説明

Fターム[5E041BD01]の内容

軟質磁性材料 (11,729) | 磁性体の構造 (612) | 焼結体よりなるもの (316)

Fターム[5E041BD01]に分類される特許

161 - 180 / 316


【課題】少なくとも軟磁性粉末の表面に、珪素元素を含有させ、圧粉磁心の損失を低減することができる磁心用粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素元素を含む鉄粉11aの表面に浸珪処理を行う工程を少なくとも含む磁心用粉末の製造方法であって、前記浸珪処理工程において、前記鉄粉11aの表面に、少なくとも二酸化珪素の粉末21aを接触させ、該二酸化珪素の粉末21aを加熱することにより酸化珪素から珪素元素を脱離させ、該脱離した珪素元素を前記鉄粉21aの表層に浸透拡散させることにより前記浸珪処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 Mg−Zn−Cu系スピネルフェライトからなる焼結フェライト基板を得る場合において、フェライト成形シートを数枚から数十枚重ねて焼成する。その際、焼結フェライト基板の固着を防ぐためにジルコニアやアルミナ粉末をフェライト成形シート表面に塗布され焼成後に粉末を除去する。薄層の焼結フェライト基板表面の粉末除去は特に困難であり、精密電子部品などにおいては異物混入の原因となる。
【解決手段】 少なくとも一方の表面の表面粗さにおいて、中心線平均粗さ(Ra)が170nm〜800nmであり、かつ最大高さ(Rmax)が3μm〜10μmであり、最大高さの50%深さで水平方向にカットした破断面の面積占有率が10〜80%であることを特徴とする、厚みが30μm〜430μmのフェライト成形シートを焼成して、離型処理を必要としないフェライト成形シートを積層焼成して、清浄な薄層焼結フェライト基板を得る。 (もっと読む)


【課題】高い磁束密度を具えるとともに、結晶粒の粗大化を防止することができ、しかも得られる焼結体において結晶粒を制御することが可能な高強度の焼結軟磁性材料を提供すること。
【解決手段】主たる成分としての鉄(Fe)ならびに従たる成分としてのケイ素(Si)及びリン(P)を含むFe−Si−P系の焼結軟磁性材料において、該焼結軟磁性材料が、内部に分布した結晶粒界を有し、その結晶粒界に析出した、1種類もしくはそれ以上の結晶粒微細化金属元素の炭化物、窒化物、硫化物又はその混合物からなる粒子をさらに含んでなるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、複合化による特性の低化を抑制し、少ない焼結助剤の添加量であっても比較的低温で焼結することが可能であり、原料として用い、複合焼結体中に磁性体および誘電体として存在する磁性体材料と誘電体材料の透磁率、誘電率の低化を抑制した磁性体と誘電体との複合焼結体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、六方晶Baフェライト結晶と、Ca、SrおよびBaから選ばれる1種以上の元素およびTiを含有するペロブスカイト型結晶と、Liとを含有し、1GHzにおける比透磁率が1.4以上であることを特徴とする磁性体と誘電体との複合焼結体である。 (もっと読む)


【課題】比抵抗が高く、交流磁気特性(鉄損)の低い焼結軟磁性粉末成形体を提供する。
【解決手段】Feと2〜6質量%のSiと不可避の不純物とを含有する組成(但し、Niを不可避の不純物として以外は含まない)からなり、粒子間にSiが偏在して、粒子間におけるSi濃度が粒子間以外におけるSi濃度よりも高い状態になっている。 (もっと読む)


【課題】生産性を損なうことがなく、更なる高密度化を図ることが可能な圧粉体の製造方法を提供する。
【解決手段】金型2のキャビティ2a内に原料粉末を充填した後に、キャビティ2a内で原料粉末を加圧成形することによって所定の形状の圧粉体Aを製造する際に、液体潤滑剤を内包するマイクロカプセルを原料粉末中に添加し、加圧成形時にマイクロカプセルの殻から破れ出た液体潤滑剤によって金型2の内面を潤滑する。 (もっと読む)


