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【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体組成物とその製造方法を提供する。
【解決手段】
2種以上のポリアクリロニトリル系重合体を含み、極限粘度が6〜20であるポリアクリロニトリル系重合体が全重合体に対して0.3〜30重量%混合されており、かつ、全重合体の極限粘度が1.0〜2.3であるポリアクリロニトリル系重合体組成物であって、そのポリアクリロニトリル系重合体組成物は、アクリロニトリルを主成分として含む単量体に重合開始剤を導入し重合させるに際し、重合開始剤が少なくとも2回に分割して計量導入され、重合開始剤の1回目の計量導入量とそれ以外の計量導入量の比(1回目の計量導入量/それ以外の計量導入量)を0.1以下とすることにより製造される。 (もっと読む)


本発明の様々な実施形態は、改善された炭素繊維および炭素膜、ならびに炭素繊維および炭素膜を作製する方法を提供する。本明細書中に開示される炭素繊維および炭素膜は、通常、アクリロニトリル含有ポリマーから形成される。この炭素繊維および/または炭素膜は、アクリロニトリル含有ポリマー、ならびに炭素ナノチューブ、グラファイトシートまたはその両方を含む複合体からも形成することができる。本明細書中に記載される繊維および膜は、その繊維または膜に対する所望の用途に応じて、高強度、高弾性、高電気伝導率、高熱伝導度または光透過性のうちの1つ以上を示すように作られうる。
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【課題】
シワや凹凸、切れ等の発生を抑制した長尺の炭素繊維シートを提供する。
【解決手段】
炭素繊維または炭素繊維前駆体繊維を含んでなる炭素繊維シート前駆体を筒状体に巻回してパッケージを形成し、このパッケージを不活性雰囲気中、最高温度1000℃以上の温度で熱処理することにより、前記炭素繊維シート前駆体を焼成して長尺の炭素繊維シートを得ることを特徴とする炭素繊維シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】極細の炭素繊維と活性炭素繊維状の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン(Polyolefin)及び炭素含有ポリマー(polymer)を鞘部とし、ポリオレフィンを芯部として芯鞘型(Sheath & Core)溶融紡糸方法によって炭素前駆体(precursor)の芯鞘型繊維を直接紡糸し、温度雰囲気下で芯鞘型繊維を安定化(stabilization)させ、最後に不活性雰囲気中において、安定化された芯鞘型繊維を600℃〜1500℃で高温炭化処理して繊維径が20〜800nmの極細炭素繊維を得る。その後CO2、水蒸気及び空気又はその混合ガスにおいて600℃〜1500℃で活性化して極細活性炭素繊維を生成することもできる。 (もっと読む)


【課題】高強度、高伸度の炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルとイタコン酸とを重合してなる共重合体を紡糸して単繊維繊度が1.22〜1.33dtexの糸を得、70〜150℃で乾燥緻密化し、温度100〜130℃、延伸比3.0〜5.0倍の条件で湿熱延伸処理し、イオン伝導率1μS/cm以下の水で水分率25〜50質量%に調整された前駆体繊維を得る工程と、前駆体繊維を耐炎化炉の1室目では温度250〜260℃、延伸比1.01〜1.10倍、2室目以降では1室目の温度以上280℃未満の温度、延伸比0.95〜1.00倍の条件で、耐炎化炉でのトータル延伸比が1.01〜1.08倍となるように耐炎化処理して耐炎化繊維を得る工程と、不活性雰囲気中、耐炎化繊維を温度300〜800℃の条件で予備炭素化処理した後、不活性雰囲気中、温度300〜1420℃で炭素化処理する工程とを有する炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ラージトウでありながらも品質の良い炭素繊維束を、生産性良く製造可能な炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメント数が49,000以上であるアクリロニトリル系前駆体繊維束を焼成する工程において、繊維束の終末端と、もう一つ別な繊維束の先頭端を予め、前耐炎化処理として密度1.30g/cm3以上にした上で接続し、その結部から後ろのある領域を、繊維束断面形状を幅/厚み比で30〜120となるように規定された扁平トウ形状とし、さらに、並列して焼成せられる該規定された繊維束を少なくとも3本を、フィラメント間の、フックドロップ法による交絡度が1m-1〜10m-1の範囲となるように交絡させて一体集合化することで、その接続領域より後方に位置するそれぞれのアクリロニトリル系前駆体繊維束に撚りの混入がない状態にする。 (もっと読む)


