説明

Fターム[5F173AA48]の内容

Fターム[5F173AA48]に分類される特許

81 - 100 / 231


【課題】電流ブロック層におけるリーク電流の一層の低減を図ることができる半導体発光素子を提供する。
【解決手段】半導体発光素子は、(A)第1導電型を有する第1化合物半導体層(以下、層と略称する)21、活性層23、及び、第2導電型を有する第2層22から構成された発光部、並びに、(B)発光部の側面に接して設けられた、第1導電型を有する第3層43、及び、第2導電型を有する第4層44から構成された電流ブロック層40を備え、第1層21を第1導電型とするための不純物は、第1層21における不純物の置換サイトが、第2層22を第2導電型とするための第2層22における不純物の置換サイトと競合しない不純物から成り、第3層43を第1導電型とするための不純物は、第3層43における不純物の置換サイトが、第4層44を第2導電型とするための第4層44における不純物の置換サイトと競合する不純物から成る。 (もっと読む)


【課題】メサの表面の酸化膜を十分に除去して、レーザ特性及び信頼性を向上させることができる半導体レーザ素子の製造方法を得る。
【解決手段】p型InP基板11上に、p型InPクラッド層12、AlGaInAs下光閉込層13、AlGaInAs―MQW活性層14、n型AlGaInAs上光閉込層15、n型InPクラッド層16からなる半導体積層構造を形成する。次に、SiO膜をマスクとしてウェットエッチングを行い、半導体積層構造にメサを形成する。次に、水素プラズマを用いてメサの表面を清浄化させる。次に、メサの表面を覆うようにp型InP埋込層17を形成する。そして、p型InP埋込層17上に、n型InP電流ブロック層18、p型InP埋込層19及びn型InP埋込層20を形成してメサの周囲を埋め込む。 (もっと読む)


【課題】活性層にAlを含んでいなくても、より高い光出力を実用的な動作時間出すことができる半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】多重量子井戸活性層3は、2層の量子井戸層3aと、各量子井戸層3aの両側に設けられた障壁層3bと、ガイド層3c,3dを有している。上記量子井戸層3aはIn1-v1Gav1As1-w1w1結晶からなり、障壁層3bはIn1-v2Gav2As1-w2w2結晶からなる。ここで、v1,v2はv1<v2を満たし、w1,w2はw1<w2を満たす。また、障壁層3bはGaAs基板に対して引っ張り歪を有し、量子井戸層3aはGaAs基板に対して圧縮歪を有する。ガイド層3c,3dはGaAs基板に対して略格子整合し、隣接する障壁層の厚さよりも厚い。 (もっと読む)


【課題】コンタクト層との成長界面の抵抗を抑制することが可能な半導体レーザ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】n型GaAs基板10の表面に、クラッド層12、32、活性層13、49、クラッド層14、36、エッチングストップ層15、37、クラッド層16、38、キャップ層18、40、及び保護層19、41等を有する構造体を形成し、この構造体の保護層19、41の表面に酸化シリコンを形成し、パターニングされたマスク45、46として、エッチングストップ層15、37までエッチング加工を行い、レーザ光を放出するストライプ構造の光導波路構造部48、49を形成し、マスク45、46上に開口を有し、光導波路構造部48、49を被う電流ブロック層51を形成し、マスク45、46及び保護層19、41をエッチング除去して、その後、キャップ層18、40及び電流ブロック層51を被うコンタクト層53を形成する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】垂直形状のリッジ部を有し、電流狭窄層の側面にボイドが発生せず、かつ電極の非対称性に起因する応力分布の異常が生じない半導体レーザ素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板と、半導体基板1上に第1クラッド層2、活性層3および第2クラッド層4が積層された化合物半導体層と、化合物半導体層上の一部にストライプ状に形成されたリッジ部12と、化合物半導体層上およびリッジ部12の側面に形成された電流狭窄層7と、リッジ部12上面および電流狭窄層7を覆って形成された電極8、9a、10とを備える。電極8、9a、10は、電流狭窄層7上面およびリッジ部上面に形成された第1の電極層8と、電流狭窄層7の側面および第1の電極層8上面に密着して形成された第2の電極層9aと、第2の電極層9a上面および側面に形成された第3の電極層10とを有し、第2の電極層9aの両側面に形成された膜厚が等しい。 (もっと読む)


