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Fターム[4L037FA06]の内容

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【課題】炭素繊維の生産性の向上を目的として、とりわけ耐炎化処理工程を効率的に行う方法・手段を提供すること。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体100重量部に対して、該ポリアクリロニトリル系重合体よりもマイクロ波吸収効率が高く、かつ、比誘電率[εr]が5以上の炭素材料を0.01〜5重量部、添加剤として含むことを特徴とする炭素繊維前駆体繊維。添加剤としては、活性炭、カーボンナノチューブ(CNT)、カーボンナノファイバー、フラーレン、カーボンブラック、黒鉛、炭化珪素、ピッチコークス、ダイヤモンド及びダイヤモンドライクカーボンからなる群から選ばれる1又は2以上の物質が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 十分な強度と破壊エネルギー、および高温・酸化雰囲気下で応力を受けた際に優れた耐久性を示すセラミックス基複合材料を得ることのできる、複合材料用開繊無機繊維束の製造中の繊維の損傷による繊維強度の低下を抑制し、かつ、複合材料製造中の繊維束中の繊維同士の接触を回避して、繊維の表面全体にマトリックスとの界面層を形成できる複合材料用開繊無機繊維束及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、繊維束を構成する無機繊維の表面に、無機粉末と、不活性雰囲気中1000℃以下で実質的に分解し消失する樹脂粉末が付着しており、樹脂性サイジング剤とカップリング剤により前記無機繊維束が収束されており、前記樹脂粉末の平均粒子径が、前記無機粉末の平均粒子径よりも大きいことを特徴とする複合材料用開繊無機繊維束とその製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 十分な強度と破壊エネルギー、および高温・酸化雰囲気下で応力を受けた際に優れた耐久性を示すセラミックス基複合材料を得るため、繊維束中の繊維同士の接触を回避し、かつ、それぞれの繊維の表面全体に界面層を形成できる複合材料用開繊無機繊維束及びその製造方法、並びに該繊維束で強化された、十分な強度と破壊エネルギー、および耐久性を有するセラミックス基複合材料を提供する。
【解決手段】 本発明は、繊維束を構成する無機繊維の表面に不活性雰囲気中1000℃以下で実質的に分解し消失する樹脂粉末が付着しており、樹脂性サイジング剤とカップリング剤により無機繊維束が収束されている複合材料用開繊無機繊維束とその製造方法および、該複合材料用開繊無機繊維束を使用して、繊維間にセラミックスをマトリックスとして形成したセラミックス基複合材料に関する。 (もっと読む)


本発明群は、主として有機出発原料(プリカーサ)から製造できる高強度炭素繊維の製造の分野に関する。繊維が、ガス状媒体内部に置かれ、かつ、ガス状媒体の加熱を伴うマイクロ波照射で処理される炭素含有繊維(プリカーサ)の安定化方法を請求する。より詳細には、繊維はガス状媒体で満たされた処理室に置かれ、そのガス状媒体は、繊維がマイクロ波照射で処理される間、その室(例えばその壁)を暖めることによって加熱される。本発明の第2の態様によれば、少なくとも、繊維が浸漬されている媒体を加熱しながら繊維をマイクロ波照射に晒して上記方法でプリカーサを安定化させる繊維安定化及び炭化のステージを含む。繊維の炭化後、代替として、繊維は更に黒鉛で被覆され得る。必要に応じて、安定化された繊維は、炭化/黒鉛による被覆のために繊維が置かれた媒体の加熱を伴うマイクロ波照射で、それらの複合処理により、炭化及び/又は黒鉛により被覆され得る。その結果、プリカーサ繊維の安定化に要する時間が短縮され、エネルギ消費の低減、及び炭素繊維の生産プロセスの生産性向上がもたらされる。 (もっと読む)