【課題】高い初透磁率を有するZ型フェライト焼結体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】六方晶Z型フェライトのフェライト焼結体であって、18〜21mol%のBaO、9〜11.5mol%のCoO、残部をFeを主成分とし、前記焼結体の断面観察において、空孔を除いた観察面積に対する、スピネル型フェライト相の面積比率およびBaFe相の面積比率が共に1%以下であることを特徴とする。さらに、六方晶Z型フェライト焼結体の製造方法であって、Z型フェライトの化学量論組成よりもBaOリッチな組成に対して、混合した素原料を酸素中雰囲気で1300℃以上に加熱することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明により、高比抵抗低損失複合軟磁性材を提供できる。
【解決手段】本発明は、Fe系の軟磁性金属粒子と該軟磁性金属粒子の表面に被覆されたMg含有酸化物皮膜を具備してなるMg含有酸化物被覆軟磁性粒子が、シリコン化合物とMg含有酸化物被膜、低融点ガラスとMg含有酸化物被膜、または、金属酸化物とMg含有酸化物被膜のいずれかの複合化合物からなる粒界層を介して複数結合されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】カーボニル鉄コアに比較して小型化及びコイルの巻数の低減化が可能で、しかもデジタルアンプ出力の歪率を低下することがないコア材とこれを用いたチョークコイルを提供する。
【解決手段】98%以上の鉄と微量の珪素Si及び硼素Bを含む平均粒径が6μm以上11μm以下の金属磁性粉末であって、その粒子形状が平均アスペクト比が1〜3の金属磁性粉末の表面に、有機金属カップリング剤が0.1〜1.0wt%、有機金属樹脂が0.2〜0.5wt%の絶縁被膜を形成したコア材を、加圧成型した後、焼成してコアを作製する。このコアに巻線を巻回することで、チョークコイルを作製する。 (もっと読む)


【課題】高周波用トランスやリアクトル、インダクタ等に好適な、高い透磁率と良好な周波数特性をもつ圧粉磁心を形成する。
【解決手段】平均粒子径が1〜10μmの軟磁性金属粒子と、平均粒子径が5〜100nmのナノ金属磁性粒子を混合してなる複合磁性粒子を圧粉成型することを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 小型低背化、低コスト化、製品の環境温度負荷による破損に対する耐久性の向上、磁気特性の向上を同時に満足できるような線輪部品を提供する。
【解決手段】 線輪部品として、フェライトのドラム型の磁芯1に巻線2を施し、上下鍔間に、樹脂と軟磁性粉末からなる軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3を配置する構成とし、軟磁性樹脂混和物を成型した軟磁性成型物3として、25℃〜−40℃の範囲で、平均引っ張りまたは圧縮の弾性率が30MPa以下であり、−40℃以上0℃以下における平均熱膨張率が10×10-5(1/℃)以下、かつ、25℃における塑性変形率が0.4%以上であるものを採用する。 (もっと読む)


【課題】 インダクタやトランスに最適な、高い比抵抗、高い初透磁率、高い飽和磁束密度の全てを満足する焼結フェライトの提供。
【解決手段】 組成式(1−x−y−z)(Li0.5Fe0.5)O・xZnO・y(Mn,Fe)・zCuO、かつa=Mn/(Mn+Fe)であり、x,y,z,aが、0.18≦x≦0.24、0.475≦y<0.5、0.005≦z≦0.03、0≦a≦0.03を満足する材料を100質量%として、外枠量でBiを0.75質量%以上3質量%以下を含有し、比抵抗10Ωm以上、初透磁率300以上、飽和磁束密度380mT以上を満足する焼結フェライト。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鉄損(ヒステリシス損+渦電流損)が抑えられ、高周波領域まで所定の大きさの透磁率を有し、且つ、その透磁率が安定な圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末およびこの粉末を用いた圧粉磁心を提供することを目的とする。
【解決手段】鉄基軟磁性粉末表面を絶縁被膜で被覆して成る高周波用の圧粉磁心用鉄基軟磁性粉末であって、前記粉末の粒径は45μm以上180μm以下であり、且つ、前記絶縁被膜は下層側がリン酸系化成被膜よりなり、上層側がシリコーン樹脂被膜よりなる2層で構成され、前記各被膜の膜厚はそれぞれ100nm以上280nm以下である。 (もっと読む)


