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Fターム[4M113AD40]の内容

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Fターム[4M113AD40]に分類される特許

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【課題】原料の種類が増えるのを抑制しつつ臨界電流特性を良好にする。
【解決手段】基材と、前記基材上に形成され、希土類元素とCuO鎖とCuO面とを含んで構成されたRE系超電導体ユニットを複数含有する超電導層と、複数ある前記CuO鎖のうち、前記超電導層と前記超電導層の前記基材側に隣接する層との界面周囲の前記RE系超電導体ユニット中に存在し、前記RE系超電導体ユニットの格子定数により定まるCuO鎖の長さよりも1.2倍以上2倍以下積層方向に長いCuO鎖と、前記長いCuO鎖に対して積層方向に隣接して存在する刃状転位と、を備える酸化物超電導薄膜。 (もっと読む)


【課題】高い臨界面電流を実現できる超伝導酸化物薄膜、および大きな耐電力性を持った超伝導部材の提供。
【解決手段】サファイアR面基板上に形成された、酸化物からなるバッファ層と、さらにその上に形成された超電導超伝導層とを具備してなる超電導超伝導部材であって、前記酸化物の酸素原子同士の最近接酸素間の距離と、酸化物の粒塊の粒径が特定された超電導超伝導部材とその製造方法。この超伝導部材は超伝導フィルターの部材として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】大量生産に適したネオジムガレート単結晶上に望ましい配向を有する希土類123型超電導膜の製造方法を提供する。
【解決手段】ネオジムガレート単結晶上に、セリウムの有機化合物を有機溶媒あるいは水に溶解した溶液を塗布し、加熱処理することで配向した酸化セリウム(セリア)膜を作製し、その上に希土類元素、バリウム及び銅を含有する金属有機化合物を有機溶媒に溶解させた溶液を塗布し、加熱処理することを特徴とするc軸配向性をもつ希土類123型超電導体多層膜の製造方法。
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【課題】高いQ値の高温超伝導フィルタを実現可能とするNdBa2Cu37やLaBa2Cu37などの薄膜が、MgO基板の上に形成できるようにする。
【解決手段】酸化マグネシウム(MgO)基板101を用意する。MgO基板101は、主表面が(100)面とされたものであり、また、一辺が20mm程度の矩形の基板である。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板101が600℃〜640℃の範囲に加熱された状態とし、例えば、ネオジウム(Nd),バリウム(Ba),及び銅(Cu)を蒸発源(蒸着源)とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の主表面にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導体薄膜102が膜厚500nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】MgO基板を効率よく均一に加熱し、MgO基板の上に酸化物超伝導体薄膜を均一に形成することができる酸化物超伝導体薄膜製造方法を提供する。
【解決手段】MgO基板101の裏面に、膜厚300nm程度のカーボン層102を形成した後、分子線エピタキシー装置に搬入し、カーボン層を輻射加熱することでMgO基板を均一に加熱し、MgO基板の主表面にNd1Ba2Cu3O7-d(0≦d≦0.3)からなる酸化物超伝導体薄膜104を形成する。次に、カーボン層を除去してMgO基板の裏面を露出させる。このMgO基板を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、MgO基板に形成されている酸化物超伝導体薄膜を輻射加熱することでMgO基板を加熱し、MgO基板の裏面に、Sm1Ba2Cu3O7-d(0≦d≦0.3)からなる酸化物超伝導体薄膜を、膜厚600nm程度に形成する。こうして、MgO基板の両面に酸化物超伝導体薄膜が形成される。 (もっと読む)


【課題】MgO基板の上に、バリウムと銅とを含む酸化物からなる高品質な高温超伝導薄膜が、再現性よく形成できるようにする。
【解決手段】Caの含有量が147ppm程度のMgO基板101を用意し、これを酸素雰囲気102の中に配置された状態とし、加えて、MgO基板101に1000℃・12時間の加熱処理が行われた状態とする。このことにより、MgO基板101の表面に形成されている劣化層が除去された状態とする。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、基板温度を700℃とした状態とし、Nd,Ba,及びCuを蒸発源とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の上にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導薄膜103が膜厚250nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


