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Fターム[4M119AA17]の内容

MRAM・スピンメモリ技術 (17,699) | 目的 (2,141) | 動作マージンの拡大 (309)

Fターム[4M119AA17]に分類される特許

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【課題】磁化反転に高い電流密度を必要とせず、磁化の熱安定性の低下を抑制して、高い記録密度が可能な磁気メモリを提供する。
【解決手段】磁性素子の可動層が強磁性体層と電気磁気効果を有する酸化物反強磁性体層の2層構造であり、情報入力方式として電圧誘起磁化反転を用いた磁気メモリ。酸化物反強磁性体層を形成する方法として、Au(111)層の上に3回対称のCr(110)層をエピタキシャル成長させて形成するCr層形成ステップと、形成されたCr(110)層を酸化させて3回対称のCr(0001)層を形成するCr層形成ステップとを有している情報入力方式として電圧誘起磁化反転を用いた磁気メモリの製造方法。 (もっと読む)


【課題】低コストでホイスラー合金の規則化を促進させ、高い磁気抵抗効果を実現すること。
【解決手段】下地層11に自由磁化層12、非磁性層13、固定磁化層14、反強磁性層15および保護層16を積層した積層構造を有する磁気抵抗効果素子1において、自由磁化層12を固定磁化層14のうち少なくともいずれか1層をホイスラー合金で形成し、下地層、非磁性層13、保護層16のうち少なくとも1層をB2規則化構造の合金層で形成する。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗変化素子を備えたメモリセルに記憶された2値の情報を適切に読み出すことができる半導体記憶装置等を提供する。
【解決手段】記憶用磁気抵抗変化素子を備えた複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ51と、参照用磁気抵抗変化素子を備えた複数の参照セルを含み、参照電流を出力する参照セルアレイ53と、前記参照電流から求められる参照抵抗値と前記記憶用磁気抵抗変化素子の抵抗値とを比較して当該メモリセルに記憶されている情報を判定する判定手段56と、が設けられている。更に、前記参照セルアレイが前記参照電流を出力する際に、前記複数の参照用磁気抵抗変化素子から選択される高抵抗状態の参照用磁気抵抗変化素子及び低抵抗状態の参照用磁気抵抗変化素子を特定する情報並びにこれらの接続関係を示す制御情報を記憶する記憶手段55と、前記制御情報に基づいて前記参照セルアレイの動作を制御する制御手段54と、が設けられている。 (もっと読む)


【課題】書き込みと読み出し間の動作マージンを向上させる。
【解決手段】磁気ランダムアクセスメモリは、ピン層11とフリー層13とピン層及びフリー層間に設けられたトンネル絶縁層12とを有する磁気抵抗効果素子10と、磁気抵抗効果素子の一端に接続されたビット線BLと、電流経路の一端が磁気抵抗効果素子の他端に接続されたトランジスタTrと、トランジスタの電流経路の他端に接続されたソース線とを具備し、書き込み動作時、磁気抵抗効果素子にマイクロ波のパルス電流を流すことで、フリー層の磁化反転をアシストし、フリー層の飽和磁化をMs、フリー層の磁気異方性エネルギー密度をKu、磁気回転比をγとした場合、前記パルス電流の周波数は、ω=2πf=γ(−4πMeff)、Meff=4πMs−2Ku/Msを満たす。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高い磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】
磁気抵抗素子は、下層磁性層と、下層磁性層上に設けられたバリア層と、バリア層上に設けられた上層磁性層とを具備する。ここで、バリア層における下層磁性層の上面と接する第1面、及び、上層磁性層におけるバリア層の上面と接する第2面は、いずれも下層磁性層の上面の面積よりも広い。 (もっと読む)


