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Fターム[4K042CA09]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Nb (523)

Fターム[4K042CA09]に分類される特許

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【課題】過酷な油井環境で使用される鋼管に最適な、高靱性を有する鋼材を提供する。
【解決手段】(1) C:0.17〜0.32%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.30〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、Cr:0.10〜1.01%、Mo:0.01〜0.30%、sol.Al:0.001〜0.100%、B:0.0001〜0.0020%およびN:0.0070%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、同時にオーステナイト粒界に析出する炭化物中のMo量[Mo]およびオーステナイト粒度番号Gが下記(a)式および(b)式を満足し、降伏強度が703〜803MPaであり、かつインライン熱処理により製造されたことを特徴とする鋼材である。
[Mo]≦exp(G−5)+5・・・(a)、 G≦5.5・・・(b)
(2)上記(1)の鋼材は、さらにTi:0.005〜0.04%、Nb:0.005〜0.04%およびV:0.03〜0.30%の1種または2種以上を含有させるのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高靭性、高延性のパーライト鋼レールを得る
【解決手段】質量%で、C :0.6〜1.3%、Si:0.1〜1.2%、Mn:0.1〜1.2%、Nb:0.002〜0.05%を含有する圧延素材を加熱し、その後熱間圧延を行い、さらに仕上圧延を行うことにより、延性及び靭性にすぐれたパーライト鋼レールを製造する方法であって、前記熱間圧延を行うための加熱工程において、加熱炉内で前記圧延素材を1200〜1350℃の範囲で4時間以上、60時間以下保持することを特長とする。この加熱方法により、レール鋼内部のNb炭窒化物の最大厚さが10μm以下になる。 (もっと読む)


【課題】低サイクル疲労特性に優れた浸炭焼入れ鋼材を提供する。
【解決手段】投影芯部硬さHp-core=Hcore/(1−t/r)がHV390以上であり、ジョミニ試験における焼入れ端より13mmの位置での硬さが、60×C0.5−5(HRC)以上であり、A=(Mo+0.227Ni+190B−0.087Si−17.2P−2.74V−7.18Cs−0.00955Hs+0.0344Nγ)及びB=(t×(Hcore))が、A−0.00000293×B≧14の関係を有することを特徴とする。ただし、Hcore;芯部硬さ、t;有効硬化層深さ、r;破損部位の半径または破損部位の肉厚の半分、Cs;表層の浸炭濃度(質量%)、Hs;表面硬さ(HV)、Nγ;浸炭層の旧オーステナイト結晶粒度である。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた油井用高靭性超高強度ステンレス鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Mn:0.20〜1.80%、Cr:14.0〜18.0%、Ni:5.0〜8.0%、Mo:1.5〜3.5%、Cu:0.5〜3.5%、N:0.005〜0.15%、O:0.006%以下を含み、かつCr+2Ni+1.1Mo+0.7Cu≦32.5を満足し、さらにNb:0.20%以下、V:0.20%以下のうちの1種または2種をNb+V≧0.05%の条件を満足するように含有する鋼素材を造管し150℃以下まで冷却したのち、加熱温度Tを500〜580℃の温度とし、かつT(20+logt)が15200〜16800を満足する焼戻処理を施す。これにより、YS:965MPa以上、vE-40:50J以上を有し、CO2を含む200℃以上の高温腐食環境下の耐食性に優れた鋼管とすることができる。焼戻処理前にAc3変態点以上の温度に加熱し続いて空冷以上の冷却速度で冷却する焼入れ処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】耐食性と拡管性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.05%以下、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.80%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:14.5〜18.0%、Ni:2.0〜7.0%、Mo:0.5〜3.5%、V:0.20%以下、N:0.15%以下、O:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、焼戻マルテンサイト相とオーステナイト相を主体とし、かつオーステナイト相含有量と焼戻マルテンサイト相含有量との比が1/4以上で、さらに10体積%以上50体積%未満のフェライト相を含む組織とする。これにより、降伏強さが654MPa未満の、拡管性に優れかつ耐CO腐食性に優れた鋼管となる。なお、Nb、Ca、Cu、および/または、Ti、Zr、B、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、および/または、Alを、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


