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Fターム[5E041BD01]の内容

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Fターム[5E041BD01]に分類される特許

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【課題】高周波特性と量産性の両立を図るうえで好適な構成を有する圧粉磁心およびその製造方法を提供する。
【解決手段】磁性粉末と結着剤との混合物を加圧成形して成形体を得る工程を有する圧粉磁心の製造方法であって、前記磁性粉末は、酸化鉄粉末と炭素を含有する粉末との混合粉末を非酸化性雰囲気中で熱処理して得られたものであり、Feを主成分とする金属微粒子と、前記金属微粒子を被覆するグラファイトを備え、前記磁性粉末の平均粒径が2.0〜15.0μmであり、前記加圧成形後の圧粉磁心における前記磁性粉末の占積率を70〜98vol%の範囲とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率μおよび高い電気抵抗率ρを共に有する特性と柔軟性とを有する厚さが200μm以下の磁性金属粉焼結シートの製造方法を提供する。
【解決手段】調整工程P6で調整されたスラリーからシート化工程P7において所定厚みの生シート38に成形され、焼結工程P8においてその生シート38に熱処理を施すことによりその生シート38中のバインダー( 有機質結合材) Bを焼失させるとともに、その生シート38中の軟磁性金属粉Mを相互に焼結させて多気孔性の磁気シート( 磁性金属粉焼結シート)22とされるので、高い透磁率μおよび高い電気抵抗率ρを共に有する特性と柔軟性とを有する厚さが200μm以下の磁性シート22が得られる。 (もっと読む)


【課題】高密度のみならず強度にも優れた圧粉磁心を提供する。
【解決手段】本発明の圧粉磁心は、絶縁皮膜で被覆された軟磁性粉末の粒子表面上にさらにシランカップリング剤からなるカップリング層を設けた磁心用粉末とシリコーン樹脂粉末とを混合した混合粉末を、その樹脂粉末が軟化する温間状態で加圧成形た圧粉体を加熱して得られる。この圧粉磁心は、少量のシリコーン樹脂が磁心用粉末の粒子間にできる隙間に巧く充填されて熱硬化したものであるため、従来になく高密度と高強度の両立が可能である。 (もっと読む)


【課題】鉄損の極小値が120〜140℃の温度範囲に存在し、しかも、130℃の温度における鉄損の絶対値が小さいMn−Zn系フェライト材料を提供する。
【解決手段】Fe:52.0〜53.0mol%、ZnO:10.0〜12.5mol%、残部がMnOおよび不可避的不純物からなる基本成分組成を有するMn−Zn系フェライトにおいて、当該フェライトに対して、添加成分としてSiO:50〜500massppm、CaO:200〜2000massppm、Nb:50〜500massppmおよびBeO:10〜100massppmを含有することを特徴とするMn−Zn系フェライト。 (もっと読む)


【課題】Mg含有酸化膜被覆の厚みを厚くすることなく、Mg含有酸化膜被覆軟磁性金属粉末のMg含有比率を向上させる。
【解決手段】軟磁性金属粉末とマグネシウム粉末とを含む配合粉末5を、マグネシウム粉末の気化温度以上の温度で加熱して、前記軟磁性金属粉末の表面に酸化マグネシウムを含む酸化膜皮膜が形成された熱処理後粉末とする熱処理工程と、熱処理後粉末にマグネシウム蒸気を供給する蒸気供給工程とを備えるMg含有酸化膜被覆軟磁性金属粉末の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】高周波領域において透磁率の低下が少なく、ミリ波領域まで優れた電磁波吸収特性を有する磁性体を提供する。
【解決手段】複数の磁性材料粒子と、該磁性材料粒子間に存在する、少なくともヤング率が900GPa以上でかつデバイ温度が900K以上の炭素構造材料とからなる磁性体。 (もっと読む)


【課題】熱暴走の発生を十分に防止でき、高温条件下における使用に好適なフェライト焼結体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るフェライト焼結体は、それぞれ酸化物に換算したとき、52〜54モル%のFe、35〜42モル%のMnO、及び、6〜11モル%のZnOからなる主成分と、所定量のCo、Ti、Si及びCaを含む副成分とを含有しており、励磁磁束密度200mT及び周波数100kHzの磁界中において、電力損失が極小値を示す温度(ボトム温度)が120℃よりも高く且つボトム温度における電力損失が350kW/m以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 要求される特性レベルを高いレベルに維持したまま製造コストの低減が図れ、かつ、耐チッピング性を向上させることができる電波吸収体を提供する。
【解決手段】 本発明のMnZn系フェライト焼結体からなる電波吸収体は、酸化鉄がFe23換算で45.0〜49.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で19.0〜23.0モル%、および酸化マンガンがMnO換算で28.0〜36.0%からなる主成分を有し、この主成分100重量部に対して、副成分として酸化コバルト、酸化ケイ素、酸化バナジウム、酸化カルシウム、および酸化ニオブをそれぞれ所定量含有してなるように構成される。 (もっと読む)