【課題】
航空機1次構造材の炭素繊維複合材料の耐衝撃特性を向上する表層材として有用な、低引張弾性率であって、破断伸度が高く、飽和吸水率が低く、かつ、窒素原子を少量有し、グラファイト微細結晶構造が特定の配向構造を有したポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束と、その製造方法を提供する。
【解決手段】
ストランド引張弾性率が70〜140GPaであり、破断伸度が1.3〜3%であり、飽和吸水率が0〜0.4重量%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束であって、元素分析から求められる窒素含有量が1〜5%であり、X線回折測定による002回折線から求められるC軸の結晶子サイズが1.3〜2.0nmであって、002面の結晶配向度が75〜80%であるポリアクリロニトリル系連続炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】引張強度の強い複合繊維を製造することを目的とする。
【解決手段】複合繊維の製造方法であって、(a)樹脂繊維10を準備する工程と、(b)前記樹脂繊維10の表面または内部に触媒200を添加する工程と、(c)前記樹脂繊維10を、不活性雰囲気中で炭素系原料ガスを加えて1000度から1400度にて加熱することによって、前記樹脂繊維10中にカーボンナノチューブ300を生長させる工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】結晶子サイズが小さいにも拘らず結晶配向度が高い炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】不活性雰囲気中で耐炎化繊維を500〜700℃の終了温度で熱処理して第一炭素化処理繊維を得、第一炭素化処理繊維を750〜900℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率1.0〜1.2倍で熱処理して第二炭素化処理繊維を得、第二炭素化処理繊維を1000〜1300℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率0.95〜1.1倍で熱処理して第三炭素化する炭素繊維の製造方法において、第二炭素化処理時の延伸倍率が第三炭素化処理時の延伸倍率よりも大きいことを特徴とする結晶配向度(%)/結晶子サイズLc(nm)≧50で、235≦弾性率(GPa)≦295の炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】マトリックス材料と複合化して複合材料にする補強材として適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】強度が6100MPa以上、弾性率が340GPa以上、比重が1.76以上の炭素繊維2であって、加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(A)と、導電性ペースト14、16を用いて加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(B)との比(A/B)がA/B≦1.30の範囲であり、単繊維の測定長さ(X)と強度(Y)とで得られる関係式y=aLn(X)+bにおいて傾き(a)が0≧a>−650の範囲であり、且つ、走査型プローブ顕微鏡(SPM)測定によるインデント表面モジュラスが8〜11.5GPaの範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を保持しながら、ベルト/プーリ間の接触面における摩擦係数(μ)を高め、プーリ挟圧力を減少することによって動力損失を低減する。
【解決手段】湿式無段変速機に用いられ、母材となる樹脂とメソフェーズピッチ系炭素繊維とを含み、前記メソフェーズピッチ系炭素繊維の含有割合を1体積%以上60体積%以下とした摺動材料である。 (もっと読む)


本発明の様々な実施形態は、改善された炭素繊維および炭素膜、ならびに炭素繊維および炭素膜を作製する方法を提供する。本明細書中に開示される炭素繊維および炭素膜は、通常、アクリロニトリル含有ポリマーから形成される。この炭素繊維および/または炭素膜は、アクリロニトリル含有ポリマー、ならびに炭素ナノチューブ、グラファイトシートまたはその両方を含む複合体からも形成することができる。本明細書中に記載される繊維および膜は、その繊維または膜に対する所望の用途に応じて、高強度、高弾性、高電気伝導率、高熱伝導度または光透過性のうちの1つ以上を示すように作られうる。
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【課題】総繊度が大きく優れた生産性を有するにも関わらず、糸束内の単繊維交絡が少なく、広がり性に優れた炭素繊維束、およびその製造方法を提供する
【解決手段】断面形状が直径8μm以上、真円度0.95以上の円形であり、かつ、引張強度が3GPa以上である単繊維が36,000本以上収束している炭素繊維束、および、ポリアクリロニトリルを前駆体とする耐炎ポリマーを紡糸し、断面形状が真円度0.95以上の円形で、単繊維繊度が2デシテックス以上である単繊維が36,000本以上収束してなる耐炎繊維束を得た後、得られた耐炎繊維束を炭化処理する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐炎ポリマーを製糸して得られる炭素繊維用前駆体繊維であり、各熱処理時における単繊維間接着を抑制し、より高性能な炭素繊維を提供する。
【解決手段】PAN骨格を有する耐炎ポリマーを構成成分とし、繊維重量当たりの珪素含有量が0.01〜5重量%の範囲であり、製糸工程における乾燥や延伸など各熱処理時、耐炎化および炭化工程における単繊維間接着を抑制し、高性能な炭素繊維を得るために好適な炭素繊維用前駆体繊維およびその製造方法、さらには該繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度の炭素繊維が得られる耐炎化繊維を提供する。
【解決手段】走査型プローブ顕微鏡を用いてナノインデンテーション法により測定した繊維の表層部と中心部の弾性率の比の値が0.7以上である耐炎化繊維。耐炎化繊維の比重は、1.32〜1.41であることが好ましい。本発明の耐炎化繊維は、下記式
勾配係数A=耐炎化処理時間(分)/比重増加
(但し、比重増加=耐炎化繊維比重−プリカーサー比重)
で表される勾配係数Aが300以上となるようにPAN系プリカーサーの耐炎化処理を行うことにより得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高強度組成物に配合した場合、飛躍的に高い曲げ強度や引張強度を付与することができる鋼繊維を提供する。
【解決手段】繊維直径が0.05mm〜0.5mm、繊維長さが繊維のアスペクト比(繊維長/繊維直径)で30〜150であり、表面に繊維直径の0.1倍以上の突起ないし窪みを有しない螺旋形状であって、螺旋形状の振幅が繊維直径の0.3〜3倍であり、螺旋形状の周期が繊維長さの0.1〜0.5倍であり、ヤング率150GPa以上、引張強度1GPa以上であることを特徴とする高強度組成物補強用鋼繊維。 (もっと読む)


