説明

Fターム[4L037PS02]の内容

無機繊維 (8,808) | 耐炎化;焼成;不融化 (815) | 気体酸化剤 (407)

Fターム[4L037PS02]の下位に属するFターム

Fターム[4L037PS02]に分類される特許

381 - 396 / 396


【課題】熱処理炉の繊維束出入口近辺へのタールの凝縮を防止し、タールの繊維束付着等による生産への悪影響を回避出来る熱処理炉、およびそれを用いた熱処理方法を提供する。
【解決手段】処理室壁に設けられた繊維束の出入口を通し、連続的に走行する繊維束を処理室内に出し入れしながら熱処理を行う熱処理装置において、熱処理手段とは別に該繊維束出入口部分を加熱する手段を設け、該出入口部表面温度を該処理室内温度より高く保つことを特徴とする熱処理装置。 (もっと読む)


【課題】 前駆体繊維ストランドの耐炎化処理を均一に行うことができ、品質を低下させることなく生産性を向上させうる耐炎化熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維ストランド6の垂直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、熱処理室4の上方に形成した上方流路8と、熱処理室の下方に形成した下方流路10と、前記上方流路8及び下方流路10を連通する熱風循環路12とを有し、前記下方流路10が、熱処理室4内の前記熱風循環路12側から前記熱風循環路12と対向する外壁16側にかけて複数に分割された分割流路28、30、……で構成され、これら分割流路28、30、……により熱処理室4内と熱風循環路12とが連通してなることで耐炎化処理炉2を構成する。
(もっと読む)


【課題】本発明は、繊維径をコントロールでき、かつ、残留金属の殆どない炭素繊維の製造法を提供するものである。また、本発明は、材料の選択により構造の異なる炭素繊維が得られる製造方法を提供するものである。
【解決手段】炭素前駆体ポリマーを核とし、その周りに熱分解消失性ポリマーを被覆させる工程、炭素前駆体ポリマーと熱分解消失ポリマーを含有してなるポリマー組成物を溶融紡糸する工程、紡糸したポリマー組成物に不融化(耐炎化)処理を施す工程、不融化処理を行ったポリマー組成物を焼成する工程を含むことを特徴とする炭素繊維の製造法。 (もっと読む)


【課題】 製造装置の運転状態を安定化させ、高配向、高強度、高品位の炭素繊維用耐炎化繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化性雰囲気下で延伸又は収縮を行いながら複数段のパスを形成して走行するプリカーサーを熱処理するに当たって、任意段のパスのプリカーサー単糸について、単糸に結節を形成させ、この結節単糸に張力を掛けて単糸のひずみを増加させつつ応力の変化を測定する結節強度測定試験で得られる応力−ひずみ曲線において、ひずみの増加に伴って応力が上昇し、次いで一旦急激に降下する応力降下再上昇点を過ぎて再び上昇する応力降下再上昇点Pに相当する延伸倍率を、前記任意段のパスにおけるプリカーサーの延伸倍率の上限とし、且つ耐炎化工程でのトータルの延伸倍率(耐炎化工程全延伸倍率)を1.01〜1.08としてプリカーサーを熱処理することにより耐炎化繊維を製造する。
(もっと読む)


【課題】安定した弾性率品質を有する炭素繊維束の製造方法を提供すること。
【解決手段】製造された炭素繊維束の超音波弾性率を測定し、該超音波弾性率を工程管理パラメータとして製造条件にフィードバックして、該炭素繊維束の弾性率品質を所定範囲内に維持させつつ該炭素繊維束を製造することを特徴とする炭素繊維束の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明は微細炭素繊維を製造するのに好適で生産性の高い樹脂組成物およびブレンド繊維を提供することを目的とする。
【解決方法】
炭素繊維前駆体5〜40重量%と、ポリエステル95〜60重量%からなり、ポリエステルの融点より50℃高い温度で剪断速度1216sec−1において測定した溶融粘度が300Pa・sec以下であることを特徴とする樹脂組成物によって解決される。
なし (もっと読む)


【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、ケバや粉末等の異物の蓄積を防止すること及び耐炎化繊維の汚染を防止するばかりでなく、熱処理室内を走行するストランドには均一な温度の熱風を与え、耐炎化繊維の安定した生産ができる耐炎化処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維のストランド6の鉛直方向に熱風を送り前記ストランド6を耐炎化する熱処理室4と、熱処理室4の上方に形成した上方流路10と、熱処理室4の下方に形成した下方流路12と、前記上方及び下方流路とを連通する熱風循環路14と、前記下方流路から熱風循環路を経て上方流路までの熱風流路に加熱外気導入口22と、前記熱風流路に熱風排出口24と、前記加熱外気導入口22を通して熱風流路内に加熱外気を供給する加熱外気供給手段28と有することで耐炎化処理炉2を構成する。
(もっと読む)


