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Fターム[4L035BB69]の内容

合成繊維 (28,381) | 繊維の形成 (8,949) | 延伸前繊維の経過手段、条件 (1,606) | 乾燥;緻密化 (192)

Fターム[4L035BB69]に分類される特許

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【課題】炭素繊維の生産性の向上を目的として、とりわけ耐炎化処理工程を効率的に行う方法・手段を提供すること。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体100重量部に対して、該ポリアクリロニトリル系重合体よりもマイクロ波吸収効率が高く、かつ、比誘電率[εr]が5以上の炭素材料を0.01〜5重量部、添加剤として含むことを特徴とする炭素繊維前駆体繊維。添加剤としては、活性炭、カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバー、フラーレン、カーボンブラック、黒鉛、炭化珪素、ピッチコークス、ダイヤモンド及びダイヤモンドライクカーボンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質が好ましい。 (もっと読む)


【課題】分離開繊が可能なナノフィラメントまたはマイクロファイバーの製造方法を提供する。
【解決手段】電気紡糸原料物質を有機溶媒に溶解させて紡糸溶液を製造するにおいて、電気紡糸原料物質を溶融させて溶融液を製造する工程(工程1)と、前記工程1で製造された紡糸溶液または溶融液を臨界電圧で電気紡糸してナノ繊維を製造した後、乾式または湿式1次捕集して、巻取ローラーで2次捕集する工程(工程2)と、前記工程2で製造されたナノ繊維を延伸して前記有機溶媒の沸点以下の温度で大気圧または減圧条件で一定時間滞留させた後、前記電気紡糸原料物質のガラス転移温度以上で一定時間熱処理する工程(工程3)とを有する、分離開繊が可能なナノフィラメントまたはマイクロファイバーの製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性、難燃性を維持したままで、後加工性を向上させたポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】 引張強度が4.5GPa以下であり、以下の式で定義されるマルチフィラメントを構成する単糸の強度のばらつきB(%)が0.2%以下であり、構成するフィラメント数が30本以上であることを特徴とするポリベンザゾール繊維マルチフィラメント、さらには、マルチフィラメントを構成する単糸同士のくっつき度Kが5%以下であることを特徴とするポリベンザゾール繊維マルチフィラメント。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、難燃性を維持したままで、後加工性を向上させたポリベンザゾール繊維マルチフィラメントを、製造プロセスを大幅に変更することなく簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリベンザゾールを溶媒に溶解したドープを紡糸口金から紡出させ、紡出されたドープを集束させてポリベンザゾールの凝固剤を含有する液体中(凝固浴)に浸漬して凝固処理する際に、紡出されたドープフィラメントを凝固浴に浸漬する前に、下記の条件で、ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気に接触させることを特徴とするポリベンザゾール繊維マルチフィラメントの製造方法。
(a)紡糸口金から凝固浴までの空間で、ドープフィラメントの束の外側から内側に向けて円周方向からポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける
(b)ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を円周方向から噴きつける位置における、ドープフィラメントの集束密度Dが2,000以下である
D=A×(L1/L2)×(L1/L2)
D(フィラメント数/cm):ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける位置におけるドープフィラメントの集束密度、A(個/cm):紡糸口金の孔密度、L1(cm):紡糸口金から凝固浴中でドープフィラメントを集束させる位置までの距離、L2(cm):ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける位置から凝固浴中でドープフィラメントを集束させる位置までの距離 (もっと読む)


本発明は、不純物を効果的に除去し、酸化を防止することによって、高い純度を有する芳香族ジアミン、及びその製造方法と、太陽光、空気、水分などの外部環境に長時間露出されても変質を防止することによって、向上した耐変色性を有するアラミド繊維、及びその製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】単繊維間の融着を効果的に防止できる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、及び炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】油剤組成物は、動粘度が50〜300mm/s(25℃)、アミノ当量が1500〜5000g/mol、下記式(1)で示されるアミノ変性シリコーンと特定の芳香族多価カルボン酸エステル化合物30〜350質量部と、非イオン系乳化剤15〜100質量部を含有する。
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【課題】単繊維間の融着防止性、および操業安定性を良好に維持でき、かつ優れた機械的特性を安定して発現できる炭素繊維束を得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法、並びに炭素繊維束の提供。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物は、ポリオルガノシロキサンと、ポリオキシエチレン鎖を有する非イオン界面活性剤とを含有し、アルカリ金属の含有量およびアルカリ土類金属の含有量がそれぞれ10ppm以下であり、かつマグネシウム、鉄、クロム、ニッケル、亜鉛、銅、チタン、およびアルミニウムの含有量の合計が20ppm以下である。本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物を用いて得られる。本発明の炭素繊維束は、本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束を焼成して得られる。 (もっと読む)


