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Fターム[5E001AE05]の内容

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Fターム[5E001AE05]に分類される特許

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【課題】本発明は、ペロブスカイト粉末、その製造方法及びこれを用いた積層セラミック電子部品に関する。
【解決手段】本発明は、ABOで表されるペロブスカイト構造を有するコア部と、上記コア部と整合する構造を有し且つ上記コア部と化学的組成が異なるシェル部と、を有し、上記シェル部が上記コア部上にドープされたペロブスカイト粉末を提供する。本発明によると、水熱合成法を用いて整合構造を有し且つ化学的組成が異なるコア−シェル構造のペロブスカイト粉末を製造することにより、信頼性、誘電特性及び電気的特性に優れたペロブスカイト粉末を具現することができる。 (もっと読む)


【課題】 直流電界の印加による比誘電率の低下が抑制されるとともに,高い比誘電率を有するセラミック組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の一実施形態に係るセラミック組成物は、コアシェル構造を有するセラミック粒子を含む。一実施形態において,当該セラミック組成物は,反強誘電体から成るコアと、強誘電体又は常誘電体から成り前記コアを取り囲むシェルと、を備える。 (もっと読む)


【課題】誘電体層を薄層化した場合であっても、良好な特性を示す誘電体磁器組成物、および該誘電体磁器組成物が誘電体層に適用された電子部品を提供すること。
【解決手段】複数の誘電体粒子と、誘電体粒子間に存在する粒界と、を有する誘電体磁器組成物であって、誘電体粒子が、固溶体粒子(21)により構成され、粒界(31,32)にSiが均一に存在する。誘電体磁器組成物は、主成分として、組成式(Ba1−xCa(Ti1−yZr)O2+aで表される化合物を含有し、副成分として、RE元素(Y、DyおよびHoから選ばれる1つ以上)の酸化物、と、Mnの酸化物と、Siを含む酸化物と、を含有し、組成式中のx、yおよびaが、0≦x≦0.08、0.005≦y≦0.08、0.995≦a≦1.015であり、Mnに対するRE元素のモル比が、3≦RE/Mn≦6であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】半導体セラミック部分の絶縁性を向上させることで、半導体セラミックとしての高い誘電特性と高い絶縁抵抗の両立を可能とした積層型半導体セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係るBaTiO系半導体セラミックは、Ba(Ti1−α−β Gaα Nbβ で表され、A/Bモル比が0.900以上1.060以下の範囲にあり、α/βモル比が0.92以上100以下の範囲にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 誘電体層を薄層化した場合であっても、良好な特性を示す誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムからなる主成分を含有し、前記チタン酸バリウム100モルに対して、各元素換算で、Mgの酸化物を1.00〜2.50モルと、Mnおよび/またはCrの酸化物を0.01〜0.20モルと、V、MoおよびWからなる群から選ばれる少なくとも1つの酸化物を0.03〜0.15モルと、R1の酸化物(R1は、Y、およびHoからなる群から選ばれる少なくとも1つである)を0.20〜1.50モルと、R2の酸化物(R2は、Eu、GdおよびTbからなる群から選ばれる少なくとも1つである)を0.20〜1.50モルと、Siおよび/またはBの酸化物を0.30〜1.50モルと、を副成分として含有することを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】比誘電率が高く、かつ、信頼性が高い誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】主成分と、少なくとも1種以上の副成分元素と、を含む誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物が、誘電体粒子と、粒界と、を有し、前記誘電体粒子中の任意の位置における前記副成分元素から選ばれる1種以上の元素の濃度をCsとし、前記誘電体粒子が、実質的に前記主成分で構成される主成分相と、前記主成分相の周囲に、前記副成分元素から選ばれる少なくとも1種が拡散した拡散相と、を有し、前記誘電体粒子について、前記主成分相を含む任意の切断面で切断したとき、前記断面線分上の所定区間にCsの極大値が存在し、前記Csの極大値の位置よりも縁端側にCsの極小値が存在し、前記Csの極小値の位置から前記縁端に向かってCsが上昇する誘電体粒子を含む誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】拡散剤にPb系材料を使用しなくても、良好な電気特性を提供する。
【解決手段】粒界絶縁型半導体セラミックは、主成分がSrTiO系化合物で形成されると共に、粒界絶縁化剤とガラス成分とを含む拡散剤が含有されている。粒界絶縁化剤は、Pbを含まない非Pb系材料で形成されると共に、ガラス成分が、B及びPbを含まないSiO−XO−MO−TiO系ガラス材(Xはアルカリ金属、MはBa、Sr、Caから選択された少なくとも1種を示す。)を主成分とし、かつ、前記ガラス成分の含有量は、前記粒界絶縁化剤100重量部に対し3〜15重量部である。部品素体2は、この粒界絶縁型半導体セラミックで形成されている。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率であり、比誘電率の温度特性の安定性に優れるとともに、分極電荷が小さく、かつ高温における絶縁抵抗の高い誘電体層を有する積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムの主結晶粒子と、ジルコン酸ストロンチウムの結晶粒子とを有し、イットリウム(Y)、マンガン(Mn)、マグネシウム(Mg)およびイッテルビウム(Yb)を含有する誘電体磁器を誘電体層とする積層セラミックコンデンサであって、前記主結晶粒子が立方晶系の結晶構造を有するとともに、平均粒径が0.05〜0.2μmであり、前記ジルコン酸ストロンチウムの結晶粒子がハフニウムを含有するとともに、X線回折チャートにおいて、チタン酸バリウムの面指数(110)の回折強度に対するジルコン酸ストロンチウムの面指数(121、002)の回折強度が0.7〜18.0%である。 (もっと読む)