【課題】表面に(111)結晶面が存在すると共にBが高濃度でドープされ、優れた超伝導特性を有する超伝導ダイヤモンド積層膜、デバイス及び製造方法を提供する。
【解決手段】下層ダイヤモンド膜2は、表面がダイヤモンド(111)結晶面により構成され、前記表面にダイヤモンドの4角錐状の突起が形成されたものであり、気相合成により形成されている。また、超伝導ダイヤモンド膜4は、下層ダイヤモンド膜2上に積層され、ホウ素が高濃度に、例えば、ホウ素(B)と炭素(C)との原子数比(B/C)が、5.0%以上にドーピングされている。前記ダイヤモンド粒子は一定方向に配列されている。 (もっと読む)


【課題】
損傷が起きる可能性が小さく、容易な金属材料層等の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明の一つの側面は、基板上にレジスト層を形成する工程と、前記レジスト層をパターニングすることによってレジストパターンを形成する工程と、前記基板上及び前記レジストパターン上に有機金属溶液を配置する工程と、前記有機金属溶液の溶媒を除去する溶媒除去工程と、前記溶媒除去工程の後に前記レジストパターンを除去するリフトオフ工程とを有する金属材料層の製造方法にある。本構成によれば、損傷が起きる可能性が小さく、容易な金属材料層等の製造方法が得られる。 (もっと読む)


【課題】マグネシウムの酸化を引き起こしにくい緩衝膜を用いてより超伝導性のよいホウ化マグネシウムの薄膜が形成できるようにする。
【解決手段】サファイア(酸化アルミニウム)からなり主表面がC面とされた基板101の上に例えば窒化ガリウム(GaN)などのガリウムと窒素とから構成された緩衝層102が形成され、緩衝層102の上に接してホウ化マグネシウムからなる超伝導体層103が形成されている。緩衝層102は、膜厚250nm程度に形成され、超伝導体層103は、膜厚100〜120nm程度に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るために、結晶性の良いa軸(又はb軸)配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 高品質なa軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、LaSrAlO4あるいはLaSrGaO4等の単結晶の(110)面から[001]方向に有限な角度θを持って切断した傾斜基板、α-Al2O3あるいはNdAlO3の単結晶の(10-10)面(a面)から[0001]方向に有限な角度θを持って切断した傾斜基板を使用し、基板上に低い成膜温度T1(500〜600℃)でa軸配向したBi-2223薄膜をヘテロエピタキシャル成長させ、次にその成長した膜の上に高い成膜温度T2(650〜750℃)でホモエピタキシャル成長させる(二温度成長法)。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るために、結晶性の良いa軸(又はb軸)配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 結晶性の良いa軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、初めに(110)面のLaSrAlO4の単結晶基板等を使い、基板上に低い成膜温度T1でa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜をヘテロエピタキシャル成長させ、次にその成長した膜の上に高い成膜温度T2でホモエピタキシャル成長させる(二温度成長法)。通常、直接基板上に高い温度T2で成膜をするとc軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜が成長してしまうが、このように、あらかじめベースにa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜を成長させておくことにより、基板温度を上げて成膜してもc軸配向膜ができることがなく、結晶性が良いa軸配向したBi-2223薄膜あるいはBi-2201薄膜が作製できる。 (もっと読む)


【課題】 複数の水銀系超電導膜を備えた超電導積層体およびその製造方法、超電導積層体を有するジョセフソン接合素子および電子装置を提供する。
【解決手段】 超電導積層体10は、基板11と、基板11上、第1超電導膜12と、絶縁膜13と、第2超電導膜14が順次積層して構成され、第1超電導膜12および第2超電導膜14が水銀系超電導膜からなり、絶縁膜13がCeO2、SrTiO3、(LaAlO30.3−(SrAl0.5Ta0.530.7(LSAT)、および(SrAl0.5Ta0.530.7(SAT)から選択される。第1超電導膜12と、絶縁膜13と、第2超電導膜14は、それぞれ下地に対してエピタキシャル成長してなる。 (もっと読む)


