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Fターム[4K042DE05]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却速度 (1,247) | 数値、数式で規定する (224)

Fターム[4K042DE05]に分類される特許

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【課題】湿潤炭酸ガス環境下における耐食性や溶接熱影響部の靭性を損なうことなく、600℃前後の低温、かつ2時間前後の短時間で効率的に焼戻しを行えるマルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.025%以下、Si:0.1〜0.3%、Mn:0.1〜1.2%、Cr:11〜15%、Ni:1〜5%、Al:0.02〜0.08%、N:0.03%以下、Ti:0.02〜0.15%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつAlとNの組成の積[Al]×[N]が4×10−8以上であり、さらに焼戻し前において、前記Cの70%以上が炭化物として、ならびに前記Nの70%以上が窒化物として析出していることを特徴とする、焼戻し効率、靭性および溶接性に優れるマルテンサイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】塑性変形加工が施された鋼材に対して適切な熱処理を行い、生産効率を向上させる。
【解決手段】組成比が所定範囲内であるワークは、第1工程S1において、熱間鍛造によって金属組織中に析出物を形成するとともにリテーナの形状に塑性変形され、高温が保持された状態で熱処理炉に導入される。このリテーナは、次に、熱処理炉内でAc1〜Ac3点間の温度まで昇温されて保持される(第2工程S2)。昇温・保持は10分以内で十分であり、好ましくは3分程度である。リテーナは、次に、5〜45℃/分、好ましくは5〜20℃/分の冷却速度で除冷される(第3工程S3)。 (もっと読む)


【課題】塑性変形加工が施された鋼材に対して適切な熱処理を行い、生産効率を向上させる。
【解決手段】組成比が所定範囲内であるワークは、第1工程S1において、熱間鍛造によってリテーナの形状に塑性変形され、高温が保持された状態で熱処理炉に導入される。このリテーナは、次に、熱処理炉内でAc1〜Ac3点間の温度まで昇温されて保持される(第2工程S2)。昇温・保持は10分以内で十分であり、好ましくは3分程度である。リテーナは、次に、5〜45℃/分、好ましくは5〜20℃/分の冷却速度で除冷される(第3工程S3)。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si: 1.1mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下およびCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界について、粒界長さの合計値Le(μm)と、隣り合う粒界3重点同士を結ぶ直線の長さの合計値L(μm)とから求められる粒界凹凸度Aの値を所定範囲とする。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材の提供。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si:1.1 mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下及びCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織及び/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界の凹凸度が0.05以上であり、該硬化層の厚みを2mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】加熱温度や加工率に依らず、引張強度:600MPa以上であって、強度−延性バランスに優れると共に耐衝撃特性にも優れた鋼製高強度加工品を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.7%、Si:1.5%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜3%、Al:0.2〜1.5%、Nb、TiおよびVよりなる群から選択される1種以上:合計で0.01〜0.1%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避的不純物からなるものであり、金属組織が、フェライト:50%以上を含み、第2相組織が残留オーステナイト、並びにベイナイト及び/又はマルテンサイトからなるものであって、残留オーステナイト:10〜30%、マルテンサイト:5%以下(0%を含む)を満たすことを特徴とする耐衝撃特性と強度−延性バランスに優れた鋼製高強度加工品。 (もっと読む)