本発明は、1つまたは複数の溶融または溶解されたハイパーブランチポリマー(P)および場合によっては1つまたは複数のさらなるポリマー(FP)に基づく中空フィラメント(F)の製造方法であって、該溶融または溶解されたハイパーブランチポリマー(P)またはハイパーブランチポリマー(P)とさらなるポリマー(FP)との混合物を、1つまたは複数の紡糸口金(S)を通過させ、その際、該紡糸口金のダイ長(L)とダイチャネル(デルタD)との比が、0.1〜9.5であることを特徴とする方法に関する。該方法を、ハイパーブランチポリエーテルスルホン(HPES)中空フィラメントの製造のために適用できる。
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本発明は、ドライジェット湿式スピンプロセスによって低フィブリル化セルロース繊維を生産するプロセスを提供する。当該プロセスの中で、セルロースを100〜120度Cの温度に維持されているスピナレットの中でイミダゾリウムイオン塩を含む溶媒を使って処理し、スパン繊維をイオン性塩を含む凝固浴槽に5以下の延伸比で引き出して、3以下のフィブリル化インデックスを持つファイバーを生産する。 (もっと読む)


本発明は、セルロースおよびセルロースアセテートの複合フィラメントを含む生分解性たばこフィルタートウ、ならびにイオン性液体中またはN−メチルモルフォリン−N−オキシド(NMMO)中のセルロースおよびセルロースアセテートのブレンドを含む溶液ドープを用意するステップと、このブレンドをプロトン性溶媒中に紡糸流延して繊維またはフィルムを生成するステップと、繊維またはフィルムをたばこフィルタートウに転換するステップとを含む、そのようなフィルタートウの作製方法に関する。本発明はさらに、そのようなフィルタートウから作製したたばこフィルターおよびたばこに関する。
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【課題】
血液透析や血液透析ろ過において、β2MGに代表されるサイズの有害物質の除去性とその除去安定性およびアルブミンなどの有用物質の漏出阻止性を高めることが可能な中空糸膜を提供する。
【解決手段】
セルロースアセテート系ポリマーからなる非対称構造を有する中空糸膜であって、中空糸膜を走査型電子顕微鏡を用いて倍率10000倍で観察したとき、(a)内表面に孔が実質的に観察されないこと、(b)中空糸膜の断面において、内表面から膜厚の20%までの領域の開孔率が0.1〜5%、外表面から膜厚の20%までの領域の開孔率が22〜30%、それ以外の中間部の領域の開孔率が10〜20%であることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、egelシルクフィブロイン繊維を延伸するための組成物および方法に関する。得られた繊維は、光を伝送することができ、したがって光ファイバーとして使用することができる。シルクフィブロイン繊維は、可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加してシルクフィブロインゲルを生成する工程;シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程;および粘性のシルク液からシルク繊維を延伸する工程を含む方法により製造される。本発明のシルク繊維は、織物、医療用縫合材料および組織材料等の材料として、ならびにこれらの材料に光学特性を付与するのに使用することができる。

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【課題】口金面と凝固液の液面との間の距離、すなわち、エアギャップを、口金の中心側と外周側とで、紡糸中に、ほぼ等しく維持することが可能な紡糸技術を提供すること。
【解決手段】紡糸孔の数が、6,000以上であり、前記紡糸孔の紡糸孔配列の縦横比Raが、2.5以上である口金を有する乾湿式紡糸用スピニングパック。前記口金の長辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、凝固浴中に設けられた繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、87°乃至92°であり、前記口金の短辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、前記繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、83°乃至87°である繊維束の製造装置および製造方法。 (もっと読む)


