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Fターム[5E041BB05]の内容

軟質磁性材料 (11,729) | 結合剤等(不活性物質) (507) | 有機材料からなる結合剤等 (411) | 熱硬化性のもの (59)

Fターム[5E041BB05]に分類される特許

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【課題】リアクトルのコアに好適な軟磁性複合材料の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明軟磁性複合材料の製造方法は、次の工程を備える。(見掛密度/真密度)×100で表される密度比が45%超70%以下の軟磁性粉末を準備する準備工程。この軟磁性粉末10と樹脂20とを混合する工程であって、この混合時の樹脂温度における樹脂20の粘度を100mPa・s〜100Pa・sに調整して混合を行う混合工程。この混合材料を大気圧以上1MPa以下の充填圧力にて型3に充填し、樹脂を硬化させて成形体を得る成形工程。この方法によれば、所定の密度比の軟磁性粉末を用いることで、ある程度軟磁性粉末の充填率が高い軟磁性複合材料を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ギャップを形成することのないリアクトル用の圧粉コアとして使用することができ、しかも圧粉成形の抜き出し時に割れが発生することのないリアクトル用の圧粉コアを提供することを課題とする。
【解決手段】鉄基合金粉末或いは純鉄粉でなる金属粉末と、酸化物粒子或いは炭酸塩粒子と、フェノール樹脂を混合して圧粉成形した圧粉コアであって、圧粉成形時の抜き出し方向の長さが10mm以上であると共に、成形体密度が4.5〜5.5g/cmであり、成形体内に形成される空隙の体積率(空隙率)が10〜20%、前記フェノール樹脂の体積率が0.6〜3.5%である。 (もっと読む)


【課題】 保持力の高さという非晶質粉末の特性を生かしつつ、低圧で成形が可能であり、コア損失の低い材料を提供することを目的とする。
【解決手段】 磁性粉末材料の重量に対して、45〜80wt%の非晶質粉末と、55〜20wt%の結晶質粉末とを含む磁性粉末材料と;結合材とを含む磁性粉末材料を提供する。ここで、前記磁性粉末材料は、その重量に対して、4.605〜6.60mass%のSiと、2.64〜3.80mass%のCrと、0.225〜0.806mass%のCと、
0.018〜0.432mass%のMnと、0.99〜2.24mass%のBと、
0.0248mass%以下のPと、0.0165mass%以下のSと、0.0165mass%以下のCoと、残部としてFe及び不可避不純物とを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、磁性素子の小型化と耐電圧の向上を図るとともに、透磁率を確保することを目的とする。
【解決手段】金属磁性粉末と熱硬化性樹脂と板状無機絶縁材からなる複合磁性材料であって、前記板状無機絶縁材の平均粒径をL、前記金属磁性粉末の平均粒径をrとした時、r(√3−1)/2≦L≦r(√3−1)の関係が示される複合磁性材料を用いることにより磁性素子の小型化と耐電圧の向上を図るとともに、透磁率を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 偏平状又は針状の軟磁性体粉末の平らな面を磁性体シートの厚み方向と垂直な方向に配列する様に配向しているため、105℃以上の高温になると、磁性体粉の熱膨張応力が磁性体シートの厚み方向に集中して磁性体シートが厚み方向に膨張し、この熱膨張の応力が磁性体シート間を押し広げる形で加わって、コアの強度が劣化したり、実数部透磁率が低下したりする。そのため、電子機器内の高温になり易い場所や、高温になり易い場所で用いられる電子機器に使用できなかった。
【解決手段】 球状の磁性体粉と有機結合剤を有する絶縁性磁性体を用いて形成される。
【効果】 高温になり易い場所で使用しても実数部透磁率等の特性が劣化するのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】リアクトルのコアに好適で、高圧に加圧しなくても得られるリアクトル用の軟磁性複合材料及びリアクトルを提供する。
【解決手段】コイルCとコアMとを備えるリアクトルRであり、コアMは軟磁性粉末とこの粉末を分散した状態で内包する樹脂とを有する軟磁性複合材料からなる。コイルCはコアMと一体に成形されている。この軟磁性粉末は、最大径/円相当径が1.0〜1.3の球状粉末である。この複合材料における軟磁性粉末の充填率は70体積%以下とする。円相当径は、軟磁性粉末の粒子の輪郭形状を特定し、その輪郭で囲まれる面積と同一の面積を有する円の径であり、最大径は、前記輪郭形状における粒子の最大長さである。最大径/円相当径が1.0〜1.3の球状の軟磁性粉末を用いることで、高圧に加圧しなくても所定の充填率を確保し、リアクトルに好適な比透磁率と飽和磁束密度を有することができる。 (もっと読む)