【課題】
残存アクリロニトリル量の少なく、かつ熱安定性を改善しゲル化を抑制した熱安定性良好なアクリル系プリカーサー用原液を提供する。
【解決手段】
アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも一つの酸モノマーを共重合したポリアクリロニトリル重合体が溶媒に溶解してなるとともに、未反応アクリロニトリルの残存比率が0.001〜1重量%であって、かつ、アルキル化剤が0.01〜3重量%含まれてなることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維用紡糸原液。 (もっと読む)


本発明は、大きな引張強さ及び弾性率を有する炭素繊維を対象とする。本発明は、この炭素繊維を製造するための方法及び装置も提供する。この方法は、酸化オーブンを通して前駆体繊維を前進させることを含み、ここで、繊維は、酸化雰囲気において、張力荷重が酸化オーブンを通る複数のパスの間で分配された制御延伸を受け、これにより、より大きな累積延伸を達成することが可能となる。前記方法はまた、2つ以上のパスの各々において1つ又は複数の転移を繊維に経させるのに十分な制御延伸を2つ以上のパスの各々において繊維に行うことを含む。本発明はまた、互いに独立に駆動できるので、複数のパスの各々においてオーブンに加えられる延伸量を独立に制御できる、一連の複数の協調駆動ロールを有する酸化オーブンも対象とする。 (もっと読む)


【課題】繊維糸条同士を均一に交絡させることで耐炎化工程中の繊維糸条の糸切れを防止し、耐炎化処理温度の低下幅を小さくすることができる糸継ぎ装置及び糸継ぎ方法を提供する。
【解決手段】二本の集合トウ2a,2bの一部を重ね合わせ、この重ね合わせた部分を前後で挟持する一対の挟持部3,4を近接可能に設け、挟持部3,4間に集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分を保持した状態で圧縮流体を噴射して交絡させる交絡装置7a,7b,7cを少なくとも三つ配置し、各交絡装置7a,7b,7cに隣接して挟持部3,4の近接時に各交絡装置7a,7b,7cに保持された集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分に弛緩量を付与する重錘23を着脱可能に設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


炭素繊維強化カーボンコンポジット物品を製造する方法は、(a)選択される分散流体に可溶性のサイジング材料を有する炭素繊維束を選択する工程と、(b)炭素繊維をデバンドルさせ、且つ個々の炭素繊維が実質的にランダムに配向され且つ全体にわたって均質に分散される、ブレンド成分のスラリーを生成するように、分散流体中で選択される炭素束と他のブレンド成分とを混合する工程と、(c)スラリーの固体を形成して、実質的にランダムに配向され且つ全体にわたって均質に分散される個々の炭素繊維を有する炭素繊維強化カーボンコンポジット物品とするプロセス前又はプロセス中のいずれかで、分散流体を除去する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】従来のものよりもより高性能(高強度、高弾性)な複合材料を得ることができる、表面特性や強度や弾性率が向上した高強度炭素繊維を提供することにある。
【解決手段】L*a*b*表色系における彩度(ΔC*ab)が1.2以上で、且つ、L*a*b*表色系における色度b*が0以上である高強度炭素繊維である。これらは、例えば、炭素繊維の硝酸を用いる電解処理によって得られるが、かかる処理により炭素繊維の表面脆弱層が除去され、また表面付近の微細構造が緻密となるので、機械的特性に優れたものとなり、樹脂含浸ストランド強度が6000MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm以上の性能を示す。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、耐炎繊維束の優れた工程通過性を達成し、同時に毛羽が少ない高品位の耐炎繊維束を得ることである。また、この高品位な耐炎繊維束を前駆体に用い、工程通過性が良好で製品の品位・品質が良好な炭素繊維の製造方法を提供することである。また、紡績・不織布工程の通過性が良好な耐炎繊維束を提供することである。
【解決手段】
本発明のアミン変性耐炎繊維束は、アミン系化合物で変性されてなり、広角X線測定による分子配向度が65%以上であり、毛羽数が1×10−3個/m/フィラメント以下であるアミン変性耐炎繊維束である。また、本発明のアミン変性耐炎繊維束の製造方法は、アミン系化合物で変性された耐炎ポリマーを含有する溶液を、湿式紡糸または乾湿式紡糸して得られた繊維束に収束剤を付与した後、50℃以上150℃以下の温度の加熱体に接触するものである。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維束の段階で単糸間融着がなく、毛羽が実質的に存在せず、耐炎化工程での毛羽、糸切れ及び単糸間融着を効果的に抑え、且つ耐炎化工程においてシリコーン系化合物由来の微粉体の生成量を抑えることにより耐炎化工程での工程通過性が著しく改善された、炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤を提供する。
【解決手段】(A)式(I)の芳香族エステル化合物、(B)式(II−1)の低粘度、高アミノ当量を有するアミノ変性シリコーン、(C)式(II−2)の高粘度、低アミノ当量を有するアミノ変性シリコーン、(D)式(III)のシリコーン結合を有する化合物を特定比率で含む油剤組成物を用いる。
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【課題】
口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性および洗浄工程における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
耐炎ポリマーが有機溶剤中に分散している分散体であって、その単位断面積あたりの水中引っ張り強度が5gf/mm以上450gf/mm以下であることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であり、耐炎ポリマーは、好ましくは、有機溶媒中、酸、酸無水物または酸塩化物の少なくとも1種類の存在下にアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得ることができるものであり、そして好適な有機溶剤は極性有機溶剤である。
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【課題】既存設備を利用しても強度の優れた炭素繊維束を製造可能な方法を提供する。
【解決手段】前駆体繊維束を、一酸化炭素の体積含有率が10〜100,000体積ppmの雰囲気中、最高温度1000〜1600℃で加熱する。前記前駆体繊維束としては、ポリアクリロニトリル系繊維束を酸化性雰囲気中200〜300℃で加熱し、さらに、不活性雰囲気中500〜800℃で加熱して得られる前駆体繊維束が好適である。 (もっと読む)


