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Fターム[5G026BB27]の内容

Fターム[5G026BB27]に分類される特許

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【課題】粒径を微細化し、比表面積を増大させた耐弧成分を含有する接点材料の耐電圧特性を向上させる。
【解決手段】微細化された耐弧成分の粉末に所定の圧力を加えて圧粉体とし、この圧粉体に少なくとも導電成分のCuを溶浸し、Cuと耐弧成分と必要により第3成分を含有した合金からなる接点6、7を有する真空バルブ用接点材料であって、原料のままの粉末時、所定の圧力を加えて成形した圧粉体時、Cuを溶浸して合金にした時、のいずれかのとき、耐弧成分に付着している酸化物質を除去する熱処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶着引き外しが容易な接点材料とその製造方法を得る。
【解決手段】CuとCrとTeからなる接点材料において、Cuを主体とした母材中にCr粒子、Te−Cu−Cr相とCu−Te相とが混在したCu−Cr−Te粒子、Cr−Te粒子が分散し、且つ母材とCr粒子との粒界にTe含有相を形成し、Cr含有量が40質量%以上50質量%以下、Te含有量が0.1質量%以上2.0質量%以下で、残部がCuである。製造方法は、混合粉末を焼結型に充填し、温度700℃以上1080℃以下、圧力30MPa以上200MPa以下でパルス通電加圧焼結を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内部のTeの分散性が均一で且つ低サージ性能に優れた接点材料を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明による接点材料は、Cuを主体とした母材中に、WC粒子と、CuTe相の周囲をCuTe相が囲んだ相とが分散した組織とし、且つ相対密度を理論密度の90%以上とする。この接点材料は、1μm以上10μm以下の平均粒径を有するCu粉末と、75μm以上150μm以下の平均粒径を有するWC粉末と、1μm以上50μm以下の平均粒径を有するTe粉末とを混合する工程と、得られた混合物を圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で焼結する工程と、得られた焼結体を再度圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で再焼結する工程とを有する製法により得られる。 (もっと読む)


【課題】接点部材と台金との接合面に隙間が生じるのを防止し、密着性を向上させた真空バルブ用接点材料の製造方法を得る。
【解決手段】電極棒にろう付けされる円盤状の台金2と、台金2のろう付け面2aの反対側の接合面2bに設けられる接点部材1とを、焼結により一体に形成する真空バルブ用接点材料の製造方法であって、台金2の外周側面2cに、ろう付け面2a側の外径が接合面2b側の外径より小さくなるようなテーパ面を形成しておき、接点部材1を構成する複数種の金属粉末の混合材料で台金2の接合面2bと外周側面2cとを覆って型押した後、焼結により台金2と接点部材1とを密着させて一体化した。 (もっと読む)


【課題】接点の接触面に微細な組織を持つ導電成分と耐弧成分との合金層を容易に形成する。
【解決手段】接離自在の一対の接点を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点において、接点は、導電成分層20と、導電成分層20面に形成された接触面となる合金層22とで構成され、合金層22は、導電成分層20に耐弧成分層21を設け、この耐弧成分層21と導電成分層20の耐弧成分層21側の所定量とをエネルギー照射で溶融し、導電成分と耐弧成分とを混合するとともに、耐弧成分の粒子23bを微細化したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、溶着引離し力が小さく、優れた通電性能,遮断性能を有する電気接点を提供することにある。
【解決手段】クロム,銅、およびテルルを含み、銅マトリックス中にクロムと銅とテルルからなる金属間化合物およびクロムが分散した組織を有する電気接点であって、該金属間化合物が銅マトリックスの結晶粒内および粒界、並びにクロムと銅の界面に存在することを特徴とする電気接点。 (もっと読む)