【課題】球状粒子棒状結合体及びその集合体からなり、高周波域で使用可能な磁性シートに適する非晶質軟磁性合金粉末を提供すること。
【解決手段】磁場印加を伴う液相還元法により、平均一次粒子径:0.2μm以上1.0μm以下の一次粒子が棒状に結合して形成された、短軸径:0.05μm以上2.0μm以下、長軸径:0.3μm以上15.0μm以下の球状粒子棒状結合体及びその集合体からなる非晶質軟磁性合金粉末を得ることができる。また、得られた粉末をシート形状に加工することで、高透磁率を得られ、且つ、高周波域でのノイズ抑制用途に適した磁性シートを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の複合型金属成形体は、渦電流損が大きく、好ましい磁気特性を持った良好な品質の磁気回路部品を得ることが困難である。
【解決手段】本発明による複合型金属成形体は、多数の金属粒子1と、これら金属粒子1間に介在する熱硬化性樹脂の炭化物2および電気絶縁性粒子3とを含み、金属粒子1の一部が相互に溶着している。金属粒子1が軟磁性材料を含み、熱硬化性樹脂がフラン樹脂であることが好ましい。この複合型金属成形体は、金属粒子1の表面を熱硬化性樹脂で被覆し、金属粒子1の表面に被覆された熱硬化性樹脂の表面をさらに電気絶縁性粒子3で被覆して成形用原料を得、得られた成形用原料を所定形状に加圧して成形体を得、得られた成形体を加熱して熱硬化性樹脂を炭化させると共に金属粒子1の一部を相互に溶着させることにより、製造することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の圧粉磁心の成形体を用いて回転電機を構成する場合において、成形体の強度が著しく低いために、モータの製造過程やモータの実使用時に鉄心の破損が発生する恐れがあった。
【解決手段】本発明では、圧縮成形され、熱処理された圧粉磁心成形体鉄心中に低粘度の樹脂を含ませ乾燥させることで強度を向上する。具体的方法は、エポキシ系,不飽和ポリエステル系の樹脂ワニスをシンナーなどで希釈して2.0Pa・s程度まで低粘度化した樹脂に、圧粉磁心成形体を浸漬する。このとき、圧粉磁心成形体は、多孔質体であるため、毛細管現象により、表面のキャビティーから成形体の内部に向かって粒子層の数層目まで樹脂が入り込む現象が発生する。この粒子間に入り込んだ樹脂を残し、表面に付着した樹脂をふき取り、あるいは、ブロア処理によって除去し、乾燥させることで、圧粉磁心の強度を向上する。 (もっと読む)


【課題】密度を向上し、かつ成形性を向上する軟磁性材料、成形体、圧粉磁心、電磁部品、軟磁性材料の製造方法および圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性材料は、複数の磁性粒子と、結着剤20と、潤滑剤30とを備えている。結着剤20、複数の磁性粒子を結着する。潤滑剤30は、結着された磁性粒子の集合体に内含され、かつ100℃以下の融点を有している。軟磁性材料の製造方法は、以下の工程を備えている。まず、結着剤20と、脂肪酸モノアミドを含む潤滑剤30とを混合して、添加剤が形成される。そして、添加剤により複数の磁性粒子が結着される。 (もっと読む)


