説明

Fターム[4K060BA26]の内容

電気防食 (2,150) | 防食手段 (800) | 材質 (265) | 合成樹脂 (15)

Fターム[4K060BA26]に分類される特許

1 - 15 / 15


【課題】防食性に優れた被覆鋼材を提供する。
【解決手段】基材とする炭素鋼材に、該鋼材の表面を清浄化する前処理と、前記鋼材の表面に金属層を付着させる金属層付着処理と、該金属層の上層として、有機被覆層を形成する塗装処理とを、順次行い、表面に、炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属およびその合金のうちから選ばれた少なくとも1種を非連続に、0.1〜10g/m、付着させた金属層と、その上層として、好ましくはエポキシ系樹脂塗膜層またはポリウレタン系樹脂塗膜層を含む有機被覆層を有する被覆鋼材とする。これにより、有機被覆層の劣化が抑制される。なお、金属層付着処理は、上記した金属または合金の金属粉末を鋼材の表面に投射する処理とすることが好ましく、これにより、鋼材の表面に金属層を非連続に、付着させることができる。炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属または合金としては、Zn、Al、Mg、およびそれらの合金とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート構造物の電気防食用の陽極材に使用する金属線からなる一次陽極を被覆するための導電性水性塗料で、0.5mm以上の厚塗りでも、塗膜は密着性に優れ、長期間の防食電流下でも塗膜抵抗の経時変化の少ない、導電性水性塗料を提供する。
【解決手段】水性バインダーとして、水性アクリル樹脂または、水系エポキシ樹脂を選択し、導電性付与材として、流動焼成石油コークス粒子、鱗片状グラファイト及び導電性カーボンブラックの3種類の導電性付与粒子の、粒径を選択し、水性バインダーと導電性付与材の配合量を調整することで、長期の屋外暴露環境で使用する、鉄筋コンクリート構造物の電気防食用導電性水性塗料を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 鉄筋コンクリート構造物に優れた防食効果を付与し、鉄筋コンクリート内部の鉄筋の腐食を抑制して、耐塩害性を向上させる塩害を受けた鉄筋コンクリート内部の鉄筋の防食工法を提供する。
【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物中のコンクリートの0.1〜10倍の電気抵抗率をもつ断面修復材で、鉄筋コンクリートの表面を被覆し、その内部に犠牲陽極材を設置し、犠牲陽極材の周りに、犠牲陽極材の不導態の生成を避けるのに充分なpHを持った電解質溶液を含有する多孔性材料を付設し、犠牲陽極材と鉄筋コンクリート内部の鉄筋を電気的に接続してなる塩害を受けた鉄筋コンクリート内部の鉄筋の防食工法であり、さらに、断面修復材を被覆した鉄筋コンクリートの表面に、有機−無機複合型塗膜養生剤を塗布してなる鉄筋コンクリート内部の鉄筋の防食工法を構成とする。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼等の金属の防錆性を向上させることができ、優れた成膜性を有するとともに、導電性を有するコーティング膜を形成し、帯電性が好ましくない金属部品等に応用することができる水性コーティング剤及びコーティング膜を提供する。
【解決手段】コロイダルシリカとスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)エマルジョンとを含有する水性コーティング剤であって、前記コロイダルシリカと前記SBRエマルジョンの固形分重量比が、10/90<コロイダルシリカ/SBRエマルジョン<70/30の範囲内であり、かつ、固形分重量%で5%以上の金属フィラーを含有することを特徴とする水性コーティング剤。 (もっと読む)


