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Fターム[4L055BA29]の内容

 (82,557) | パルプ化 (740) | 化学的パルプ化 (267) | 無機酸(塩)処理 (17)

Fターム[4L055BA29]に分類される特許

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【課題】古紙を脱インクする工程において、インクを捕集するために、より効率的で費用効率が高い方法、優れた明度および低い有効残留インク濃度(「ERIC」)の両方を有する紙パルプを製造する方法、さらに、浮選/洗浄コンビネーションおよび洗浄脱インク工程中に、最終的な紙パルプの品質および紙パルプの収率を改善する方法、また、低アルカリ性および/または中性条件における改善されたインク捕集および除去する方法を提供する。
【解決手段】インク捕集効率を改善するために疎水性に改質された無機粒子(「MIP」)を含む脱インク組成物を使用する方法。疎水性MIP基体、非イオン性界面活性剤、および脂肪酸、またはこれらの混合物を含む脱インク組成物。改善されたインク捕集性は、優れた明度および有効残留インク濃度(「ERIC」)値を有する高品質および/または高収率の脱インクパルプをもたらすことができる。 (もっと読む)


【課題】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、当該樹脂不純物が十分に除去される製造方法を提供する。
【解決手段】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、煮熟および叩解した前記植物繊維を、無機酸塩、有機酸塩および水酸化物からなる群から選択される少なくとも一つを含み、かつpHが4.8以上の第1浸漬液に浸漬させた状態で、当該第1浸漬液に周波数20〜50kHzの超音波を伝導させる第1洗浄工程を有する。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が1〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、微細化処理前後のセルロース懸濁液の電気導電率差を20μS/cm以上とすることにより、高収率で微細繊維状セルロースを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】繊維幅が1nm〜1000nmの微細繊維状セルロースを収率高く製造する方法、およびこの微細繊維状セルロースを用いた微細繊維状セルロースシートの製造方法、さらに、この微細繊維状セルロースに高分子を含浸し硬化させた微細繊維状セルロース複合体の退色性(200℃で加熱後のYI値で評価)も低い、透明な複合材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】木粉を脱脂、脱リグニン、脱ヘミセルロース処理した後、漂白処理して残留するリグニンを除去した後、セルラーゼ系酵素で処理し、それを高速回転式解繊機または高圧ホモジナイザーで機械的に解繊することによって、収率が高く、しかも高分子と複合化した複合体の退色の少ない(加熱後のYI値が低い)微細繊維状セルロースが製造できる。 (もっと読む)


【課題】1つの高濃度パルパー内で原材料からパルプ生成まで行えるパルプ製造装置等の提供。特に単子葉ヤシ科植物を原料とし、大気圧雰囲気中で低い温度環境下でパルプを生成できるパルプ製造装置等の提供。
【解決手段】硝酸を含む第1薬液、湯水を含む第2薬液、加熱苛性ソーダを含む第3薬液を、この順番でタンク10に供給する薬液供給装置20と、タンク10に設けられ、タンク10に満たされた第1乃至3の薬液の温度を複数段階に制御する液温度制御装置30と、タンク10に設けられ、タンク10に供給された原材料と第3の薬液に渦流を生成する渦流生成装置40と、タンク10の底部12近傍に設けられ、第1乃至3の薬液を次行程で投入する前に、タンク10にすでに供給されている第1乃至3の薬液のいずれかを排出する薬液排出装置50と、を備え、第1乃至3の薬液供給の各工程をバッチ処理により行い原材料をパルプ化するパルプ製造装置1とした。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が30〜50μm、短径が15〜35μmとなるように処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理における温度が70〜99℃、pHが3以下で処理する微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高濃度パルパー内で原材料からパルプ生成まで行えるパルプ製造装置等を提供するとともに、ヤシ科植物を原料とし、大気圧雰囲気中で、従来より低い温度環境下でパルプ生成を行うことができる、パルプ製造装置等を提供する。
【解決手段】硝酸を含む薬液及び苛性ソーダを含む薬液を、この順番でタンク本体10に供給する薬液供給装置20と、タンク本体10に満たされた前記硝酸を含む薬液及び前記苛性ソーダを含む薬液の温度を複数段階に制御する液温度制御装置30と、タンク本体に供給された原材料と前記苛性ソーダを含む薬液に渦流を生成する渦流生成装置40と、前記硝酸を含む薬液及び前記苛性ソーダを含む薬液を次行程で投入する前に、前記硝酸を含む薬液及び前記苛性ソーダを含む薬液のいずれかを排出する薬液排出装置50とを備える。 (もっと読む)


【課題】 高透明性、非着色性、低線膨張係数化、高弾性率を実現する高分子セルロース複合体を得ることができる、セルロースの製造方法を提供する
【解決手段】 原料セルロースを、水中で有機酸と接触する工程と、セルロースを解繊する工程を有することを特徴とすることによりセルロースを製造する。 (もっと読む)


