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Fターム[4K042DE05]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却速度 (1,247) | 数値、数式で規定する (224)

Fターム[4K042DE05]に分類される特許

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【課題】
本発明は、フェライト系高Cr鋼の持つ低熱膨張性をさらに発揮させつつ、耐熱性を向上した耐熱性精密部品を提供することを目的とする。
【解決手段】
上記課題を解決するために、耐熱性精密部品は、室温から850℃までの温度範囲の熱膨張係数が15×10−6以下で、700℃、100MPaでの最小クリープ速度が1×10−4/h以下であることを特徴とする。また、耐熱性精密部品の製造方法は、フェライト系高Cr鋼を所定の部品形状に熱間加工を行い、1000℃以上で焼きなまし熱処理をした後、100℃/min以上の急冷にて400℃以下に冷却することを特徴とする手段を採用した。 (もっと読む)


本発明は、マルテンサイト系鋼が0.4%〜3%のAl含有量で、金属間化合物および炭化析出物によって硬化されることができるように、他の金属の含有量を含むマルテンサイト系鋼を製造する方法に関し、(a)鋼の全体をそのオーステナイト化温度よりも上に加熱するステップと、(b)前記鋼をおよそ周囲温度に冷却するステップと、(c)前記鋼を低温媒体中に配置するステップと、を含む。温度Tは、実質的にマルテンサイト変態温度Mf未満であり、鋼の最も熱い部品がマルテンサイト変態温度Mfより低い温度に達した瞬間から温度Tで前記鋼が前記低温媒体中に保持される時間tが、少なくともゼロ以外の時間tに等しく、温度T(℃で)および時間t(時間で)は、式T=f(t)によって関連付けされており、t,f’(t)に関する関数fの一次導関数は、正であり、t,f”(t)に関するfの二次導関数は負である。
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【課題】腐食攻撃から保護される高強度コンポーネンツを、既知の方法よりも一層容易に製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題のため、本発明によれば、a)所望の組成を有するステンレス鋼から少なくとも数セクションが作られた鋼製品を用意する段階と、b)鋼製品を、ステンレス鋼のAc3温度より高いオーステナイト化温度に加熱する段階と、c)加熱された鋼製品を、プレスダイ内でコンポーネントに熱間プレス硬化する段階と、d)得られたコンポーネントの少なくとも1つのセクションを、マルテンサイト構造にとって充分高い冷却速度で冷却し、急速冷却されたセクションを形成する段階とを有する熱間プレス硬化コンポーネントの製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.50%、Si:0.6%以下、Mn:0.5〜1.4%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜1.1%、Mo:0.1〜0.7%、V:0.01〜0.3%、S:0.0002〜0.01%、及びO:0.002%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品の直径)の鋼断面において観察される組織が、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織が90面積%以上であり、且つベイナイト組織が0.008〜5面積%であり、ベイナイト組織の平均粒径が10μm以下であり、ベイナイト組織の最大粒径が50μm以下であり、ベイナイト組織のラス間隔が1.0μm以下である鍛鋼品。 (もっと読む)


【課題】鋼管の全体を反りなどの変形を生じさせることなく均一に熱処理することができ、鋼管の内部への冷却水の浸入によるトラブル発生のおそれもない鋼管の熱処理方法及び熱処理設備を提供する。
【解決手段】下り勾配を持たせて配置された多数のローラ2によって鋼管Pを回転させながら、インダクションヒータ3と保持炉4と冷却装置5との内部を順次移動させ、昇温、保持、急冷の熱処理を施す。搬送経路1に3〜6°の下り勾配を持たせたことにより、鋼管Pの内部への冷却水の浸入が抑制され、均一な熱処理が可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、引張強度が丸棒試験片にて1650MPa以上(チェーン強度換算で1155MPa以上)の高強度域にて、強度−延性バランスに優れ、耐衝撃特性、耐水素脆性特性に優れた高強度リンクチェーンとその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%,Si:0.5〜3.0%,Mn:0.5〜3.0%,Al:0.5%以下,P:0.05%以下,S:0.05%以下,
Mo:0.5%以下,Cr:0.4〜2.0%,Ni:0.4〜2.5%
を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなるリンクチェーンであって、リンクチェーンの鋼組織として鋼中に、体積率で、残留オーステナイトを1%以上、ベイニティックフェライトを1%以上、炭素濃化処理マルテンサイトを80〜98%を含む引張強度1650MPa以上(チェーン強度換算で1155MPa以上)を有することを特徴とする高強度リンクチェーン。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が10〜35%であり、かつ当該めっき層にη相が存在し、さらに、めっき層の表面の中心線平均粗さRaが1.5〜5μmである亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に20%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用される高炭素含有のパーライト組織のレールにおいて、高硬度のパーライト組織を得て、頭部の耐表面損傷性を安定的に向上させたレールを安定的に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.40%、V:0.05〜0.50%、N:0.0060〜0.0300、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる熱間圧延用鋼片を用いてレールを製造するに際して、熱間圧延工程における仕上圧延工程後、前記レールの頭部を頭部表面温度が700℃以上のオーステナイト域温度から、5〜30℃/secの冷却速度で加速冷却を施し、レール頭部の表面温度が550〜650℃に達した時点で加速冷却を停止し、引き続き550〜650℃の温度範囲内で5〜180sec保定する。 (もっと読む)