【課題】誘電体磁器組成物に含まれる成分の含有量にかかわらず、比誘電率および容量温度特性等の誘電特性を向上できる積層型セラミック電子部品を提供する。
【解決手段】誘電体層2と内部電極層とが積層された素子本体を有する積層型セラミック電子部品であって、誘電体層は、一般式ABO(AはBa、CaおよびSrから選ばれる1つ以上、BはTi、ZrおよびHfから選ばれる1つ以上)で表され、ペロブスカイト型構造を有する化合物と、Mgの酸化物と、ScおよびYを含む希土類元素の酸化物と、Siを含む酸化物と、を含む誘電体磁器組成物から構成される。該誘電体磁器組成物は、誘電体粒子20と粒界22とを有しており、粒界におけるMgの含有割合をD(Mg)、Siの含有割合をD(Si)とすると、D(Mg)がMgO換算で0.2〜1.8重量%、D(Si)がSiO換算で0.4〜8.0重量%である。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ誘電損失が小さく、比誘電率の温度変化がEIA規格のX5R特性を満足し高温負荷試験での寿命特性に優れる積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体磁器が、マグネシウム、マンガン、希土類元素(RE)を含み、チタン酸バリウムを主体とし、前記マグネシウムの濃度が0.2原子%以下の結晶粒子からなる第1の結晶群と、前記チタン酸バリウムを主体とし、前記マグネシウムの濃度が0.3原子%以上の結晶粒子からなる第2の結晶群とを有し、前記誘電体磁器の研磨面に見られる前記第1の結晶群を構成する結晶粒子の面積をa、前記第2の結晶群を構成する結晶粒子の面積をbとしたときに、b/(a+b)が0.4〜0.7であるとともに、前記第1の結晶群を構成する結晶粒子および前記第2の結晶群を構成する結晶粒子の平均粒径が0.15〜0.40μmである。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ誘電損失が小さく、比誘電率の温度変化がEIA規格のX5R特性を満足し高温負荷試験での寿命特性に優れる積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体磁器が、マグネシウム、マンガン、希土類元素(RE)を含み、チタン酸バリウムを主体とし、前記希土類元素の濃度が0.15原子%以下の結晶粒子からなる第1の結晶群と、前記チタン酸バリウムを主体とし、前記希土類元素の濃度が0.2原子%以上の結晶粒子からなる第2の結晶群とを有し、前記誘電体磁器の研磨面に見られる前記第1の結晶群を構成する結晶粒子の面積をa、前記第2の結晶群を構成する結晶粒子の面積をbとしたときに、b/(a+b)が0.4〜0.7であるとともに、前記第1の結晶群を構成する結晶粒子および前記第2の結晶群を構成する結晶粒子の平均粒径が0.15〜0.40μmである。 (もっと読む)


【課題】異なる材料を含む主成分および副成分を含む誘電体磁器組成物同士の間で剥離が生じるのを抑制しつつ、同時に焼成することが可能な誘電体磁器組成物および積層型セラミック電子部品を提供する。
【解決手段】本発明に係る誘電体磁器組成物は、Mg2SiO4を含む主成分と、副成分とを含む誘電体磁器組成物であり、Mg2SiO4を含む主成分原料と副成分原料とを混合した原料混合粉末を、酸素雰囲気下において800℃以上950℃以下の温度で熱処理することにより得られ、X線回折において、Mg2SiO4の10.0°から70.0°の間におけるX線回折ピーク強度IAに対する、熱処理後の未反応なまま存在する副成分原料の10.0°から70.0°の間におけるX線回折ピーク強度IBのピーク強度比IB/IAが、40%以下である。 (もっと読む)


【課題】 優れた高温負荷寿命を有する積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 複数の誘電体層5とニッケルを導体材料とする複数の内部電極層7とが交互に積層されたコンデンサ本体1と、該コンデンサ本体1の前記内部電極層7が露出した端面に設けられた外部電極3とを有する積層セラミックコンデンサであって、前記誘電体層5が、チタン酸バリウムを主成分とする主結晶粒子9と、該主結晶粒子間に存在する粒界11とを有する焼結体からなり、前記粒界11にBaTiSiO化合物結晶相12を有する。 (もっと読む)


