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Fターム[4K042DE05]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却速度 (1,247) | 数値、数式で規定する (224)

Fターム[4K042DE05]に分類される特許

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【課題】TiやVなどの合金元素を含まないために成分コストが低く、低い硬さレベルであっても十分な破断分離性を有する高炭素鋼の提供。
【解決手段】C:0.70〜1.20%、Si:0.4%以下、Mn:0.9%以下、P:0.10%以下、S:0.015%以下、Cr:0.5〜2.0%およびAl:0.05%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、旧オーステナイト粒径が200μm以上、硬さがブリネル硬さで300以下である破断分離性に優れる高炭素鋼。 (もっと読む)


【課題】疲労特性に優れたばね用線材を提供すること。
【解決手段】線材の中心を通る縦断面において、図1の斜線部で示される領域を合わせて1視野とすることとし、20以上の視野でTiN系介在物の最大厚みを測定し、この最大厚みが、(1)5μm以下になるもの、(2)5μmを超え10μm以下になるもの、(3)10μmを超え25μm以下になるもの、(4)25μmを超えるものの、4クラスに各視野を分類したとき、全視野数に対して、クラス(1)の視野割合が5%未満、クラス(2)の視野割合が30%以下、クラス(3)の視野割合が70%以上、クラス(4)の視野割合が5%未満であるばね用線材。 (もっと読む)


【課題】旅客鉄道の曲線区間において、疲労損傷の発生を防止し、同時に、耐摩耗性を確保し、レールの使用寿命を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.65超〜0.80%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.05〜1.20%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、頭部コーナー部に、表面から少なくとも深さ15mmの範囲が、硬さHv220〜350のパーライト組織もしくは初析フェライト組織を含むパーライト組織である領域を有し、かつ、頭頂部に、表面から少なくとも深さ15mmの範囲が硬さHv200〜250未満のパーライト組織もしくは初析フェライト組織を含むパーライト組織である領域を有することを特徴とする耐表面損傷性および耐摩耗性に優れたパーライト系レール。 (もっと読む)


【目的】希少元素が少ない安価な鋼でありながら、軟化抵抗が高く、且つ、熱伝導率が高い工具鋼及びこれを用いた成型用部材、工具鋼の品質検証方法を提供すること。
【解決手段】必須元素として、質量%で、C:0.15〜0.55%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.01〜2.0%、Cr:0.3〜1.5%、Mo:0.8〜2.0%、V+W:0.05〜0.5%、Cu:0.01〜2.0%、及び、Ni:0.01〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる工具鋼。かかる工具鋼は、選択添加元素として、Co、Nb、Ta、Ti、Zr、Al、N、B、S、Ca、Se、Te、Bi、Pb等を含有してもよく、Cr+Mo+V+W+Coの値が4%以下であることが望ましい。 (もっと読む)


