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Fターム[4K042CA09]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Nb (523)

Fターム[4K042CA09]に分類される特許

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【課題】 高強度化に伴い問題として現出する遅れ破壊現象に代表される水素脆化を有利に防止する、耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明ボルトは、質量%で、C:0.2〜0.6%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜2%、Mo:0.5〜6%、Al:0.005〜0.5%を含有し、引張強さが1400MPa以上であり、ねじ底表層の圧縮残留応力が引張強さの10〜90%である。また、ねじ底部の表面から少なくても50μmまでの表層部の旧γ粒の軸方向と半径方向のアスペクト比が2以上であり、また、同部の硬さがHv460以上である。また、製法は、上記成分を有する鋼材を用いてボルト頭部および軸部の成形後、900〜1100℃に加熱し、焼入れした後、580℃以上の温度で焼戻し、その後ねじ転造を行う。 (もっと読む)


【課題】高強度と安定した靱性と優れた耐食性とを備え、海底フローライン用に適した継目無鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.08%、Mn:0.3〜2.5%、Al:0.001〜0.10%、Cr:0.02〜1.0%、Ni:0.02〜1.0%、Mo:0.02〜0.8%、Ti:0.004〜0.010%、N:0.002〜0.008%、Ca:0.0005〜0.005%、V:0〜0.08%、Cu:0〜1.0%で、残部がFeおよび不純物からなり、不純物としてのSiが0.25%以下、Pが0.05%以下、Sが0.005%以下、Nbが0.005%未満、Bが0.0003%未満であり、ポリゴナルフェライトが20体積%以下、マルテンサイトと残留オーステナイトの混合組織が10体積%以下で、残部がベイナイトである組織を有する焼入れのままの継目無鋼管、およびその鋼管を焼戻しした高強度厚肉継目無鋼管。 (もっと読む)


【課題】 耐疲労性が向上したばね用鋼線材を提供すること。
【解決手段】 Vおよび/またはNbを合計で0.005〜0.5質量%、Nを0.01質量%以下含有するばね用鋼線材であって、中心を含む線材縦断面において、表面からの深さ方向長さ:D/4mm(Dは線材直径)×線材の軸心方向長さ:20mmからなる四辺形を線材の両表面側に1つずつ選び、この選ばれた2つの領域を1視野として合計で20視野以上観察したときに、前記深さ方向の大きさが5μm以上であるVNまたはNbNの存在割合が20%以下であり、10μm以上であるVNまたはNbNの存在割合が10%以下であり、15μmを超えるVNまたはNbNが実質的に存在しないばね用鋼線材。 (もっと読む)


【課題】 引張強度1600MPa以上の、遅れ破壊に代表される水素脆化を有利に防止する、耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトの製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C:0.2〜0.6%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜2%、Mo:0.5〜10%、Al:0.005〜0.5%を含有し、必要に応じて所定量のV、Ti、Nb、Cr、Ni、Cu、Bを含有し、残部Fe及び不可避不純物からなる鋼を、900℃以上からの焼入れによりマルテンサイト組織にした後、鋼材表面温度で少なくとも300℃以上からは5℃/秒以上の昇温速度で600℃以上750℃以下まで急速に加熱し、該温度域で0〜20秒間保持をした後、放冷または加速冷却することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐遅れ破壊特性に優れた引張強さ1600MPa級以上の鋼およびその成型品の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明鋼は、質量%で、C:0.20〜0.60%、Si:0.50%以下、Mn:0.10超、3%以下、Al:0.005〜0.1%、Mo:3.0%超、10%以下を含有し、必要に応じて、W:0.01〜10%、V:0.05〜1%、Ti:0.01〜1%、Nb:0.01〜1%、Cr:0.10〜2%、Ni:0.05〜1%、Cu:0.05〜0.5%、B:0.0003〜0.01%の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなることを特徴とする。また、その製造方法は、上記鋼を所望の形状(例えば、ボルト形状)に成型後、焼入れを行い、その後500〜750℃の温度範囲で焼戻すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 焼準処理を必要とせずに結晶粒径を微細にすることができる、工具鋼中間素材の製造方法と、これにより得られた工具鋼中間素材を用いた工具鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.10〜2.0%を含有する工具鋼素材を1050〜1250℃に加熱して熱間加工を行い、該熱間加工終了後、工具鋼素材の表面温度が500〜700℃となるまで空冷以上の冷却速度で冷却後、加熱炉中にて400〜700℃の温度に加熱・保持を行い、次いで工具鋼素材の素材温度を高める加熱を行なって工具鋼素材温度をパーライトノーズから−100℃の温度域に高めて加熱・保持後に冷却を行って、フェライト組織に炭化物を析出させた金属組織とする工具鋼中間素材の製造方法であり、前述の処理後に、Ac3点以上の温度に加熱して焼入れし、その後、焼戻しを1回以上行って平均結晶粒度番号で6番より細粒にする工具鋼の熱処理方法である。 (もっと読む)