【課題】
口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性および洗浄工程における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
耐炎ポリマーが有機溶剤中に分散している分散体であって、その単位断面積あたりの水中引っ張り強度が5gf/mm以上450gf/mm以下であることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であり、耐炎ポリマーは、好ましくは、有機溶媒中、酸、酸無水物または酸塩化物の少なくとも1種類の存在下にアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得ることができるものであり、そして好適な有機溶剤は極性有機溶剤である。
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【課題】
賦形性、特に糸形状への賦形性の高い耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
塩と耐炎ポリマーが分散媒中に分散されていることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であって、耐炎ポリマーがアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得られるものであり、分散媒が極性溶媒であり、そして、塩のカチオン種がアンモニウムイオンである。 (もっと読む)


【課題】耐炎ポリマー含有分散体を経由した炭素繊維等の耐熱構造体を安定して製造する方法を提供する。すなわち、賦形部位に供給される耐炎ポリマー含有分散体の製造時間における物性が均質である耐炎ポリマー含有分散体の連続的製造方法を提供する。
【解決手段】耐炎前駆体ポリマー含有分散体中の耐炎前駆体ポリマーに酸化剤または酸化剤と還元剤を連続的に反応させ耐炎化処理を施すことを特徴とする耐炎ポリマー含有分散体の製造方法であり、耐炎化処理は静止型混合機を用いて連続的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 酸化ホウ素化合物を含有する耐熱性に優れたアルミナ繊維を得ること。
【解決手段】 アルミナ繊維前駆体を紡糸するにあたり、紡糸原液にホウ素化合物を含有させた場合にも紡糸原液がゲル化を起こさないように紡糸助剤として水溶性多糖類を使用して紡糸原液を調製し、これを紡糸し、前駆体を得た後、前駆体を焼成して耐熱性に優れたアルミナ繊維を得る。
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【課題】極細のセラミック繊維から構成され、気孔率が高く連続気孔を多く含むことから、セラミックスフィルターや骨再生材料として有効であるセラミックス多孔体を提供すること。
【解決手段】セラミック繊維の集合体から構成され、下記要件(a)および(b)を同時に満足するセラミックス多孔体。
要件(a):多孔体を構成するセラミック繊維の平均繊維径が50〜2000nmであること。
要件(b):多孔体の密度が0.01〜2g/cmであること。 (もっと読む)


【課題】生産性、プロセス性を損なうことなく、圧縮強度と引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】3−ブテンニトリル,4−ペンテンニトリル,5−ヘキセンニトリル等の式1で示される化合物を共重合してなる炭素繊維前駆体繊維用ポリアクリロニトリル系重合体、およびそれから得られるアクリル系前駆体繊維を温度200〜300℃の酸化性雰囲気下で耐炎化処理し、予備炭化処理、不活性雰囲気下で炭化処理した炭素繊維の製造方法。
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