STT‐MRAMのソースローディング効果を低減するシステム及び方法が開示される。特定の実施形態では、本方法は、メモリセルの安定動作を可能にする磁気トンネル接合(MTJ)構造のスイッチング電流比を決定することを含む。メモリセルは、アクセストランジスタに直列に結合されたMTJ構造を含む。本方法は、MTJ構造の自由層に入射するオフセット磁場を変更することも含む。変更されたオフセット磁場によって、MTJ構造がそのスイッチング電流比を示すようにする。
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磁気トンネル接合デバイスおよび製造方法が開示される。特定の実施形態では、方法は、磁気トンネル接合構造のフリー層(110)上にキャップ材料(112)を堆積させてキャップ層を形成するステップと、キャップ材料の一部分を酸化して酸化された材料の層を形成するステップを含む。
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【課題】
磁気結合された強磁性体と反強磁性体との結合および交換バイアスを使用して2進および多状態の磁気メモリ装置を提供する磁気材料および方法。
【解決手段】
本出願では、強磁性層とこれに隣接する反強磁性層との磁気結合によって発生する磁気交換バイアスに基づいて高密度の磁気記憶を実現するための技術、材料、装置を開示する。この磁気結合を使用すると、2進の磁気メモリ装置を安定させ、多状態の磁気メモリ装置を構成することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の出力電圧のバラつきを低減可能なスピン流回路を提供する。
【解決手段】スピン流回路は、スピン流を発生する第1スピン注入素子SIEと、第1スピン注入素子SIEにおいて発生したスピン流が流れる非磁性のチャンネル層5Aと、チャンネル層5A上の異なる位置に設けられた複数の磁化自由層4,6と、チャンネル層5Aとそれぞれの磁化自由層4,6との間に介在するトンネル障壁19B,19Cとを備えている。それぞれの磁化自由層4,6とチャンネル層5Aの間の電圧が、それぞれ検出される。各フリー層4,6とチャンネル層5Aとの間にトンネル障壁19B,19Cを介在させておくことで、各フリー層4,6とチャンネル層19B,19Cとの間の出力電圧のバラつきを低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】 特に、フリー磁性層の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 絶縁障壁層5は、Mg−Oで形成され、前記フリー磁性層6は、下からエンハンス層12、第1軟磁性層13、Co−Ta層14及び第2軟磁性層15の順に積層されている。このように軟磁性層13,15間にCo−Ta層14を挿入した構成とすることで、フリー磁性層6の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 特に、抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 第1軟磁性層13と第2軟磁性層15との間に、Ti、Mg、Ir−Mn、RuあるいはPtのうち少なくともいずれか1種で形成された金属挿入層14が挿入されている。前記第1軟磁性層13と前記第2軟磁性層15は、磁気的に結合されて同一方向に磁化されている。前記第1軟磁性層13と絶縁障壁層5との間にはエンハンス層12が形成されている。これにより、絶縁障壁層5がMg−Oで形成されたトンネル型磁気抵抗効果素子において、従来に比べて、抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】面積抵抗(RA)を増加させることなく、所定値以上の磁気抵抗効果率(MR比)を確保しつつ、固定磁化層と自由磁化層との間の層間結合磁界(Hin)の低減が可能な磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】本発明に係る磁気抵抗効果素子1は、絶縁材料を用いて形成される絶縁層15と、磁性材料を用いて形成される第2の磁化層との間に、非磁性材料を用いて形成される非磁性層20を備え、非磁性層20は、絶縁層15上に形成される。 (もっと読む)


【課題】準安定状態への遷移確率を減らし、注入電流の広い範囲にわたって安定な磁化反転を実現する、スピントランスファ効果を利用してデータの書き込みを行う抵抗変化型メモリデバイスを提供する。
【解決手段】抵抗変化型のメモリセルMC内に、記憶層磁化53の向きが反転可能な記憶層16を含み接続プラグ31上に形成された磁性層12,14,16を含むトンネル磁気抵抗効果素子1の積層体を有し、積層体の各層の中心を結ぶ線が、当該積層体が形成された接続プラグ31の上面と垂直な方向から斜めに傾いている。 (もっと読む)