【課題】 インダクタ、アンテナ、トランスなどの巻線部品のコア材として最適な、高い初透磁率、高い飽和磁束密度、高い比抵抗の全てを満足する焼結フェライト材料の提供。
【解決手段】 組成式(1−x−y−z)(Li0.5Fe0.5)O・xZnO・yFe、zCuOであり、x,y,zが、0.14≦x≦0.19、0.48≦y<0.5、0≦z≦0.03を満足する材料を100質量%として、外枠量でBiを0.5質量%以上3質量%以下を含有し、比抵抗10Ωm以上、初透磁率200以上、飽和磁束密度が23℃で430mT以上、100℃で380mT以上を満足する焼結フェライト材料。 (もっと読む)


【課題】生産性の向上および磁気特性の向上を図ることができる軟磁性材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鉄と酸素を含有する軟磁性粉末の表面に、金属あるいは半金属からなる被膜を形成する(ステップS102)。この場合、被膜の表面にシリコン含有膜を形成するのが好適である。続いて、軟磁性粉末に圧縮成形を行うことにより成形体を作製する(ステップS103)。被膜は、延性の大きな金属膜あるいは半金属膜であるから、圧縮成形により作製される成形体の密度が高くなり、かつ被膜にクラックなどの損傷の発生が防止される。上記のようにシリコン含有膜を形成する場合も同様である。次に、成形体に熱処理を行うことにより、成形体を構成する軟磁性粉末の表面および界面を酸化して酸化膜を形成する(ステップS104)。このような酸化膜により渦電流損失の発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】 広い周波数帯域で、高い初透磁率が得られるMnZnフェライトコアを提供すること。
【解決手段】 主成分がMnO、ZnO、Fe23であるMnZnフェライトであって、副成分としてSiO2が0〜0.005wt%、CaOが0.02wt%〜0.2wt%、MoO3が0.05wt%〜0.5wt%、K2Oが0.01wt%〜0.2wt%、Bi23が0.005wt%〜0.1wt%、Nb25が0.005wt%〜0.05wt%を含み、且つB23が0.001wt%〜0.1wt%、P25が0.001wt%〜0.1wt%の少なくとも1種を含有するMnZnフェライトとし、得られたMnZnフェライトの焼成体の表面にMoO3とCaOを含む析出相を有し、平均結晶粒径が30μm以上、100μm以下、焼成体の比抵抗が20Ωcm以上、100Ωcm以下とすることで、周波数1kHz時の初透磁率が12,000以上、周波数150kHz時の初透磁率が12,500以上であるMnZnフェライトコアが得られる。 (もっと読む)


【課題】フェライト層でのクラックの発生を抑制できるフェライトペースト、及び積層型セラミック部品の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るフェライトペーストは、フェライト粉末と有機ビヒクルとを含有し、有機ビヒクルは、ポリビニルアセタール系樹脂とエチルセルロースとからなるバインダと有機溶剤とを含有する。フェライトペーストに含まれるバインダの含有量は、フェライト粉末100重量部に対して3.0重量部〜5.0重量部であり、ポリビニルアセタール系樹脂の含有量は、フェライト粉末100重量部に対して0.5重量部以上1.0重量部未満である。エチルセルロースの含有量は、バインダの含有量からポリビニルアセタール系樹脂の含有量を除いた残部である。 (もっと読む)


【課題】コアロスが低減された射出成形軟磁性体、軟磁性混練物を提供すること。
【解決手段】軟磁性粉末と有機高分子とを含有する射出成形軟磁性体であって、軟磁性粉末として、質量%でSi:7〜9%を含むFe基軟磁性合金の粉末を用いる。また、軟磁性粉末と有機高分子とを含有する軟磁性混練物であって、軟磁性粉末として、質量%でSi:7〜9%を含むFe基軟磁性合金の粉末を用いる。 (もっと読む)


