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Fターム[5G026BC09]の内容

Fターム[5G026BC09]に分類される特許

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【課題】粒径を微細化し、比表面積を増大させた耐弧成分を含有する接点材料の耐電圧特性を向上させる。
【解決手段】微細化された耐弧成分の粉末に所定の圧力を加えて圧粉体とし、この圧粉体に少なくとも導電成分のCuを溶浸し、Cuと耐弧成分と必要により第3成分を含有した合金からなる接点6、7を有する真空バルブ用接点材料であって、原料のままの粉末時、所定の圧力を加えて成形した圧粉体時、Cuを溶浸して合金にした時、のいずれかのとき、耐弧成分に付着している酸化物質を除去する熱処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶着引き外しが容易な接点材料とその製造方法を得る。
【解決手段】CuとCrとTeからなる接点材料において、Cuを主体とした母材中にCr粒子、Te−Cu−Cr相とCu−Te相とが混在したCu−Cr−Te粒子、Cr−Te粒子が分散し、且つ母材とCr粒子との粒界にTe含有相を形成し、Cr含有量が40質量%以上50質量%以下、Te含有量が0.1質量%以上2.0質量%以下で、残部がCuである。製造方法は、混合粉末を焼結型に充填し、温度700℃以上1080℃以下、圧力30MPa以上200MPa以下でパルス通電加圧焼結を行う。 (もっと読む)


【課題】この発明の真空バルブ用接点の製造方法は、内部のポアが少なく密度の高い真空バルブ用接点を得る。
【解決手段】この発明に係る真空バルブ用接点の製造方法は、圧粉体を成形する圧粉体成形工程と、この圧粉体を焼結して板状のCrスケルトン1を形成するスケルトン形成工程と、このCrスケルトン1を板厚中央部で二分割に切断して切断面を形成する分割切断工程と、前記切断面の中央部にCu板2を載置する載置工程と、Cu板2を加熱して溶融したCuをCrスケルトン1の内部に浸透させる溶浸工程とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内部のTeの分散性が均一で且つ低サージ性能に優れた接点材料を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明による接点材料は、Cuを主体とした母材中に、WC粒子と、CuTe相の周囲をCuTe相が囲んだ相とが分散した組織とし、且つ相対密度を理論密度の90%以上とする。この接点材料は、1μm以上10μm以下の平均粒径を有するCu粉末と、75μm以上150μm以下の平均粒径を有するWC粉末と、1μm以上50μm以下の平均粒径を有するTe粉末とを混合する工程と、得られた混合物を圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で焼結する工程と、得られた焼結体を再度圧縮し、600℃以上700℃以下の温度で再焼結する工程とを有する製法により得られる。 (もっと読む)


【課題】接点部材と台金との接合面に隙間が生じるのを防止し、密着性を向上させた真空バルブ用接点材料の製造方法を得る。
【解決手段】電極棒にろう付けされる円盤状の台金2と、台金2のろう付け面2aの反対側の接合面2bに設けられる接点部材1とを、焼結により一体に形成する真空バルブ用接点材料の製造方法であって、台金2の外周側面2cに、ろう付け面2a側の外径が接合面2b側の外径より小さくなるようなテーパ面を形成しておき、接点部材1を構成する複数種の金属粉末の混合材料で台金2の接合面2bと外周側面2cとを覆って型押した後、焼結により台金2と接点部材1とを密着させて一体化した。 (もっと読む)


【課題】耐電圧や遮断性能やコンデンサ開閉性能を向上できる真空遮断器用電極材料の製造方法及び真空遮断器用電極材料を提供する。
【解決手段】真空遮断器用電極材料は、混合工程と、プレス焼結工程と、Cu溶浸工程で製造する。混合工程で、粒径が0.8〜6μmのMo粉と粒径が40〜300μmのテルミットCr粉とを、混合比率をMo:Cr=1:1〜9:1にすると共に混合重量をMo≧Crにして均一に混合する。プレス焼結工程で、混合した混合物をプレス圧1〜4t/cmで加圧成形して成形体を形成し、かつ成形体を加熱炉において1100〜1200℃の温度で1〜2時間保持する焼結を行って仮焼結体を作る。Cu溶浸工程で、仮焼結体上にCu薄板を配置し、加熱炉において1100〜1200℃の温度で1〜2時間保持することで仮焼結体中にCuを液相焼結させて溶侵させる。 (もっと読む)