【課題】嫌気性微生物である鉄腐食性メタン生成菌と硫酸塩還元菌による鉄腐食に対する材料側からの対策方法を提供する。
【解決手段】表面の一部又は全面をエポキシ樹脂の塗膜で覆われてなる鉄鋼材料の表面が、メタン生成菌と硫酸塩還元菌を共に含む水含有液体と接触している際における前記鉄鋼材料の腐食及び塗膜剥離の防止方法であって、前記表面と接する水含有液体において、(1)溶存酸素濃度を1mg/L未満、(2)酸化還元電位を-100mV(飽和塩化カリウム/銀塩化銀電極基準)未満、(3)pHが5以上9.5未満、(4)塩素イオン濃度を10mg/L超、(5)炭酸水素イオン濃度が10mg/L超、(6)温度が15℃超50℃未満、の(1)〜(6)の群の全ての条件を満たす場合において、鉄鋼材料とエポキシ樹脂塗膜の間に亜鉛を含む層を設ける。 (もっと読む)


【課題】多湿雰囲気や電解質溶液中で使用できる耐食性磁石を提供する。
【解決手段】本発明の耐食性磁石110(120)は、ネオジム磁石(永久磁石)111(113)と、ネオジム磁石111(113)に含まれる成分の犠牲陽極として機能する防食材料を含むとともに前記ネオジム磁石111(111)と接触する防食部材112(114)とを有する構成である。 (もっと読む)


【課題】スプレー塗装性を低下させず、さらに乾燥と湿潤が繰り返される環境下でも、低コストで、長時間の犠牲防食作用により、従来よりも格段に優れた耐食性・防錆性を発揮する、船舶鋼材の防錆方法および耐食性に優れた船舶を提供する。
【解決手段】相対湿度30%以上〜100%以下の環境下に置かれる船舶鋼材の防錆方法において、質量%で、Mg:0.01〜30%を含有し、残部Znおよび不可避的不純物からなり、平均粒子径が0.01〜200μmであり、かつ、外表面に物理的破砕面を有するZn合金粒子を、乾燥塗膜中に、質量%で、30%以上含有し、残部無機系バインダーからなる無機系プライマーを、下地層として塗布することを特徴とする防錆方法。また、該防錆方法を用いた耐食性に優れた船舶。 (もっと読む)


【課題】高抵抗環境下においても長期間に亘って電気防食が行え、施工性にも優れる電気防食用バックフィルを提供すること。
【解決手段】本発明の電気防食用バックフィルは、金属塩化物塩及び水溶性高分子を含んでいる。多価アルコールを含んでいることが好ましく、さらに、架橋化剤を含んでいることが好ましい。前記金属塩化物塩は、塩化マグネシウムが好ましく、前記水溶性高分子はポリビニルアルコールが好ましく、前記多価アルコールはグリセリンが好ましく、前記架橋化剤はホウ砂が好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム基材を犠牲防食効果によって腐食を受けず、かつ、防食効果に優れた犠牲金属によって保護するようにして構成されるアルミニウム材、ならびに、このアルミニウム材と、アルミニウムより貴な金属材との複合材を提供する。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、アルミニウム基材の表面に絶縁性の接着剤層を介して接着された犠牲金属層であって、当該犠牲金属がアルミニウムよりも卑な金属、或いは、この卑な金属とアルミニウムとの合金で5重量%以下のアルミニウムを含有する合金である犠牲金属層と、犠牲金属層の表面に形成した厚さ2.0〜30.0nmの保護層と、を備えるアルミニウム材。 (もっと読む)


【課題】長期にわたって防食が可能で、隙間腐食も防止でき、かつ簡便で安価な締結部材及び該締結部材を含む結合部の防食構造を提供すること。
【解決手段】被締結部材に締結されたボルトと、該ボルトのネジ部に螺合されたナットと、該被締結部材と該ボルトの頭部間に嵌合された座金及び該被締結部材と該ナット間の該ボルトのネジ部に嵌合された座金とからなる締結部材の防食構造であって、上記ボルトのネジ部に螺合された上記ナットの外側に流電陽極作用を有するナット状防食材を螺合すると共に、上記被締結部材と上記ナット間の上記ボルトのネジ部に嵌合された座金の側周面に、流電陽極作用を有するリング状防食材とその外周に設けられた樹脂製リングとからなる防食リングを嵌合してなる締結部材の防食構造を採用する。 (もっと読む)


