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Fターム[4K043GA01]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理設備の細部 (320) | 炉壁(熱処理雰囲気の包囲体等) (27)

Fターム[4K043GA01]に分類される特許

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【課題】従来の方法では、炉内の水分除去が不十分で、露点を目標の−45℃以下とするのに長時間を要するため、容易に低露点雰囲気とならしめる炉内雰囲気改善法を提供する。
【解決手段】炉内雰囲気ガスから一部取り出したガスをリファイナー7で脱湿した後、再び炉内12へ供給する、連続焼鈍炉3の雰囲気調整方法において、前記取り出したガスを前記リファイナーに通した後、熱交換器6にてガス温度を400〜600℃にする昇温を行った上で、焼鈍炉壁10から炉壁耐火物11内部を経由させて炉内へ供給する。 (もっと読む)


【課題】生成不純物含有雰囲気ガスが装入側冷却領域を構成する前室側に入り込まないようにしてホワイトパウダーの発生を排除する。
【解決手段】ストリップ1の搬送路2に沿って配置された装入側冷却領域3、焼鈍領域4、搬出側冷却領域5、焼鈍領域4と搬出側冷却領域5を連結する中間領域6、およびガス供給装置7で構成された連続式光輝焼鈍炉Aにて装入口12及び搬出口14から還元性雰囲気ガスを放出しつつストリップ1を還元性雰囲気内で連続的に光輝焼鈍する方法であって、装入口12より搬出口14の炉内ガス排出抵抗を小さくし、且つ、ガス供給装置7の装入側ガス供給口8を装入側冷却領域3に接続して、供給された還元性雰囲気ガス10aを装入側冷却領域3から焼鈍領域4方向に流し、ホワイトパウダーその他不純物に起因する焼鈍ムラを解消する。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍炉における直火炉の配管構造として、熱処理材への異物の付着を的確に抑止できるとともに、設備投資のコストも低減できる、連続焼鈍炉における直火炉の配管構造を提供する。
【解決手段】連続焼鈍炉における直火炉20の配管構造として、直火加熱バーナー15の燃料ガス配管にフィルター2が設置されており、そのフィルター2の上流側は一般炭素鋼配管1で、フィルター2の下流側はSUS配管3となっている。 (もっと読む)


【課題】加熱能力を効果的に高めることのできる金属ストリップの横型連続焼鈍炉を提供する。
【解決手段】金属ストリップ20の横型連続焼鈍炉10において、加熱室12の上部にセラミックスから成る支持板36を横設して、支持板36の上面に電熱線から成る電気ヒータ44Cを横向きに寝た状態且つ波打形状をなす状態に設置し、電気ヒータ44Cで加熱された支持板36からの輻射熱を、下方を通過する金属ストリップ20に当てて加熱するようにする。 (もっと読む)


【課題】 光輝焼鈍用の雰囲気ガス中で処理材を加熱帯から冷却帯に連続して搬送させて焼鈍するにあたり、雰囲気ガス中に含まれているホワイトパウダーを適切に除去し、ホワイトパウダーが、冷却器等に付着して冷却効率が低下したり、処理材の表面に付着して処理材の表面の光沢が損なわれたりするのを適切に防止する。
【解決手段】 光輝焼鈍用の雰囲気ガス中で処理材1を加熱帯12から冷却帯13a〜13cに連続して搬送させて焼鈍する連続焼鈍炉10において、ホワイトパウダー成分を含む雰囲気ガスを連続焼鈍炉からホワイトパウダー除去部30に導く案内ダクト17を設けると共に、このホワイトパウダー除去部に、雰囲気ガスを冷却させてホワイトパウダーを発生させる冷却ロール32と、この冷却ロール上に発生したホワイトパウダーを冷却ロールから除去する除去手段33を設けた。 (もっと読む)


【課題】 線径の細い金属線材の処理の場合にも破断の発生を防止することができ、なおかつ表面に擦り疵や掻き疵の発生がない、金属線材の連続熱処理装置を提供する。
【解決手段】 連続熱処理装置の熱処理炉13を構成する炉心管15を地表面に対して垂直に配置し、炉心管15の上側には巻き取りコイル12などを、また炉心管15の下側にはローラーに代えて繊維チューブ20などの支持装置をそれぞれ設置する。これにより、炉心管15内を搬送される金属線材18に加えられる張力を、金属線材18が炉心管15の内部に接触せずに搬送されるための最小の大きさとすることができる。 (もっと読む)