【課題】 耐銹性に優れたディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C :0.01%以上0.10%以下、Si:0.05%以上2%以下、Mn:0.2%以上2.0%以下、S :0.010%以下、N :0.005%以上0.025%以下、Cr:10%以上14%以下、Ni:0.02%以上2%以下、Al:0.001%以上0.1%以下、 V:0.5%以下、C+N:0.06%以上0.1%以下を満足する成分を含有し、さらに、P、As、Sb、Biから成る元素群のうちの1種または2種以上を、その合計量で、0.05%以上0.5%以下、または、P、Biを0.005%以上0.05%未満、その合計量で0.01%以上0.05%未満の範囲で含有し、必要に応じて、所定量のCu、Ti、Mo、Nbを含有し残部Feおよび不可避的不純物からなり、下記(式1)で表されるγpが80以上を満足することを特徴とする。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]
+7[%Mn]−11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]−12[%Mo]−23[%V]−47[%Nb]+189・・・(式1) (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7mass%、Si:0.30〜1.1 mass%、Mn:0.2 〜2.0 mass%、Al:0.005 〜0.25mass%、Ti:0.005 〜0.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.06 mass%以下、P:0.020 mass%以下およびCr:0.2 mass%以下をTi(mass%)/N(mass%)≧3.42の下に含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にする共に、母材組織を、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率を10%以上とし、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒径が硬化層全厚にわたり12μm 以下とし、さらに高周波焼入れ・焼きもどし後の表面残留応力を−700MPa以下とする。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ後に焼もどし処理を行うことなく、従来よりも疲労強度を一層向上させた高周波焼入れ軸部品を提供する。
【解決手段】C:0.33〜0.55mass%、Si:0.3〜1.1 mass%、Mn:0.2〜2.0 mass%、Al:0.005〜0.25 mass%、Ti:0.005〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.8 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.06 mass%以下、P:0.02 mass%以下およびCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成とし、高周波焼入後の硬化層の表層部における旧オーステナイト結晶粒の平均径(ds)を15μm以下、かつ硬化層と非硬化層との硬さ勾配を所定の関係とし、さらに非焼入れ部の組織がベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方として、該ベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方の体積率を50vol%以上とする。 (もっと読む)


【課題】HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼材溶接部の形成方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%未満、N:0.015%未満、Cr:10.0〜14.0%、Ni:1.0〜8.0%を含み、さらにSi、Mn、P、S、Alを適正量含み、さらに、Mo、Cu、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、を含有するマルテンサイト系ステンレス鋼材に溶接を施して溶接部を形成するに際し、溶接後に、溶接部に、P1=(T+273)(20+log(t/3600))(ここでT:PWHT温度(℃)、t:PWHT保持時問(s))で定義されるP1が15500以上、P2=20logt+T−(A1+120)(ここで、A1:100体積%マルテンサイト組織としたのち加熱し20秒間保持したときに1体積%以上オーステナイト相が形成される下限の温度(℃))で定義されるP2が0以下を満足し、かつPWHT保持時間tが60〜1000sの範囲内であるPWHTを施す。これにより、HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形で高い寸法精度が得られる加工性を具備し、かつ時効処理によって200HV以上の強度レベルが安定して実現できるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Cr:9〜25%、Ni:0.5〜3.0%、Al:0.4〜3.0%、Cu:0.4〜3.0%、Nb:0.1〜1.0%、N:0.03%以下であり、必要に応じてさらにTi:0.5%以下、Mo:2.0%以下の1種以上を含有し、残部実質的にFeの組成を有し、500〜800℃の雰囲気に0.3〜1h保持したのち冷却する時効処理に供したときNi−Al系化合物相とCu相が当該マトリクス中に分散析出する性質を持つフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】曲げ疲労特性に極めて優れた浸炭部品を提供する。他の目的は、こうした浸炭部品を製造できる方法を提供する。
【解決手段】母材が、質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.35%を超え、2%以下、Mn:3%以下(0%を含まない)、Cr:2%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、N:0.03%以下(0%を含まない)を含有し、P:0.03%以下、S:0.03%以下、O:0.002%以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、浸炭硬化層のC濃度が0.9%以上で、その組織はベイナイトとセメンタイトを含んでおり、且つ最大硬さが650Hv以上である浸炭部品である。 (もっと読む)


【課題】耐荷重性及び耐衝撃性を向上させて寿命延長を図ることのできる転がり軸受とその製造方法を提供する。
【解決手段】内輪1、外輪2及び円錐ころ3のうち少なくとも一つの素材が鍛造後に浸炭処理を施された鋼材からなる転がり軸受の製造方法であって、A1点以上の相変態を伴う焼鈍またはA1点以下の焼鈍もしくは両者を組み合せた焼鈍を施してから前記鋼材に浸炭処理を施して製造される。 (もっと読む)


