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Fターム[4K060CA15]の内容

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Fターム[4K060CA15]に分類される特許

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【課題】海洋環境や汽水など、塩化物イオンを多く含む環境であっても、エレクトロコーティングの付着を防止しながらステンレス鋼を防食する方法を提供する。
【解決手段】塩化物イオンを含む水溶液10中で、防食対象のステンレス鋼(例えばフェライト系ステンレス鋼、SUS304系ステンレス鋼、又はマルテンサイト系ステンレス鋼)12の電位を−0.05〜−0.65V(vs.Ag/AgCl)に外部電源(18)方式で保持する。ここで、ステンレス鋼12の流出電流の無い範囲で交流を重畳させる。 (もっと読む)


【課題】配管防食用電極の寸法を、土壌抵抗率を測定することなく高精度で推定可能とする。
【解決手段】地中に埋設した配管防食用電極(Mg電極)20と、該配管防食用電極20から所定距離Lだけ離して配置した補助電極22の間に電流を流し、前記配管防食用電極20直上の地表面に配設した第1の照合電極26と、該第1の照合電極26から所定距離g離れた地表面に配設した第2の照合電極28に生じる地表面電位、及び、前記第2の照合電極28における目的とする交流の管対地電位Vを測定し、前記2つの照合電極26、28に生じる地表面電位の電位差ΔVと前記管対地電位Vから、土壌抵抗率ρを含まない所定の式を用いて、前記配管防食用電極20の有効寸法を計算する。 (もっと読む)


【課題】照合電極の設置、取替え作業が容易に行える照合電極の設置方法およびコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】照合電極6の取り付け方法としては、コンクリート1の内部に鋼材2が設置されたコンクリート構造物10への照合電極の設置方法において、前記コンクリート構造物の表面に開口する凹部を前記コンクリートの表面に形成し、前記凹部内に、前記照合電極を、前記鋼材の電位を測定可能に設置することを特徴とし、コンクリート構造物としては、コンクリート内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物において、前記コンクリートの表面に開口する凹部を備え、前記凹部に、前記鋼材の電位を測定する照合電極が設置されている。 (もっと読む)


【課題】地中の掘削を要することなく、犠牲電極の劣化に起因する銅電極の腐食を抑制することが可能なPOF鋼管の防食装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるPOF鋼管の防食装置の構成は、地中に埋設され変電所間を接続するPOFケーブルの外筒であるPOF鋼管102の腐食を防止するPOF鋼管の防食装置100であって、POF鋼管に負極が接続された直流の外部電源114と、地中に埋設され、外部電源の正極に接続された犠牲電極112と、外部電源と犠牲電極との間から分岐して変電所の保安用の銅電極106に接続される分岐線115と、分岐線の接続点Pと犠牲電極との間に配置され、接続点側に負極が接続され、犠牲電極側に正極が接続された直流の補助電源116と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼管と鋳鉄管のような異種金属管が混在したパイプラインにおいて、両管を適正にカソード防食するシステムを提供する。
【解決手段】第1金属管P1に流電陽極1を接続し、第1金属管と第2金属管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路3を絶縁継手IJと並列に接続し、ボンド電流回路には、ボンド電流調整手段30とボンド電流回路をオン・オフする回路遮断手段31とが直列に接続され、流電陽極の発生電流を定電流制御した状態で、回路遮断手段によってボンド電流回路をオフにすることで、第2金属管のインスタントオフ電位を計測し、第2金属管の自然電位とインスタントオフ電位との差が基準値以上になるように、ボンド電流調整手段の起動電圧と流電陽極の発生電流の一方又は両方を設定する。 (もっと読む)


【課題】ガス化装置表面を腐食から保護すること。
【解決手段】種々の実施形態によれば、システムは、内部のガス化領域に曝される第1の材料から作られたシェル(156)を含むガス化装置(106)と、ガス化装置(106)内部でシェル(156)に結合されるパターン形成されたアノード層(169)と、を備える。パターン形成されたアノード層(169)は、第2の材料から作られ、該パターン形成されたアノード層(169)が、ガス化領域において高温ガスを凝縮することによってシェル(156)を腐食から保護するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】海洋鋼構造物の表面に均一な厚さの防食電着被膜を確実に形成し得る海洋鋼構造物の防食電着被膜施工方法及び装置を提供する。
【解決手段】直流電源4による通電時に海洋鋼構造物1側の電位測定を行う照合電極6を配設すると共に、該照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位が予め設定された電着基準電位範囲にある場合には、前記直流電流値を保持し、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以下である場合には、前記直流電流値を減少させる一方、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以上である場合には、前記直流電流値を増加させる制御信号4aを前記直流電源4へ出力する制御装置7を設ける。 (もっと読む)


