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Fターム[4L031CB10]の内容

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【課題】
本発明の課題は、基材の内外部において表面処理による酸化状態のムラが少ない炭素繊維基材および、炭素繊維基材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
湾曲した炭素繊維からなり、炭素繊維が平面方向および厚み方向に配向した、厚さが2.00mm〜25.00mmの炭素繊維基材であり、ESCAで測定した該基材表面のC1sピーク中に占めるCOO基比とC−O基比の比率の和(A)および、ESCAで測定した該基材内部のいずれの面におけるC1sピーク中に占めるCOO基比とC−O基比の比率の和(B)において、以下の式により求められる基材内外面の均一度が0.80〜1.00の範囲にあることを特徴とする炭素繊維基材。
基材内外面の均一度=(B)/(A) (もっと読む)


【課題】炭素繊維を着色する方法およびその装置、着色された炭素繊維を提供する。
【解決手段】顔料を含んだシラン化合物を発生させ、炭素繊維3に触れさせて顔料を電気蒸着させることで、着色された炭素繊維4を生産する。特に航空旅客機の筐体や翼に使われる炭素繊維に着色を施して、従来の黒色を帯びた炭素繊維の下地塗装を無くして、機体の軽量化をはかりたい。車両の軽量化に炭素繊維が有望視されている、そうした下地塗装を省くことができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、力学的特性に優れ、かつ、樹脂との界面特性の向上した、複合材料に適した炭素繊維を得るための、炭素繊維の表面処理方法を提供することにある。
【解決手段】陽極を擁する電解溶液槽と陰極を擁する電解溶液槽が配置された表面処理装置を使用する非接触方式の炭素繊維の電解表面処理方法であって、複数の陰極が1つの陽極を共有し、1つの陰極毎に独立して1サイクルの電流回路を形成していることを特徴とする炭素繊維の表面処理方法である。複数の陰極が1つの陽極を共有し、独立して電流回路を形成した1ユニットの表面処理装置を、2ユニット以上使用してもよい。
1サイクルの電流回路に係る電圧は5V〜30Vであることが好ましく、電解液として無機酸、無機塩基または無機塩類を電解質とする、0.1規定以上の電解水溶液を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の炭素繊維束の牽切よりも容易に牽切することができ、短繊維炭素繊維束の製造コストを低減することが可能な炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系前駆体繊維束に耐炎化処理を施し耐炎化繊維束とする耐炎化工程と、前記耐炎化繊維束に前炭素化処理を施し前炭素化繊維束とする前炭素化工程と、前記前炭素化繊維束に炭素化処理を施し炭素化繊維束とする炭素化工程と、を含む炭素繊維束の製造方法において、前記耐炎化工程後、前記前炭素化工程前に、前記耐炎化繊維束に対し耐炎化繊維束の長さ方向に一定間隔で分解促進物質を付与する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 オーバーフロー式表面処理装置におけるオーバーフロー高さのバラツキを低減し、長時間の運転においてもバラツキ増大の問題を発生させない表面処理装置を提供する。
【解決手段】 内槽3内の下方から上方へ向かって電解液を流通させ、上端3aから電解液をオーバーフローさせる表面処理装置において、内槽3に電解液を供給する電解液供給路10の上端で内槽3の底壁3bに接続し、電解液供給路10の上部10aを、上端から下端に向かうに従って、水平面方向の開口部断面積が徐々に減少する中空の角錐台状に形成する。 (もっと読む)


【課題】従来の「高分子ナノ繊維からなる糸」の製造方法の場合よりも高強度の「高分子ナノ繊維からなる糸」を製造可能な「高分子ナノ繊維からなる糸」の製造方法を提供する。
【解決手段】表面の少なくとも一部が金属被覆された高分子ナノ繊維12により構成された「高分子ナノ繊維からなる糸」を製造する第1工程と、「高分子ナノ繊維からなる糸」を延伸しながら「高分子ナノ繊維からなる糸」を加熱して「高分子ナノ繊維からなる糸24」を構成するナノ繊維12同士を金属により部分的に結合する部分結合処理を行うことにより「高分子ナノ繊維からなる糸24」を高強度化する第2工程とをこの順序で含む「高分子ナノ繊維からなる糸24」の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の単繊維長手方向、及び単繊維間で、繊維表面の力学的物性及び化学的な構造のばらつきを低減し、複合材料としての使用に適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】 pHが2〜4で、1モル/L水溶液のpHが1以下の無機酸と、1モル/L水溶液のpHが6〜8の無機塩類とを含む水溶液中で、炭素繊維を電解酸化する。無機塩は、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、または硫酸ナトリウムが好ましく、無機酸は硫酸または硝酸が好ましい。得られる炭素繊維は、表面官能基量O/Cが15〜30%の範囲にあり、かつ比表面積が0.5〜2.0m/gの範囲にある。この炭素繊維のストランドに含まれる単繊維間の物性のばらつきを示す単繊維引張強度のCV値は20%以下である。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の表面処理時に発生する有害ガスを作業環境中に実質的に排出させない炭素繊維ストランドの表面処理装置を提供する。
【解決手段】
炭素繊維ストランドの表面処理装置を構成する電解槽を筐体内に収容し、当該筐体には炭素繊維ストランド導入口と炭素繊維ストランド導出口とを設けるとともに、筐体の内部であって前記電解槽の上端よりも低い位置に排気口を設けて、この排気口から筐体内を排風機を用いて排気し、有害ガスを回収する。 (もっと読む)