本発明は、モノリシック鉄部品(ferrous monolithic component)の製造方法、及び、その方法によって製造された部品に関する。本発明は、強度を高めたい部品の部分を選択的に急速に冷却し、かつ、機械加工性を高めたい部品の部分を選択的に制御冷却する仕組みを利用する。そのような制御冷却は、冷却、再加熱、及び、再冷却を含んでも良い。それにより、より急速に冷却されたゾーンでは部分的に強度が高くなり、かつ、よりゆっくり冷却されたゾーンでは、部分的に機械加工性が高くなる。
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【課題】優れた曲げ矯正性を有するだけではなく、軟窒化処理後の仕上工程において曲げ矯正処理を行った軟窒化部品に対して高い疲労強度を具備させることができる軟窒化用鋼材の提供。
【解決手段】C:0.35〜0.45%、Si:0.10〜0.35%、Mn:1.2〜1.8%、S≦0.12%、Ti:0.001〜0.02%、N:0.008〜0.025%を含有し、残部がFeと不純物からなり、不純物中のP:0.08%以下、Al:0.01%以下、Cr:0.20%以下、V:0.01%未満で、かつ、Ti/N<1.0を満たす化学組成で、さらに、軟窒化処理前の降伏比が0.6以上である軟窒化用鋼材。(a)Mo≦0.3%、(b)Pb≦0.3%、Ca≦0.01%及びBi≦0.3%のうちの1種又は2種以上、の2つの群の何れか1つ以上の元素を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱処理後に生ずる寸法変化が相対的に少ない金型の製造方法、金型用鋼材の製造方法、及び、金型用鋼材を用いた金型の製造方法を提供すること。
【解決手段】所定の組成を有する鋼材を第1焼入れ温度Tq1から12℃/min以上の第1冷却速度C1で冷却して前記鋼材を第1焼戻し指数λ1が2次硬化ピークの焼戻し指数λpeak1及び変寸率ピークの焼戻し指数λpeak2より大きくなるように焼戻しを行い、前記鋼材を粗加工し、所定の形状を有する金型とし、前記金型を第2焼入れ温度Tq2から12℃/min以上の第2冷却速度C2で冷却し、前記金型を第2焼戻し指数λ2が変寸率ピークの焼戻し指数λpeak2より小さくなり、かつ、前記第2焼戻し指数λ2における変寸率が前記第1焼戻し指数λ1における変寸率の±0.05%以内となるように焼戻しを行う金型の製造方法、金型用鋼材の製造方法、及び金型用鋼材を用いた金型の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は,パイプ焼鈍後の冷却速度が小さくても、高温強度に優れるばかりでなく、靱性及び耐酸化性に優れたCr含有鋼管並びにその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】Cr含有鋼管の非接合部を切断して得た複数の試料の表面に出現する結晶粒及び析出物を電子顕微鏡で観察して該結晶粒の粒界長さ及び析出物の長さをそれぞれ測定し、それら測定値に基づき下記式で算出される粒界上析出物占有率の平均値が1〜50%であることを特徴とするCr含有鋼管である。
粒界上析出物占有率(%)=(粒界に沿った析出物の長さの合計値/結晶粒界の長さ)×100
また、このような鋼管の製造方法としては、素材の冷延鋼板を焼鈍した後、950℃から700℃までの平均冷却速度を30℃/s以上として冷却することである。 (もっと読む)


【課題】代表的肌焼鋼であるSCr420或いはSCM420をベースとして合金元素を添加することにより、従来の熱処理条件等を大幅に変更することなく、使用条件によって水素脆性剥離が生じる場合においても優れた面疲労強度を有する肌焼鋼を提供する。
【解決手段】肌焼鋼を質量%で、C:0.1〜0.4%,Si:0.5%以下,Mn:1.5%以下,P:0.03%以下,S:0.03%以下,Cr:0.3〜2.5%,Mo:0.1〜2.0%,V:0.1〜2.0%,Al:0.050%以下,O:0.0015%以下,N:0.025%以下,V+Mo:0.4〜3.0%,残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有する、浸炭焼入れ焼戻し処理された鋼であって、焼戻し処理後の表層C濃度が0.6〜1.2%で、表面硬さがHRC58以上64未満であり、且つ表層に分散析出するV系炭化物のうち粒径100nm未満の微細なV系炭化物の個数割合が80%以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】鋼材製のワークに浸炭を施す場合に、ワークごと又は部位ごとに変形量がばらつくことを抑制する。
【解決手段】浸炭後に冷却を行うための冷却装置14は、隔壁32によって処理室34が形成された収容容器18と、該収容容器18の天井面に設置されたシロッコファン20とを有する。隔壁32を構成する底壁28と天井壁30には開口が形成されており、従って、供給管36を介して収容容器18内に導入され且つシロッコファン20で撹拌された冷媒ガスは、底壁28の開口から処理室34に侵入して天井壁30の開口から導出される。すなわち、冷媒ガスは処理室34内を上昇するように流通する。一方、棒状ワーク10からの輻射熱を受けた雰囲気ガスは、冷媒ガスの流通方向に一致する方向に進行する。 (もっと読む)