【課題】ベアリングの内、外輪や、ベアリングボールなどに好適な焼入れ処理が施される軸受用鋼部品の疲労特性を向上させる。
【解決手段】C:0.6〜1.5mass%、Si:0.1〜1.0mass%、Mn:0.1〜1.5mass%、Al:0.1mass%以下およびCr:0.05〜2.0mass%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の組成を有する鋼素材が用いられた軸受用鋼部品であって、鋼中の炭化物の個数を粒子径0.2μmピッチのヒストグラムで整理したときに、全粒子径範囲にわたって度数率が0.28以下である鋼材に焼入れ処理を施し、該焼入れ処理後の焼入れ表層部の旧オーステナイト粒径を3.5μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも過酷な使用条件の下でも軸受としての寿命を一層延長可能とする、転動疲労寿命の優れた鋼部材を提供する。
【解決手段】C:0.7 mass%以上1.1mass%以下、Si:0.5 mass%以上2.0mass%以下、Mn:0.4 mass%以上2.5mass%以下、Cr:1.6 mass%以上5.0mass%以下、Mo:0.1 mass%以上0.5mass%未満およびAl:0.010 mass%以上0.050mass%以下を含有し、不純物としてのSbの混入を0.0015mass%未満に抑え、残部Fe及び不可避不純物の成分組成を有する鋼材に、焼入れ焼戻しを施した鋼部材であって、表面から深さ5mmまでの部分の鋼組織における、残留セメンタイトの粒子径を0.05〜1.5μm、旧オーステナイト粒径を30μm以下および残留オーステナイト量を体積比で25%未満とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は優れた冷間鍛造加工性と切削性さらに焼き入れ性を有する厚肉の高強度鋼管とその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%でC:0.15-0.50%、Si:0.35%以下、Mn:0.50-2.50%、S:0.010%以下、P:0.010%以下、Al:0.001-0.040%、B:0.0005-0.010%を含有し、さらにBi:0.0010-0.10%、Pb:0.0010-0.10%、Sn:0.0010-0.10%、Sb:0.0010-0.10%、Te:0.0010-0.10%のうち一種以上を含有し、鋼管の管軸方向に垂直な断面の全域にてセメンタイトの平均粒径が0.10μm以上、1.00μm以下であり、フェライトの分率が10%以下、フェライト結晶粒の円相当の平均粒径が10μm以下である。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた冷延鋼板を用いた鋼部品を提供する。
【解決手段】冷延鋼板を用いて製造された鋼部品において、少なくとも一部分に焼入れによる硬化組織を有し、該硬化組織の旧オーステナイト粒径を12μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】強度を保有するとともに、非常に大きなエネルギー吸収能を有し、たとえば、落下防止設備や落石防止設備などにおける設備構成物の落下や転倒を防止したり、構造物が崩壊するのを防いだりする手段などとして著効のあるエネルギー吸収ロープを提供する。
【解決手段】オーステナイトを含有するロープであって、該ロープが、特定の化学的成分組成の鋼素線を伸線し、撚り加工した後、オーステナイト生成熱処理されている。 (もっと読む)


【課題】表面損傷の発生を極力回避して耐久性の向上を図ることができ、且つ軸受軌道面から発生する振動や音響を低減化し、安価にして音響特性の優れた転がり軸受の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る転がり軸受の製造方法は、C:0.9〜1.1wt%、Si:0.1〜0.5wt%、Mn:0.2〜0.8wt%、Cr:1.0〜1.8wt%、残部:Fe及び不可避不純物からなる素材に温間精密圧延加工を施す転がり軸受の製造方法であって、少なくとも転動体の表面層を、面積率で5%〜15%の炭化物とし、該炭化物のうち平均粒径0.5μm以下の炭化物を全炭化物に対して面積率で50%以上とし且つ前記炭化物のうち平均粒径1μm以上の炭化物を全炭化物に対して面積率で2%以下とし、さらに、少なくとも前記転動体のビッカース表面硬さHVを750〜900とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性および耐水素疲労強度の高い燃料電池用転動部材、耐水素疲労強度の高い燃料電池用転がり軸受、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】燃料電池用転動部材としての外輪11、内輪12および玉13は、0.2質量%以上1.2質量%以下の炭素と、0.15質量%以上1.0質量%以下の珪素と、0.3質量%以上1.5質量%以下のマンガンと、6.0質量%以上12.0質量%以下のクロムと、0.05質量%以上0.20質量%以下の窒素と、合計で1.0質量%以上6.0質量%以下のバナジウムおよびモリブデンのうち少なくともいずれか一方とを含有し、残部鉄および不可避的不純物からなり、バナジウムおよびモリブデンの合計の含有量に対する炭素の含有量の割合が0.16以上0.24以下である鋼からなっている。そして、当該鋼には、直径10nm以下のバナジウム炭化物およびモリブデン炭化物のうち少なくともいずれか一方が析出している。 (もっと読む)


【課題】静的ねじり強度を1900MPa以上に確保すると共に、寿命までの繰り返し数10回における疲労強度を550MPa以上に確保して、静的疲労強度とねじり疲労強度を高いレベルで両立できる高周波焼入れ軸状部品を提供する。
【解決手段】本発明の高周波焼入れ軸状部品は、所定の化学成分組成を満足すると共に、高周波焼入れ前の硬さが240HV以上であり、高周波焼入れ後の熱処理部における残留オーステナイト量が2〜20体積%である。 (もっと読む)