【課題】単繊維の本数が多く、かつ少ない電気量で電解酸化処理されても、複合材料としたときに、マトリックス樹脂との接着性が良好で、十分な強度を発揮できる炭素繊維束の提供、および単繊維の本数が多く、かつ少ない電気量で処理する場合でも、繊維束の内部まで均一に電解酸化処理できる炭素繊維束の製造方法の提供。
【解決手段】49000〜175000本の単繊維からなり、条件a(X線光電子分光法により測定される表面酸素濃度のCV値が8%以下。)と、条件b(サイクリックボルタンメトリー法により測定される、単位面積当たりに流れる電流値(ipa値)のCV値が5%以下。)を満たす炭素繊維束、および49000〜175000本の単繊維を束状にした、トウ幅8mm以上の炭素繊維を陽極として用い、接触給電方式により5秒以上電解酸化処理する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ダストの捕集効率が高く、かつ「腰」があって、プリーツ後及び通風時の保型性の高いエアフィルタ用帯電不織布及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル系またはポリオレフィン系短繊維より形成される不織布に、水溶化した含窒素環状構造を含む光安定剤を下記の(I)〜(III)のいずれかの方法により添着し、次いで、エレクトレット処理を施すことを特徴とするエアフィルタ用帯電不織布の製造方法など。
(I):短繊維原綿を開繊・紡出して形成されるウエブの繊維間を機械的交絡及び/又は熱融着の方法で固定して不織布を形成する工程中に、該光安定剤を含浸、スプレー又はコーティングにより添着する方法。
(II):繊維の紡糸工程おいて、使用する油剤中に水溶化した該光安定剤を配合して、紡糸された繊維表面に添着させ、不織布用短繊維原綿に供する方法。
(III):後工程にて、該光安定剤を不織布に含浸、スプレー又はコーティングにより添着する方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、電解処理により表面改質される炭素繊維の表層部における各官能基の存在比率を制御し、マトリックス樹脂との複合材料とした際に優れたコンポジット特性を示す炭素繊維を提供することにある。
【解決手段】 炭素繊維を電解処理して表面改質される炭素繊維を調製する過程において、炭素繊維の電解酸化処理後にアルカリ処理を施すことにより、炭素繊維表層部のカルボキシル基とヒドロキシル基との存在比率を制御することが出来る。炭素繊維表層部のカルボキシル基とヒドロキシル基との存在比率が所定の範囲内にある炭素繊維を用いてマトリックス樹脂との複合材料を調製すると、該複合材料が高い衝撃後圧縮強度、及び層間強度を有する。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の理想的な表面状態を定義し、マトリックス樹脂との接着力に優れた炭素繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
X線光電子分光法の測定において、炭素繊維表面の酸素濃度(O/C比:酸素原子数/炭素原子数)が0.20〜0.35の範囲であり、炭素C1s内殻スペクトルのメインピーク(ピークトップ)である炭素と炭素間成分の結合エネルギー位置(284.6eV)から、+1.6〜+2.6eV(結合エネルギー286.2〜287.2eV)の範囲のエネルギー位置にサブピークの成分を有する炭素繊維であり、そのサブピークの高さ比が、メインピークの三分の一以上となる炭素繊維である。 (もっと読む)


【課題】オーバーフローする電解液の高さが均一な炭素繊維製造用表面処理装置を提供する。
【解決手段】複数の内槽3と、前記内槽3を内部に備える外槽13と、前記外槽13の下方に設けられた密閉電解液プールタンク23と、前記各内槽3内と密閉電解液プールタンク23とを連通する1以上の電解液供給路10bと、前記外槽13内の電解液を受け入れて貯留する電解液貯留タンク17と、前記電解液貯留タンク17内の電解液を電解液プールタンク23に供給する電解液供給管10と、前記電解液供給管に介装されたポンプ19と、バルブ25とを有する炭素繊維製造用表面処理装置であって、前記電解液供給路の数が内槽機幅1m当たり5以下であり、電解液供給路の長さL8の合計が内槽機幅L1の75〜100%であり、電解液供給路の長さL4が、内槽の長さL2の25〜100%である炭素繊維製造用表面処理装置。 (もっと読む)