リグノセルロースから成形セルロース材料を製造するためのプロセスが開示されており、溶解グレードパルプが、繊維、薄膜及びセルロース誘導体を含む新たなセルロース構造の成形に適した溶液を形成するアルカリ水和物又は酸性溶媒系で製造且つ溶解される。使用済みのセルロース溶解又はセルロース成形化学物質の少なくとも一部が、パルプ製造機の化学物質回収サイクルの1又はそれ以上のユニット工程で回収される。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法に関し、前記酸処理工程におけるパルプ紙力の維持、HexA基の除去率向上、カッパー価の低減を図ることができる、漂白アルカリ化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を原料とし、アルカリ蒸解工程後に、元素状塩素及び次亜塩素酸共に用いない漂白工程を有する漂白アルカリ化学パルプの製造方法であって、アルカリ蒸解工程後に、酸処理工程、漂白工程、をこの順に有し、前記漂白工程前段の酸処理工程において、酸の添加と併せて、過酸を添加する。 (もっと読む)


【課題】漂白工程前に酸処理工程を有するクラフトパルプの製造工程において、酸処理工程から排出される排水を再利用可能とし、酸処理薬品の節減、用水量・排水量の低減に加えて、環境に排出される排水の色度低減を効率的に行う方法を提供する。
【解決手段】漂白工程S7−S13前に酸処理工程S5を有するクラフトパルプの製造工程において、前記酸処理工程の排水を回収し、回収した排水を酸化処理S20して、少なくとも前記酸処理工程前後の洗浄機S6、脱水機S6、酸処理工程S5のいずれかに添加し、酸処理工程排水を再利用する。 その際、前記酸処理工程排水の酸化処理は、少なくともオゾンを含有する気体を用いて行われることが推奨される。その場合において、漂白工程でオゾンを使用する場合においては、排出されるオゾン含有ガスを酸処理排水の酸化に利用することが、オゾンの効率的利用上好ましい。 (もっと読む)


【課題】非木材パルプの漂白において、漂白剤として塩素系薬品をまったく使用せず、過酸化物のみで、漂白コストの増大を最小限にとどめ、かつパルプ粘度を維持しながら、非木材パルプを高白色度に漂白する方法を提供する。
【解決手段】非木材パルプを高白色度に漂白する方法において、キレート剤または酸でパルプを処理し、該処理パルプに過酸化物を添加し第1段の漂白処理を行い、次いで洗浄せず更に過酸化物を添加して第2段の漂白処理をすることを特徴とする、非木材パルプの無塩素漂白方法。 (もっと読む)


粉砕されたセルロース系繊維性材料を処理する方法であって、炭酸ナトリウムによって処理し、その後、その前処理された材料を、アントラキノン(AQ)の存在の下で蒸解する方法である。これによって生成されたパルプは、従来技術によって生成されたパルプと比較すると、より高い収率、強い強度、及び、よりよい漂白性を有する。AQは、炭酸塩前処理段階で導入することができる。この方法は、さらに、酸前処理を含むものとすることができ、生成されたパルプにより高められた特性をもたらす。
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【課題】 光漂白処理にパルプの洗浄処理を組合わせることで光照射時間を短縮し、効率の良い、環境への負荷の小さい漂白方法を開発すること。
【解決手段】 酸処理後洗浄したパルプに対して波長100〜400nmの紫外光及び/または可視光による光照射処理を2回以上繰り返し、前記の各々の光照射処理後にパルプを脱水及び/または洗浄をすることを特徴とするパルプの漂白方法を提供する。前記光照射処理中に、波長250〜290nmにおけるパルプスラリーの濾液の吸光度が上昇して最大値の90%以上となる時点から下降して90%までとなる時点の間で前記脱水及び/または洗浄処理を実施することができる。 (もっと読む)


【課題】 パルプの酸処理あるいは光照射技術を更に発展させ、効率の良い、環境への負荷の小さい漂白方法を提供し、単独のオゾン処理、あるいは単独の光照射処理より高白色度のパルプを製造すること。
【解決手段】 酸処理後洗浄したパルプに対して、オゾンの存在下で波長100〜400nmの紫外光若しくは可視光又はそれらの併用による照射処理をすることを特徴とするパルプの漂白方法を提供する。前記照射処理はpH2〜4の酸性条件下、またはpH10〜13のアルカリ性条件下で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 アブラヤシ植物体における油脂以外の部分の有効利用方法を提供すること。
【解決手段】 アブラヤシ植物体又は該植物体から搾油後の残滓を、無機酸を0.05〜1重量%及び炭素数2〜4の有機酸を60〜99.95重量%含む溶液を用いて蒸解し、その蒸解物からパルプ及び有機酸変性リグニンを採取することを特徴とするアブラヤシの有効利用方法。 (もっと読む)


【課題】
リグノセルロース材料の蒸解法において、低カッパー価かつ高収率なパルプを提供する。
【解決手段】
リグノセルロース材料のパルプ化蒸解法において、浸透工程においてリグノセルロース材料を処理する蒸解液が、活性アルカリを絶乾リグノセルロース材料重量に対し1〜10%含有し、かつ、キノン化合物類を絶乾リグノセルロース材料重量に対し0.001〜1.5重量%含有する蒸解液を用い、温度が110℃〜140℃の条件でリグノセルロース材料を処理することにより、低カッパー価かつ高収率で蒸解できる。 (もっと読む)


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