【課題】部品点数を減らして光学系の構成を簡素化可能な発光波長の異なる複数個の半導体発光素子を有する半導体発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基板30上に、エピタキシャル成長法により、少なくとも第1導電型第1クラッド層32、第1活性層33および第2導電型第2クラッド層34を積層させた第1積層体ST1を形成する。次に、第1積層体ST1上に、エピタキシャル成長法により、少なくとも第1導電型第3クラッド層49、第2活性層50および第2導電型第4クラッド層51を積層させた第2積層体ST2を形成する。ここで、少なくとも第1活性層33と第2活性層38を、それぞれ組成を異ならせて形成する。次に、第2半導体発光素子形成領域の第2積層体ST2を残して、他の領域の第2積層体ST2を除去する。 (もっと読む)


【課題】 モノリシック型2波長半導体レーザ装置において、従来から使用されている半導体層の組成変更または設計変更をする必要がなく、リッジ導波路の形成が容易な半導体レーザ装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 リッジ導波路の形成において、第1および第2キャップ層を選択的にエッチング可能なエッチャントで、第1および第2キャップ層を同時にエッチングする。次に、第3クラッド層の一部と、中間層と、第6クラッド層の一部とを選択的にエッチング可能なエッチャントで、3クラッド層の一部と、中間層と、第6クラッド層の一部とを同時にエッチングする。第3クラッド層の残部を選択的にエッチング可能なエッチャントで、第3クラッド層の残部をエッチングし、第6クラッド層の残部を選択的にエッチング可能なエッチャントで、第6クラッド層の残部をエッチングする。 (もっと読む)


【課題】有機シラン系原料を用いた厚膜の誘電体膜をマスクとして用いる場合であっても、多層半導体層の最表層における変質物の残留を抑止することができる半導体光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】マスクとして用いた厚膜の誘電体膜7を除去した後、塩酸系エッチャントを用いて第2のキャップ層6を選択エッチングする。このとき、第2のキャップ層6の表面に存在する変質物Dがマスクとして機能し、エッチングレートの低い結晶面が露出したところで第2のキャップ層6のエッチングが止まってしまうことが生じ得る。そこで、塩酸系エッチャントによるエッチングに引き続き、リン酸系エッチャントを用いて、第1のキャップ層5を選択エッチングすることにより、第1のキャップ層5に残留する第2のキャップ層6の一部と変質物Dとを、第1のキャップ層5と共にクラッド層4の表面から除去する。 (もっと読む)


【課題】利得ピーク波長を例えば1.55μm帯の中心付近に保持しながら、その長波長側のみならず短波長側をも包含する広い波長領域で平坦な利得スペクトル及び低い雑音指数を実現し、且つ波長間利得差を小さく抑える高信頼性のSOAを得る。
【解決手段】半導体基板としてInP基板11を用い、活性層14として、GaInAsを材料としてなる伸張歪が印加されたバリア層14aと、GaInNAsを材料としてなる無歪の井戸層14bとが交互に複数層、ここでは井戸層14bが4層、バリア層14aが5層積層されたMQW構造を適用してなる偏波無依存型のSOAを提示する。 (もっと読む)


【課題】除去可能な突起物を把握でき、半導体層の表面から突出する突起物を適切に除去することができる半導体光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】この半導体光素子の製造方法では、表面処理工程において、エッチングによってキャップ層5の表面から除去される突起物は、キャップ層5の表面に形成されたレジスト層22の厚さよりも高い突起物A1,C2に限定される。したがって、形成するレジスト層22の厚さに基づいて、除去可能な突起物の高さを予め把握できるので、過不足のないエッチングによって、キャップ層5の表面から突出する突起物を適切に除去できる。レジスト層22の厚さを変えながらステップS11〜S17を繰り返すことにより、ウエハの不必要なエッチングを防止しつつ、突起物をより完全に除去できる。 (もっと読む)