【課題】
中空糸膜の乾燥に使用する加熱空気を特定の条件で制御することにより、中空糸膜の構造変化や膜性能の低下を著しく抑制しながら、中空糸膜を効率的に乾燥する。
【解決手段】
セルロースアセテート系ポリマーまたはポリスルホン系ポリマーを含む紡糸原液と、前記ポリマーに対して不活性な芯液とを二重管状ノズルから同時に吐出した後、凝固槽に浸漬し、凝固槽から引き上げた中空糸膜を洗浄し、グリセリン槽に浸漬し、ドライヤーで乾燥する工程を含む、膜厚10〜30μmの中空糸膜の製造方法において、前記乾燥工程が、特定の条件で40〜110℃の乾燥空気をドライヤー中へ送風し、ドライヤーの乾燥空気中に3〜30秒間中空糸膜を通過させることによって行われる。 (もっと読む)


【課題】
中空糸膜の内径ムラや糸切れ、芯液の吐出部分の閉塞などを防ぎ、内径に対して膜厚が薄く、均一構造の中空糸膜を高速に紡糸する方法を提供する。
【解決手段】
紡糸ポリマー原液と、前記紡糸ポリマー原液に対して不活性な芯液とをチューブインオリフィスノズルから同時に吐出する中空糸膜の紡糸方法であって、ノズルスリット部から紡糸ポリマー原液を吐出するときの平均吐出線速度(A)と、ノズルスリット内径基準としたときの芯液の平均吐出線速度(B)の比率が0.4≦A/B≦2.0であり、紡糸後の中空糸膜の膜厚と内径の比率が0.03以上0.15以下であり、ノズル吐出から凝固浴に導入されるまでのエアギャップ部分での紡糸ポリマー原液のノズルドラフト比が5以上30以下である。 (もっと読む)


【課題】高温・短時間で耐炎化処理でき、かつ焼け斑や構造斑が抑制された耐炎化繊維を製造でき、炭素繊維の安定生産に適した、緻密性および均質性を有する炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を得ることができるポリアクリロニトリル系共重合体、該共重合体を紡糸した炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維、および該前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリル単位を95モル%以上99モル%以下、およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル単位を1モル%以上5モル%以下、含有するポリアクリロニトリル系共重合体。前記ポリアクリロニトリル系共重合体を溶解して得られる紡糸原液を紡糸して得られる炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維。前記炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を酸化性雰囲気下250〜300℃で耐炎化処理する工程を含む炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維表面の平滑性に優れ、品質の高い薄層シートが得られるピリドビスイミダゾール繊維を提供する。
【解決手段】本発明のピリドビスイミダゾール繊維は、繊維表面の二乗平均粗さが30nm以下であることを特徴とする。繊維表面の二乗平均粗さが小さい、すなわち、繊維表面が平滑であれば、繊維を一軸方向に揃えて並べる際に、繊維間の隙間をより低減することができる。そのため、より品質の高い薄層シートが得られる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束製造工程における単繊維間の融着を効果的に防止すると共に、操業性低下を抑制し、かつ集束性が良好な炭素繊維前駆体アクリル繊維束および機械的物性に優れた炭素繊維束を生産性よく得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、および炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】水蒸気存在下での熱質量分析において、300℃における残質量率(r)が90〜100質量%であり、窒素ガス雰囲気での熱質量分析において、500℃における残質量率(r)が10質量%以下である芳香族エステル化合物(I)と、前記残質量率(r)が70〜80質量%であり、前記残質量率(r)が3質量%以下である芳香族エステル化合物(II)とを含有して成る炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物。 (もっと読む)


【課題】機械的物性に優れた芳香族コポリアミド繊維を得ることのできる芳香族コポリアミドを、安定的に効率よく得る製造方法を提供する。
【解決手段】式(2)で表される構造反復単位および式(3)で表される構造反復単位を含み




熱分析において、200℃〜220℃の範囲に観測される第1の吸熱ピーク、および、230℃〜250℃の範囲に観測される第2の吸熱ピークを有し、かつ、第2の吸熱ピークに対する第1の吸熱ピークの比が0.8以上である式(1)で表されるジアミンを用いる。
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