発明は、海上風力タービンの基礎パイプの陰極腐蝕防護装置のための、軸線並びに外周面及び内周面を有する、金属円筒リングを備え、基礎パイプの外周面上に配置された対応する位置決め突起と相互作用しながら、円筒リングを重力の下で、特に工具を用いずに、同軸態様で自動位置決めし、特に強制閉鎖態様で、基礎パイプ上に固定するための複数の位置決めデバイスが円筒リングの内周面上に周に沿って設けられている陽極リテーナー、複数の位置決め突起が円筒リング領域にかけて基礎パイプの外周面上に設けられることを特徴とする海上風力タービンの基礎パイプ及びこれらの間の結合構造、海上風力タービンの基礎パイプのための陰極腐蝕防護デバイス、並びにこれらを有する海上風力タービンに関する。
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【課題】ダイバーによる防食電着被膜の膜厚計測を行うことなく、防食性能を精度良く評価し得、水没部全体に防食電着被膜を確実に形成し得る海洋構造物における電着被膜形成確認方法を提供する。
【解決手段】陽極と海洋鋼構造物との間に直流電源を設け(ステップS1)、直流電流を通電し(ステップS2)、海洋鋼構造物の水没部表面に被膜を形成する防食電着被膜形成工程と、所要の通電期間経過後、所要の防食電流密度で海洋鋼構造物に電流を印加して(ステップS3)電位を計測し(ステップS4)、確認する(ステップS5)防食性能評価工程とを有し、電位が防食電位以下でない場合には、防食電着被膜形成工程における通電を再度行い、電位が防食電位以下である場合には、防食電着被膜の形成を終了する(ステップS6)。 (もっと読む)


【課題】導電性の液体中の構造物に設置された電極からの電流を測定する際に測定対象電極を構造物から取り外す必要がなく、簡易な構成で低コストに測定対象電極からの電流を測定することができる、導電性の液体中における電極の電流測定方法及び電流測定装置を提供する。
【解決手段】導電性の液体中の構造物に設置された測定対象電極からの電流値を測定する方法であって、測定対象電極の近傍に1又は複数の付加電極を設置し、1又は複数の付加電極に電流を印加し、測定対象電極と前記1又は複数の付加電極の周囲の2つ以上の位置において電位を測定し、測定対象電極の周りの電位分布と対称又は反対称な電位分布が形成されていることを検知できるようにし、測定対象電極の周りの電位分布と対称又は反対称な電位分布が形成されているときの、1又は複数の付加電極に印加した電流値に基づいて、測定対象電極からの電流の推定値を求める。 (もっと読む)


【課題】選択排流器の異常動作を速やかに検知して即座に交換作業を行うことができるようにする。
【解決手段】埋設金属パイプラインから選択排流器を介して直流電気鉄道のレールに流れる排流電流をモニタするとともに、選択排流器と埋設金属パイプラインとの接続点における管対地電位をモニタするモニタリング工程S1と、排流電流が負である場合、又は排流電流が正又はゼロであり且つ管対地電位が防食基準電位よりプラスよりの場合に、選択排流器の異常ありと判定する選択排流器異常判定工程S2と、選択排流器異常判定工程S2で異常ありと判定された場合に、その異常を報知する異常報知工程S3とを有する。 (もっと読む)


【課題】直流電気鉄道の踏切部下を横断するように埋設されたパイプラインの腐食リスクを確実に回避し、効率的にカソード防食電流を供給する。
【解決手段】踏切部Lc下の鞘管C内に設置されたプローブ10をパイプラインPに接続して、計測時間内でプローブ電流とプローブオン電位を同時に計測する事前計測工程を有し、計測されたプローブ電流から求められるプローブ直流電流密度IDCとプローブオン電位EONの高い相関を利用して、プローブ直流電流密度IDCが常にカソード防食基準に合格するように、制御用照合電極12Cによって計測されるプローブオン電位EONに基づいてパイプラインPに接続された直流電源装置15の出力電流を定電位制御すると共に、プローブ直流電流密度IDCの平均値がカソード防食基準の最小所要プローブ流入直流電流密度に合格するように制御用照合電極12Cによって計測されるプローブオン電位EONとは無関係にパイプラインPに接続された直流電源装置15の出力電流を定電流制御する。 (もっと読む)