【課題】十分な硬度、耐摩耗性、耐腐食性を有しつつ、精密加工性、鏡面加工性に優れたプラスチック成形金型用鋼を提供すること。
【解決手段】C:0.80wt%以下、Si:0.01wt%以上1.40wt%未満、Mn:0.05wt%以上2.0wt%以下、Ni:0.005wt%以上1.00wt%以下、Cr:13.0wt%以上20.0wt%以下、Mo+1/2W:0.20wt%以上4.0wt%以下、V :0.01wt%以上1.00wt%以下、N:0.36wt%以上0.80wt%以下、O:0.02wt%以下、および、Al:0.80wt%以下、を含み、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなるプラスチック成形金型用鋼とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、高圧部において優れた高温クリープ強皮を有し、又、低圧最終設部において優れた引張強度と低温靱性を有し、低圧最終段部に植設される動翼としてマルテンサイト鋼を用いて長翼化が可能である高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトを提供することにある。
【解決手段】
本発明は、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる高圧側部分と、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有前記高圧側のNi量より多いNi量を有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる低圧最終設部とを有し、該低圧最終段部のC、Si、Mn、Cr、Mo及びVの含有量は前記高圧側部分のそれらと同等又は前記Ni量の増化に従ってやや減少していることを特徴とする高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトにある。 (もっと読む)


【課題】大型の金型などの鋼部材であっても、確実に強靱化でき且つ歪や割れが生じにくい焼き入れ工程を含む鋼部材の熱処理方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、0.20〜1.5wt%の炭素と、0.5〜25wt%の炭化物生成元素とを含むと共に、重量が50kg以上の工具鋼からなる鋼部材に対し、以下の冷却ステップを施す焼き入れ工程を含む、鋼部材の熱処理方法。
第1冷却ステップ:焼き入れ温度(1030℃)から600℃までの高温度帯htにおいて、パーライト相およびフェライト相の析出が回避できる3℃/分超の平均冷却速度C1で冷却する。
第2冷却ステップ:500℃以下で且つ130℃までの低温度帯ltにおいて、1℃/分以上の平均冷却速度CTで冷却する。 (もっと読む)


【課題】 冷間でコイリングされ、十分な大気強度とコイリング加工性を両立できる引張強度2000MPa以上のばね用熱処理鋼線と該鋼線に供するばね用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.5〜0.9%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:1.0〜2.5%、V:0.15超〜1.0%以下、Al:0.005%以下を含有し、N:0.007%以下に制限し、さらに、Nb:0.001〜0.01%未満、Ti:0.001〜0.005%未満の内の1種または2種を含有し、引張強度2000MPa以上、かつ検鏡面に占めるセメンタイト系球状炭化物および合金系球状炭化物に関して、円相当径0.2μm以上の占有面積率が7%以下、円相当径0.2μm以上の存在密度が1個/μm2以下、を満たし、かつ旧オーステナイト粒度番号が10番以上、残留オーステナイトが15質量%以下であることを特徴とする高強度ばね用熱処理鋼線。 (もっと読む)