【課題】耐アーク成分として適正な耐火性金属を用い、緻密化が可能な高い焼結性を維持しながら、低強度化による溶着引離し力の低減が可能で、気中での優れた摺動性を有する電気接点を提供する。
【解決手段】電気接点1は、耐火性金属と高導電性金属と易酸化性金属を含み、前記耐火性金属がC,Mo,Wのいずれか1種であり、前記高導電性金属がCuであり、前記易酸化性金属は、Co,Be,Fe,Si,Ti,Zr,B,V及びNbから選ばれる少なくとも1種である。 (もっと読む)


【課題】Cu−Cr系合金の通電特性、溶着特性を改善するBiを添加した接点を通電軸に強固に固定する。
【解決手段】接離自在の接触面となるCu−Cr−Bi合金の第1の接点層1と、第1の接点層1に連接するとともに、通電軸3端がろう材4で固定されるCu−Cr合金の第2の接点層2とを備え、第2の接点層2は、Biが存在しない当該材料が露出するとともに、焼結時に付着したBi付着物を取除いた基材面2aに、通電軸3端が固定されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接点表面に形成される酸化膜を除去し、Cr粒子を微細化させた微細層を露出させ、絶縁性能の向上を図る。
【解決手段】接離自在の一対の接点5、6を有する真空バルブに用いられる真空バルブ用接点であって、接点5、6は、互いの接触面が、導電成分と耐弧成分との所定量を混合するとともに、これを焼結して形成した基材層5aと、基材層5aの表面に形成されるとともに、高エネルギー照射により溶解させて耐弧成分を微細化した微細層5bと、微細層5bの表面を研磨処理して耐弧成分粒子を露出させた研磨層5cとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、溶着引離し力が小さく、優れた通電性能,遮断性能を有する電気接点を提供することにある。
【解決手段】クロム,銅、およびテルルを含み、銅マトリックス中にクロムと銅とテルルからなる金属間化合物およびクロムが分散した組織を有する電気接点であって、該金属間化合物が銅マトリックスの結晶粒内および粒界、並びにクロムと銅の界面に存在することを特徴とする電気接点。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、水素ガス中における溶浸の場合でも内部のポアが少なく密度の高い接点の製造方法を提供する。また、スケルトンを積み重ねて溶浸する場合に、積み重ねの境界部の接合状態を健全にすると同時に内部のポアも少なくできる接点の製造方法を提供する。
【解決手段】 外径30mm以上のCu−Cr接点の溶浸法による製造において、Crを主体とする粉末を金型で加圧して圧粉体を成形する工程と、該圧粉体を水素ガス中で焼結してスケルトンを形成する工程と、該スケルトンにCuを水素ガス雰囲気中で溶浸する工程を備え、該圧粉体の厚みを3mmないし5mmとする。また、スケルトンを積み重ねて溶浸する場合は、上記で得られた2つのスケルトンの間に溶浸用のCu板を挟んで積み重ね、Cu板の体積が該スケルトン2つ分の気孔体積の少なくとも1.05倍とし、下段の該スケルトンの側面に溶融Cu流出防止剤をコーティングした構成とする。 (もっと読む)


【課題】製造が簡単な真空遮断器用電極接点部材の製造方法及び、表面部に薄いCr微細分散層を形成し、耐電圧や遮断性能を向上できる真空遮断器の電極接点部材を提供する。
【解決手段】真空遮断器用電極接点部材の製造方法は、Cuの含有量が40〜80重量%とCrの含有量が60〜20重量%とを含むCu−Cr焼結体電極接点素材15Aを形成し、該Cu−Cr焼結体電極接点素材15Aの両端の表面全体に圧縮を付与しつつ一方の表面全体に他方の表面全体とはねじり方向が逆となるねじりを一括して付与する圧縮ねじり加工による表面処理を行うことによって、表面部に薄いCr微細分散層20を有した微細分散化電極接点素材15Bを形成し、微細分散化電極接点素材15Bの表面を滑らかに平坦化処理し平坦化電極接点素材15Cを形成する。 (もっと読む)


【課題】耐電圧や遮断性能を向上できる真空遮断器の電極接点材、及び製造が簡単な真空遮断器の電極接点材の製造方法を提供する。
【解決手段】真空雰囲気の遮断室内に対向配置する通電導体1の端面にコイル電極2を設け、これらコイル電極2の対向端面に固着するCu−Cr合金素材を用いた電極接点材3を摩擦攪拌処理によって加工処理する。摩擦攪拌処理の際、Cu−Cr合金素材面に良導電性材を介在させて行い、電極接点材3はコイル電極2と固着する面側に良導電性材成分を含有する良導電性材含有層を有すると共に、各コイル電極が対向する面側にCu−Crの二相組織層を有するようにしている。 (もっと読む)