【課題】ラジアントチューブ炉の鋼板入口からラジアントチューブ炉深部への外気の侵入を抑制してラジアントチューブ炉の熱効率を向上すると共に鋼板への疵の発生を回避することが可能な塗装鋼板の連続処理装置を提供する。
【解決手段】塗装された鋼板11が供給されて鋼板11の塗装膜を乾燥する横型カテナリー式のラジアントチューブ炉12と、ラジアントチューブ炉12の鋼板出口部13に直結し、ラジアントチューブ炉12から排出された鋼板11を受入れて乾燥後の塗装膜を鋼板11に焼付ける直火式加熱炉14とを備えた塗装鋼板の連続処理装置10において、ラジアントチューブ炉12の鋼板入口15の直上流側に、直火式加熱炉14で発生した燃焼排ガスを排気する第1の排気手段16を設けた。 (もっと読む)


【課題】熱延後の圧延材を巻き取ったコイルの変形を抑制し、生産性や歩留りの向上を図る。
【解決手段】熱間圧延機の後段に水冷手段1Aとダウンコイラ2とを配置した熱間圧延ライン1において、圧延材を水冷手段1Aで所定の温度で冷却してダウンコイラ2でコイル3に巻き取った後、熱延コイル置場5で室温までコイルを冷却する方法であって、比率耐荷重の許容範囲が0.5以上(より好ましくは0.6以上)に対応する、コイル3の外周部における平均冷却速度が40℃/hr以下の冷却速度(より好ましくは33℃/hr以下の冷却速度)でコイル3を徐冷する。 (もっと読む)


【課題】 加熱室内の雰囲気制御が容易であり、圧延材処理の場合に前酸洗を省略できるとともに、圧延材及び伸線材の両処理品に対して後酸洗性の良好な処理済品を得ることができるバッチ式熱処理炉を提供する。
【解決手段】 不活性ガス雰囲気中で処理品の加熱を行う加熱室2の一端部に設けた処理品の出入口3に、真空パージ室と冷却室を兼ねた真空パージ兼冷却室5を連結し、真空パージ兼冷却室5には不活性ガス導入管36と酸化性ガス導入管37を接続し、真空パージ兼冷却室5を経て加熱室2内に送入され加熱処理された処理品Wに対して、該処理品の種類に応じて真空パージ兼冷却室5における不活性ガス雰囲気中での冷却と酸化性ガス雰囲気中での冷却の一方を選択して、前記処理品の冷却を行うように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ソレノイド式コイルを用いて周波数を上げて誘導加熱を行った場合においても、外形寸法を増大させることなく、電波障害を抑制すると共に、感電を防止しつつ、所望の加熱を実現することが可能な誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】導体7の外部周辺部には導体7を被う非磁性金属板8を設け、ソレノイド式コイル2の外部周辺部にはソレノイド式コイル2を被う非磁性金属板15を設け、ソレノイド式コイル2と前処理設備13との境界部には被加熱物1を被う非磁性金属板11を設け、ソレノイド式コイル2と後処理設備14との境界部には被加熱物1を被う非磁性金属板12を設け、これらの非磁性金属板8、11、12、15は互いに電気的に接続し、ソレノイド式コイル2、整合装置5、周波数変換装置6および導体7のそれぞれの金属筐体と電気的に接続する。 (もっと読む)


焼鈍炉内に金属板束(1)を支持する装置であって、金属板束(1)の端面を支持しかつ中心に軸線方向貫通口(6)を持つ少なくとも1つの支持体(2)を有し、この支持体上に、場合によっては金属板束(1)を軸線方向に貫通しかつ別の金属板束(1)を支持する支持体(2)を持つ支持管(5)が、荷重を除くように載置可能である。有利な加熱条件を生じるため、支持体(2)が、貫通口(6)を持ちかつ周囲に分布して半径方向に突出する複数の支持腕(8)を有する環状体(7)を持っていることを提案する。
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【課題】 案内用部材を用いて鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる連続焼鈍装置において、案内用部材が熱によって劣化するのを防止すると共に、鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる作業、特に、焼鈍途中の鋼帯が焼鈍炉内において破断した際に、鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる作業が容易に行えるようにする。
【解決手段】 鋼帯1を焼鈍炉10の入口側から出口側に向けて焼鈍炉内を走行させて連続焼鈍させる連続焼鈍装置において、焼鈍炉内に挿通させるように鋼帯を案内する案内用部材13を焼鈍炉の入口側から出口側に沿って焼鈍炉外に設置させ、この案内用部材を焼鈍炉内に導入させる導入用スリット12を焼鈍炉の入口側から出口側に沿って設けると共に、この導入用スリットを閉塞させるシール手段21,22を設けた。 (もっと読む)