【課題】 海洋生物が定置網に付着するのを抑制する。
【解決手段】 海洋生物抑制システムは、表面に正極となる導電性ゴム塗布層を備え、この導電性ゴム塗布層が導電性ゴム及びポリアニリンを含む定置網と、陰極となる金属網と、電気エネルギーを提供するために用いる給電装置とを備える。さらに、導電性ゴム塗布層を利用する海洋生物抑制方法を提供し、(a)前記システムを利用して海水中に次亜塩素酸イオンを生ずるステップと、(b)ステップ(a)を利用して生じた次亜塩素酸イオンにより海洋生物がステップ(a)のシステムに付着することを抑制するステップと、含む。本発明は、導電性ゴム塗布層と定置網との結合により海水を電解して海洋生物の付着を阻止する微量の次亜塩素酸イオンを発生させ、生物での付着が妨げられると同時に、海洋環境に対する汚染を回避することができる。 (もっと読む)


本発明は、1又は2以上の陽極に電気的に接続されると共に腐食環境に接する導電性構造物の腐食を制御することに指向された装置、システム、方法およびコンピュータプログラムプロダクトに係り、上記陽極は、上記導電性構造物よりも卑であり、上記腐食は、制御可能なフィルタまたは少なくとも一つの格納または測定されたパラメータを処理するように構成された対応電子制御ユニットによって制御され、上記装置、システムおよび方法は、それらの犠牲特性を低減し、最小化し、あるいは実質的に除去することにより、上記1又は2以上の陽極の耐用年数を延長するように機能する。
(もっと読む)


【課題】 陽極の許容電流密度を上げることにより、陽極を小型化することができて施工を容易にし、陽極からの電流分布が均一となることにより、効率的な電気防食を可能にする電気防食用陽極ユニット及びこれを用いたコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】 耐酸化性金属で被覆した炭素繊維シートからなる陽極11と、バックフィル材12とが容器13内に収容される。バックフィル材は、アルカリ性水溶液を吸水させたポリアクリル酸塩系の吸水性高分子材料と、樹脂材料により吸水可能に形成された多孔性部材とからなり、多孔性部材はコンクリート表面に当接するように固定され、多孔性部材と吸水性高分子材料とは、吸水性高分子材料が乾燥収縮した際にも接触状態が維持されるように配置される。バックフィル材に吸水させたアルカリ性水溶液は、NaOH、LiOHの少なくとも一方を含む水溶液である。 (もっと読む)


【課題】管同士を絶縁したまま接続する管継手を少ない部品点数で構成し、接続作業も手間をかけずに簡易に行えるようにする。
【解決手段】端部にオネジ(1a)が形成された管(1)と、端部にフランジ(2a)が形成された管(2)とを、電気絶縁材であるゴムパッキン(3)を挟んで端部同士を接合し、同じく電気絶縁材料からなる絶縁材(4)を介して管(2)の外周に嵌められた袋状のナット(5)を、管(1)の端部外周に締め付けて両管を連結する。 (もっと読む)


【課題】 鋼製支柱の地面との境界部、海洋鋼構造物の飛沫帯など、確実な乾燥状態に保つことが困難でありながら、防食電流がほとんど流れない部位に使用できる鋼材の電気化学的防食膜を提供する。
【解決手段】 グルコマンナン等の天然高分子多糖類の不可逆性ゲルと、ポリアニリンと、エポキシ化合物のアミノ化合物硬化体とからなる三次元複合構造体の、網目構造の中に、亜鉛微粒子等の鉄より卑な金属の微粒子が散在しており、エポキシ化合物のアミノ化合物硬化体を得るにあたって、エポキシ化合物に対し、化学量論的に使用すべきアミノ化合物のアミン当量より3〜25%多いアミノ化合物を使用する。 (もっと読む)


1 - 15 / 15