本発明は、鋼部品に関し、鋼部品は、wt%で、0.040%≦C≦0.100%、0.80%≦Mn≦2.00%、Si≦0.30%、S≦0.005%、P≦0.030%、0.010%≦Al≦0.070%、0.015%≦Nb≦0.100%、0.030%≦Ti≦0.080%、N≦0.009%、Cu≦0.100%、Ni≦0.100%、Cr≦0.100%、Mo≦0.100%、Ca≦0.006%の組成を有し、組成の残部は、鉄および製造プロセスからの不可避的不純物からなる。鋼の微細構造は、少なくとも75%の等軸フェライト、5%以上20%以下の量のマルテンサイト、10%以下の量のベイナイトを含む。 (もっと読む)


【課題】内部起点の破壊を抑制して、転がり軸受を長寿命化する。
【解決手段】(1)式で表されるDI値と厚さt(mm)との関係が(2)式を満たす鋼を使用して、内輪1および外輪2を製造する。
DI=(0.2〔C〕+0.128)(1+0.7〔Si〕)(1+3.45〔Mn〕)(1+0.07〔Ni〕+0.27〔Ni〕〔Ni〕)(1+2〔Cr〕)(1+2.5〔Mo〕)(1+0.35〔Cu〕)‥‥(1)
DI/t≧0.45‥‥(2) (もっと読む)


【課題】優れた加工性を有すると共に寸法精度の良好な鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の成分系の鋼管をAc3変態点温度以上に加熱し室温まで連続冷却した後、円周方向の断面において減面率が5%以上、45%以下となるように冷間で伸管加工を施し、更に、(Ac1変態点温度−100)℃以上、Ac1変態点温度以下の温度範囲で0.005℃/S以上、5℃/s以下の昇温速度で再加熱し、その温度範囲で5分以上、300分以下の間保持した後、室温まで空冷する。これにより、r*値が1.0以上となる鋼管の曲げ加工において、鋼管の曲げ外側の減肉と曲げ内側のしわが抑制され、曲げ加工性が著しく向上する。 (もっと読む)


【課題】 靭性に優れた熱間プレス鋼板部材の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.45%およびMn+Cr:0.5〜3.0%を含有する化学組成を有する鋼板を、Ac3点以上の温度に加熱すること、Ac3点以上の温度に加熱した前記鋼板を加熱雰囲気から取り出して空冷を超えた急速な冷却に曝されることなく熱間プレスの金型内に送ること、金型内に送られた前記鋼板に熱間プレスを施して熱間プレス鋼板部材とすること、そして、熱間プレスにおいて前記鋼板を冷却することからなり、前記加熱の終了時間から前記熱間プレスの開始時間までにおける鋼板が空冷による冷却に曝される時間を15秒間未満とし、前記熱間プレスにおける鋼板の冷却速度を前記鋼板の上部臨界冷却速度以上とする。 (もっと読む)


【課題】内部起点の破壊を抑制して、転がり軸受を長寿命化する。
【解決手段】(1)式で表されるDI値と、厚さt(mm)と、焼入れ時の冷却剤の温度T(℃)と、の関係が、下記の(2)式を満たすように、使用する鋼の組成と焼入れ時の冷却剤の温度を設定して、内輪1および外輪2を製造する。
DI=(0.2〔C〕+0.128)(1+0.7〔Si〕)(1+3.45〔Mn〕)(1+0.07〔Ni〕+0.27〔Ni〕〔Ni〕)(1+2〔Cr〕)(1+2.5〔Mo〕)(1+0.35〔Cu〕)‥‥(1)
(1.9−0.01T)DI/t≧0.45‥‥(2) (もっと読む)