【課題】基板の特定の誘電率を呈する向きの管理を簡略化し、超電導マイクロ波デバイスの生産の歩留まりの向上を実現可能とする。
【解決手段】R面サファイア基板1の矢印Aの方向の誘電率がε1であり、これに垂直な矢印Bの方向の誘電率がε2とする。かかるR面サファイア基板1の特定の1つの辺3の両端部を夫々基準点としてマーク2a,2bを付け、辺3を基準辺とする。これにより、基準辺3に平行な方向が誘電率がε2の矢印Bの方向となり、これに垂直な方向が誘電率ε1の矢印Aの方向となる。かかるR面サファイア基板1に所定の超電導マイクロ波デバイスを作成する場合、基準辺3をもとにして、この超電導マイクロ波デバイスの形成方向を決めることができ、これにより、このR面サファイア基板1毎に常に矢印AまたはBの同じ方向に揃えてこのデバイスを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 本願発明は、Bi酸化物超電導体を用いて高性能な積層型ジョセフソン接合を得るためには、c軸が基板面に対して平行で、a軸(又はb軸)が基板面に対して垂直に配向したBi系酸化物超電導薄膜を作製することを目的とする。
【解決手段】 a軸配向したBi系酸化物超電導薄膜の作製方法は、Bi系酸化物超電導薄膜の(100) 面と格子定数の整合性の良い(110)面のLaSrAlO4単結晶基板又は(110)面のLaSrGaO4単結晶基板を用いてエピタキシャル成長することにある。この方法により、通常得られやすいBi-2212ではなく、Bi系酸化物超電導体でも最も高い超電導転移温度を示すBi-2223のa軸配向膜を選択的に作製することができる。 (もっと読む)


【課題】複数のLn系超電導体の原料溶液を混合することによって得られる混合超電導体膜の格子定数を調整することができ、基板上に厚膜を形成したときにc軸配向粒子を高い比率で含み、高い特性を示す酸化物超電導体を提供することにある。
【解決手段】主成分が一般式LnBa2Cu37-x(ここで、LnはGd,Tb,Dy,Ho,Er,TmおよびYからなる群より選択される2種以上であり、各々の元素の含有率は10〜90モル%である)で表され、モル比で銅の10-2〜10-6のフッ素を含む酸化物超電導体。 (もっと読む)


【課題】REScO3(REは、La,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Yの少なくとも1つ)からなる単結晶基板の、最適な表面処理方法を提供する。
【解決手段】DyScO3の単結晶基板を用意し、用意した単結晶基板を空気中もしくは酸素ガスを流している雰囲気で800〜1300℃に加熱する。加熱処理の時間は、1〜100時間であればよい。次に、加熱処理したDyScO3単結晶基板をメタノールを溶媒とした硝酸溶液に浸漬してエッチング処理がされた状態とする。 (もっと読む)


【課題】フルオロカルボン酸を用いたMOD法により、Y系超電導体のTcを超える実用的なTcを示すLa、Nd、Sm系超電導体を製造することができる方法を提供する。
【解決手段】ランタン、ネオジウムおよびサマリウムからなる群より選択される金属Mを含む金属酢酸塩を炭素数3以上のフルオロカルボン酸と、酢酸バリウムを炭素数2のフルオロカルボン酸と、酢酸銅を炭素数2以上のフルオロカルボン酸と、それぞれ反応させて精製し、反応生成物を前記金属M、バリウムおよび銅のモル比が1:2:3となるようにメタノール中に溶解してコーティング液を調製し、前記コーティング溶液を基板上に成膜してゲル膜を形成し、仮焼および本焼を行い、酸化物超電導体を得る。 (もっと読む)


本発明の課題は、マイクロストリップ構造、コプレーナ構造を有しており、超伝導材料を用いたアンテナ素子を利用した、アンテナ装置、信号受信装置、信号送信装置であって、指向性利得の向上、小型化、及び、低消費電力化を実現するアンテナ装置、信号受信装置、及び、信号送信装置を提供することにある。そして、上記の課題を解決する手段は、平面型アンテナ素子と、電波を透過させる電波窓を有し、前記平面型アンテナ素子を収容して外部からの熱を遮断する断熱容器と、前記断熱容器内であって、前記電波窓
と前記平面型アンテナ素子のアンテナパターン形成面の間に配設された導波管と、前記平面型アンテナ素子を冷却する冷却手段を備え、前記導波管が前記平面型アンテナ素子の指向性を強める形状及び寸法であり、平面型アンテナ素子のアンテナパターンに超伝導膜を使用したことを特徴とするアンテナ装置である。
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