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Fターム[4K058BA05]の内容

金属の電解製造 (5,509) | 電解生成物及びその形態 (1,026) | 金属 (914) | アルカリ土類金属 (52) | Mg (26)

Fターム[4K058BA05]に分類される特許

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【課題】
原発1基で100万kWの電力を得るためには1日東京ドーム5杯分の海水を7℃上昇させて海洋放棄する。この大量の高温水が魚貝類や気象に与える影響は計り知れないし、豊富な蓄熱された媒体を利用しないのも非経済的である。そこで、冷却効果は維持しながら、廃水海水に蓄熱されたエネルギーを利用して、化石燃料の代替エネルギーと成る金属ナトリウムの製造を行うことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】
冷却海水が貫流する復水器の中の細管を上部と下部の2系統に分け、上部細管中を流れる塩水の速度を遅くして海水への蓄熱量を多くして高温海水を作り蒸留水と濃縮塩水とを効率良く回収する。他方、下部細管では流れる海水の速度を早くして循環排水量を多くして効率の良い冷却を行い海洋放棄する。これにより復水器の役目と資源回収の役目を同時に満たすことができる。
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【課題】溶融塩電解槽の電解操業休止期間中に要するコストの大幅削減を可能とする溶融塩電解方法を提供する。
【解決手段】電解操業途中にその操業を一時休止するにあたり、まず操業を中断して、電解槽内の溶融塩を溶融状態で60重量%以上抜き取る。次いで、電解槽内に残留した溶融塩を凝固させ凝固塩1’とした後に電解槽を保管する。しかる後に再度金属化合物を含有した溶融塩を前記電解槽内に投入し、電解操業を再開する。溶融塩を凝固させた後、又は当該溶融塩を凝固させる前、若しくは当該溶融塩を凝固させる途中から槽内空間にガス供給管19から乾燥ガスを注入して、槽内空間を乾燥ガスで置換する。微加圧状態継続のため、電解槽内を乾燥ガスで置換した後も操業再開までの間の一定期間、乾燥ガスを槽内に補充する。乾燥ガスは露点が−30℃以下である乾燥空気又は窒素ガス、更には比重が空気より大である不活性ガスである (もっと読む)


【課題】金属酸化物または他の化合物からの金属の直接的製造方法を提供する。
【解決手段】M2Yのメルト中で電気分解により固体金属または半金属化合物(M1X)から物質(X)を除去する方法であって、電極表面でM2沈着よりもXの反応が起こり、Xが電解質M2Y中に溶解するような条件下で電気分解を行なうことを包含する方法。物質Xは、表面(即ち、M1X)から除去されるか、又は拡散によりケア材料から抽出される。溶融塩の温度は、金属M1の溶融温度以下から選択される。電位は、電解質の分解電位以下で選択される。 (もっと読む)


【課題】目的金属を含む電解液から不純物(特に、目的金属よりもイオン化傾向が小さい金属イオンおよびその金属)の含有量が著しく低減された高純度な目的金属を、連続的に、かつ、高い作業効率で電解採取できる電解装置、および、このような電解装置を用いた電解採取方法を提供すること。
【解決手段】目的金属を含む電解液から、高純度な目的金属を電解採取するための電解装置であって、所定の、隔壁12、予備電解槽18a、本電解槽18bと、電極対20とを備え、前記隔壁12は、予備電解槽18aと本電解槽18bとを区分けして、各電解槽に析出する目的金属同士が混合することを防ぎ、かつ、前記予備電解槽18aと前記本電解槽18bとの間で電解液14を流通可能にする開口部12’を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 マルチポーラ型電解槽で問題となる溶融塩の電極乗り越え流に起因するカレントリークを、電流量の変化に影響されることなく少なくして、電流効率の安定的な向上を可能とする。
【解決手段】 陽極6と陰極7との間に2枚以上の複極8を有し、電解操業中にこれらの複極を乗り越えて陽極側から陰極側へ溶融塩が流動するマルチポーラ型の溶融塩電解槽において、陰極7に隣接する最外側の複極8の厚さ(陰極側複極厚Tc)を、陽極6に隣接する最内側の複極8の厚さ(陽極側複極厚Ta)より大とする。好ましくは、陰極側複極厚Tc/陽極側複極厚Ta=複極厚係数Kとして、1.05≦K≦4を満足させる。 (もっと読む)