【課題】エアフィルタ用支持体として主に用いられ、エアフィルタの捕集効率の向上と圧損及び寿命の向上を両立させる帯電不織布を提供する。
【解決手段】不織布(A)を構成する繊維の表面に、粒子径が4〜200nmのシリカ微粒子(B)を坦持させ、エレクトレット処理を施してなる帯電不織布、特に、エアフィルタの支持体として用いられることを特徴とする帯電不織布及びこれを用いたエアフィルタなど。 (もっと読む)


【課題】樹脂と複合化させて炭素繊維強化複合材料とした場合に複合材料が高い強度等を示すと共に、複合材料製造時の毛羽発生を抑制し且つ得られる複合材料の剥離を抑制する炭素繊維を提供する。
【解決手段】ストランド弾性率が290〜350GPa、表面酸素濃度比O/Cが10〜25%、サイズ剤付着量が0.4〜1.7質量%、張力下のストランド幅広がり性が135tex/mm以下であり、動的測定による初期濡れ性A(mN/tex)が、−1.3×10-4≧A≧−6.5×10-4の範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】可視光を有効に利用することができ、優れた光誘起電荷分離効果を示し、太陽電池の光電変換層などに適用できる膨張化炭素繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】原料炭素繊維から層間化合物を調製した後、層間化合物を加熱処理することにより膨張化炭素繊維を調製する。膨張化炭素繊維の表面酸化処理を行うことにより、膨張化炭素繊維の表面の酸性官能基の量、および全酸性官能基に対するカルボキシル基の割合を増加させる。カルボキシル基の全酸性官能基に対する割合は6%以上、好ましくは6%以上83%以下とする。光照射により優れた光誘起電荷分離効果を示すと共に黒色を呈するために実質的に全ての波長の光を吸収でき、太陽電池の光電変換層に好適に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、表面に裸の粒子を強固に保持させた粒子保持繊維を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の粒子保持繊維は、個々の粒子、それぞれその一部分が、前記繊維本体に埋没して保持されていることを特徴とする。
本発明の粒子保持繊維において、前記繊維本体の直径が50μm以下であって、前記粒子の直径が、前記本体の直径よりも小さいことを特徴とする。
本発明は、粒子保持繊維において、未固化状態の繊維状体の粒子を含んでいる霧が存在する雰囲気中に供給して固化し、得られたものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い圧縮強度を示す炭素繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素化処理温度1300℃以上で焼成した炭素繊維を、ガス吸着測定装置により測定される比表面積が0.6〜1.2m/g、AFM装置により測定される表面粗さが20nm以下、サイクリックボルタンメトリー法により測定されるIpaが0.05〜0.15、Ipaのバラツキが8%以下となるまで電解酸化表面処理することにより得られる炭素繊維、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】強化繊維との接着性に優れ、取扱い性および射出成形時の繊維分散性が良好な強化繊維を提供すること。
【解決手段】強化繊維(A)100重量部に、(a)芳香族ビニル系単量体単位10〜50重量%、(b)(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位50〜90重量%、(c)(a)および(b)と共重合可能な他のビニル系単量体単位0〜30重量%からなる共重合体(B)0.01〜30重量部が付着されてなる強化繊維、また、該強化繊維とマトリックス樹脂からなる繊維強化複合材料。 (もっと読む)


【課題】表面が均一に電解酸化処理され界面接着性に優れた炭素繊維及び炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】電解液7が貯留してある電解槽3と、電解液7の水面上方に配設された陽極ローラ11と、陽極ローラを通過した炭素繊維9を連続的に前記電解槽内の電解液に浸漬させる浸漬ローラ13、15と、電解液7から炭素繊維9を引き上げる電解液水面上方に配設されたガイドローラ17と、電解槽3内に電解液7に浸漬され、炭素繊維の走行方向において炭素繊維の電解液への浴入り位置Aより後方側に配設されている負極5と、を有する電解酸化処理装置で、走行する炭素繊維を陽極として負極との間に電圧を印加し、表面処理電気量 3 C/gから8.5 C/gの範囲で炭素繊維の電解酸化処理を行う炭素繊維の製造方法。この方法により得られる炭素繊維は、繊維束の内部と外部間の処理斑が低減された、マトリックス樹脂との含浸性が高い炭素繊維である。 (もっと読む)


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