【課題】1300〜1450MPaのTSと10.0〜14%程度のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.18〜0.21%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるマルテンサイト相の面積率が90〜100%であり、かつ旧オーステナイト粒の平均粒径が8μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


本発明は、熱延鋼板又は冷延鋼板をアルミニウムめっき鋼板に製造する際、めっき浴の条件を最適化し、このような鋼板で熱間プレス成形製品を製造する段階において、工程段階を制御することで、素地鋼板の表面に(FeAl+FeAl)化合物層を高い比率で含むめっき層を形成させることができるめっき鋼板及びその製造方法、そして、このような鋼板を用いて製造できる熱間プレス成形製品、及びその製造方法を提供する。前記(FeAl+FeAl)化合物層がめっき層全体の厚さを基準として適切な占有率を有する場合、亀裂腐食抵抗性に優れて熱間プレス成形された製品の局部耐食性、特に孔食に対する抵抗性を著しく改善することができ、優れた熱間プレス成形製品を高い生産性と低廉な費用で提供できるという長所がある。
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【課題】冷間加工に続いて、焼入れ+焼き戻しを施し、縮径部を含むエアバッグアキュムレータ部品としても優れた低温バースト性能を有する、引張強度1000MPa以上のエアバッグシステム用継目無鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.10%、Ca:0.0005〜0.005%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Cu:0.01〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%、Cr:0.01〜0.50%、Mo:0.01%以上0.1%以下、B:0.0005〜0.0050%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つ下式(1)を満たす鋼組成とする。Cu+Ni≧(Cr+Mo)+0.3・・・(1) (もっと読む)


【課題】 ピルガーのロールダイスの寿命改善により、生産性向上および製品品質の安定化を図ることが出来る鋼管の冷間圧延に用いられるコールドピルガー圧延機用ロールダイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.60%、Si:0.3〜1.2%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:1.0〜4.0%、かつMo+1/2W:0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物からなり鋼を鍛造および圧延における終止温度を900〜1150℃とすることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法。また、上記成分組成に加えて、Ni:0.05〜0.5%、かつV+1/2Nb:0.1〜1.2%からなることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法およびその方法により製造されたコールドピルガー圧延機用ロールダイス。 (もっと読む)