【課題】スラグ中の易解離性酸化物の濃度及び輸送特性を測定するための電流現場測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】濃度及び輸送特性を測定する電位差測定装置10はスラグの熱力学的特性についての情報を提供する。装置10は移動性金属種及び約10-5cm2/secよりも大きい拡散度を有する陰イオン性種を含む溶融電解質14を保持するための容器12、陰極16及び陽極20からなる。ここで、陰極16は溶融電解質14と電気的接触状態にあり、陰極及び溶融電解質は電解質中の陰イオン種を輸送することができるイオン膜22によって陽極から分離されている。また、陰極16と陽極20との間で電位を発生させるための電源を含むことにより金属抽出装置として用いられる。 (もっと読む)


固体金属化合物等の固体原料の還元のための方法において、電解装置の中で、原料の一部分が、2つ以上の電解槽(50、60、70、80)のそれぞれの中に配置される。溶融塩は、各槽の中に電解質として提供される。溶融塩は、塩が槽のそれぞれを通って流動するように、溶融塩容器(10)から循環させられる。原料は、各槽の中の電極にわたって電位を印加することによって、各槽の中で還元され、その電位は、原料の還元を引き起こすのに十分である。また、本発明は、本方法を実装するための装置も提供する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属、アルカリ土類金属を太陽熱をエネルギー源として得る装置を提供する。
【解決手段】底頂部に穴の開いたパラボラ型集光器1と、集光器1の焦点近傍に設置した副鏡2と、副鏡により反射された太陽光が集光器2の底頂部の穴4を通る進路であって集光器1の裏側に耐熱ルツボ5を設置した装置である。太陽光をパラボラ型集光器1の凹面で反射させ、焦点に集光し、焦点近傍に設けた副鏡2で反射させ、集光器1の底頂部にあけた穴を通して集光器の裏側に導き、その進路にあたる所に被溶融物を入れた耐熱ルツボ5を設置し、太陽熱により被溶融物を加熱溶融させる。または太陽光の進路上に反射鏡を設け、反射鏡の反射光を耐熱ルツボに照射して被溶融物を加熱溶融させる。溶融物はそのまま電気分解処理をしてアルカリ金属、アルカリ土類金属を得る。被溶融物はアルカリ金属、アルカリ土類金属の塩化物もしくはその混合物である。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解装置の陽極の損耗を効果的に抑制することができる陽極シール構造およびこの構造を有する電解装置の運転方法の提供。
【解決手段】金属製造用電解装置であって、陽極1は、電解装置上部の電解室蓋8を貫通して電解浴に装入され、貫通部には、電解装置内部と外部を遮断する陽極シール構造が配設され、陽極シール構造は、電解装置外部において陽極に設けられた金属製シールカバー20と、電解室蓋8上部に設けられたシール材保持部27と、シール材保持部27に充填されたシール材21と、陽極1および電解室蓋8の空隙に装填された断熱材22から構成され、金属製シールカバー20と電解室蓋8とがシール材21を介して密閉されている。また、この金属製造用電解装置を用いた金属製造用電解装置の運転方法であって、シールカバー20が密着配置されている陽極部の温度が、100℃〜300℃となるように制御しつつ溶融塩電解を行う。 (もっと読む)