【課題】犠牲陽極を取り外すことなく、電気防食の実施中に犠牲陽極から発生する防食電流を測定できる、導電性の液体中における犠牲陽極の電流測定方法及び電流測定装置を提供する。
【解決手段】犠牲陽極を覆うように絶縁性を有するカバーを設置し、カバーの外側に設置した対極と金属構造物の間に電流を印加し、カバーの外側とカバーの内側の電位をそれぞれ測定するとともに、カバーの外側の電位と、カバーの外側とカバーの内側の電位差が0のときの印加電流の電流値とから、防食電流の電流値を推定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、海水等の導電性の液体に接する構造物の防食電流(表面電流密度)を高精度に計測するための表面電流測定装置及び表面電流測定方法に関する。
【解決手段】構造物の表面を覆うための絶縁性カバー1と、絶縁性カバー1の内側に設置された対極2と、絶縁性カバー1の内側と外側にそれぞれ設置された参照電極3、4と、参照電極間の電位差を計測する電圧計7と、対極2と構造物との間に直流電流を供給するための直流電源5とを備え、電位差が0のときの電流値に基づいて構造物の表面電流密度を算出する。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して接続される一方のパイプラインが非防食或いは防食レベルが低い場合に、他方のカソード防食パイプラインのカソード防食電流を利用して、過防食や他埋設パイプラインの直流干渉リスクを誘起することなく両パイプラインの腐食リスクを低減させる方法を提供する。
【解決手段】絶縁継手1を介して接続される一方の埋設パイプラインであるカソード防食ラインに接続され、カソード防食電流の発生を定電流制御し得るカソード防食電流発生手段2と、絶縁継手1の両側での管対地電位をそれぞれ計測可能な管対地電位計測手段3と、両方の埋設パイプラインに接続され、少なくとも逆並列接続したダイオードを絶縁継手1と並列に接続した絶縁継手保護手段4とを備え、管対地電位計測手段3で計測される絶縁継手1の両側での管対地電位の差がダイオードの作動電位になるようにカソード防食電流発生手段2の発生電流を制御する。 (もっと読む)


【課題】二重管構造などを有する防食対象を含めて、電気防食が施されて埋設された防食対象の防食電位をより正確に測定できる電位測定電極及び電位測定方法を提供すること。
【解決手段】電気防食が施されて埋設された鋼製の防食対象12の電位を測定する電位測定電極23を提供する。この電位測定電極23は、導電性材料を用いて形成され、中心部に穿設された孔と、上記防食対象12及び電圧計17の少なくとも一方に電気的に接続される1又は2以上の端子4A,4Bと、を有し、上記防食対象12が埋設された埋設環境12Aと接触するプローブ3と、上記プローブ3と絶縁し、上記プローブ3の孔を介して上記埋設環境12Aに面するように配置され、上記電圧計17に電気的に接続される端子4Cを有する照合電極5と、を有し、上記電圧計17により、上記埋設環境12Aを介した上記プローブ3と上記照合電極5との間の電位を測定可能である。 (もっと読む)


【課題】
コンクリート構造物に線状陽極方式の電気防食処理を行うに際して、適切な陽極設置間隔を迅速かつ正確に決定することが可能な、信頼性の高い電気防食の陽極設置間隔の決定方法や、その決定方法に用いる電極装置を提供すること。
【解決方法】
コンクリート構造物に線状陽極方式の電気防食処理を行うための陽極設置間隔の決定方法において、電極装置1を用いて、複数の線状陽極5を該コンクリート構造物の外部に配置し、前記複数の線状陽極の中から少なくとも2本の線状陽極を選択し、選択された該線状陽極と該コンクリート構造物内の鋼材との間に電流を供給可能とし、選択される該線状陽極を切り換えて、通電する線状陽極の間隔を順次変化させると共に、該電流の供給による該鋼材の電位変化を測定し、該線状陽極の間隔毎の該電位変化の測定結果に基き、電気防食処理時の線状陽極の間隔を決定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】損傷監視システムにおけるノイズの原因となる交流信号を埋設管に印加してしまうことがない、新規な埋設管電気防食システムを提供すること。
【解決手段】外部電源と、外部電源のプラス端子に接続されており地中に設置される電気防食用通電電極と、外部電源のマイナス端子に接続されており埋設管に接続される埋設管用ターミナルとを有しており、さらに、前記外部電源と電気防食用通電電極、および前記外部電源と埋設管用ターミナルは、所定周波数の交流信号を遮断可能な交流信号遮断フィルタを介して接続されている埋設管電気防食システムとする。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービン車室等において小さなガルバニック接合面で有効に環境割れを防止することができるアルカリ環境割れ防止構造を提供する。
【解決手段】アルカリ環境割れを発生する環境による鋼材に白金、白金合金又は黒鉛を電気的に接合し、対象面の電位を割れ感受性のある電位領域から貴にシフトさせる。白金、白金合金又は黒鉛は、従来用いられていたニッケルやクロムを含んだ合金よりおよそ平衡電極電位で0.2V程度も貴な電位であるために、気液境界面のみといった限られた領域に対して割れ防止をする場合には、より小さいガルバニック接合面積で割れ防止を達成することが可能である。 (もっと読む)


【課題】電解質中の防食対象を流電陽極方式によってカソード防食するに際して、流電陽極設置後の各種状況変化に対しても安定して所要防食電流を発生させることができること。流電陽極の残存寿命を正確に予測して、設置後の流電陽極の管理を適正に行うことができること。電解質から流電陽極に流入する電流を適正に阻止することができること。
【解決手段】電解質中の防食対象を流電陽極方式によってカソード防食するカソード防食システムであって、防食対象(パイプラインP)と流電陽極Aとを接続する電線間L1,L2に介挿接続されて、流電陽極Aからの発生電流を設定電流値に定電流制御する定電流制御手段1を備える。 (もっと読む)


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