【課題】
賦形性、特に糸形状への賦形性の高い耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
塩と耐炎ポリマーが分散媒中に分散されていることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であって、耐炎ポリマーがアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得られるものであり、分散媒が極性溶媒であり、そして、塩のカチオン種がアンモニウムイオンである。 (もっと読む)


【課題】耐炎ポリマー含有分散体を経由した炭素繊維等の耐熱構造体を安定して製造する方法を提供する。すなわち、賦形部位に供給される耐炎ポリマー含有分散体の製造時間における物性が均質である耐炎ポリマー含有分散体の連続的製造方法を提供する。
【解決手段】耐炎前駆体ポリマー含有分散体中の耐炎前駆体ポリマーに酸化剤または酸化剤と還元剤を連続的に反応させ耐炎化処理を施すことを特徴とする耐炎ポリマー含有分散体の製造方法であり、耐炎化処理は静止型混合機を用いて連続的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】高速度で引き取り、かつ紡糸直後に高延伸することにより、ポリアクリロニトリル系繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体を含む紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液の紡糸ドラフトを12〜100の範囲とするリアクリロニトリル系繊維の製造方法であり、ポリアクリロニトリル系重合体として、下記の式に代表される


化合物を共重合成分としてアクリロニトリルに共重合してなる共重合体が好ましく用いられる。 (もっと読む)


【課題】用途に制限のないカーボンナノコイルを、装置内を汚染することなく成長させるために、低融点の金属を用いずにカーボンナノコイルを成長させる方法を提供すること。
【解決手段】触媒を成膜した基板上にカーボンナノコイル成長用原料ガスを供給し、CVD法でカーボンナノコイルを成長させる際に、基板と触媒膜との間にTi−O−N結合を有する膜を設けて触媒上にカーボンナノコイルを成長させる。 (もっと読む)


【課題】
繊維内部に中空部を有し見掛け比重が低く、しかもコンポジットとした場合に横方向強度の高い炭素繊維を提供する。
【解決手段】
中空部を有する比重が1.60以下の低比重炭素繊維であって、前記中空部の最大径R1と最少径R2の比が、式0≦R2/R1<0.9を満足する、均一様でない特定の構造を有する炭素繊維であり、この炭素繊維は、アミン系化合物で変性されてなる耐炎ポリマーを繊維化することによって得られる配向度40%以下の耐炎繊維を、不活性雰囲気下で最高温度が300℃以上、2000℃未満の範囲の温度で、かつ200℃/分以上の昇温速度で熱処理することにより製造することができる。 (もっと読む)


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