【課題】第2族元素の酸化物を簡便に電解する方法及びその装置を提供する。
【解決手段】第2族元素の酸化物の電解方法では、まず、第2族元素のイオンを吸蔵放出可能な負極と、第2族元素の酸化物及び安定なラジカル骨格(例えば2,2,6,6−テトラメチルピペリドキシルラジカル(TEMPOラジカル))を有する化合物を含む正極とを、非水系のイオン伝導体に離間して配置する。次に、正負極間に直流電圧を印加することにより正極中の第2族元素の酸化物を電解して負極上に析出させる。第2族元素の酸化物としては、酸化マグネシウムや酸化カルシウムなどが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解槽内の圧力変動を抑制すると共に、安定的に微減圧下に制御するために好適な塩素ガス吸引手段を備えた溶融塩電解装置およびその好ましい運転方法を提供する。
【解決手段】金属塩化物の溶融塩電解槽1と、電解槽1に接続された塩素ガス吸引手段を備えた溶融塩電解装置であって、塩素ガス吸引手段は、バグフィルター3、電解槽内圧力制御弁4、吸引ブロアー5、吸引制御弁41の順に直列接続されている。また、この溶融塩電解装置を用い、塩素ガス吸引手段によって電解槽内の圧力を制御しながら、金属塩化物の溶融塩電解を行なう運転方法。 (もっと読む)


【課題】カソード側で生成した金属(例えば、Ca)のアノード側への侵入を防止してバックリアクションを抑え、高い電流効率を維持することができる電解槽、及びこの電解槽を用いるアルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類金属の製造方法を提供する。
【解決手段】流動型の電解槽であって、電気分解が行われる間、アノード1室側がカソード2室側に対して加圧状態に維持される電解槽である。加圧状態とは、アノード室側とカソード室側にヘッド差がある状態で、アノード側の電解浴の液面レベルをカソード側より高くすること、アノード室内の気相部の圧力をカソード室内のそれに対して相対的に高く設定すること(図1(b)参照)、アノード側電解浴にポンプ圧を加えること(図1(a)参照)、等の方法により得られる。この電解槽を用いて、Ca、その他電解法により製造されているNa、Ca、Mg、La等の金属を連続して製造することが可能である。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解槽で製造された溶融マグネシウム、あるいは四塩化チタンと溶融マグネシウムの反応で副生した溶融塩化マグネシウムを抜き出して次工程へ移送する間の大気との接触を回避する方法および装置の提供。
【解決手段】溶融塩化マグネシウムあるいは溶融マグネシウムを、溶体受入容器11に抜き出す。また、溶体受入容器11から溶体を抜き出す溶体抜き出し装置Mには、溶体抜出ノズル30と、溶体抜き出しノズル30の先端部には溶融金属等を受け入れる溶体移送容器15との接続部をシールするために接続フランジ31と接続管32とが備えられ、接続管32の下端部は、溶体移送容器15に設けた溶体受入ノズル37と嵌合して接続し、接続部を覆うシールカバー33が配設されている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類金属(特に、金属Ca)を対象とした電解法による金属製造方法、およびその方法を実施する際に用いる金属製造装置を提供する。
【解決手段】電解槽10内のカソード11側の電解浴12を循環させながら電気分解を行う。カソード側の電解浴を、当該浴中の金属濃度を調整するための調整槽15に導入し、調整槽から必要な濃度の金属18を取り出した後、電解浴20を電解槽へ戻すこととすれば、電解を継続しながら金属を取り出せる。電解浴をカソード表面近傍で一方向に流しながら電気分解することができる流動型電解槽を用いるのが望ましい。この方法は、電解槽と、カソード側の電解浴を循環させる循環経路13と、さらに、調整槽を有する本発明の金属製造装置により実施できる。 (もっと読む)


【課題】溶液中での電気化学的輸送による第1電解液(E1)から第2電解液(E2)への選択的なカチオン(Mn+)の抽出法を提供する。
【解決手段】電解質分離壁としてモリブデンクラスターとのカルコゲニドであるMon+2又はMMon+2で作成された輸送壁を用い且つ、第1電解液の側の輸送壁で複数のカチオンの交互配置、輸送壁の中で複数のカチオンの分散、そして第2電解液中でのそれらの交互配置解除を生じさせるために第1電解液(E1)中の電極A1と第2電解液(E2)中の電極C2又は前記輸送壁(2)との間に電位差(ΔE)を発生させることによって前記輸送壁を通るカチオンの輸送を確保することを特徴とする、前記抽出方法。 (もっと読む)