【課題】リアクトルコア等を構成するコア材のギャップ板に対向する接着面を該コア材を損傷させることなく効果的に処理することができ、もってコア材のギャップ板に対する剥離強度(せん断強度)を高めることのできる圧粉磁心の製造方法とリアクトルコアの製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粉末と樹脂粉末を混合攪拌してなる粉末混合体を成形型内で加圧成形することにより、加圧成形体である第1の中間体を製造する第1の工程と、第1の中間体の表面の一部または全部をリン酸水溶液等の酸性水溶液にてエッチング処理して第2の中間体を製造する第2の工程と、第2の中間体を焼鈍処理して圧粉磁心を製造する第3の工程と、からなる圧粉磁心の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れ、機械的強さの高い焼結軟磁性体を提供するとともに、焼結軟磁性体を用いた焼結可動鉄心、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】全体組成が、Si:3.0質量%以下、P:0.5質量%以下、および残部がFeと不可避不純物からなり、かつ少なくとも表層から1mm以下の表層部を除いた内部の結晶粒径が700μm以下である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】電子制御式燃料噴射装置のニードルバルブ等の電磁部材用として好適な、軟磁性鉄基焼結部材を提供する。
【解決手段】質量%で、Cr:8.0〜15.0%、Si:0.5〜7.0%を含み、あるいはさらに、Mo:3.0%以下、Cu:3.0%以下、Al:3.0%以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、金属粉末射出成形法で成形され焼結処理されてなる鉄基焼結部材とする。これにより、高い磁束密度と、高い体積抵抗率と、高い耐食性とを兼備する安価な軟磁性鉄基焼結部材となる。また、これにより、複雑な形状の電磁部材を、要求される高い精度、さらに溶製材に匹敵する高密度で製造できるという効果もある。 (もっと読む)


【課題】25〜140℃という広い温度帯域において、鉄損の絶対値とその温度変化が小さく、しかも、振幅比透磁率の絶対値が高くてその温度変化が小さいMn−Zn−Co系フェライトを提供する。
【解決手段】
Fe:52.0〜53.0mol%、CoO:0.15〜0.5mol%、ZnO:11.5〜12.5mol%、残部がMnOおよび不可避的不純物からなる基本成分組成を有するMn−Zn−Co系フェライトにおいて、当該フェライトに対して、添加成分としてBeO:10〜100massppmを含有することを特徴とするMn−Zn−Co系フェライト。 (もっと読む)


【課題】磁気特性に優れた、具体的には鉄損が小さい軟磁性粉体、軟磁性成形体およびそれらの製造方法を提供することにある。
【解決手段】軟磁性粉体1は、Al、Si等とBとを含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする。また、軟磁性粉体1aは、Al、Si等とBとを含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる粉体本体部2aと、粉体本体部2aの表面を被覆するAl、Si等の酸化物からなる酸化物被膜3aとを備える。さらに、軟磁性粉体1bは、Al、Si等を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる粉体本体部2bと、粉体本体部2bの表面を被覆するAl、Si等の酸化物からなる酸化物被膜3aおよびBの酸化物からなる酸化物被膜3bとを備える。 (もっと読む)


【課題】欠陥のない均一な表面被膜を形成することができる金属粉末の被覆方法を提供する。
【解決手段】本発明の金属粉末の被覆方法は、金属粉末(S)とその表面に被膜を形成する被膜材の溶液である被覆処理液(L)とを収容体(11)に入れて両者を接触させる接触工程と、この接触工程後またはその際中に金属粉末を乾燥させる乾燥工程とを備える金属粉末の被覆方法において、接触工程は、金属粉末を略上方へ移送する上方移送過程と上方移送過程後の金属粉末を自重によって落下させる落下過程とを金属粉末が収容体内で被覆処理液と少なくとも部分的に接触し得る雰囲気下で繰り返す遊動接触工程であることを特徴とする。この本発明によれば、接触工程中の金属粉末間の摩擦等が少なく、金属粉末表面の被覆が損傷され難い。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ケイ酸亜鉛を添加することにより、直流重畳特性に優れたNi−Zn−Cu系フェライト材料を提供するものである。
【解決手段】 スピネル型フェライトとケイ酸亜鉛からなるNi−Zn−Cu系フェライト粉末であって、該Ni−Zn−Cu系フェライト粉末の組成は、酸化物換算で、36.0〜48.5mol%のFe、7.0〜38mol%のNiO、4.5〜40mol%のZnO、5.0〜17mol%のCuO、1.0〜8.0mol%のSiOからなり、スピネル型フェライトの311面からのX線回折強度に対するケイ酸亜鉛の113面からのX線回折強度の比が0.01〜0.12であることを特徴とするNi−Zn−Cu系フェライト粉末、該Ni−Zn−Cu系フェライト粉末を用いて製膜してなるグリーンシート及びNi−Zn−Cu系フェライト焼結体である。 (もっと読む)


161 - 180 / 316