【課題】 高い初透磁率と高い比抵抗を同時に実現し、高インピーダンス特性を有する高透磁率MnZnフェライトの製造方法を提供すること。
【解決手段】 高透磁率MnZnフェライトの焼成工程において、500℃から保持温度までの昇温過程における昇温速度を350℃/hr以上、前記昇温過程における酸素濃度を体積百万分率で10000ppm以下とし、保持温度での酸素濃度を2段階とし、1段目の保持酸素濃度を20vol%以上、2段目の保持酸素濃度を5vol%以上30vol%以下、1段目の保持時間を2時間以上20時間以下、2段目の保持時間を1時間以上4時間以下とし、冷却過程の酸素濃度が、酸素濃度PO2と温度Tの関数であるlog(PO2)=−A/T+Bで規定され、前記関数におけるAは、8000以上18000以下とすることにより、高い初透磁率と高い比抵抗を同時に実現し、高インピーダンス特性を有する高透磁率MnZnフェライトの製造方法が得られる。 (もっと読む)


【課題】高周波特性に優れ、かつ、透磁性に優れた圧粉磁心を得ることのできる圧粉磁心の製造方法を提供する。
【解決手段】表面に絶縁酸化被膜を有する軟磁性金属粒子をプレス成型した後、酸素分圧1013Pa以下の雰囲気中で熱処理することを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 広い周波数帯域において高透磁率を示すMnZnフェライトを提供することにある。
【解決手段】 Fe23、ZnO、MnOを主成分とし、副成分としてSiO2を0〜0.005wt%、CaOを0.05wt%〜0.2wt%、MoO3を0.05wt%〜0.5wt%、Bi23を0.005wt%〜0.1wt%、B23を0.005〜0.1wt%、P25を0.005wt%〜0.1wt%の範囲で含有することにより広い周波数帯域において高透磁率を示す材料を提供することが出来る。 (もっと読む)


【課題】本発明により、高強度高比抵抗低損失複合軟磁性材を提供できる。
【解決手段】本発明は、Fe系の軟磁性金属粒子と該軟磁性金属粒子の表面に被覆されたMg含有酸化物皮膜を具備してなるMg含有酸化物被覆軟磁性粒子が、焼成処理により得られた複合化合物からなる絶縁性の粒界層を介し複数結合され、前記粒界層中に少なくともFeと2価金属とMgとOが拡散され、前記粒界層が前記Feと2価金属とMgの複合酸化物を主体としてなるとともに、前記Mg含有酸化物被覆軟磁性粒子間に位置する粒界層中に2価金属の高濃度領域と低濃度領域とが存在し、前記粒界層中にFeの高濃度領域と低濃度領域とが存在することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
耐熱性のある絶縁被膜を有する磁性粉および比抵抗が高く、鉄損等の少ない圧粉磁心の圧粉成形体を安価に提供すること。
【解決手段】
鉄粉末または鉄を主成分とする合金粉末の表面に形成されたフッ化物層を有する磁性粉の圧粉成形体であって、フッ化物層と鉄粉末の間に下地層を形成することでフッ化物膜の被覆性を改善し、これによって安価な鉄粉を適用できるようにした圧粉磁心。 (もっと読む)


【課題】少なくとも軟磁性粉末の表面に、珪素元素を含有させ、圧粉磁心の損失を低減することができる磁心用粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素元素を含む鉄粉11aの表面に浸珪処理を行う工程を少なくとも含む磁心用粉末の製造方法であって、前記浸珪処理工程において、前記鉄粉11aの表面に、少なくとも二酸化珪素の粉末21aを接触させ、該二酸化珪素の粉末21aを加熱することにより酸化珪素から珪素元素を脱離させ、該脱離した珪素元素を前記鉄粉21aの表層に浸透拡散させることにより前記浸珪処理を行う。 (もっと読む)


【課題】従来の磁性材料であるスピネルフェライトやガーネットフェライトを用いて30GHzから300GHz帯の非可逆素子を実現しようとすると、巨大な永久磁石が必要であり、実用に適したミリ波帯非可逆素子を実現することが極めて難しかった。
【解決手段】この問題を解決するために、本発明では、化学式がMxFe2-xO3(ただし、0<x<2)で、MはIn, Ga, Al, Sc, Cr, Sm, Yb, Ce, Ru, Rh, Ti, Co, Ni, Mn, Zn, Zr, Yの少なくとも1種からなり、かつε相ヘマタイトの結晶構造を有する磁性材料を用いたミリ波帯非可逆素子を提案する。このε相ヘマタイトを主相とする磁性材料は、室温で巨大な保磁力と異方性磁界を有しており、この素子を動作させるための永久磁石を含む磁気回路の寸法を著しく低減できるだけでなく、最適設計によっては全く不要とすることが可能である。 (もっと読む)


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