【課題】準安定状態への遷移確率を減らし、注入電流の広い範囲にわたって安定な磁化反転を実現する。
【解決手段】抵抗変化型のメモリセルMCと、複数のパルスからなる書き込みパルス(電流値:Iz)と、書き込みパルスのパルス間レベルを規定するオフセットパルス(電流値Iz0)との合成パルスを発生し、発生した合成パルスをメモリセルMCに書き込み時に与える駆動回路と、を有する。 (もっと読む)


修正されたSTRAMセルのような不揮発性メモリにおいて、一方向書込電流を用いて異なる論理状態を記憶するための方法および装置。いくつかの実施形態においては、メモリセルは、クラッド導体に隣接する固定されていない強磁性基準層と、強磁性記憶層と、基準層と記憶層との間のトンネリングバリア層とを有する。クラッド導体に沿った電流経路は、基準層内に選択された磁化方向を誘導し、それは記憶層による記憶のためにトンネリングバリア層を通って転送される。さらに、印加するステップの方向は、電流がそれに沿って通過する導体に隣接するクラッド層によって提供され、その電流は選択された磁化方向のクラッド層内に磁場を誘導する。
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【課題】軟磁気特性に優れたフリー層を提供する。
【解決手段】フリー層15は、トンネルバリア層と接する側から、第1の強磁性層21、介在層22、第2の強磁性層23、介在層24、第3の強磁性層25が順に積層された積層構造を有する。第1の強磁性層21は、例えばトンネルバリア層と接する側から、CoFeからなる第1の層と、CoFeBからなる第2の層と、コバルト鉄合金からなる第3の層とが順に積層されたものである。第2の強磁性層23は、CoFeもしくはNiFeからなる単層構造、またはCoFe\NiFe\CoFeからなる多層構造を有する。第3の強磁性層は、CoFeもしくはNiFeからなる単層構造、またはCoFe\NiFe\CoFeからなる多層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】 熱安定性にすぐれ、MR比の高い磁気抵抗素子を提供すること。
【解決手段】 磁気抵抗素子は、マンガンを有する層で形成した反強磁性層と、反強磁性層側に位置し、強磁性体及び白金族系金属を有する層で形成した第一磁化固定層、強磁性体を有する層で形成した第二磁化固定層及び該第一磁化固定層と該第二磁化固定層との間に位置する第一非磁性中間層を有する積層磁化固定層と、強磁性体を有する層で形成した磁化自由層と、積層磁化固定層と前記磁化自由層との間に位置する第二非磁性中間層と、を有する。 (もっと読む)


磁気トンネル接合セルおよび磁気トンネル接合セルを製造する方法であって、セルの強磁性自由層(112)に少なくとも隣接して延在する円筒状の保護層(120)を含む。円筒状の保護層は、その厚さ、形成方法、材料組成および/またはセル層に沿った度合いが特定的に選択されて、実効飽和保磁力、実効磁気異方性、実効的な磁気モーメントの分布、または実効スピン偏極を含む、自由層の実効磁気特性を向上させる。
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【課題】トンネルバリア層の膜厚を薄くすることなくトンネルバリア層の低抵抗化を図ることができ、所要のMR比が得られるトンネル磁気抵抗効果素子及び磁気抵抗デバイスを提供すること。
【解決手段】トンネルバリア層27と、該トンネルバリア層27を挟む配置に設けられた磁化固定層26と磁化自由層28とを備え、前記トンネルバリア層27が、MgZnO層(Zn濃度が1at.%以上12.5at.%以下)からなり、該MgZnO層が岩塩型(001)方向に結晶配向して形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高いMR比を持った磁気抵抗素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態では、基板の上に、スパッタリング法を用いて、磁化固定層、磁化自由層及びトンネルバリア層を成膜する工程において、磁化自由層成膜工程は、Co原子、Fe原子及びB原子を含有する第1ターゲットと、Co原子及びFe原子を含有し、該第1ターゲット中のB原子含有量と相違する含有量の第2ターゲットと、を用いたコ−スパッタリング法により、Co原子、Fe原子及びB原子を含有する強磁性体層を成膜する。 (もっと読む)


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