【課題】低透磁率、高磁束密度および高強度を満たすことができる圧粉磁心を提供する。
【解決手段】本発明の圧粉磁心は、軟磁性粉末と加熱硬化型のシリコーン樹脂の溶液とを接触させて乾燥させる第1被覆層形成工程と第2被覆層形成工程を行い、第2被覆層形成工程の乾燥温度を第1被覆層形成工程の乾燥温度よりも低くして製造した磁心用粉末を加圧成形した圧粉成形体からなる。第2被覆層の割合を40〜90質量%、軟磁性粉末の真密度(ρ)に対する圧粉成形体の嵩密度(ρ)の比である密度比(ρ/ρ:%)を85〜91%とすることで、低透磁率、高磁束密度および高強度を満たす本発明の圧粉磁心が得られる。 (もっと読む)


【課題】リアクトルのコアに好適で、高圧に加圧しなくても得られるリアクトル用の軟磁性複合材料及びリアクトルを提供する。
【解決手段】コイルCとコアMとを備えるリアクトルRであり、コアMは軟磁性粉末とこの粉末を分散した状態で内包する樹脂とを有する軟磁性複合材料からなる。コイルCはコアMと一体に成形されている。この軟磁性粉末は、最大径/円相当径が1.0〜1.3の球状粉末である。この複合材料における軟磁性粉末の充填率は70体積%以下とする。円相当径は、軟磁性粉末の粒子の輪郭形状を特定し、その輪郭で囲まれる面積と同一の面積を有する円の径であり、最大径は、前記輪郭形状における粒子の最大長さである。最大径/円相当径が1.0〜1.3の球状の軟磁性粉末を用いることで、高圧に加圧しなくても所定の充填率を確保し、リアクトルに好適な比透磁率と飽和磁束密度を有することができる。 (もっと読む)


【課題】デバイスの性能をさらに改善でき、かつ、デバイス間での性能のばらつきを小さくできるコーティング用樹脂組成物の提供。
【解決手段】コーティング用樹脂組成物5は、無機粒子と該無機粒子表面の少なくとも一部に付着した被覆樹脂体とからなる無機粒子被覆体、フュームドシリカおよび硬化性樹脂を含む。より具体的には、コーティング用樹脂組成物は、磁性粒子6と該磁性粒子表面の少なくとも一部に付着した被覆樹脂体とからなる磁性粒子被覆体、フュームドシリカおよび硬化性樹脂を含むか、あるいは、蛍光体粒子と該蛍光体粒子表面の少なくとも一部に付着した被覆樹脂体とからなる蛍光体粒子被覆体、フュームドシリカおよび硬化性樹脂を含む。 (もっと読む)


【課題】 従来技術による金属粉末より粒径が小さく、且つ高い飽和磁束密度を併せ持つ非晶質軟磁性合金粉末を提供する。
【解決手段】 鉄塩、錯化剤、分散剤、pH調整剤、P系還元剤を含む原料液に対して、B系還元剤を含む還元液を滴下する液相還元法を採用することで、従来技術による金属粉末よりも粒径が小さく、高い飽和磁束密度を有する非晶質軟磁性合金粉末を得ることができる。また、得られた非晶質軟磁性合金粉末を結合材と混合し、圧縮成形することで、従来技術によるインダクタ用圧粉磁心より高い周波数域において低損失なインダクタ用圧粉磁心が得られる。 (もっと読む)