【課題】遮断性能の良い真空バルブ用電気接点、及び大容量化に対応可能な真空開閉機器を提供する。
【解決手段】本発明の電気接点は、接点層と、前記接点層に対し導体に接続する側に設けられた高導電層の少なくとも2つの層を有する電気接点であって、前記接点層はCrとCuとTeを含む焼結体よりなり、前記高導電層はCuと炭素繊維を含む焼結体からなり、前記接点層と前記高導電層の間にCr炭化物が存在することを特徴とする。炭素繊維により高導電層の導電性を向上させるとともに、導電層と接点層との間にCr炭化物が存在することにより、層間の剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】圧力を伴わない簡単な方法で接点と通電棒と外部操作部や配線に連結するためにネジ部とを一体化し且つ各部の部品寸法を容易に確保できる真空バルブの接触子構造及びその製造方法を提供する。
【解決手段】無酸素銅のブロックの通電棒用母材27を内装したオーステナイト系ステンレスの底部25付き筒状体26の開口部に銅−クロム焼結体の成形体28を載置し、その上に無酸素銅のブロックの溶浸材29を載置する。この組立品30を水素雰囲気にて1200℃で加熱して通電棒用母材27及び溶浸材29を溶融させる。溶浸材29は成形体28の多孔性の孔部分を充填し、剰余は筒状体26内に滴下して通電棒用母材27と一体となって筒状体26内を満たし、冷却により凝固し、仕上げ前の接点32、筒状体26、通電棒用母材27それぞれの界面が強固に結合される。kの後、筒状体26の下部外周にオネジ部が形成される。 (もっと読む)


【課題】遮断性能、耐電圧性能及び溶着引き外し性を兼ね備えた接点材料とその製造方法を得る。
【解決手段】CuとCrとTeからなる接点材料において、Cuを主体とした母材中にCr粒子、Te−Cu−Cr相とCu−Te相とが混在したCu−Cr−Te粒子、Cr−Te粒子が分散し、且つ母材とCr粒子との粒界にTe含有相を形成し、Cr含有量が40質量%以上50質量%以下、Te含有量が0.1質量%以上2.0質量%以下で、残部がCuである。製造方法は、混合粉末を焼結型に充填し、温度700℃以上1080℃以下、圧力30MPa以上200MPa以下でパルス通電加圧焼結を行う。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、二層以上からなる電気接点において、焼結時あるいは通電時における反り変形を抑え、優れた熱・電気伝導性を有する電気接点の適切な構造を提供することにある。
【解決手段】
本発明の電気接点は、円盤形状を有し、厚さ方向に接点層と高導電層との2つの層からなり、接点層は、CrとCuとTeから、高導電層は、Cuが主成分であり、前記高導電層は、接点面と反対側の面に、電気接点と同心円の溝を1本または複数本有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Cu−Cr合金母材の表面に厚いCr微細分散層を形成して耐電圧や遮断性能を向上できる真空遮断器の電極接点部材、及びCr微細分散層を容易に形成できて、製造が簡単な真空遮断器の電極接点部材の製造方法を提供する。
【解決手段】真空遮断器の電極接点部材は、Cuの含有量が40〜80重量%とCrの含有量が20から60重量%とを含むCu−Cr合金母材1の表面に、摩擦攪拌による表面処理で形成した厚さ500μm〜3mmのCr微細分散層2を形成する。Cr微細分散層2は、表面の平坦化処理を施して使用する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、Cr含有量やCr粉末粒径と低融点金属添加量との関係を適正化し、最適な組織および組成からなることで、溶着引離し力の低減効果を十分に発揮し、優れた遮断性能と通電性能を有するとともに、真空遮断器等の大幅な小型化を可能とする電気接点を提供することにある。
【解決手段】
本発明の電気接点は、CuとTeと耐火性金属とからなる焼結体であり、耐火性金属の原料粉末の平均粒径をdhp(μm)、耐火性金属の含有量をChp(重量%)としたとき、Teの含有量CTe(重量%)が次の式(1)の範囲にあるものである。
Te=Chp{(1.4/dhp2)+8.75×10-4}±0.005 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】耐弧成分の測定方法から導電成分が固溶した耐弧成分を把握し、耐電圧特性や遮断特性を向上させる。
【解決手段】真空の絶縁容器2内に接離自在の一対の接点13a、13bを有する真空バルブに用いられる導電成分と耐弧成分と必要により補助成分とで構成される真空バルブ用接点材料において、湿式化学分析法により求めた耐弧成分の含有率をAとし、光学顕微鏡の組織写真から求めた耐弧成分の含有率をBとしたとき、これらの間には、B≧1.1×Aの関係があり、前記耐弧成分に前記導電成分が固溶し、遮断特性、耐電圧特性を向上させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電極棒との接合性が良好で、低サージ性と遮断性能及び耐電圧性能を兼ね備えた真空バルブ用電気接点とその製法、並びに、この電気接点を備えた真空バルブ用電極と真空バルブ及び真空遮断器を提供する。
【解決手段】接点面を形成する母材を導電性金属と電流遮断時に溶融揮散する低融点金属を含むもので形成し、その表面を電流遮断時に溶融せずに固体の状態を保持する金属よりなる金属被覆層で覆う。金属被覆層を設けたことで、電気接点を電極棒に接合する際に接合界面に低融点金属が侵入するのを阻止でき、接合不良や剥離が生ずるのを防止できる。また、低融点金属が接点面以外の部分から揮散するのを阻止したことで、低サージ性と遮断性能及び耐電圧性能を良好に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】遮断性能、耐電圧性能及び耐溶着性を維持しつつろう付け強度も確保できる接点材料とその製造方法を得る。
【解決手段】Cu主体の母材中に、粒径38μm以上150μm以下のCr粒子と、Cu、Cr及びTeからなる化合物であってCu-Te相およびTe-Cu-Cr相の二つの相から構成された粒径0.1μm以上100μmの以下化合物とが分散した接点材料であり、Crが20質量%以上40質量%以下、Teが0.1質量%以上1.5質量%以下、Cuが残余であり、密度比が90%以上である。その製造方法は、混合粉末を加圧成形して密度比75%以上とした圧粉体を、1060℃以上1083℃未満で加熱焼結する。 (もっと読む)