【課題】遮断特性を所定のレベルに維持した上で、再点弧特性を向上させる真空バルブ用接点材料を得る。
【解決手段】接離自在の一対の接点5、6を有する真空バルブに用いられる接点材料において、Fe成分とC成分とCr成分を有するFeCCr層(A)、FeCCr層(B)、およびFe成分とC成分とCr成分とCu成分を有するFeCCrCu層(C)の少なくとも1つで被覆された改質Cr粒子からなる耐弧性成分と、Cu粒子からなる導電性成分と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧力を伴わない簡単な方法で接点と通電棒と外部操作部や配線に連結するためにネジ部とを一体化し且つ各部の部品寸法を容易に確保できる真空バルブの接触子構造及びその製造方法を提供する。
【解決手段】無酸素銅のブロックの通電棒用母材27を内装したオーステナイト系ステンレスの底部25付き筒状体26の開口部に銅−クロム焼結体の成形体28を載置し、その上に無酸素銅のブロックの溶浸材29を載置する。この組立品30を水素雰囲気にて1200℃で加熱して通電棒用母材27及び溶浸材29を溶融させる。溶浸材29は成形体28の多孔性の孔部分を充填し、剰余は筒状体26内に滴下して通電棒用母材27と一体となって筒状体26内を満たし、冷却により凝固し、仕上げ前の接点32、筒状体26、通電棒用母材27それぞれの界面が強固に結合される。kの後、筒状体26の下部外周にオネジ部が形成される。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、二層以上からなる電気接点において、焼結時あるいは通電時における反り変形を抑え、優れた熱・電気伝導性を有する電気接点の適切な構造を提供することにある。
【解決手段】
本発明の電気接点は、円盤形状を有し、厚さ方向に接点層と高導電層との2つの層からなり、接点層は、CrとCuとTeから、高導電層は、Cuが主成分であり、前記高導電層は、接点面と反対側の面に、電気接点と同心円の溝を1本または複数本有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、Cr含有量やCr粉末粒径と低融点金属添加量との関係を適正化し、最適な組織および組成からなることで、溶着引離し力の低減効果を十分に発揮し、優れた遮断性能と通電性能を有するとともに、真空遮断器等の大幅な小型化を可能とする電気接点を提供することにある。
【解決手段】
本発明の電気接点は、CuとTeと耐火性金属とからなる焼結体であり、耐火性金属の原料粉末の平均粒径をdhp(μm)、耐火性金属の含有量をChp(重量%)としたとき、Teの含有量CTe(重量%)が次の式(1)の範囲にあるものである。
Te=Chp{(1.4/dhp2)+8.75×10-4}±0.005 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 導電性成分マトリックス中に耐弧性成分粒子が分散した真空バルブ用接点材料において、耐弧性成分をいっそう微細化して、特性向上を図る。
【解決手段】 導電性成分のマトリックス31中に耐弧性成分の粒子32が分散した組織形態を有し、表面から1mm以上の深さの領域が、回転工具を用いて摩擦撹拌処理されてなり、この摩擦撹拌処理を施した表面近傍の領域30bの耐弧性成分粒子33が、この表面近傍以外の領域の耐弧性成分の粒子32に比べて微細に分散している。 (もっと読む)


【課題】耐弧成分の測定方法から導電成分が固溶した耐弧成分を把握し、耐電圧特性や遮断特性を向上させる。
【解決手段】真空の絶縁容器2内に接離自在の一対の接点13a、13bを有する真空バルブに用いられる導電成分と耐弧成分と必要により補助成分とで構成される真空バルブ用接点材料において、湿式化学分析法により求めた耐弧成分の含有率をAとし、光学顕微鏡の組織写真から求めた耐弧成分の含有率をBとしたとき、これらの間には、B≧1.1×Aの関係があり、前記耐弧成分に前記導電成分が固溶し、遮断特性、耐電圧特性を向上させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】裁断性能、遮断性能及び通電性能を兼備した接点材料を原料の損失を低減して製造可能な接点材料の製造方法を提供する。
【解決手段】30〜50重量%の銀からなる導電成分と、48.5〜68.5重量%の炭化タングステンからなる耐弧成分と、0.2〜5重量%のコバルト、鉄、及びニッケルの少なくともいずれかからなる補助成分とを混合して混合粉末を得る工程(S1)と、混合粉末を空隙率が25〜35%となるように成形して成形体を得る工程(S2)と、成形体を還元性雰囲気中で1150〜1250℃で熱処理して熱処理体を得る工程(S3)と、熱処理体を空隙率が10%以下となるように加圧して加圧体を得る工程(S4)とを含む。 (もっと読む)


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