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【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維および炭素繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体組成物と、炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
ポリスチレン換算重量平均分子量が60〜500万で、使用している単量体のn−オクタノ−ル/水分配係数LogPのモル平均値が0.35〜1.6であり、使用している単量体のうちアクリロニトリルが0〜70モル%である重合体Aがポリアクリロニトリル系重合体に混合されてなる重合体組成物であって、該重合体Aの該重合体組成物に対する重量混合量が0.1〜10重量%であり、かつ、ポリスチレン換算重量平均分子量が20〜50万のポリアクリロニトリル系重合体組成物。 (もっと読む)


【課題】フィラメント数が多い炭素繊維であっても、安定したトウ幅で、撚りが少なく、後加工での取り扱い良好な炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】フィラメント数48000以上のPAN系前駆体繊維束を焼成して得られる炭素化繊維束を、溝ロールで揃え、炭素繊維のトウ幅/トウ厚み比で表される平均扁平率を65以下とした後にサイジング処理を行う、サイジング処理工程を有することよりなり、前記サイジング処理工程は、前記溝ロールの溝底部の曲率半径が1.5〜2.0mmであり、かつ、該溝ロールの溝部の開度が5〜30°である溝ロールを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は電気二重層キャパシタの電極剤、放熱材料、樹脂補強材として好適に使用できる炭素繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 下記(a)〜(d)の工程よりなる炭素繊維の製造方法。
(a)メソフェーズピッチからメルトブロー法により炭素繊維前駆体を得る紡糸工程、
(b)前工程(a)で得られた炭素繊維前駆体を不融化して不融化炭素繊維前駆体を得る不融化工程、
(c)前工程(b)で得られた不融化炭素繊維前駆体を20〜5000ppmの酸化性ガスを含む不活性ガス雰囲気下、500〜1000℃で5〜120分焼成して炭素繊維を得る焼成工程、ついで
(d)前工程(c)で得られた炭素繊維を粉砕する粉砕工程 (もっと読む)


【課題】口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともポリアクリロニトリル系ポリマーを分散質とし、極性有機溶媒を分散媒として含有してなる分散体に、フェノール性水酸基を有するニトロ化合物をポリアクリロニトリル系ポリマー100重量部に対して10〜50重量部添加し、得られた分散体が120〜160℃の温度に加熱された状態下で、該分散体にポリアクリロニトリル系ポリマー100重量部に対して第1級アミン10〜50重量部を毎分0.2〜2.0重量部の添加速度で逐次添加し、第1級アミンの逐次添加後さらに120〜160℃の温度で加熱処理することにより耐炎ポリマーを含有する分散体を製造する。 (もっと読む)


【課題】品位が良好であるため焼成工程での毛羽巻付きの少ない炭素繊維前駆体繊維を安定して得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体溶液を紡糸工程と、得られた繊維糸条Aを水洗する工程と、水浴延伸する工程と、乾燥熱処理する工程と、シール部材を両端側に有する延伸チューブBを備えたスチーム延伸装置を用いて延伸することからなる炭素繊維前駆体繊維の製造方法において、ポリアクリロニトリル系重合体として、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定される重量平均分子量(Mw)が20万〜50万で、多分散度(Mz/Mw)(Mzは、Z平均分子量を表す。)が2.5〜6.0であるポリアクリロニトリル系重合体を用い、かつ、スチーム延伸工程において、延伸チューブには繊維糸条導入側に予熱域C、繊維糸条取り出し側に加熱域Dの分割された2領域を有する延伸チューブを用いる。 (もっと読む)


