度T:380〜710℃ ・・・(2)
到達温度での保持時間:0.1秒以上 ・・・(3) (もっと読む)


【課題】材料費の抑制を図ることを第一の目的とし、その為にFe基合金線を採用するとともに、600℃を越えるような高温環境中でも高温酸化が少なく、また安定した耐熱へたり性を得る耐熱ばね用の合金線材並びに該合金線による耐熱バネ製品を得ることを目的とする。
【解決手段】質量%で、C≦0.10、Si≦1.00、Mn≦1.00、Ni:30.0〜45.0、Cr:13.0〜18.0、Mo:0.40〜1.20、Al:1.60〜2.50、Ti:2.00〜3.00、Nb:0.50〜2.00を含み、かつNi/(1.8Al+Ti+0.5Nb)による分量(A)が3.5〜8.0、(Ti+0.5Nb)/1.8Alによる分量(B)が0.4〜1.0の条件を共に満たして残部実質的にFeと不可避不純物でなる析出硬化型のFe基合金で構成されるとともに、引張強さ900〜1300N/mm2 を有することを特徴とする耐熱ばね用合金線。 (もっと読む)


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