【課題】帯状体を囲む断熱材の厚みを薄くし、誘導加熱の効率を向上させた帯状体の誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】誘導加熱コイル19の内側に保護構造体を配置し、該保護構造体の内側に、鉄又は非鉄金属からなる帯状体を通過させて、帯状体を誘導加熱する装置において、前記保護構造体は筒状の3層構造を有し、帯状体側から誘導加熱コイル19に向かって、低熱伝導断熱材からなる第1層12、機械的強度を有する耐熱ボードからなる第2層13、及び雰囲気ガスをシールする第3層14を有する。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、鋼板の先端通板時に使用するニードルバーの長さより長い領域の、誘導加熱コイルの前後の鋼板通板用ロールに、昇降機能を配設し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、ソレノイド型誘導加熱装置に、昇降機能を付与し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】H2を含む高温の雰囲気中でも安定して誘導加熱することのできる、鋼帯の連続誘導加熱炉およびそれを用いた鋼帯の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼帯の連続誘導加熱炉は、誘導加熱コイルの内側に雰囲気ガスシール殻を有し、該雰囲気ガスシール殻は、体積抵抗率106MΩcm以上の絶縁性構造材料からなり、誘導加熱コイルと鋼帯との電位差の所定値をβkVとするとき、誘導加熱コイルの内面との離間距離α(mm)がα/β≦10を満たす位置に配設され、さらに、雰囲気ガスシール殻の内側に体積抵抗率102MΩcm以上の絶縁性断熱材が配設されていることを特徴とする。また、本発明の鋼帯の連続熱処理方法は、前記加熱炉を用い、雰囲気ガスシール殻内を、H2を1%以上含む500℃以上の高温の雰囲気に制御し、誘導加熱コイルに通電するコイル電流の鋼帯に対する電位を5kV以上とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで密閉性に優れ、セラミックファイバー系の断熱材が金物を使用せずに強固に内張された雰囲気制御型誘導加熱炉を提供する。
【解決手段】誘導加熱手段13aの内側を通過する金属帯板11を熱処理する雰囲気制御型誘導加熱炉10において、誘導加熱手段13aの内側に設けられ内部を雰囲気制御ガスが流れる炉殻14と、炉殻14の内面に配置された無機繊維質ブロック15と、炉殻14の内面側に一側端部が固定され他側が無機繊維質ブロック15を貫通して無機繊維質ブロック15の表側に露出する複数の耐熱性無機材料系の取付け部材とを有し、無機繊維質ブロック15は、取付け部材の無機繊維質ブロック15の表側に露出した部分同士を結び合わせて締め付けることにより炉殻14の内面に固定される。 (もっと読む)


【課題】金属線材や金属棒材を連続した熱処理する際に、係る金属線材などの表面に疵を生じにくい熱処理装置を提供する。
【解決手段】金属線材wを中空部7の軸方向に沿って走行させ、且つ外側から加熱されるパイプP1と、係るパイプP1の中空部7の軸方向に沿って配置され、且つセラミックからなる複数の溝付きロールRと、を含み、係る複数の溝付きロールR,R間の上方に、上記金属線材wの跳ね上がりを防ぐ複数の抑えロールrが配置されている、熱処理装置1。 (もっと読む)


【課題】大気開放による鋼板の品質を低下させずに、簡易な構造にて連続焼鈍経路と、連続溶融めっき経路とを容易に切替え可能とし、且つ製品品質と保守性を向上させた表面処理鋼板製造設備を提供することを提供することにある。
【解決手段】溶融金属Mを溜めるめっき浴槽11と、過時効帯から搬送された鋼板Sを溶融金属Mに浸漬し、最終冷却帯に走行させる走行経路と、前記過時効帯から搬送された鋼板Sを溶融金属Mに浸漬させずに、前記最終冷却帯に走行させる走行経路とを切替える経路切替機構とを有するめっき帯10、加熱帯、均熱帯、徐冷帯、急冷帯、前記過時効帯、および前記最終冷却帯の各帯を炉殻15にて覆うようにした。 (もっと読む)


【課題】 高品質ピアノ線の製造に際して線材に適用される鉛パテンティングにおいて1)強度・加工性・組織が恒温変態の水準に達していない、2)鉛の消耗による重金属汚染の危険性がある、の2問題を解決する。
【解決手段】 走行する赤熱線材に対して冷媒として1)気水ミストスプレイ、2)焼入油、3)砂の流動床等の一つを適用して冷却する。加熱温度から所望変態温度に鉛浴以上の速度で急冷する第1段、変態開始から途中まで変態発熱を抑制する第2段、途中から変態終了まで残り発熱と放冷を均衡させる第3段、偏析部も同等組織にならしめる終了後から保持する第4段の冷却帯からなり鉛浴焼入よりも恒温変態に接近させる。冷却能と冷却帯長さを調整する手段として従来の冷媒温度制御方式より極めて簡便で新規な間欠冷却方式を組み込む。
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