【課題】
強度および靱性が高いというマルエージング鋼の特徴を確保しつつ、疲労強度特性に関して、既知のものよりすぐれた薄帯用鋼を提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.05〜0.15%、Ni:10.0〜18.0%、Co:5.0〜30.0%、Mo:1.0〜5.0%、Al:0.5〜1.3%、およびCr:1.0〜3.0%を含有し、Ti:0.10%以下、S:0.003%以下、P:0.03%以下、N:0.03%以下、かつ、O:0.03%以下であって、残部がFeおよび不可避の不純物からなる合金組成を有する薄帯用鋼。さらに、いくつかの任意添加元素から選んだものを、1種または2種以上添加した合金組成であってもよい。 (もっと読む)


【課題】
冷間加工用の工具の材料とする工具鋼であって、高い硬さと高い靱性をあわせ備えた鋼と、それを使用した精密加工用の工具の製造方法を提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.45〜0.90%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:3.0〜8.0%、およびV:0.02〜0.5%に加えて、MoおよびWを、Mo+0.5W:0.1〜2.5%となるように含有し、残部Feおよび不純物からなり、L=15.5C(%)+Cr(%)とするとき、14≦L≦20である合金組成を有し、直径換算で径10μm以上の炭化物が、0.5mm2の視野中に10個以内であって、A系、B系およびC系の介在物が、JIS G0555の方法に従って測定したとき、(dA+dB+dC)60×400≦0.01%である工具鋼。1150℃以上に5時間以上保持したのち工具の形状を与え、1000〜1060℃から焼入れ・500〜65℃で焼戻しする。 (もっと読む)


【課題】軟窒化処理前に所望の部品形状への切削加工が容易で、高い疲労強度が要求される部品の素材として好適な軟窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.50%、Mo:0.80〜1.50%、V:0.10〜0.30%、Cr:0〜0.50%、Nb:0〜0.05%、Al:0〜0.050%を含み、残部はFeと不純物で、不純物中のN≦0.0070%、O≦0.0030%の軟窒化用鋼。必要に応じて、(1)特定量のTiとB、(2)特定量のS、CaとTeの1種以上、(3)特定量のTiとBに加えて、特定量のS、CaとTeの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】適正な硬さを有すると共に、焼戻し軟化抵抗の大きいブレーキディスクを提供する。
【解決手段】C:0.1mass%以下、Si:1.0mass%以下、Mn:2.0mass%以下、Cr:10.5〜15.0mass%、Ni:2.0mass%以下、Cu:0.5超〜4.0mass%、Nb:0.02〜0.6mass%、N:0.1mass%以下を含有し、さらに、C,N,Nb,Cr,Si,Ni,Mn,MoおよびCuを、下記(1)式および(2)式;
5Cr+10Si+15Mo+30Nb−9Ni−5Mn−3Cu−225N−270C<45 ・・・(1)
0.03≦{C+N−(13/93)Nb}≦0.09 ・・・(2)
を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつ旧オーステナイト粒の平均粒径が8μm以上であるマルテンサイト組織を有し、硬さがHRCで32〜38であることを特徴とする焼戻し軟化抵抗の大きいブレーキディスク。 (もっと読む)


【課題】 耐衝撃性に優れた真空浸炭処理部品を提供する。また、他の目的は、こうした真空浸炭処理部品の製法を提供する。
【解決手段】 真空浸炭処理部品は、該部品表面から深さ50μm位置までの領域における平均窒素量(表面N量)と、部品内部のN量との比(表面N量/内部N量)が、0.8以上であり、耐衝撃性に優れている。前記真空浸炭処理部品の表面から深さ50μm位置までの領域について、光学顕微鏡を用いて倍率200倍で観察したとき、観察視野面積に占める結晶粒度番号が4番以下の面積率は、例えば5%未満程度になっている。 (もっと読む)