【課題】誘電体層として用いた場合に、寿命特性に優れた積層セラミックコンデンサを得ることが可能な誘電体セラミックおよびそれを用いて誘電体層を形成した信頼性(寿命特性)に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】誘電体セラミックを、BaTiO3系セラミック粒子を主相粒子とする焼結体からなり、BaTiO3系セラミック粒子が、シェル部とコア部とを備え、副成分として、R(Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,ErおよびYから選ばれる少なくとも1種)、および、M(Mg,Mn,Ni,Co,Fe,Cr,Cu,Al,Mo,WおよびVから選ばれる少なくとも1種)を含み、RおよびMは、BaTiO3系セラミック粒子のシェル部に存在するとともに、RおよびMの合計濃度が、粒界からコア部に向かって勾配を有し、かつ、極小となる部分C2と、極大となる部分C3とを有する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 優れた高温負荷寿命を有する積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 複数の誘電体層5とニッケルを導体材料とする複数の内部電極層7とが交互に積層されたコンデンサ本体1と、該コンデンサ本体1の前記内部電極層7が露出した端面に設けられた外部電極3とを有する積層セラミックコンデンサであって、前記誘電体層5が、チタン酸バリウムを主成分とする主結晶粒子9と、該主結晶粒子9間に存在する粒界相11とを有する焼結体からなり、前記誘電体層5と前記内部電極層7との間に、マグネシアが固溶した酸化ニッケルの結晶相12を有する。 (もっと読む)


【課題】絶縁抵抗および加速寿命の向上が可能な誘電体磁器組成物、およびこの誘電体磁器組成物を誘電体層として有する電子部品を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、第1副成分と、第2副成分と、第3副成分と、Mn、Cr、CoおよびFeから選択される少なくとも1種の元素の酸化物を含む第4副成分と、第5副成分と、を有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物を構成する誘電体粒子が、主成分で実質的に構成される主成分相と、前記主成分相の周囲に、前記副成分のうち少なくとも1種が拡散した拡散相と、を有し、前記主成分相における前記第4副成分の含有割合が、前記拡散相における第4副成分の含有割合に比べ高いことを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】1μm未満に薄層化した場合であっても、高温負荷特性と静電容量の温度特性とが両立可能な誘電体セラミック及び積層セラミックコンデンサの実現。
【解決手段】結晶構造が異なる第1の結晶粒子1と第2の結晶粒子2とが混在した混晶系構造を有している。主相粒子はチタン酸バリウム系化合物を主成分とし、La、Ce等の特定の希土類元素を含有している。第1の結晶粒子1は、特定の希土類元素Rが主相粒子に固溶していない主相粒子単独領域3と、特定の希土類元素Rが主相粒子に固溶した表層部の希土類元素固溶領域4とからなる。第2の結晶粒子2は、コア・シェル構造を有し、シェル部6は特定の希土類元素Rが主相粒子に固溶している。そして、第1及び第2の結晶粒子1、2の全結晶粒子に対する個数割合は、第1の結晶粒子1が12〜84%であり、第2の結晶粒子2は16〜88%とする。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率であり、EIA規格のX5R特性を満足しつつ、DCバイアス特性およびDCエージング特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体層5が、チタン酸バリウムを主成分とし、カルシウムと、マグネシウムと、希土類元素とを有するとともに、主結晶粒子が、コアシェル構造の結晶粒子からなり、該結晶粒子は、カルシウムの濃度が0.3原子%より少ない第1の結晶粒子と、カルシウムの濃度が0.3原子%以上である第2の結晶粒子とを有するとともに、平均粒径が0.15〜0.4μmであり、コア部9aの結晶構造が正方晶系であるとともに、前記コア部を取り囲むシェル部9bの結晶構造が立方晶系であり、かつX線回折情報を基に算出した前記シェル部9bの平均厚みが5〜15nmである誘電体磁器からなる。 (もっと読む)


【課題】高温負荷試験における信頼性を向上し、長寿命とすることができる誘電体磁器を提供する。
【解決手段】金属元素として、Ba、Ti、希土類元素、MgおよびMnを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる結晶粒子と、粒界相とからなる誘電体磁器であって、結晶粒子内において、希土類元素の濃度の、Mnの濃度に対する比率が、結晶粒子の表面からの距離が大きくなるにつれて小さくなることを特徴とする誘電体磁器とする。高温負荷試験における信頼性が高い誘電体磁器を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層が薄層化されても、信頼性、特に負荷試験における寿命特性に優れた、積層セラミックコンデンサを実現できる、誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】主成分がBa(Ti,Mn)O系または(Ba,Ca)(Ti,Mn)O系であり、副成分として、R(Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luおよび/またはY)と、M(Mは、Fe、Co、V、W、Cr、Mo、Cu、Alおよび/またはMg)と、Siとを含む、誘電体セラミック。各主成分粒子11の断面上における、RおよびMの少なくとも一方が存在している領域12の面積割合が、平均値で10%以下である。 (もっと読む)


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