【課題】コスト面、環境面での課題を解決すると共に、均一で柔軟性に優れ、DVDドライブの光ピックアップ部等の配線に使用されるフレキシブルプリント配線基板(FPC)のような繰り返し変形及び大きな屈曲を受ける部位に好適に使用できる電磁波吸収体シートを容易かつ確実に得ることができる電磁波吸収体シートの製造方法を提供する。
【解決手段】液状硬化性樹脂と軟磁性粉末とを含有する硬化性樹脂組成物を一対のロール間に供給し圧延してシート状に成形する電磁波吸収体シートの製造方法であって、上記一対のロール間に一対のフィルム状基材を繰り込むと共に、該フィルム状基材間に予め又は前記繰り込み時に上記硬化性樹脂組成物を供給して、前記フィルム状基材間で前記硬化性樹脂組成物をシート状に圧延成形した後、硬化させて、上記フィルム状基材間にシート状の電磁波吸収体を成形する電磁波吸収体シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】表面を絶縁物で被覆してなり、長期にわたって渦電流損失が小さい圧粉磁心を製造可能な絶縁物被覆軟磁性粉末、この粉末を用いて製造された低損失の圧粉磁心、およびこの圧粉磁心を備えた低損失の磁性素子を提供すること。
【解決手段】複合粒子1は、軟磁性材料で構成された粒子状のコア部2と、コア部2を覆うように設けられた絶縁性材料で構成された被覆層3とを有し、被覆層3は、コア部2に対して、コア部2より小径の絶縁性材料の粒子を機械的に固着させて形成されたものであり、かつ、コア部2は、その投影像の円形度(コア部2の投影像の面積と同じ面積の真円の周長/コア部2の投影像の周長)の平均値が、0.8〜1である。 (もっと読む)


【課題】バルク非晶質金属の磁気構成要素は、仕上げられた誘導デバイスの1つ以上の磁気回路を形成するために容易に組み立てられる。構成要素のかみ合い面は、低い磁気抵抗および比較的方形のB−Hループを有するデバイスを生成するために密な接触をもたらす。
【解決手段】少なくとも1つの空隙を含む磁気回路を有し、かつ少なくとも1つの低損失バルク強磁性非晶質金属の磁気構成要素を含む磁気コアと、前記磁気コアの少なくとも一部を囲む少なくとも1つの電気巻線とを備え、前記構成要素は、多面体に成形された部品を形成するために、積み重ねられ、位置合わせされ、かつ接着剤でともに結合された、複数の実質的に類似して成形された平坦な非晶質金属ストリップの層を備え、前記誘導デバイスは、0.3Tのピーク誘導レベル「Bmax」に対して5kHzの励起周波数「f」で動作するとき、約12W/kg未満のコア損失を有する、誘導デバイス。 (もっと読む)


【課題】コアに形成されるギャップをなくしても、優れた恒透磁率特性を有するリアクトルのコア等を作製することができる軟磁性複合材料用金属粉末および軟磁性複合材料を提供することを課題とする。
【解決手段】鉄基合金粉末或いは純鉄粉でなる金属粉末本体と、その金属粉末本体の表面を被覆する絶縁被膜よりなる軟磁性複合材料用金属粉末であって、絶縁被膜の膜厚が、金属粉末本体の平均粒子径の1/100以上、1/2以下であり、且つ、絶縁被膜が金属粉末を完成品とする過程で曝される温度で溶融・溶解しない材料でなる。 (もっと読む)


【課題】 比較的大きな直流(磁界)が印加されたときであっても比透磁率が大きく、コアロスも小さい圧粉磁芯に適した軟磁性合金粉末を提供する。
【解決手段】 質量%で、Si:0.5〜8.0%を含み、O:0.5%以下に規制し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するアトマイズ粉末からなり、該アトマイズ粉末は、溶湯のガス噴霧アトマイズ粉末、溶湯のガス噴霧およびこれに続く水噴霧アトマイズ粉末、溶湯のガス噴霧およびこの直後の水冷却アトマイズ粉末の少なくとも1種であり、粉末の粒子形状を2次元的に観察したときの長軸の長さLと短軸の長さLとの比L/Lが平均して1.1から2.1までの間にあるFe−Si系軟磁性合金粉末、および、軟磁性合金粉末と絶縁剤兼結合剤を配合して圧粉成形してなる圧粉磁芯。 (もっと読む)


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