【課題】表面が超硬合金なみの硬さと優れた耐摩耗性を有し、内部は高速度工具鋼又は合金工具鋼の焼入焼き戻し硬さと靭性を有する材料を提供。
【解決手段】それぞれ重量%で、C :0.1 〜2.7 %、Si:2.5 %以下、Mn:2 %以下、Cr:0.3 〜20%、Mo:12%以下、 W:20%以下、V:0.4 〜15%、Co:20%以下、及び、N :150ppm以下、を含み、さらにAl又はTiを0.15〜2.50%を含み、残余がFe及び不可避不純物よりなり、鋼中のN量とAl量の関係が、〔Al(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 であるか、又は、鋼中のN量とTi量の関係が、〔Ti(%)〕×667 −〔N( ppm)〕≧0 、であり、かつ、焼入焼戻し熱処理、研削加工後に、さらに窒化処理を施すことにより、表面近傍にAlN又はTiNという硬質の化合物を分散析出させ、表面のみ1150HVという超硬合金なみの表面硬さと耐摩耗性を有する。 (もっと読む)


【課題】 引張強さ:700MPa以上の高強度を有し、成形性、低温靭性に優れ、かつ断面成形加工後の耐捩り疲労特性に優れる高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.035〜0.099%、Mn:2.05〜2.8%を含み、C/Mnが0.040以下を満足し、Si、Ti、Nb、B、Cr、Alを適正量含有し、不純物としてのP、S、N、Oを許容値以下に制限した組成とし、鋼帯の熱間圧延条件と、管体の縮径圧延条件を適正範囲に調整して、面積率で60%以上のフェライト相を有し、該フェライト相の円周方向断面の平均結晶粒径が0.5〜5.5μmである組織とし、内面および外面の表面粗さが、算術平均粗さRa:2μm以下、最大高さ粗さRz:30μm以下、十点平均粗さRzJIS:20μm以下とする。これにより、引張強さ:700MPa以上の高強度で、成形性、低温靭性、断面成形加工後の耐捩り疲労特性がともに優れた溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】Cl-、湿潤CO2及び微量のH2Sの共存下で良好な耐SSC性を有するとともに低温靱性にも優れる油井用マルテンサイト系ステンレス鋼の提供。
【解決手段】C:0.16〜0.22%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.25〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:12.0〜13.5%、Al:0.010%以下、Ni:0〜0.2%、Cu:0〜0.10%、Mo:0〜0.20%、Ti:0〜0.050%及びN:0.01〜0.1%を含有し、残部はFe及び不純物からなる油井用マルテンサイト系ステンレス鋼。特定量のNbとVの1種以上及び/又は特定量のCa、Mg、LaとCeの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】低温靭性に優れた低降伏比電縫鋼管を得る。
【解決手段】質量%でC:0.01〜0.09%、Si:0.50%以下、Mn:2.5%以下、Al:0.01〜0.10%、Nb:0.005〜0.10%、Cr:0.50超え〜3.0%、さらに必要に応じて、Ti:0.1%以下、V:0.1%以下、Zr:0.1%以下のうちの1種または2種以上または/およびMo:0.5%以下、Cu:0.5%以下、Ni:0.5%以下のうちの1種または2種以上を含有し、残部鉄および不可避的不純物からなるスラブを熱間圧延し、5℃/s以上の冷却速度で650℃以下まで冷却して巻き取り、冷却停止時の温度±50℃に10分以上滞留させて冷却して熱延鋼板とし、該熱延鋼板を電縫管に造管する。 (もっと読む)


本発明は、鋼の熱加工制御のための方法であって、素材は再結晶温度以上の温度で加熱され、組織はオーステナイト化されて温度を均一に保たれ、次いで変形され、次いでマルテンサイトに急冷されかつ焼き戻され、この場合に出発材料を丸棒鋼によって形成し、丸棒鋼の再結晶化温度を均熱炉内で棒長さにわたって均一にし、丸棒鋼をほぼ直線的な状態で斜交ロール圧延によって変形させて、この場合に臨界の変形率を越えることによって動的再結晶過程を生ぜしめ、次いで丸棒鋼をAc3点以上の温度での追加加熱によって完全に静的再結晶化させ、次いでオーステナイトからマルテンサイトに焼き入れして、かつ焼き戻しする。
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