【課題】接点材料の耐弧成分に組織としての方向性を持たせることにより、遮断特性と耐電圧特性の向上を図った真空バルブ用接点材料、その製造方法および真空バルブを提供する。
【解決手段】接点材料の断面組織に直交する2直線x、yを通過させるとして、通電方向に垂直な直線xにおける前記境界部の通過回数Xと、通電方向に平行な直線yにおける前記境界部の通過回数Yとを比べた時、両者が10%以上異なるようにしたことを構成上の特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 優れた遮断特性と耐電圧特性とを兼備した真空バルブ用接点材料及びその製造方法を得る。
【解決手段】 Cu粉体とCr粉体の混合粉体を原料とする真空バルブ用接点材料において、前記Crの含有量が23〜50wt%であって、前記混合粉体は、アトマイズ法により水を冷却媒体として製造された第1の粉体と、前記アトマイズ法により不活性ガスを冷却媒体として製造された第2の粉体を混合して用いる真空バルブ用接点材料。 (もっと読む)


【課題】低裁断特性を有し、かつ低接触抵抗特性を兼備した真空バルブ用接点材料およびその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】1〜50wt%のCrおよび結合している酸素の全体に占める割合が0.1〜1wt%以下のAl,MgOまたはTiOから選ばれる酸化物を含有し残部がCuから成り、酸化物が粒子状にCuマトリックス中に分散しており、Cuマトリックス中に分散した粒子状の前記酸化物の表面の一部または全てをCrの一部が被覆していることを特徴とする真空バルブ用接点材料。 (もっと読む)


【課題】耐電圧性能と遮断性能のすぐれた接点材料および真空バルブを提供する。
【解決手段】導電成分と耐弧成分を含有する接点材料において、耐弧成分の粒径をx,頻度をyとしたとき、粒度分布y=f(x)が複数の極大値を有し、かつ粒径の中央値(メジアン径)xmedが、粒度分布の極大値を与える粒径の最小値xminと最大値xmaxの間にある構成とする。 (もっと読む)


【解決手段】Ag−WC系接点材料にAgTeを0.02〜1.0%質量%含有させた。このAgTeは、接点13a・13bのマトリックスを構成するAgと、WCとの界面に、大きさ(直径又は厚さ)を0.01〜0.2μmの範囲としたAgTe被膜または粒子の形態で存在すると共に、マトリックスを構成するAg中にも析出してAgTe析出物として存在する。真空バルブの接点として使用時には、電流開閉、電流遮断時の加熱より僅かに付着したAgTe被膜が接点表面を覆い平滑性を維持し、耐電圧特性を改善する。
【効果】Ag−WC系接点材料中にAgTeを所定割合で存在させた組成を有していることにより、電流開閉あるいは電流遮断後でも平滑性が維持されるために耐電圧特性が改善される。従って、従来のAg−WC系接点の持つ、優れた裁断特性を維持した上で、耐電圧性を向上させ、信頼性の高い真空遮断器を提供できる。 (もっと読む)


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