溶接物の強度および溶接物の靱性を改善する有益なミクロ組織を有する摩擦撹拌溶接物によって接合される構造用鋼部品を含む、鋼構造体およびそのような構造体を製造する方法が提供される。本開示の一形態では、鋼構造体は、常套の溶融又は二次精錬を実施して製造された2つ以上の構造用鋼部品と、部品の接合面同士を接合した摩擦撹拌溶接物とを含み、出発構造用鋼の化学成分および粒径は、以下の基準:a)0.02重量%<Ti+Nb<0.12重量%、b)0.7<Ti/N<3.5、c)0.5重量%<Mo+W+Cr+Cu+Co+Ni<1.75重量%、d)0.01重量%<TiN+NbC+TiO/MgO<0.1重量%、e)少なくとも2ミクロンの平均粒径、の1つまたは複数を満たし、摩擦撹拌溶接物は、5ミクロン〜60ミクロンの事前のオーステナイト粒径と、50体積%未満のマルテンサイト−オーステナイト構成成分とを有し、摩擦撹拌溶接物の強度は、出発構造用鋼よりも高く、0℃以下において亀裂先端開口変位試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が0.05mm以上であるか、または0℃以下においてシャルピーVノッチ衝撃試験により測定された摩擦撹拌溶接物の靱性が40Jを超える。鋼構造体は、石油およびガスの生産用ラインパイプに適用される。
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【課題】ハブ本体9の中間部外周面に高周波焼き入れにより硬化層を形成するのに伴って、この硬化層よりも径方向内側に存在する内径側部分に発生する残留引っ張り応力の値を小さく抑えられる製造方法を実現する。
【解決手段】高周波焼き入れにより上記硬化層を形成した後、上記ハブ9本体の外端面中央部に設けた凹部12の内面を、この凹部12内に配置した高周波誘導加熱コイル17への通電により加熱し、焼鈍する。この焼鈍の為の温度上昇に伴って上記内径側部分が軟化し、残留引っ張り応力に基づいて上記内径側部分の金属組織が移動する。この結果、この内径側部分の残留引っ張り応力が緩和する。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ処理によって表面に微細な炭化物を多量に生成させ得、表面高硬度,高強度の浸炭部品を得ることのできる浸炭部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.15〜0.25%,Si:0.90〜1.30%,Mn:0.70〜1.10%,P:0.030%以下,S:0.100%以下,Cu:0.01〜0.50%,Ni:0.01〜0.50%,Cr:0.20〜0.50%,Mo:0.50%以下,Al:0.30%以下,N:0.05%以下で且つ下記式(1)の条件を満たし、
[Si]+[Ni]+[Cu]−[Cr]>0.5・・・式(1)
残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を表面炭素濃度が0.9〜1.5%の範囲内となるように真空浸炭処理を行った後、空冷して表層の組織をパーライトとなし、しかる後高周波焼入れを行ってセメンタイトを分断させることで1μm以下の炭化物が90%以上を占める微細炭化物を生ぜしめる。 (もっと読む)


【課題】高強度・高靭性の鋼板部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板部材は、C含有量が0.15〜0.4重量%、Mn含有量またはCr,Mo,Cu,Niの少なくとも1種とMnとの合計の含有量が1.0〜5.0重量%、SiまたはAlの少なくともいずれか一方の含有量が0.02〜2.0重量%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、マルテンサイト相の平均粒径を5μm以下、引張強度を1200MPa以上とする。また、鋼板部材には、B,Ti,Nb,Zrの少なくとも一種を、0.1重量%以下の含有量で含有させる。鋼板部材では、10℃/秒以上の昇温速度で675〜950℃の最高加熱温度T℃まで加熱して、(40−T/25)秒間以下で最高加熱温度T℃を保持した後、最高加熱温度T℃から1.0℃/秒以上の冷却速度でマルテンサイトの生成温度であるMs点以下まで冷却することによりマルテンサイト相を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるとともに安価に製造することができる加熱調理容器を提供する。
【解決手段】本発明の加熱調理鍋10は、磁性を有する金属を主成分とする基材の表層部11b、11cに、基材の内層部11aよりも高耐食性の金属相が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】曲げ成形性と疲労特性を両立させた機械構造鋼管とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の疲労特性と曲げ成形性に優れた機械構造鋼管は、ミクロ組織の面分率の80%以上がマルテンサイトであり、マルテンサイト組織の平均ブロック径が3μm以下であり、かつ最大ブロック径が平均ブロック径の1倍以上3倍以下であり、10gビッカースでの最大硬さが平均硬さの1倍以上1.2倍以下である。この鋼管は、鋼スラブを1070℃以上1300℃以下に加熱した後、仕上げ圧延温度を850℃以上1070℃以下とする熱間圧延を施し、仕上げ圧延後冷却速度8℃/sec以上で300℃以下まで冷却して熱延コイルとし、その後造管した後に整形工程にて4ロールサイジングでの縮径歪の合計が0.2%以上0.6%以下となるように縮径し、その後高周波で昇温速度35℃/sec以上で850℃以上1050℃以下まで加熱し、冷却速度100℃/sec以上で冷却する方法で製造される。 (もっと読む)


【課題】1960〜2130MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.50%、Si:0.01〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜35%で、マルテンサイト相の面積率が65〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


【課題】1470〜1750MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:0.01〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜55%で、マルテンサイト相の面積率が45〜95%であり、かつ前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


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