本発明による金属ナノ粒子コロイド溶液の製造方法は、金属塩が溶解している電解水溶液中に一対の金属電極を対向配置した後、攪拌手段により前記電解水溶液を攪拌しながら前記2つの電極に電流を印加することで、溶液中の金属イオンが還元されて金属ナノ粒子が析出するようにして調製される金属ナノ粒子のコロイド溶液の製造方法において、前記電解水溶液中にポリソルベートを添加して、電解水溶液から析出する金属ナノ粒子の外面をコーティングすることにより、金属ナノ粒子の凝集を防止することを特徴とする。
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【課題】海洋の海流や風力などの自然エネルギーを効果的に使い、海水採取現場で苛性ソーダ、真水、食塩、水素、塩素、塩酸、マグネシウム、ナトリウム等を製造し、同時に港で船積みしたアルミナや氷晶石および蛍石より新地金アルミニウムを製造する。
【解決手段】本願発明の海洋電気分解工場は、黒潮の流れの中に係留された複胴船によって形成された流路に設備された水車や風車より得られた電力を利用して、海水から逆浸透法により真水を製造し、同時に排出される灌水をイオン交換膜透析法により濃度約30%まで濃縮し、これを溶液電気分解を行い苛性ソーダを製造する。同時に副産物として、真水、食塩、水素、塩素、塩酸、マグネシウム、ナトリウム等を製造し寄港先の港で陸揚げし、帰り便として船積みしたアルミナや氷晶石および蛍石を流体エネルギーから得られた電力で溶融塩電気分解して新地金アルミニウムを製造する。 (もっと読む)


【課題】生産・貯蔵・輸送時におけるエネルギーロスを低減し、システム全体の効率を向上させる海洋工場を提供する。
【解決手段】 洋上に係留した双胴船1に、風力発電手段2及び海流発電手段3又は太陽熱エネルギー集熱手段4と、海水を淡水化する手段5と、淡水化の廃液としての灌水を電気透析する手段9と、太陽熱あるいは電熱または溶融塩電気分解により発生する熱で濃縮する煎ごう手段10と、灌水に溶存するナトリウム、マグネシウムなどの塩化物を溶融塩電気分解手段11と、陸地で船積みされた卑金属酸化物を溶融塩電気分解で生成した塩素と真水の電気分解で得られた水素との反応で生成した塩化水素と卑金属酸化物とを反応させて塩化物を作り、これを溶融塩電気分解することにより廃ガス塩素の有効利用を行う。そして流体エネルギーから得られた電力により、マンガンクラストあるいは海底熱水鉱床中の泥状硫化物を採鉱し港に輸送する総合工場である。 (もっと読む)


【課題】、水溶液系では電析困難な金属イオンを金属単体として回収し、リサイクル性を高めた排水処理システムを提供する。
【解決手段】 電解質としてイオン液体17を貯留し、金属イオンの除去をする金属イオン除去槽11と、イオン液体17中に浸漬されるカソード電極16と、カソード電極16と導通したアノード電極13a,13bと、を備え、排水中に含まれる金属イオンをイオン液体17中に移動させて、カソード電極16での還元反応により金属イオンを還元して金属を回収することを要旨とする。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解方法において、溶融塩の温度管理に使用する熱交換器の抜熱能力の低下を経済的に抑制する方法及び該方法を用いた電解槽の提供。
【解決手段】電解槽内の溶融塩40に浸漬する熱交換器20において、熱媒体である空気の流通方向を例えば数日〜数時間の周期で反転させる。温度の低い空気供給側で固形物が付着して奪熱能力を低下させるが、流通方向の反転により、その空気供給側が温度の高い空気排出側になり、空気供給側に付着した固形物が溶解除去される。 (もっと読む)


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