本発明は、アルセル法およびオルガノソルブ法の押出工程で得られるリグニンの常温における紡糸を可能とする方法に関する。本発明はまた、直径がマイクロメートルおよびナノメートルのリグニン繊維を電気紡糸および共電気紡糸により常温で製造する方法および装置に関する。得られる繊維は、単繊維(電気紡糸)、または中空もしくは同軸(共電気紡糸)の繊維であり得る。リグニン繊維は、好適な熱処理の後、炭素ナノ繊維に転換される。
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整然と配列されたカーボンナノチューブを含む物品、及びその製造方法を開示する。本物品及び方法は、カーボンナノチューブの超酸溶液を押出し、次に超酸溶媒を除去することを含む。本物品は、ウエットジェット湿式紡糸法、ドライジェット湿式紡糸法、及び凝集剤並流押出法によって加工処理することができる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維のプリカーサとして好適な単糸繊度が太い耐炎糸を、高品位で、かつ、高効率で製造する方法と、該方法にて得られた耐炎糸を炭化して炭素繊維を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】赤外分光測定において1580cm−1から1610−1の間の最大吸光度が0.5以上で、湿式法により作成した無配向フィルムの強度が0.1MPa以上、伸度が2.5%以上であるポリアクリロニトリル系ポリマーを、5〜30重量%含有したポリマー溶液を用い、湿式紡糸法により、単糸繊度1.5dtex以上7.0dtex以下の繊維を製造するアクリル耐炎糸の製造方法。 (もっと読む)


本発明の種々の実施例は改良されたカーボンファイバおよびフィルム、ならびにカーボンファイバおよびフィルムを製造する方法を提供する。ここに開示されるカーボンファイバおよびフィルムは一般にアクリロニトリル含有ポリマーから形成される。カーボンファイバおよび/またはフィルムは、炭素ナノチューブ、グラファイトシート、または両方とアクリロニトリル含有ポリマーとを含む複合体からも形成できる。ここに記載されるファイバおよびフィルムはそのファイバまたはフィルムの意図される用途に応じて、高強度、高係数、高導電率、高熱伝導率、または光学的に透過性を一つ以上示すよう調整できる。
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【課題】ブロックの摩擦係数を高く維持するとともに剛性といった機械的強度を維持しつつ、プーリとの接触面における摩耗量を低減することができ、寿命の長いベルトを提供する。
【解決手段】センターベルト3の長手方向に沿って所定ピッチで設けた複数のブロック2とからなる高負荷伝動ベルト1であり、前記ブロック2は熱可塑性樹脂に炭素繊維やアラミド繊維等からなる繊維補強材およびグラファイト等からなる摩耗低減材を配合した樹脂組成物からなり、樹脂組成物全量に対して熱可塑性樹脂は30〜89質量%、繊維補強材は10〜60質量%、摩耗低減材は1〜50質量%を配合してなる。 (もっと読む)


【課題】航空機用途複合材料としての強度発現性、特に衝撃後残留圧縮強度(CAI)の高い炭素繊維を得るための、アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維を目的とする。
【解決手段】繊維軸に対して平行な方向の輪郭曲線の算術平均粗さRaが3.0〜10.0nmである、アクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】繊維長手方向での結晶構造斑が低減されたアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束であって、該繊維束の長手方向に対し垂直方向にX線回折の2θ測定を行うと、2θ=17°近傍のポリアクリロニトリル(100)反射に相当する回折強度ピークの半値幅の平均値が0.60°以下であり、下記数式(1)で求められるCV値が2以下である炭素繊維前駆体繊維束。
CV値=(半値幅の標準偏差)/(半値幅の平均値)×100…(1) (もっと読む)