【課題】 熱処理炉内を水平走行するストランド群の厚みに応じて側壁に形成した開口幅を変えることができる熱処理炉を提供する。
【解決手段】 折返して水平走行するストランド群3が内外に出入する複数のスリット状開口部25、27を有する一対の側壁4、6を備えた熱処理室31と、熱処理室31内のストランド群3を加熱する手段とを備えた熱処理炉であって、前記側壁が、複数のスリット9、11をその長手方向を水平に形成した有孔側壁5、7と、有孔側壁の外側に上下方向にスライド可能に重ねて配設した可動板であってその長手方向を水平に形成した複数のスリット17、19を有する可動板13、15とからなる熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維前駆体繊維ストランドの耐炎化処理炉であって、炉内循環風量が一定に保たれ、耐炎化繊維の生産性を向上させうる耐炎化処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内を水平走行する前駆体繊維のストランド5の鉛直方向に熱風を送り前記ストランド5を耐炎化する熱処理室4と、熱処理室4の上方に形成した上方流路8と、熱処理室の下方に形成した下方流路10と、前記上方及び下方流路とを連通する熱風循環路12とからなる耐炎化処理炉2であって、前記熱風循環路内に異物除去手段18a、18b、熱風循環手段16、及び熱風風速センサー20を設けると共に、前記熱風風速センサー20からの検出信号を受け、熱風循環手段16の出力制御信号に転換し、熱風循環手段16に送る制御部22を設けて耐炎化処理炉2を構成する。
(もっと読む)


【課題】
サイジング剤が実質的に付着していない、分散性に優れた炭素繊維のパッケージであって、巻き量が大きいため高次加工時のコスト低減に適した炭素繊維パッケージと、その製造方法を提供する。
【解決手段】
サイジング剤が実質的に付着していない、水分含有量が0.5重量%未満の炭素繊維が、コアボビン上に4.5kg以上巻き付けられてなる炭素繊維パッケージである。この炭素繊維パッケージは、実質的にサイジング剤が付着していない炭素繊維に水分を付与して収束性を高めた状態で炭素繊維製造の後工程を通過させ、次いで水分率を0.5重量%未満になるまで乾燥させた後、コアボビン上に炭素繊維を4.5kg以上巻き付けることによって得ることができる。
(もっと読む)


【課題】
軽量で機械的特性に優れた耐炎化繊維不織布、炭素繊維不織布、繊維強化複合材料用中間基材を提供し、機械的特性に優れ、良好な形態を有する繊維強化複合材料を生産性良く提供すること。
【解決手段】
厚みが1〜30mm、目付が50〜1000g/m2、嵩密度が0.01〜0.15g/cm3である耐炎化繊維不織布であり、厚みが1〜30mm、目付が50〜1000g/m2、嵩密度が0.01〜0.15g/cm3である炭素繊維不織布であり、かかる炭素繊維不織布と熱可塑性樹脂からなる繊維強化複合材料用中間基材であり、さらには、かかる繊維強化複合材料用中間基材を用いてなる繊維強化複合材料である。 (もっと読む)


【課題】高次加工を行う際に耐炎化糸の品位を維持し、ハンドリング性に優れた巻き量の大きい、いわゆる巻厚みの大きいアクリル系耐炎化糸パッケージとその製造方法を提供する。
【解決手段】アクリル系耐炎化糸が、ボビンに巻断面積A(cm2 )/繊度D(dtex)×1000の比率である巻厚さHが1.00cm2 /1000dtex)以上に巻き取られていることを特徴とする耐炎化糸パッケージであり、また、アクリル系耐炎化糸をコアボビン上に巻断面積A(cm2 )/繊度D(dtex)×1000の比率である巻厚さHが1(cm2 /1000dtex)以上になるように巻き取ることを特徴とする耐炎化糸パッケージの製造方法。 (もっと読む)


複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、その製造方法及び装置、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。小トウ間交絡度が1m−1以下で容器に収納した際のトウの水分率が10質量%未満の捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出して焼成工程に導入す
る際には1本の集合トウの形態を保持し、焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有する炭素繊維前駆体繊維束。その製造方法。複数の小トウが隣接して通過可能な偏平矩形断面を有する糸道を備え、偏平矩形の長辺方向に所定の間隔をおいて複数配された糸道に開口するエア噴出孔を有する交絡付与装置を備える炭素繊維前駆体繊維束の製造装置。この前駆体繊維束を用いる炭素繊維とその製造方法。 (もっと読む)


繊維径が0.001〜2μmの極細炭素繊維の集合体からなる炭素繊維不織布およびその製造法。この不織布は燃料電池電極用基材および前駆体、電極材料として有用である。また、樹脂と混合して複合材料として用いることができ、さらに金属を担持してフィルターに用いられる。
(もっと読む)


【課題】本発明は、吸湿高温条件下および乾燥室温条件下での、いずれの90゜引張強度においても、強度低下の少ない優れた繊維強化プラスチックを提供せんとするものである。
【解決手段】本発明の繊維強化プラスチック用炭素繊維は、X線光電子分光法により測定される表面比珪素濃度Si/Cが0.001〜0.030であることを特徴とするものであり、また、本発明の繊維強化プラスチックは、かかる繊維強化プラスチック用炭素繊維と硬化剤とエポキシ樹脂とを含む樹脂組成物が硬化されてなる繊維強化プラスチックであって、かつ、乾燥室温条件下での90°引張強度に対する吸湿高温条件下での90°引張強度の強度比率が0.5〜0.8であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、炭素繊維の生産性と高弾性率等の性能とを両立させるために、高速焼成が可能で、耐炎化処理後の断面二重構造が低減され得る前駆体繊維を与えるようなアクリロニトリル系ポリマーを提供することを目的とする。
【解決手段】 炭素繊維用前駆体繊維の製造に用いられるアクリロニトリル系ポリマーであって、示差走査熱量計を用いて空気気流中にて230℃で測定した等温発熱曲線における発熱ピーク出現時間の逆数をV(min-1)としたときに、Vが0.01以上、0.3未満であることを特徴とするアクリロニトリル系ポリマー。 (もっと読む)


381 - 396 / 396