【課題】偏波無依存性が改善された量子ドットを利得媒質とする。
【解決手段】半導体基板11上に形成した、半導体基板11よりも格子定数が大きく、平均歪み量が0%以上、1%以下である量子ドット12aと、量子ドット12a上に形成した、半導体基板11よりも格子定数が小さく、半導体基板11に対する格子不整合量の大きさが量子ドット12aの格子不整合量以上であって、平均歪み量が0%以上、1%以下であるバリア層13と、により偏波特性を制御するようにした。これにより、偏波無依存の量子ドット12aを備えた光半導体装置10を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 電流リークパスの形成を防止することにより、活性層への電流注入効率を向上させることができる半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】 半導体レーザ素子1では、p型の下部クラッド層21の側部21bを覆うように、半導体基板11の一面側と半導体メサ部12の側部とにn型の電流ブロック層13が設けられている。また、半導体メサ部12の側部のうち、電流ブロック層13によって覆われていない部分を覆うように、電流ブロック層13の一面側と半導体メサ部12の側部とに半絶縁性の埋込層14が設けられている。これにより、下部クラッド層21から埋込層14への電流リークパスの形成を防止できる。また、電流ブロック層13と、上部SCH層26、上部クラッド層23、及びコンタクト層24との間の電流リークパスの形成も防止できる。 (もっと読む)


【課題】 発振の横モードの単一化を図ることができると共に半導体基板の転位の影響を低減することができる半導体光素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る半導体光素子1Aの製造方法では、Alを含む半導体材料からなる活性層30を有する半導体メサ部2Bを平均転位密度が500cm−2以上5000cm−2以下である半導体基板10上に形成する工程と、活性層30の酸化を防止する酸化防止層62を、半導体メサ部2Bの側面のうち少なくとも活性層30の側面上に形成する工程と、半導体メサ部2Bの側面上に、半導体メサ部2Bを埋め込む埋め込み層70を酸化防止層62を覆うように形成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】発光素子は、高出力で高速応答性、高信頼性の発光素子が求められている。特に装置産業においては過酷な環境下でも長時間の使用に耐えうることは重要であり、通電後の使用においてその特性の変動が極めて少ないことが望まれている。多重量子井戸活性層と電流狭窄構造を有する垂直共振器型発光素子において、良好な初期特性と共に高い信頼性を提供する。
【解決手段】多重量子井戸構造と電流狭窄構造を用いた垂直共振器型発光素子において、量子井戸活性層をノンドープとし、キャリア濃度について、p側を1E18cm−3以上、2E18cm−3以下、かつ、n側を5E17cm−3以下にする。 (もっと読む)


【課題】高次モードに対して基本モードに充分な利得差を与えることが可能な面発光半導体レーザを提供する。
【解決手段】面発光半導体レーザ11では、活性層15は、第1のDBR13上に設けられている。第2のDBR17は、第1の部分21および第2の部分23を含む。第1および第2の部分21、23は所定の軸Axの方向に配置されている。III−V化合物半導体領域19は、第2のDBR17における第1の部分21の周囲に設けられている。第2のDBR17の第1の部分21は、第2のDBR17の第2の部分23と活性層15との間に設けられている。第2のDBR17において、第1の部分21は半導体積層20aからなり、第2の部分23は誘電体積層20bからなる。第1のDBR13、活性層15および第2のDBR17は、所定の軸Axの方向に配置されている。 (もっと読む)