【課題】
生産性およびプロセス性を損なうことなく、高い引張弾性率と圧縮強度を有する炭素繊維とその製造方法および、前記炭素繊維の製造に用いられる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法または乾湿式紡糸法により紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を水浴中で洗浄する水洗工程と、該水洗工程で得られた繊維を水浴中で延伸する水浴延伸工程と、該水浴延伸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程からなるポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、紡糸原液が、極限粘度が2.0乃至10の範囲にあるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が10以上18重量%未満であり、水浴延伸工程では、最高温度が60乃至80℃の水浴中で予備延伸した後、最高温度が80乃至98℃の水浴中で延伸する、ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
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【課題】
生産性とプロセス性を損なうことなく、圧縮強度および引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法により、紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程とからなる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、極限粘度が2.0乃至10.0であるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が5乃至25重量%である紡糸原液を、下記式を満足する吐出線速度で紡糸口金から吐出させ紡糸することを特徴とする炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
16≦V<350×C^(−0.8)
V:紡糸口金からの吐出線速度(m/分)
C:紡糸原液中のポリアクリロニトリル系重合体の濃度(重量%)
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【課題】
生産性の低下、コストアップを伴うことなく、ゲルの少ないアクリロニトリル系重合体溶液を紡糸に供すること、安定した紡糸操業性を達成すること、続く耐炎化、炭化処理により良好な強度を有する炭素繊維を得ることができる炭素繊維前駆体繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】
少なくとも1種のカルボキシル基含有ビニル系化合物を0.01〜2モル%共重合してなるアクリロニトリル系重合体溶液を紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法であって、前記重合体溶液の貯蔵タンクから口金の間でアンモニア、アミン化合物、第4アンモニウム塩からなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物を添加した後、前記アクリロニトリル系重合体溶液を紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。
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本発明は、少なくとも1の強化糸が表面上に、その配置表面上の少なくとも一の曲線状領域を有する経路に沿って配置され、前記強化糸がポリマー結合剤によって前記表面に結合している複合材料の製造方法であって、前記配置前に前記強化糸に撚りが掛けられ、前記配置表面に平行に測定した、糸端路の幅の両側における長さの差を少なくとも補償することを特徴とする方法に関し、本発明はまた、このようにして得られる複合材料に関する。
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本発明は、ポリマーマトリックス内に少なくとも部分的に埋め込まれる強化糸の多層ウェブ集合体を含み、少なくとも1の湾曲区域を有する複合部品を製造する方法であって、複合部品の各層をドレープさせる又は重ね合わせるステップを含む方法において、湾曲区域に隣接する少なくとも1の区域において、少なくとも1のドレープ又は重ね合せステップを、少なくとも1の強化撚糸を含んだウェブ又は撚糸のウェブを含む複合材料層を用いて実施することにより、ウェブ表面に平行な方向に測定した際の糸幅の両側にある、該糸の端路長の差を少なくとも補償することを特徴とする方法に関する。本発明は、こうして得られる複合材料にも関する。
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【課題】生産性や、組成設計の自由度が高く、高性能の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維を製造するのに好適な炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法の提供。
【解決手段】カルボキシ基を含まないアクリロニトリル系重合体(A)と、カルボキシ基を含む重合体(B)とを、ブレンドして紡糸することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。前記重合体(B)は、カルボキシ基を含むモノマー単位を0.014質量%以上100質量%以下の割合で含有することが好ましい。前記重合体(B)と前記アクリロニトリル系重合体(A)との質量比((B)/(A))は0.0001以上2.3以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】欠点の少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維束を、湿式紡糸法を用いて高生産性で製造することができる方法を提供する。
【解決手段】以下の(1)〜(3)の条件を満足する紡糸工程を有する炭素繊維前駆体繊維束の製造方法で製造する。(1)紡糸原液は、アクリロニトリル系重合体を濃度19〜25質量%の範囲でジメチルアセトアミドに溶解した溶液であり、前記アクリロニトリル系重合体は、95質量%以上のアクリロニトリル単位を含有し、極限粘度〔η〕が1.5〜2.5の範囲にある。(2)紡糸口金を介して、紡糸原液は濃度55〜69質量%、温度35〜43℃の範囲にあるジメチルアセトアミド水溶液中に吐出され、凝固糸となる。(3)得られる凝固糸の引き取り張力を60〜150mg/フィラメントの範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】素繊維に対して安定した収束性と開繊性といった工程通過性を備えさせ、そして良好なマトリックス樹脂含浸性とを具備させ得る炭素繊維用サイズ剤を提供する。
【解決手段】所定範囲の125℃における表面自由エネルギー値を有する3種のエポキシ化合物からなる混合物(D)が水に分散している水分散液(d)と、下記の式(化1)で表される成分(E)が水に溶解した水溶液(e)とを、前記混合物(D)と前記成分(E)との質量比(D)/(E)が3/5〜3/1の範囲内となるように混合する。


(式中、R1、R2は水素又はアルキル基であって、R1、R2は同一であってもよく、異なっていてもよい。又m、nは、それぞれ1以上の整数であり、m+nが54〜100である。) (もっと読む)


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