【課題】焼入れ時の冷却速度が相対的に遅い場合であっても、高い焼入れ性、高い靱性、及び大きな焼戻し軟化抵抗を維持することが可能な合金鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.40〜0.60mass%、Si:0.02〜2.00mass%、Mn:0.50〜2.00mass%、Cu:1.00mass%以下、Ni:0.01〜2.00mass%、Cr:3.00〜6.00mass%、Mo:0.05〜6.00mass%、W:10.00mass%以下、V:0.10〜2.00mass%、Co:5.00mass%以下を含み、残部が実質的にFe及び不可避的不純物からなり、さらに、前記不可避的不純物の中で、P≦0.050mass%、S≦0.020mass%、Al≦0.050mass%、O≦0.0100mass%、N≦0.0200mass%に制限し、かつ、3.00≦Weq≦10.00、Mt≧190、Mt2≧15、PN≦11である合金鋼。但し、Weq=2Mo+W。Mt=300C+15Mn+Cu+20Ni+2Cr+Mo+0.5W+0.2V。Mt2=15Mn+Cu+20Ni。PN=Cr+3Mn+2Ni+Cu。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性及び耐荷重性に優れた転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪1、外輪2及び転動体3のうち少なくとも一つが、C;0.1〜0.55質量%、Cr:0.3〜2.0質量%、Si:0.1〜0.6質量%、Mn:0.3〜2.0質量%、Mo:2質量%以下、Ni:5質量%以下、Nb:0.01〜1.0質量%、O:12ppm以下、残部Fe及び不可避不純物からなり、かつC含有量とNi含有量が9×C(質量%)≦Ni(質量%)の関係を満たす鋼で形成されている。 (もっと読む)


【課題】軟化抵抗性、ひいては面疲労強度(特に、耐ピッティング性)の良好な浸炭部品を提供する。
【解決手段】C:0.10質量%以上0.40質量%以下、Si:0.05質量%以上0.8質量%以下、Mn:0.35質量%以上1.2質量%以下、Cr:2.0質量%以上6.0質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を母材とし、該母材の表層部には、粒界酸化層深さが1μm以下で、表面から深さ25μm位置での平均C濃度SCが1.5質量%以上4.0質量%以下の浸炭層が形成される。母材のCr含有量WCrは、1.76SC−1.06 < WCr <1.76SC+0.94の範囲とする。浸炭層は、表面から深さ25μm位置での炭化物面積率が15%以上60%以下であり、炭化物総面積に対する寸法0.5μm以上10μm以下の微細炭化物の面積比率が80%以上であり、さらに、当該微細炭化物の70体積%以上がMC型炭化物とされる。 (もっと読む)


【課題】自動車車体等の鋼板等に利用される塑性加工された鋼材を窒化処理することにより、高強度、高靭性を同時に満足しうる窒化処理鋼材を提供する。
【解決手段】塑性加工が施された鋼材を、アンモニアガスの含有量が、38%以上、90%未満である混合ガス雰囲気下、655℃以上、665℃以下の窒化温度で窒化する窒化処理工程を有する窒化処理鋼材の製造方法。アンモニアガスの含有量は、38%以上、71%以下が好ましく、45%以上、60%以下がより好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高靱性と高耐摩耗性および経年変化特性を要求される廃棄物破砕機の破砕刃用鋼およびそれを使用した破砕刃を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:4.0〜6.0%、MoおよびWの内の1種または2種をMo+1/2W:0.8〜2.5%、VおよびNbの内の1種または2種をV+1/2Nb:0.3〜1.0%、を基本成分として含有し、残部をFeと不可避的不純物からなることを特徴とする耐摩耗性に優れ、かつ経年変化を抑制した破砕用刃物用鋼。 (もっと読む)


【課題】自動車用部品、機械構造用部品等として使用される優れた加工性を有する鋼管とその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.60%以下、Mn:0.20〜2.50%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.050%、N:0.0050%以下を基本成分として含む鋼管であって、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域においてフェライトの分率が50%以上で残部がマルテンサイト、ベイナイトのうち一種以上含む複合組織からなり、かつ鋼管の円周方向全域で降伏強度と引張強度の比(YR)が0.50以下である加工性に優れた鋼管およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来よりも転動疲労寿命を向上させた軸受用鋼部品を提供する。
【解決手段】C:0.6〜1.5mass%、Si:0.1〜1.0mass%、Mn:0.1〜1.5mass%およびCr:0.05〜2.0mass%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有し、焼入れ後の硬化層表層部における旧オーステナイト粒の平均径が3.5μm以下であり、かつ旧オーステナイト粒の最大径が旧オーステナイト粒の平均径の2.7倍以下である旧オーステナイト粒径分布とする。 (もっと読む)


【課題】高炭素含有のレール鋼において、レール頭部内部における初析セメンタイト組織の生成を抑制し、靭性の低下を防止する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.20%、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、V:0.01〜0.30%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片を加熱炉で加熱処理し、その後前記レール圧延用鋼片を熱間圧延することによりパーライト系レールを製造する、靭性に優れたパーライト系レールの製造方法であって、前記加熱処理において、鋼片の加熱温度(T、℃)が、鋼レールのC量(C、%)及びV量(V、%)からなる関数で示される値(T、T)に対してT<T<Tを満たし、かつこの加熱温度での保持時間(t、min)が、鋼レールのC量(C、%)、V量(V、%)からなる関数で示される値(t、t)に対してt<t<tを満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


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