【課題】安価で良好な加工性を有する高強度鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の成分系の鋼管を素管として、該素管を冷間で伸管加工した後、Ac1変態点−70℃からAc1変態点の温度範囲で加熱して製造した鋼管において、シーム溶接部を含む鋼管全域でフェライトとセメンタイトからなる組織で構成されており、特定の集合組織を形成させることによって、rL及びrCを高くし、加工性を向上させた高強度鋼管を得る。並びにその製造方法として、素管をAc3変態点以上の温度に加熱し、1℃/s以上20℃/s以下の冷却速度で冷却した後、特定の減面率及び減肉率となるように冷間で伸管加工し、更に、Ac1変態点−70℃からAc1変態点の温度範囲で30秒以上加熱した後、冷却する。 (もっと読む)


【課題】軌道輪の転がり寿命を高めることのできる車輪支持用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪と一体に回転する回転側軌道輪1と、回転側軌道輪1の外周面に形成された内輪軌道溝と対向する外輪軌道溝を内周面に有する静止側軌道輪2と、これら軌道輪1,2の軌道溝間に設けられた多数の転動体3とを備えた車輪支持用転がり軸受装置において、軌道輪素材の炭素含有量を0.45質量%以上0.75質量%以下、組成加工前の軌道輪素材の金属組織に存在する全ての炭化物のうち長軸径と短軸径とのアスペクト比が2以下で短軸径が0.7μm以上の球状化炭化物の面積率を70%以上、球状化炭化物の平均間隔が15μm以下、高周波焼入れを施した後の軌道溝の旧オーステナイト結晶粒の粒度番号を6番以上、表面硬さをHV650以上とする。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造のままで、900MPa以上の0.2%耐力を確保できる非調質鋼材の提供。
【解決手段】C:0.3超〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、P≦0.15%、S:0.005〜0.20%、Cr:0.02〜0.4%、V:0.35〜1.0%、Al≦0.05%、N<0.008%、O≦0.0035%とともに、Ti:0.05超〜0.4%、Nb:0.02〜0.4%およびZr:0.02〜0.4%のうちの1種または2種以上を含有し、残部はFeと不純物からなり、「0<(0.293Ti+0.151Nb+0.154Zr)−N≦0.12」を満たす非調質鋼材。Ca≦0.05%、Pb≦0.4%、Bi≦0.3%、Te≦0.1%およびSe≦0.5%のうちの1種または2種以上を含有してもよい。
(もっと読む)


【課題】表面に軟窒化処理が施され、優れた機械加工性と高い疲労強度を両立させたクランクシャフトを提供する。
【解決手段】クランクシャフトをなす鋼の表面に軟窒化処理が施され、該鋼が合金成分として、C:0.10質量%以上0.30質量%以下、Si:0.05質量%以上1.00質量%以下、Mn:0.30質量%以上1.50質量%以下、Mo:0.60質量%以上1.70質量%以下、Cr:0.10質量%以上1.00質量%以下、V:0.10質量%以上0.50質量%以下、Nb:0.010質量%以上0.050質量%以下、S:0.010質量%以上0.180質量%以下、Ti:0.003質量%以上0.012質量%以下、Al:0.001質量%以上0.012質量%以下、Ca:0.0005質量%以上0.0050質量%以下、及び、O:0.0005質量%以上0.0100質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】優れた疲労強度を有し大きな荷重が負荷されても損傷が生じにくく、且つ、製造時に損傷が生じにくい車輪支持用転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】車輪支持用転がり軸受装置1は、ハブ輪2と、ハブ輪2に一体的に固定された内輪3と、外輪4と、二列の転動体5,5と、を備えている。ハブ輪2の外周面及び内輪3の外周面に形成された軌道面と、外輪4の内周面に形成された軌道面とは対向しており、対向する両軌道面間に複数の転動体5が転動自在に配されている。また、ハブ輪2の外周面と外輪4の内周面とには、高周波焼入れによる硬化層22が形成されている。ハブ輪2,内輪3,及び外輪4は、炭素の含有量が0.45質量%以上0.75質量%以下である鋼で構成されている。そして、ハブ輪2,内輪3,及び外輪4は、上記鋼からなる円柱状素材に軟化焼鈍しを施した後に冷間鍛造を施すことにより成形されたものである。 (もっと読む)


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