【課題】活性層へのZnの拡散が効果的に抑制されると共に信頼性が高い半導体光素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 まず、第1導電型の半導体基板10上に活性層30を含む半導体メサ部2B上を形成する。次に、半導体メサ部2Bを埋め込むように埋め込み層70Aを形成する。埋め込み層70Aは、p型第1埋め込み層70a、p型第4埋め込み層70b及びp型第2埋め込み層70bを含む。p型第1埋め込み層70aは、n型不純物及びp型不純物(Zn)がドープされたInPからなる。次に、半導体メサ部2Bのキャップ層50を除去する。これにより、半導体メサ部2Mが得られる。次に、半導体メサ部2M及び埋め込み層70A上にクラッド層40b及びコンタクト層80を形成する。次に、電極90a及び電極90bを形成する。 (もっと読む)


【課題】逆方向ESD耐圧を向上可能な構造を有する半導体光素子を提供する。
【解決手段】半導体光素子11において、半導体メサ13は、第1の部分13aおよび第2の部分13bを含む。第1のp型埋込層15は、第1の部分13aの側面13c上に設けられ、第1のn型埋込層17は、第1のp型埋込層15上に設けられ、第2のp型埋込層19は第2の部分13bの側面13d上に設けられ、第2のn型埋込層21は、第2のp型埋込層19上に設けられる。第1の部分13aは当該半導体光素子11の端面11cを有し、第2の部分13bは第1の部分13aに隣接している。活性層23は、例えば量子井戸構造を有している。第1および第2の部分13a、13bの各々は、活性層23、n型クラッド領域25およびp型クラッド領域27を含む。第1のp型埋込層15のp型ドーパント濃度NP1は第2のp型埋込層19のp型ドーパントの濃度NP2より低い。 (もっと読む)


【課題】製造容易で広帯域な利得スペクトル幅を有し、長時間安定して発光する光半導体素子を実現する。
【解決手段】素子内における共振が抑制され、GaAs基板11上に0.9μm以上かつ1.2μm以下の中心波長λcで発光する発光層が積層されている光半導体素子10において、発光層が、第1の中心波長例えば1.06μmで発光する第1のInXGa1-XAs量子ドット層(0≦x≦1)、第1の中心波長とは異なる第2の中心波長例えば1.09μmで発光する第2のInXGa1-XAs量子ドット層(0≦x≦1)とを含む多重量子ドット層である。このため、多重量子ドット層間の転位が回避される。 (もっと読む)


【課題】広い温度範囲および様々な通信速度において低消費電力で安定して動作する半導体レーザ素子ならびにそれを用いた発光モジュール、光伝送モジュールおよび電子機器を提供する。
【解決手段】半導体基板上に、バッファ層、下クラッド層、活性層、第1の上クラッド層、第2の上クラッド層、およびキャップ層、を含み、バッファ層のエネルギバンドギャップの大きさは、半導体基板のうちバッファ層に最も近接している領域と下クラッド層のうちバッファ層に最も近接している領域との間にあり、第2の上クラッド層のうちキャップ層に最も近接している領域のキャリア濃度およびキャップ層のうち第2の上クラッド層に最も近接している領域のキャリア濃度がそれぞれ第2の上クラッド層の他の少なくとも一部の領域よりも高い半導体レーザ素子、それを用いた発光モジュール、光伝送モジュールおよび電子機器である。 (もっと読む)


【課題】広い環境温度範囲内で高い周波数における高速変調が安定して得られかつ低消費電力で動作が可能な発光モジュールを提供する。
【解決手段】発光モジュールは、半導体レーザ素子、集積回路素子、電源端子、およびグランド端子を含み、レーザ素子は第1電極、第1導電型半導体基板、第1導電型バッファ層、第1導電型下クラッド層、活性層、第2導電型上クラッド層、第2導電型キャップ層、および第2電極をこの順で含み、下クラッド層は半導体基板に比べて大きなエネルギバンドギャップを有し、バッファ層は半導体基板のバンドギャップ以上で下クラッド層のバンドギャップ以下の範囲内のバンドギャップを有し、集積回路素子はレーザ素子の動作電流を制御する能動素子を含み、この能動素子とレーザ素子はグランド端子と電源端子との間で直列接続されている。 (もっと読む)


81 - 100 / 231