【課題】焼入れによって所望の強度,靭性が得られるとともに、焼入処理の際の焼入歪及びこれによる変形を抑制することのできるベルト式CVTのエレメント用の鋼を提供する。
【解決手段】エレメント用の鋼を、質量%でC:0.5〜0.9%,Si:≦1.5%,Mn:0.2〜2.0%,Cr:0.1〜2.0%,Al×N:≧4.0×10−5(但しN:0.008〜0.050%),P:≦0.025%(0.040%),S:≦0.010%(0.020%),Ni:≦3.0%,Mo:≦0.4%残部Fe及び不可避的不純物の組成を有し且つ下記式(1)を満たすものとして、空冷による焼入処理が可能なものとする。式(1):係数A=-14+20C+4Si+6Mn+3Ni+2Cr+19Mo≧10.5 (もっと読む)


【課題】バックアップロール用軸受のような大型軸受の転動部材を製造する場合であっても、大きな変形を生じることなく、内部起点型の破損を生じ難くする。
【解決手段】内輪1、外輪2、ころ3のうち少なくとも一つの転動部材を、鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭又は浸炭窒化と、冷却速度が15℃/min以上300℃/min以下の冷却と、焼入れ及び焼戻しとをこの順で施して作製し、その芯部のオーステナイト結晶粒径を、平均値が19.2μm以下で、標準偏差が5.5以下とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度1700MPa以上の遅れ破壊特性に優れた高耐衝撃性鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.19〜0.35%、Si:0.1〜0.3%、Mn:1.0〜1.6%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.05%、B:0.001%〜0.004%、V:0.01%〜0.1%、Ti:0.005〜0.05%、N:0.01%以下、Mg:0.001%〜0.01%、O:0.0001%〜0.008%を必須成分として含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、鋳造時の1500℃〜1400℃までの冷却速度が、常に5℃/min以上であり、圧延後造管した後850℃〜1050℃に誘導加熱し、オーステナイト状態から冷却速度を100℃/s以上で水冷焼入れすることを特徴とする引張り強度TSが1700MPa以上の遅れ破壊特性に優れた高耐衝撃性鋼管の製造方法。 (もっと読む)


【課題】コイリング性と耐水素脆化特性に優れた高強度ばね鋼線を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.4〜0.60%、Si:1.7〜2.5%、Mn:0.1〜0.4%、Cr:0.5〜2.0%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、N:0.006%以下(0%を含まない)、Al:0.001〜0.07%を満たし、残部が鉄及び不可避不純物からなるものであって、旧オーステナイト平均粒径:12μm以下、残留オーステナイト量:全組織に対する体積率で1.0〜8.0%、残留オーステナイト平均粒径:300nm以下、及び残留オーステナイト最大粒径:800nm以下を満たし、更に引張強度が1900MPa以上であることを特徴とするコイリング性と耐水素脆化特性に優れた高強度ばね鋼線。 (もっと読む)


【課題】テーラードブランク材に熱間プレスを施した場合にレーザ溶接部またはマッシュシーム溶接部にも十分な焼きが入り、これにより、溶接部の焼き入れ性が溶接される鋼板の焼き入れ性よりも低下することが事実上解消される熱間プレス用テーラードブランク材と、この熱間プレス用テーラードブランク材に熱間プレスを施すことにより、溶接部にも十分に焼きが入った熱間プレス部材を提供する。
【解決手段】酸素含有量が0.005%以下であるレーザ溶接部またはマッシュシーム溶接部を備え、この溶接部により接合される複数枚の鋼板が、C:0.08%以上0.45%以下、Si:0.5%以下、Mn+Cr:0.5%以上3.0%以下、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:1%以下、N:0.01%以下、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有する熱間プレス用テーラードブランク材である。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造後に熱処理を省略して機械加工しても、その後軟窒化処理を施すことにより疲労強度が高い機械部品が得られる鋼製軟窒化の製造方法を提供する。
【解決手段】Si、Mn、S、Cr、Mo、Nb、Ti、V、Ni及びNを所定量含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうちP含有量を所定量以下に規制し、前記含有元素の含有率からなる関係式の値を特定の範囲内とする組成の鋼材を、1150〜1280℃に加熱した後、熱間鍛造にて成形し、その後0.5〜1.5℃/秒で冷却して、ミクロ金属組織中のベイナイト組織の比率を50%以上にした熱間鍛造品を、機械加工した後、550〜650℃で30分間以上軟窒化処理する。 (もっと読む)


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